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さてオマーン旅行の続きと行きましょう~! オマーン2日目は、オマーンで初のトレッキングに挑戦する予定。Alila ホテルの受付には、トレッキング専門のオマーン人の爽やか青年がいて、コースを説明してくれる。コースを携帯のカメラで写します。↑ 緑で囲んでいるのが、私たちの泊まった Alila ホテル。トレッキングのコースのスタート地点は黄色の小さいまるで印をつけたところ。ホテルからコースのスタート地点までは1本道なようですし、オマーン青年もとても簡単なコースであるかのようにサラサラと説明する。このスタート地点から、地図の右側にある ”SIRAB(シラブ)” という村まで歩くコース。SIRAB 村には昔々の家々があって、今はだれも住んでいない廃墟になっているそう。この SIRAB 村が折り返し地点。オマーン青年の説明を受けながら、私はすっかりこのトレッキングコースは簡単なものだと思い込んでいました。ツーリスト向けのはずだから、まぁ2時間もあれば帰ってこれるはず。オマーン青年も簡単なコースだと言っているし。ヨルダンでかなりトレッキングしてきた身にとっては、”ちょろい” コースのはずでした。…というわけで、意気揚々と出発した私達。ホテルを出て、指示通り左に折れます。それから1本道を進んでコースのスタート地点にたどり着くはず。 道にはヤギさん達。ところが…歩けども歩けどもコースのスタート地点らしきものは見当たりません。そういえば…ホテルからコースのスタート地点まで何キロなのか聞くの忘れた…。もしかして地図では近そうに書いているけど、実はすっごい遠いのだろうか?? 多少不安になりながら、目を凝らしてコース地点らしきものを探します。かなり勾配のきつい坂道を下ってきたので、今更ホテルに戻るわけにもいかない…。でもコースがどこから始まるかさっぱり見当が付きません。目印もなし。人に聞こうにも、人っ子一人通りません。コースのスタート地点を探すだけで約1時間くらい経過したかも…。もうこりゃあかん! オマーン初のトレッキングはあきらめるか…と思い始めた頃、やっと車が通りかかります。猛スピードでかっ飛ばしてきましたが、思いっきり手を振って車を止めます。運転手のオマーン人のおっちゃんと…後部座席には娘さん達でしょうか、ぎゅうぎゅう詰めになった数人が私たちを興味津々に眺めます。「中国人か?」と聞かれたので「ちゃうちゃう、日本人‼」と答えて、SIRAB に行きたいんだと伝えます。オマーン人のおっちゃんは一言、「乗りな」と私たちに荷台に乗るように指示します。荷台に乗るか乗らないかのうちに車は急発進し、私たちは荷台でバランスを取るのに必死。荷台で振り落とされそうになってギャーギャー騒ぎながら数分走ったところで、おっちゃんは車を止めて、ここから歩くんだ、と舗装されていない道を指します。 「ほんまに…?」と疑心暗鬼になりながらも、降ろされたところから歩くしかありません。でもコースの始まりのサインもないし…ほんまに合ってるん?? …そんな風に不安になりながらもテクテク歩く私達。そんなところで、あ! 目印がやっと見つかりました! ホテルのオマーン青年が言っていた。コースには要所要所に赤と白と黄色の目印があるから…と。これだ~。ということはこの道で合っているということ。急に元気が出てきます。 それにしても、コースの始まりに目印がないって…どういうこと?実はオマーンでは、観光産業は非常に新しい分野。オマーンでは石油が採れますので、石油関係の産業がこれまで国を支えてきました。でもこの石油もあと55年もすれば枯渇するといわれています。そのため、オマーンは観光産業を国の主要産業とするために国を挙げて取り組み始めているところ。でもなんせこの新しい分野での経験は不足しています。だからトレッキングコースも整備されきっていない…コースの始まりに目印がない、なんて序の口。観光分野ではまだまだ発達途上のオマーンでこれから数々の苦難? に直面するなんて、この時点ではまだ知りませんでした…。さて、道が正しいと分かってからはウキウキ気分で歩きはじめます。オマーン初のトレッキング、どんなコースなんでしょうか。右手側を見下ろすと、確かにワディ(谷)があります。水はほとんどなくて枯れたワディ(谷)ですが、オマーン青年から説明された通り。地図のコースと反対方向に進んでいるようですが、道があっているようなので、気にせず。そうこうしているうちに、むむっ? 家の形をしたものが見え始めます。お? これが廃墟…? ということはこれが Sirab 村?? どうやらこれが確かに SIRAB 村のようです。昔々は人々が住んでいて賑わっていたんでしょうか。今はすっかり廃墟となっています。ということは、ここが折り返し地点。ここからもと来た道を歩いて帰ることもできますが、それではつまらない。別に面白くもなんともない単なる1本道でしたし…。せっかく来たんだから、ワディ(谷)を歩かないと! オマーンにもヨルダンにも「ワディ」と名の付くところがたくさんあります。山があれば必ず谷(ワディ)がある。こうしたワディはトレッキングにぴったり。ヨルダンでも「ワディ・ダーナ・トレイル」など、枯れた谷底 (ワディ) を歩くコースがたくさんあります。http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201308100000/ こうしたワディには昔々は水が囂々(ごうごう)と流れていたと思われますが、今では枯れているか、水があってもチョロチョロといった程度。とはいえ、枯れている谷底…といっても表面上だけで、実は地中には水がまだあります。だからワディには色々な植物が生え出ていて、おもしろい。このワディ(谷底) を歩くのが中東でのトレッキングの醍醐味なんです。そんなわけで、私たちもワディへ降りる道を探します。しかし…また目印もなければ、道もない! どうやってワディへ下れと…? 何で目印がない??? でもここであきらめるわけにはいきませんから、足元にゴロゴロ転がる石に足を取られながらも、ワディに何とか降りようと挑戦します。これはヨルダンで歩いたどのコースよりも難関かも…。目印がないことが最大の難点。コースが見つからずに諦めちゃう人も絶対にいるはず。惜しいね~オマーン。目印は必須ですよ。地元のオマーン人には何でもないコースでも、ツーリストの立場に立ったコース作りをしないとー。というわけで、滑ったり引っかかったりしながらも何とか下の谷底にやっとこさ辿り着きました。このワディが素晴らしかった! ヨルダンのワディはほぼ枯れていますが、オマーンのワディは水を豊富にたたえています。このワディでのトレイルの様子は次回にご紹介します。オマーンでのトレッキングを一言でまとめますと…絶景が見れますが、むっちゃ難関! まだ整備されていない野生のままのコースなのです。でもそれが返って良いのかも…はまりそうな予感です(笑)一日一回応援よろしく! です。↓トレッキング好きの方もそうでない方もポチッ、してくだされば嬉しいです~↓ 下の「ブログ村」のアイコンをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクが反映される仕組みになっています。 ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している某旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan」という名前で2013年に開設されている Facebook のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/2220000/
2016.06.26
いやぁ、よく降りますね~。週末も雨…日本の6月ってこんな感じでしたっけ? よく考えると、ここ10年ほど6月に日本にいたことがないので…いくら梅雨といっても雨が多すぎ! と思ってしまいますが…。ドイツも雨が多いですが、こちらもかなりまとまった雨が降りますね~。 アジサイがまだまだ美しい今日この頃…京都の「烟河(けぶりかわ)」という温泉旅館(ホテル?)へ大叔母と一緒に出掛けてきました。京都府は亀岡市にある湯の花温泉です。私の大叔母は88歳ですが、足腰も丈夫でとっても元気! 今回は絶対に一緒に旅行に行きましょう、とのお誘いを受けまして…温泉がもともと好きではない私にとっては重い腰だったのですが…行ってまいりました。大叔母が予約してくれた部屋は、露天風呂がついているお部屋。「保豆山」と呼ばれる特別客室でした。こーんな露天風呂が…バルコニーについています。露天風呂から見える景色はこんな感じ↓何だか人がどっかから覗いているような気がして、初めは落ち着きませんでしたが…。でもお部屋に露天風呂があるってラク~。というわけで、夕方にも朝にもお風呂に入ってリラックスすることができました。今回は雨には降られませんでしたが、曇り空で気温も全然上がらず、露天風呂に入るのにピッタリ! もちろんバルコニーには屋根がありますが、外の気温が暑すぎず寒すぎず…でお湯につかっては、ちょっと外で涼んで…を繰り返すことができる「露店風呂日和」でした。 お部屋の様子。お食事もフルコースで、とても美味しかったです! 丹波牛の石窯焼き 鱧(ハモ)のしゃぶしゃぶ 山の幸海の幸 デザートなどなど。。。写真はほんの一部であります。とにかくたくさん食べまくった1泊2日の温泉旅行でした。朝ごはんもかなり豪華でしたよ~。こんな生活してたら、あっという間に太りそうです。まぁ…ゆっくりと出てくるので、食べている間に満腹中枢が働くということもありますが。だから量的にはそれほど食べていないのかもしれませんね。そんなわけで、大叔母との初の旅行でしたが、無事に終了しました。奈良在住の大叔母は、着物の着付けやお茶の先生もしていましたし、着物を自分ですべて仕立てていました。もちろん今は引退。すっごい技術! 私は大叔母からなーーんも習っていませんが…今となっては惜しいですねぇ。そんな梅雨日の今日この頃…そろそろ梅雨も明けるといいですねぇぇぇ。皆様も良い週末を!一日一回応援よろしく! です。↓温泉好みの方もそうでない方もポチッ、してくだされば嬉しいです~↓ 下の「ブログ村」のアイコンをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクが反映される仕組みになっています。 ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している某旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan」という名前で2013年に開設されている Facebook のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/2220000/
2016.06.25
少し前のブログで、低速回転式のジューサーを購入したと書きました。http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201604200000/ 安いお買い物ではないので買う前はけっこう悩みましたが、はっきり言いまして…むっちゃいいです!今もこのジューサーは活躍中で、毎朝(と言っても時間がない時はさぼることもありますが…)野菜をゴリゴリとすりおろしてくれています。お味の方は今でもよく分かりませんが(笑)、活用度はかなり高い! 私にはなくてはならないものです。どんなにお野菜を取るように心がけても、ジューサーですりおろすほどの量を毎日とるのは難しい。その点、ジュースにしてしまうとかなりの量が取れます。高速回転のジューサーと比べて洗い物が増える…というご意見もインターネット上では見かけましたが、自分が使ってみると、洗い物はそんなに大変ではありません。ま、もちろん、高速回転にせよ低速回転にせよ、ジュースを作った後は洗い物が出ますので…洗うことそのものが面倒くさい! と思われる方には向かないかも…。「洗い物がそんなに大変ではない」というのは、あくまで高速回転式と比べた時の話でありますからね。この低速回転式のジューサーですが、慣れると組み立てもあっという間です。ですので、やはりすべては「慣れ」の問題か。いずれにしても、今後も活躍は間違いなし! のお役立ちグッズです。もし買おうかどうしようか迷っておられる方がおられたら、絶対にお勧めしますよ~。ちなみに私が買ったのは、韓国のクビンス社のものです。私はクビンスからの回し者ではありませんが、商品にとっても満足しておりますので…ご紹介させていただきました 😁 クビンスのジューサーではお豆腐も作れるようですので、ドイツではお豆腐つくってみよう~と今から楽しみにしています。↓2020年12月追加メモです。私が購入した時の3分の1の値段になっているクビンス…(泣)。でも質の良さはピカイチです。低速ジューサーの購入を考えておられる方がおられたら、ぜひお勧めします! 4年間ほぼ毎日使い続けていますが、全く問題なく動いています!クビンス JSG-622-W(ホワイト) ホールスロージューサー楽天で購入一日一回応援よろしく! です。↓クビンスファンの方もそうでない方もポチッ、してくださいね~↓ 下の「ブログ村」のアイコンをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクが反映される仕組みになっています。 ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している某旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan」という名前で2013年に開設されている Facebook のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/2220000/
2016.06.20
まだまだ梅雨のお天気が続行中の日本…。雨は嫌いではありませんが。こんな湿度ですから、私の深刻なドライアイはかなり改善されている模様。ヨルダンでは、ドライアイに悩まされました。http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201203240000/ ドイツもかなり雨が多いので、ドイツにいる間にドライアイがかなり改善されたのかもしれません。あのカピカピ感はしばらく味わっておりません。今の目下の悩みは涙が多すぎて溢れること…先日かかった眼科医によると、なんでも涙点が詰まっているらしい "(-""-)" 目をいじりすぎて、ついに涙点が詰まった模様! ちなみに涙点プラグはとうの昔に抜けています。なかなか難しいもんですね~。ささ、そんな話は置いておいて…。今日のブログは、数回に分けてご紹介しているオマーンの5星Alila Hotelの最終回です。オマーンに来たら絶対に泊まってほしいこのホテル。ジャバル・アフダルという山の頂にあります。このホテルでのお食事について少し触れたいと思います。夕食は…豪華でしたが、疲れていたので正直言ってあまり味を覚えていない…量が半端じゃなく多かった。その日は疲れ切っていたので、ベッドにダイブイン‼ して、翌朝はスッキリと目覚めました。夢に見たジャバル・アフダルでの宿泊でしたから、朝ゆっくり寝ているのがもったいない…というわけで早々に起き出して、朝から雄大な山の景色をじっくりと楽しみました。実はこのホテルでは、朝6時からヨガのクラスが開かれています。インドネシア人の女性がインストラクター。私も体のストレッチがしたかったので、クラスに顔を出そうと思っていたのですが…朝6時には起きれんかった。朝の散策を終えると、もうお腹はぐうぐう空いていますので朝食に。お外でいただきます。 中東ではフレッシュジュースが美味しい!ここAlila Hotelでも、3種類のフレッシュジュースが出されました。オレンジジュース、ザクロジュース、パイナップルジュース。どれも絞り立てです。ザクロジュースはヨルダンでもよく自分で作って飲んでいた懐かしい味。早速いただきます。 朝食はブッフェ形式で。どれも美味しそう…卵料理はオーダーを取りに来てくれて、好きな調理法を選べます。どれも美味しかったので、お腹いっぱいいただきました。結局私達は朝11時過ぎまでダラダラと朝食を楽しみまして…この日はトレッキングに行く予定にしていて、その後バラ園などを見ながら午後早めにはホテルを出発する予定にしていたのですが…1日のスタートがすでに遅れている私達なのでした。バカンス気分を盛り上げてくれるジャバル・アフダルのAlila Hotel、とぉーってもお勧めです。さて、お次はいよいよオマーン初のトレッキングへ。そう、私の趣味はトレッキングなのであります。ヨルダンでも保護区に出かけてはトレッキングを楽しんでいました。ここオマーンは、ヨルダンを上回るトレッキング大国(と勝手に思っている私)! まだまだ人間の手が加えられていないオマーンの大自然を満喫しようではありませんか。というわけで、次回はオマーンでのトレッキングの様子をお伝えいたしま~す。一日一回応援よろしく! です。↓読んで下さったらポチッ、で応援してくださいね~↓ 下の「ブログ村」のアイコンをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクが反映される仕組みになっています。中東の事を皆様にもっと知っていただきたいので、ぜひぜひ応援お願いします。 ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している某旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan」という名前で2013年に開設されている Facebook のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/2220000/
2016.06.19
オマーンに来たら、とあるエキゾチックな香りにあちこちで出会います。フランキンセンス(乳香)です。先回のブログで、オマーンでは蚊の退治には乳香が焚かれると書きましたが、実は乳香はオマーンを代表する香り。蚊の退治のため…というよりも、乳香を焚くことには、”虫よけ” という別の有用な効用もある…といった方が良いでしょう。「乳香」と聞いてもピンとこない方もおられるかもしれませんが、「フランキンセンス」と聞くと、どっかで聞いたことがある、と思われる方も多いかもしれません。アロマセラピーなどで使われるエッセンシャルオイルの一つにフランキンセンスがありますもんね。「乳香」=「フランキンセンス」です。ちなみにフランキンセンスという名前はフランス語で、「真正なる薫香」という意味があるそうな。良いネーミングですね。さてオマーンでは、フランキンセンスのオイルを使うのではなく、直接焚きます。ホテルでも街角でも、こんな風にしてフランキンセンスが焚かれています(↓)。フランキンセンスの香りは…エキゾチックで、ちょっぴりほろ苦甘い感じ(なんのこっちゃ…)。そしてスパイシーで気品あふれる香り。苦手な方もおられるかもしれませんが、はまると慕い求めてしまう香り。国を離れたオマーン人などにとっては、この香りがたまらなく恋しい故郷の香りなんでしょうね~。ステキ で、このフランキンセンスですが、その独特の気品ある香りに加えて効能もかなり魅力的なようです。インターネットではいろいろ取り上げられていますが、ざっと挙げますと…アンチエイジング効果が優れている、吸器系の不調改善に役立つ、不安や心の乱れを落ち着かせる効果がある、ガンに効く! などなど。心にも体にもよい影響があることで知られています。万能のフランキンセンス。オマーンでは南部のサラーラという地域でこの乳香の原料となる木々が自生しています。「乳香の土地」という名前で世界遺産にも登録されているのだそうです。私は今回はサラーラには足を延ばせませんでしたが、絶対に次回は行きたいところ。そう、乳香(フランキンセンス)というのは、実は木から採られる樹液を固めたもの。樹脂そのものは半透明の黄褐色をしていますが、時間がたつ間に表面が白く粉が吹いたようになることから、「乳香」と呼ばれるようになったという説もあるようです。私自身は、乳香とかフランキンセンスという名前は知っていても、実際にそれを見たことがありませんでした。オマーンで初めて現物を見た! ↓ コロコロした飴? みたいにも見えます。今回乳香を買ったお店では、「乳香は食べてもいいんだよ」といわれました。それで食べてみると…うーーん、美味しいとは言い難いけど、ほろ苦いような甘いような…香りと同じでエキゾチックな味がしました。でもこれが癌に効くなら…毎日1かけら食べてもいいかもね。それにアンチエイジングでお肌につけるんだったら、食べた方が早いかも~。本当のところ、どうなんでしょう!?後日談ですが、乳香の樹脂にもピンキリがあって、上の写真のように茶色がかっているのはそれほど上等ではない樹脂のようです。不純物が混入しているためだそうです。なのでこうした茶色の樹脂は焚くほう専門。値段の高い樹脂は大理石のような白色をしていてほとんど不純物が入っていません。で、私も乳香を一袋どっさりと買いまして、乳香を焚くための素焼き? の入れ物ももちろん買いまして…意気揚々と帰国いたしました。 しかし、この素焼きの入れ物…開けることができず、力を入れたら割れたっ (゚д゚)! ナ、ナヌ? その割れた後がこちら…↓割れても使えますけどね(笑)。乳香を焚きやすくなりましたわ。素焼きポットの中で、乳香が熱されている様子が分かりますか? ちなみに乳香の下にあるのは、小さな炭です。この炭をおこして熱くしてから、乳香を上に数個置きます。乳香って香りはすっごくいいのですが、煙がすごいんです。オマーンではそんなにモクモク煙が立っているようには見えませんでしたが、広いスペースだったからでしょうかね。家で乳香を焚くと、部屋中が煙だらけになります。なので、空気清浄機が「pm 2.5」と間違える。そんなわけで私は玄関で乳香を焚いて、玄関先から部屋に乳香の香りが漂い入ってくるようにしています。そんな芳(かぐわ)しい気品ある香り…。フランキンセンスとはこれからも長いお付き合いになりそうです。皆様もこの万能の乳香に出会われたら、その気品あふれる香りをご堪能くださいね~。一日一回応援よろしく! です。↓読んで下さったらポチッ、で応援してくださいね~↓ 下の「ブログ村」のアイコンをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクが反映される仕組みになっています。中東の事を皆様にもっと知っていただきたいので、ぜひぜひ応援お願いします。 ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している某旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan」という名前で2013年に開設されている Facebook のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/2220000/
2016.06.15
日本は蒸し暑いですね~。梅雨時の湿気…こうなってくると、オマーンの乾燥した山々の気候が懐かしくなってきます。それからこうした湿気に伴って出てくるのは蚊! 蚊には乳香がよく効くらしい。…というのはオマーンで仕入れた情報。今もオマーンで買ってきた乳香を焚きながら、蚊を退治しつつ乳香の異国情緒あふれる香りを楽しんでいます。さてオマーン初日に訪れたジャバル・アフダルは標高2000メートルの山。山のてっぺんは、カラッとしていて湿度が少ない。気温は25-28度くらいありましたが、下界の44度に比べると比較にならないほど涼しい! そんな乾燥した山の頂にある5星ホテル ”Alila Hotel” について何回かに分けてレポートしています。さて今日は、このホテルのファシリティの幾つかと高原の植物のご紹介といきましょうか。↓ まずこの美しいプールを見てください。山の頂でプールに入るなんて爽快すぎる! 私達は今回は予定がみっちり詰まっていたのでプールには入りませんでしたが、このプールはホテルのゲストなら誰でも利用できます。気持ちよさそ~。次回はぜひここで泳ぎたいっ。それから下の写真は、足浴? 用のプール。あるいは子供用??? ちょっとジャグジーっぽいですが、お湯ではありません。 足だけポッチャン。 上の写真はプールサイドの様子です。水の中に入らなくても、ここで寝そべっているだけで気持ちが良いですね。ちょっとゆっくり読書とか。 室内のプール。ま、こんな感じで Alila Hotel にはとてもくつろげる空間がいっぱい。ホテルの探索だけでも楽しい。こんなホテルに連泊してゆったりと過ごすバカンスもいいですね。でもそこは私、典型的な日本人。一か所にとどまってゆったりとしたバカンスなんて…私の人生でしたことない(笑)。憧れではありますが。いつかそんなホリデーを過ごせる日が来るのだろうか…。それから標高2000メートル級の山にある植物をちょっとご紹介~。乾燥地帯で育つ植物ですから、ヨルダンにある植物と似ています。 葉っぱが少し分厚い多肉植物。 これは何でしょう…お花もカサカサしてます。 それからとっても可愛い手毬のような植物。アザミ科でしょうか。白い花が宙にふわふわ浮いているようなキュートな植物です。こんなお花たちがあちこちに咲いていました。先回お伝えしたように、ジャバル・アフダルはバラの産地としても有名。ホテルの敷地内にもバラがあちこちで咲いています。もうバラの季節は終わりかけだったようですが、きっとシーズン真っ最中のときは美しいでしょうね~。さてさて次回のブログでは、Alila Hotel でのお食事をご紹介します。ところで先ほど乳香を焚いている…と書きましたが、乳香の難点はその煙。家にある空気清浄機は煙を感知して、乳香の香りを吸い取ってしまう(笑)!それから清浄機には「pm 2.5」と表示されます。いやいや、これは「pm 2.5」ちゃいますねん~。蚊取り線香代わりなんです。それに乳香の香りを吸い取らないで~と一人で騒いでいます。ではでは、皆様もこのうっとおしい梅雨を楽しく乗り切ってくださいね。一日一回応援よろしく! です。↓ポチッ、してくださいね~。↓ 下の「ブログ村」のアイコンをポチッと押してください。皆さまの応援がランクが反映される仕組みになっています。 ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している某旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan」という名前で2013年に開設されている Facebook のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/2220000/
