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平成最後の日、東京はどんよりとした曇り空、そして雨、雨、雨晴れやかな気持ちにはしてはくれぬ一日だった。.昨日ちょっと過去の人とあっていた。過去というのは、不思議な表現だ。でも驚くほど僕はそう感じた。似たような境遇を経ている方なのに、この視野の違いはなんだろう…本当は友人の話が聞きだせるチャンスだったのだが…ほとんど聞き出すことができなかった。.僕は、もう離れなければならない….異質だ…何か、本質的に...時が経ちすぎたのだろうか…おそらくそうなんだと思う...傷ついた人が多い。本質的にはその人たちを、癒すことができない。体験している時空間において、共時体験でありながら受け止め方が異なるわけだから。なのであれば、静かに立ち去る事...ここにはなかった…ということだ。...Eili ...
2019年04月30日
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平成最後の日、東京はどんよりとした曇り空、そして雨、雨、雨晴れやかな気持ちにはしてはくれぬ一日だった。.昨日ちょっと過去の人とあっていた。過去というのは、不思議な表現だ。でも驚くほど僕はそう感じた。似たような境遇を経ている方なのに、この視野の違いはなんだろう…本当は友人の話が聞きだせるチャンスだったのだが…ほとんど聞き出すことができなかった。.僕は、もう離れなければならない….異質だ…何か、本質的に...時が経ちすぎたのだろうか…おそらくそうなんだと思う...傷ついた人が多い。本質的にはその人たちを、癒すことができない。体験している時空間において、共時体験でありながら受け止め方が異なるわけだから。なのであれば、静かに立ち去る事...ここにはなかった…ということだ。...Eili ...
2019年04月30日
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.やっぱり、僕の場合は、嘉浩君や亨君の目指していた世界とその危険なアプローチ、その眼差しが、自分の生身の眼底に被り、フラッシュバックしてくる。.その精神世界は、今ではどこか異国の情景を思わせるけれども、ひとつの世界観として層をなしており、僕は度々この世界にダイブして見落としてきたものはなかったのかと探るのだ。そして限界を感じると、こちらの世界に戻ってくる。.僕一人別の精神体となり、その世界では僕の存在に気づかないかつての信者たちが、せっせと世の終末に向けて準備をしている…自分たちがどこに向かってしまうのか気づかないまま。僕は、たとえそれを見る心の準備がないとしても、2~3メートル上空で見せつけられてしまっているような…そんな世界.僕は何かガラス越しにその光景を見ているような錯覚があり、嘉浩君や他の幹部の人たちの行動を見つめる。そこに、教祖が訪れ、何やら叱責と喝を入れながら幹部連中を操作している、そんな光景だ。.彼は、いつもびくついている…背筋を伸ばし、ハキハキと応える姿は勇敢な若者というよりも、得体のしれない使命に自分の心をねじ伏せながら同調させようとする幼い姿だった。彼は、その後彼自身の瞑想によって、この不条理な世界観を苦い汁を飲み干すようにして、骨髄に落とし込んでいく。.サンジャヤ、ウパーリ、ミラレパ、ヴァジラパーニなどが、ドア越しに訪れては消えてゆく、奥に気になる人の気配があり、マンジュシュリーであることを知る。.彼等全員、逸脱者…という点で同志なのだろう。次第にこれが現実なのだと、彼らは落とし込んゆく。わずか数十人の先鋭のヴァジラヤーナ戦士という自覚を植え込まれ、彼らは、救済と認識しながらにして、世を終わらせようと行動に移そうとするのだ。.実に生々しい光景は、なんだろう…これはもしかして、見たこともない、八王子アジトの光景だったのだろうか….所詮幻影にすぎぬただ、ひっかるのだ。.彼等には、確信がない…こんな恐ろしい事をしようとしているのに、真に自分たちの行いの果てに事態がどう展開するのかを立ち止まって考えようとはしていない様子だ。.みな己の使命としながら、何か強力な呪縛の中に完全に嵌り、操られている事に気づけていない…そうこうしていると、メンバーの一人、ミラレパが、何かの霊感を働かせたのか、こうつぶやく。「今、誰かに見られている…」他のメンバーが、それに応える。「…誰、尊師?」「いや、違う」「…何かの変化身だろうが、敵か味方さえも分からない…」「もう、ここを出たほうがいい…今すぐにでも」.僕は、自分が察知された事に気づき、気配を更に消し、位置を変えた。そして、消えた。.こうした不思議な精神世界を通じ、こちらに戻ってくると、もう既に死んでしまっているはずの彼等の霊魂の強さに、妙な感覚を感じるのだ。これは過去であり、別世界…もしかしたらもうひとつのパラレルワールドなのだろうか….そういえば、第六にいたときも、何度か、室内が若干暗くなるような錯覚に襲われていたことを思い出した。あの頃、僕も何かの気配を感じた。そして、妙なデジャブが訪れていたことも.誰かに見られていたのではないだろうか…未来の誰かに….あの、PSIのイニシエーションを受けていた頃だ…僕は何か妙に胸騒ぎを感じてならなかったが、精神を安定させたかった。この異様な世界に飛び込んでしまった自分を果てしなく呪いたくなる気持ちを精一杯抑えながら、まさに、宗教的生活に全霊を注ぐしかないと決意してゆく….本当はここで教団の決意如意促とかを聞くべきなんだろうけれども、僕はその時、持ってきてはいけない音楽のテープをウォークマンに入れ、心を落ち着かせようとしていた。.グレゴリオ聖歌だ...Eili ...
