園芸侍の「なんでも植物栽培記」

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カテゴリ: カテゴリ未分類
 すでに皆様ご存知の通り、3月11日(金)に東日本を中心に大変強い地震に見舞われた。私が住む茨城県水戸市では震度6弱を記録。私はそのとき職場にいたのだが、建物が大きく揺れて壁に亀裂が入り、物が転倒したり散乱したりして白煙が舞い上がり、まさに冗談抜きで映画のワンシーンのような状態になった。関東では弱い地震は非常に多く、地震には慣れていたつもりだったが、誰もがこれほどまでに身の危険を感じたことは一度もなかった。もともと関東は地震が多かったのだが、今思い返してみると、ここ最近はいやに地震が多かった。私が水戸に転居して約1ヵ月半の間に、記憶にあるだけでも4、5回ほどは地震があった。あれがこの本震の前触れだったのだ。
 職場の社員数十人が慌てて屋外へ避難し、幸いにもけが人は一人もいなかった。しかし、会社の建物はかなり大きな損傷を受け、操業が不可能になってしまった。同じく取引先もことごとく被害を受け、この1週間はほぼまったく業務が出来なかった。会社の建物は壁が内側も外側も大きく崩れ、天井も広範囲に落下してしまった。震災後、職場に立ち入って片付けをしていたのだが、余震がひどくて今もなお天井が落ちてくるほど危険なため、復旧作業も進まない状況だ。
 さて、この震災では東北方面の津波の被害が大きかったわけだが、茨城県は人的被害は東北に比べれば少なかったものの、損傷を受けた建物が多く、鉄道は完全に停止、水戸駅は立ち入り禁止、お隣の勝田駅に至っては駅舎の屋根が崩落したという。私の自宅は建物はほとんど損傷はないものの、部屋の中はめちゃくちゃになってしまった。
地震後 台所 20110311
 これは帰宅直後の台所の画像。冷蔵庫や流し台のドアが開いて中身が飛び出し、冷蔵庫の上に載せていた電子レンジが落下し、フタの枠がゆがんでしまった。画像右奥のガスコンロは、ホースがつながっているために落下は免れたが、もしも火を使っていたら火事になっていたかもしれない。
地震後 和室 20110311
地震後 洋室 20110311
 和室も洋室も足の踏み場もないほど物が散乱してしまった。洋室の画面左奥にある観葉植物は一見無事に見えるが、部屋の隅に固めておいていたものが、地震の揺れで部屋の中まで移動してしまった。また、雨戸は開けていたはずだが、2枚のうち1枚が真ん中まで移動している。画像中央にあるのはヴァイオリンの入ったアルミケースなのだが、画像右の本棚の上から落下してしまった。幸いにも楽器本体は無事だったが、音色が変わってしまったので調整に出さなければならなくなった。
和室 照明器具 20110311
洋室 照明器具 20110311
 和室も洋室も、照明器具の傘がずれてしまっている。よくよく見ると、洋室の照明の蛍光管は2本のうち1本がなくなっている。なんと1本が床に落下していたのだ。和室の照明は、大きい方の蛍光管のコネクタが外れていた。一体どんな揺れ方をしたらこんなことになるのだろうか??? 幸いにも落下した蛍光管には割れはなく、電気が復旧してから問題なく点灯した。
地震後 トイレ 20110311
 そしてトイレ。なんとタンクが割れていたのだ。といっても割れたのはタンク本体ではなくフタだけだったのだが、あの分厚い陶器がこんなにも見事に割れるとは・・・。本当にどんな揺れ方をしていたのか想像できない。また、タンクの水がかなりこぼれたらしく、床は水浸しになっていた。
 さて、震災から1週間が経過し、水戸市では復旧が進みつつあるが、依然として余震に悩まされる日々が続いている。震災初日の夜は不気味なほど一晩中揺れが続いたが、時間が経つとともに余震も徐々に落ち着いてきたかのように見えた。それでも時としてかなり大きな余震が来ることがあり、ほんの先ほど、18時56分ごろに茨城県北部を震源地とする大きな地震があった。地震速報では茨城県は震度5弱とのことで、おそらく今までの余震の中ではもっとも大きかったと思う。またもや和室と洋室の照明器具の傘がずれてしまい、ベランダの鉢植えも2鉢がひっくり返って土がこぼれてしまった。
洋室 照明器具 20110319
 水戸市ではライフラインも大半の地域で復旧し、多くのスーパーも営業を再開し、もとの生活が戻りつつあるのだが、未だにこんな調子で余震がやってくるため、不安というよりはうんざりした気持ちの方が強い。部屋の片付けは大半は終わったが、ひっきりなしに余震があるために完全には終えられない。また職場の復旧もしばらく時間がかかりそうだ。
 ただ、こういう状況でも、私が見る限り水戸市民の表情は明るく、職場でも和気藹々としながら復旧作業が進みつつある。私自身も、特に食べ物には不自由することなく健康に過ごしている。また、身内や知人も心配して連絡をくれるため、精神的にも落ち着ける。しかし、東北地方の被害のことを思うと胸が非常に痛い。かと言って私は何もして差し上げられないが、せめて義援金という形で手助けできればと思う。





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最終更新日  2013.05.26 13:42:14
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