2016.06.12
さて、山の頂にある豪華5星ホテル Alila Hotel の続き~。このホテルまでのアクセスについては、先回のブログでアップさせていただきました。http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201606040000/ 山脈を越えてやっとたどり着いたこのホテル。アラブ流のおもてなしを受けて、案内されたお部屋は、こーーんな感じ。まずは Alila Hotel からもらった写真で全体像をどうぞ。 マウンテンビュー・ルームの全体像。多分マウンテンビュー・ルームは Alila ホテルの中では一番安いお部屋。でも私にはこれで十分ですよ~。今回はホテルの公式サイトから、直前オファーでかなりリーズナブルなお値段でお部屋を押さえることができました。でも直前ではお部屋が空いていないこともありますし、予定した日に泊まれないことも。なので、皆様には事前にきちんとお部屋を取っておかれるようにお勧めいたします。さて、お次はバスルーム。まず、バスルームはとっても充実‼ 下のようなバスタブありバスタブ派ではなくシャワー派の人には、シャワー室も別についています(下の右側の写真)。 バスルームが広々していると幸せ~な気分になります。私はバスタブでゆっくりとお風呂を楽しみました。このバスタブは、石造り。石造りのバスタブに入ったのは初めて。なんだか新鮮でした。↓ それから、ベッドとソファ。テーブルの上にはおもてなしが。ヨルダンでは普通、こうしたおもてなしはスペシャルゲストのために準備されますが、私たちのようなごくごくフツーのゲストにもきちんと準備されていました。オマーンって太っ腹‼コテージの外には、バルコニーがあってソファが置かれています。夕日や朝焼けを見ながらここでゆーっくりティーをすするのもいいですね~。Alila ホテルのお部屋の家具や装飾はとてもシンプルですが、質がとても良いものばかり。非常に重厚感があります。お部屋の家具は黒を基調にしており、白っぽい (あるいはグレーがかった?) 石とのコンビネーションが絶妙です。とても落ち着けます。前にも書きましたが、1泊ではもったいな~い。またホテル全体に、バラをモチーフにしたデコレーションが施されています。ホテルのフロントはこんな感じ。↓ ホテルのスタッフと一緒に写真を撮りました。このホテルには、オマーン人はもちろんの事、チュニジア人、インドネシア人、インド人などなど…あらゆる国籍のスタッフがいます。パレスチナ系ヨルダン人のマネージャもおりました! ここでヨルダン人に会えるとは(笑)。ホテルのスタッフが仲良く生き生きと働いている様子が何とも言えず爽やかでした。通常、外国人労働者への扱いを通してその国の様子が垣間見れます。私は行く先々で出会う外国人労働者に、オマーンってどんな国? 働いていて幸せ? などなどインタビューしました。驚いたことに、オマーンで働く外国人労働者のほぼ全員がこの国での待遇に満足しています。少なくとも私が出会った人たちは。彼らが口をそろえて言うのは、オマーン人がいかに良い人たちかということ。今回、場所を替えホテルを替えてあちこち移動しましたので、かなりの数の外国人労働者に会うことができました。ですから、これはかなりすごいことだと思います。すごいぞ、オマーン‼ 初日からオマーンにはびっくりさせられてばかりでした。この「びっくり」は最終日まで続きます。オマーンって、知れば知るほど魅力的な国~。オマーン珍道中、まだまだ続きます。一日一回応援よろしく! です。↓ポチッ、してくださいね~。↓ 下の「ブログ村」のアイコンをポチッと押してください。皆さまの応援がランクが反映される仕組みになっています。 ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している某旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan」という名前で2013年に開設されている Facebook のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/2220000/