2019年04月29日
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.しばらくここに訪れることができなかった。.ここは特別な場所で、正直、日常生活とは相いれない。激しく屈折率が異なり、今の僕の生活スタイルでは共存不能。本来ここで語り合えるような事が現実世界でも語り合えればいいのだろうが、それは無理だろうし、期待もしない。日常生活で接する人とは、不用意に、この領域には近づいてきてもらいたくはない、とさえ感じる。僕の見つめている本質は、知らなくていい。.嘉浩君や亨君や広瀬健一さんの辿った人生は、もしかしたら僕もその道に踏みこんでしまったかもしれない…これは、極めて恐ろしい領域の思索で、僕の精神をキリキリさせる。だが反面、究極の哲学的テーマを手に入れた事になる。.平成という時代に刻まれた悪夢は、普遍的な人間のテーマだった。. 人はなぜ、この時代に生きているのか… この世界は、終わらせたほうが良いとでもいうのか…!.それを眉一つ動かさず、馬鹿げたストイックさで真面目に問いかけ、挑み、砕け散っていった青年たちが、僕の魂の親友達だった。.もうすぐ、平成が終わる。この時代は、アーカイブされ、人々の記憶の片隅に配置され、圧縮された記憶が展開されるのは、歴史学者の仕事となる…...もう今の時代の方々とは、十分に話をしてきました。100年後、1000年後の方に、メッセージがあります。. 「人間の本質はなんだろうか…」.その問いかけに、あなた方の時代にはどんな言葉が返答されますか…できれば、僕はその答えを垣間見たいです。.今まで、たくさんの立場の人々と、このテーマについて話し合ってきました。これほど重すぎるテーマなのに、僕の手元には、1000通を優に超える<小さな哲学者>からの言葉が寄せられました。皆この事件を自分の事のようにとらえ、感じて頂けた言葉が綴られていました。.ここに再現できればいいのですが、それも難しいことです。.僕の思索は、現在過去未来に飛び回ります。今はおそらく生きているうちに到来するであろうAIに支配される時代の事と、その後の人間のありかた、存在価値…についての模索.より優秀な人材を選別する遺伝子操作とゲノム解析による選別…そうした支配層の「抗えない欲求」の末の世界に訪れる、超人の世界と機械人間の世界…しのぎあいながら、優劣については、圧倒的な差を見出され、自分たちの手で自分たちを除外し始める人間の姿…それが性なのだろうか、その姿が100年後には結果として現れているはずです。.そうした世界が、僕たちの存在をどの程度受け止めているのか…想像すると、暗く感じられます。破滅を予言した人物がかつて現れ、早急に自滅していった時代の刻印を、紐解き、あなた方の時代には、どういう答えを得たのか、興味があります。...Eili ...
