ワイルドキャットのブログ

PR

プロフィール

f4ffm

f4ffm

カレンダー

バックナンバー

2024.06
2024.05
2024.04
2024.03
2024.02

カテゴリ

カテゴリ未分類

(1)

現場監督

(0)

甲状腺がん

(1)

Z世代

(1)

雑感

(50)

批評

(27)

音楽

(5)

国際関係

(7)

歴史

(3)

コメント新着

コメントに書き込みはありません。

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2022.06.26
XML
カテゴリ: 雑感

温泉好きの人がいる。ピアノを弾くのが好きな人がいる。酒を飲むのが好きな人がいる。音楽を聴くのが好きな人がいる。山登りが好きな人がいる。人間さまざまの趣味をもっている。ここで言う趣味とは、仕事とは切り離している好きなことで、ほとんどの人は持っていると思う。仕事が趣味という人は論外である(笑)これを前提に話を進める。

なぜあなたは温泉に行くの?と訊くと、非日常が必要だからと答える。なるほど、では非日常とは何?と訊くと日常のつまらない仕事や対人関係を忘れるため、一言で言えばストレス解消と答える。1DKの独身寮から、素晴らしい露天風呂と森の薫りが充満する環境は、たしかに日常的ではない。大金持ちなら温泉を所有してしまい日常になるのだが(笑)残念ながらほとんどの人は温泉に通うしかない。

日常とは、人間が生活するのに必要な経済活動と生きるために必要な生物的活動だろう。ピアノは好きな人ならば何時間でも鍵盤に向かっていることができる。いわゆる拾い弾きと言うやつで、自分が出した音を無心に聴き、それをまた指先で表現する。時間はあっという間に過ぎ、もう夕方かとなりあわただしく夕食の支度を始めるというお母さんがいる。大人専門のピアノ教室に行ってみようかとモチベーションが上がる人もいる。三時ごろから一切の水分を取らずにひたすらアフターファイブのビールを非日常として日々取り込む人もいる。いろいろな非日常があってわれわれは日常を過不足なくごくフツーに過ごせるのだろう。しかし非日常は日常があって初めて成り立っている。まさに「職住足りて礼節を為す」である。非日常の楽しみを増やすには、経済的な余裕が欲しいということに気づく人は賢明で、また反面、非日常を日常とする人もいる。世間ではこれをプロと言う。芸術家、音楽家などはこのジャンルに入る。

日常と非日常のバランスを我々はどうやって取っているのだろうか。日常、仕事が忙しければ非日常の時間は少なくなる。人間は忙しいとき一杯のビールを思い出し、ストレスがかかっているときに不思議と脳内でBGMが鳴り響いている。人間て危急の時に案外と全然関係ないことを考えているものなのだろう。このあたりが鬱にかかりやすい人、かかりにくい人との境目かもしれない。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2022.06.26 13:51:19
コメント(0) | コメントを書く
[雑感] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: