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2011.03.12

地震の瞬間と、電力不足のおそれ

テーマ：ニュース(100305)

カテゴリ：日常

地震の被害にあわれた方にお見舞い申し上げます。

昨日の午後、地震の瞬間、私とののちゃんは保健センターにいました。
ののちゃんの体重を計りに行っていたのです。
私は地震の多い地域の生まれ・育ちなので、グラグラしてもそんなに怖いとは思わず、
でも一応、ののちゃんのことはしっかりと抱いて揺れが治まるのを待っていました。
それに、区の建物にいるから安心していたのです。

恐怖はそのあとです。
去年の秋に買った薄型ＴＶと先月買ったミニコンポが心配になりました。
すぐにも家に帰りたかったのですが、そのときは小児科医が無料で診察してくれる
（区のサービスだから）機会なので、最後まで残りました。
で、家に帰っておそるおそるリビングを見てみたのですが、心配だった
テレビもコンポもどういうわけが無事でした。
被害があったのは、茶碗とか２個と電気ケトルだけでした。
食器類の被害がこれだけというのも、奇跡みたいで驚きましたね。
もちろん、いろいろなものが落っこちて散乱していましたので、
それを片付けたりもありましたが。

恐怖はさらに増幅しました。
それは、テレビのニュースを見ていて、映画なんかの作り物ではない、
現実におきた、火災や津波の映像なんかです。
それと、予想よりもはるかに多い死者の数。
そのなかには、ののちゃんと同じくらいの子供もたくさんいたんだろうな、
と思うと、結構感情移入して鬱になったりもしました。

恐怖はもうひとつ、こちらは身近な問題です。
原発に問題があって、電力不足になりそうなんですってね。
うちは暖房がエアコンなので、停電になったら寒さに震えるしかないです
（０才児がいるので、石油ストーブとかガスファンヒーターは怖くて持っていない）
せめて、電力が増える夜６時台に電力を食わないよう、５時過ぎから
夕食の支度にとりかかり、炊飯器や電子レンジは６時台には使わないように工夫しました。
そうしたら、あとで知ったのですが、この方法、「ヤシマ作戦」とかいって
すでにインターネット上で広まっていたらしいですね。

みなさんも、この作戦で停電しないよう協力しましょうね。

今回の被災地、東北の太平洋沿岸ですが、確か８年前にこの地方を旅行しました。
仙台を朝出発して、石巻から太平洋沿岸に出て、
そのあと青森までクルマを運転して海沿いを北上しました。
１日がかりでしたね。
あのとき通ったルートの街が、被害を受けたんだなあ、と思うと胸がつまります。