2019年04月27日
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「悔悟」p152,p153,p169,p170...彼の残した言葉と思考は、彼が気が狂う前なのか後なのか…も知っておきたい。僕はまさに今、文献哲学の巨匠であるニーチェやドストエフスキーの取り組んだテーマよりも遥かに生々しく深遠なテーマに触れているという気がしている…この課題は、麻原の置き土産なのか、不始末ともいえる惨劇の放置の中に一人取り残された元凶として彼がポツリとそこに存在しているかのような…圧倒的な孤独を感じる。.彼はこう主張しているに等しい….私はマインドコントロールされて、この事件を起こしたのではない…それは救済だと認識していたのだ、と。騙されていたとも思っていない、思考停止もしていない…深く落とし込むことが出来てしまったのだ…と.教祖はこう述べ(p152,p153)、しかと救済の目標を掲げ、その課題の意図を述べたのだ…ともちろん、それはその後の自身の犯した罪で苦しむ被害者の慟哭を耳にして、爆死するほどの後悔の念に滑落してゆく事になるわけだが、彼はそれを正直に誠実に告白することで、事件の動機に関する真相究明に、寄与するつもりだったのだ….彼のこの気迫は凄まじい….嘉浩君の独白と悔悟にも鬼気迫るものがあり亨君のストイックすぎる沈黙にも、その無念さの深い色に眩暈がしそうでおぼれそうになる。広瀬さんの分析は、精神の中枢にある骨髄から髄液が滴り落ちるほどの苦痛を伴っての、告白なのだ….こうした取り組みを、嘉浩君も亨君も横山さんも林さんも、できずにいた…言葉にできぬほどの「理解不能の世界」であるために、避ける避けないではなく、で・き・な・い のだ。己の犯した罪の大きさと被害者の苦しみを背負った時点で、火に焼かれるほどの精神状態になるわけだから…弁明はすべて「言い訳」にしか響かず、嘉浩君の言葉などはほぼすべて、正直であるものであるにもかかわらず、「情けないもの」として悉く葬り去られていた。.事件に関与することなく「かろうじて」救われた同列の幹部信者は、この課題の考察と分析から、遠ざかった。.そして、それをすべき責任は、教祖であった麻原にあることは言うまでもない。言うまでもないのだが、それを誰もしないので…広瀬さんは、それを独り背負ったのだ。.「私は思考停止などしていない…ちゃんと己の頭で考え、落とし込み、そこには教祖なりの理論が存在し、それは当時の自分を納得させており、他の同列の幹部連中もみな、そのように受け止めていたはずなのだ…!」と…そこに誰一人彼を知り、彼を分かるはずの朋友達が、名乗りをあげなかった….この圧倒的な孤独をなんと表現したらいいだろう….その時、隣にいる「同じ境遇」の「同じ理解をしていた」と思われる朋友が、沈黙を貫き…見ていたはずのものを見てはいなかったのごとく、「思考停止した…」と表現した際に、見捨てられてしまった…とまで感じてしまったであろうことは疑いがない….ただしかし、そこまで神のごとく麻原の像を捉えていた人は、いたのだろうか…それは固くなまでの広瀬さんの信仰の彩であり、「他の信徒たちもそうであったに違いないのです」という発言が、虚しく空を切って手ごたえを失う….おそらく、この分析は、限りなく真相解明に近い段階まで肉薄しているにも関わらず、後のない他の実行犯の境遇でさえ、それを認めるわけにはいかぬほど恐ろしい領域の心理分析であり…不明瞭な心のよりどころのなさに、弱々しく顔をそむけるしかないものであったに違いない。.そして、広瀬さんと豊田君の教祖に関する捉え方の違いは、「神のような完全な人」という広瀬さんの認識に対し、「神のよう意識の及ばないうかがい知れない人」と捉えていたであろう点であり、同じようでいて、この認識は信仰において大きな差異があり、不安にさいなまれていた亨君の心情を僕は感じてならないのです。。。.~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~「なぜ教団が事件を起こしたのか、知りたい」.被害関係者のこの慟哭を、B弁護団もBも直接聞いているはずです。それを考慮すると、Bらの「思考停止」の主張が妥当なものか、再検討を要するかもしれません。Bは前述のように、麻原からの指示の目的・結果を考えて(あるいは知って)いました。これは動かしようのない事実であり、証拠の上でも明らかです。.「悔悟」 p169 広瀬の言葉~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~...Eili ...
2019年04月02日
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.平成の時代はアーカイブされ、新しい時代の始まりを意識させる。。綺麗に移行できているのかどうかは分からないけど、様々なものが終わり、心機一転。.素晴らしいものも、悲惨なものも、記憶に焼き付きながら、過去のステージに追いやられ、新しい風がまたふきはじめるんだろう。.時は静止することなく、私たちは、立ち止まれない。...Eili ...
2019年04月01日
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