In My Life

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2016年02月20日
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カテゴリ: クラシックギター
ファンファーレ…芸術力を磨く.jpg

"わかった!"と思っていたことが結局"わかったつもり"に過ぎなかった。こういうこと、結構多い。
実際、"わからない!"よりもこの"わかったつもり"でいることのほうがはるかに重大な問題と言われる。その思い込みがその先への探索を妨害してしまうからだ。

前々回のギターレッスン時、何故か僕のアルアイレの音色が、突然元のちょっと汚いものに戻ってしまった。爪を磨き直しても帰宅して新品の弦に交換してもまったく改善しない。おかしいな?弾き方は変わってないはずなんだけどなぁ…?

師匠の足立先生は"それ(音色の変化)を気にするようになったことが大きな進化"と言ってくれる。先生はずっと根気良く僕に指摘し続けてくれていた。ただ僕がその都度、"わかったつもり"でいただけだったんだね。

それまで上手くいってたと思っていたこと(思い込みロックオン状態)…それが突然どうやっても上手くできなくなる。そんなトラブルがはっきり起きてくれたことは実はラッキーなことで。何故なら、そのロックオン状態から脱却できるチャンスが巡ってきてくれたわけだから。

先生は僕の右手の改善点をすぐ指摘してくれたが、それは初回のレッスンから事ある毎にずっと教わってきたことだった。"わかったつもり"からの脱却!そういうことだったんだ!!!

レッスン前に♪.jpg

一音入魂!以前、アコラでの松田弦さんの公開レッスン中にすごく響いた言葉を思い出した。
"これで完成!"という"思い込み"…これだけはしないことが大切。人間の身体ってちょっとしたことでコンディションが変わり易い。だから理想の音色というものも、きっと探究し続けていくべきものなのだろう。





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最終更新日  2016年02月20日 23時48分56秒
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