2016.06.08
2016年も6月に突入しまして…ラマダンが始まるのは明日、あるいは明後日…のどちらかと予測されています。いよいよ今年もやってきました、ラマダンの季節。イスラムの暦は太陰暦に従いますので、ラマダンの始まる日は年々異なります。毎年少しずつズレて、今年は6月の初旬からの始まりとなります。私がヨルダンに最初に来た当時(9年前)は、9月がラマダン月でしたね~。 さてさて、アンマン市のラマダンはどんな風になるのでしょうか…。アンマン市の渋滞は年々悪化して、年がら年中絶えず渋滞するようになっています。3週間前にヨルダン入りした時も、木曜日の夜はすっばらしい渋滞‼ 中東の木曜日の夜…といえば、日本ではいわゆる金曜日の夜のような感じ。中東では翌日の金曜日が週末ですので、木曜日の夜はパーッと街にくり出す人で溢れます。だから夜11時や12時でも、場所によっては車で大混雑・大混乱! あーーー、これぞアンマンの風物詩…という感じです。ラマダン中は、官公庁もオフィスもいつもより早めに閉まります。我先にと自宅に向かう車で、15時16時の街は大渋滞になることでしょう。ラマダン中、日中はみんな断食していますので…もう大変です。いやぁ…皆様のご健闘を祈ります。ラマダン中もヨルダンに来られるお客様がおられます。ラマダンは観光そのものにはそれほど影響はありません。観光地は普段通り営業しています。でも普段は開いているレストランや商店が閉まっていたり…など多少不便なことも。ラマダン中のご観光の醍醐味は、夜の街! 断食を終えて、日没にイフタールと呼ばれるお食事をとった後、アラブたちは長い夜の時間を街に繰り出して過ごします。日中は閉まっているお店も夕方以降に開きはじめ、深夜、いえ未明まで営業することも。ですからこの時期のお客様は、夜の街に繰り出してみてくださいね。アラブの家族連れなどでにぎわっていると思います。ではでは、断食される方もされない方も良いラマダン月を~。一日一回応援よろしく! です。↓ポチッ、してくださいね~。↓ 下の「ブログ村」のアイコンをポチッと押してください。皆さまの応援がランクが反映される仕組みになっています。 ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している某旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan」という名前で2013年に開設されている Facebook のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/2220000/
2016.06.05
オマーンのマスカット空港に着いてからまず向かった観光地は、ジャバル・アフダル。アラビア語で「緑の山」と呼ばれています。この山の頂には、Alila Hotel という外資系の5星ホテルがあります。初日の夜はこの豪華な5星ホテルに泊まりま~す。1泊4-5万ほどするこのホテル。バックパッカーもどきの私にはかなりの大奮発です! Alila ホテルを経営するのは Alila Hotels and Resorts という会社。本社はシンガポールにあるらしいですが、このグループが大規模にホテル展開しているのはインドネシア。オマーンにも進出したこのホテル、目の付け所がさすがに違うね! オマーン観光にはもはや欠かせないホテルとなっています。このホテルのホームページはこちら→http://www.alilahotels.com/jp/jabalakhdarまずはホテルの全体像をどうぞ! さて、このホテルにたどり着くには、難関(❓)を突破する必要があります。まず問題になるのがアクセス。標高2000メートルを超える山の上にありますし、四駆が絶対に必要。というのも、このホテルがあるジャバル・アフダルへ入るには、警察のチェックポイントを過ぎないといけません。このチェックポイントでは車が四駆かどうかが確認されます。四駆ではない車は通ることができません。げげっ! そんなに大変な道なの?? と一瞬青ざめますが…実はそんなに大した道ではありません。ホテルまでの道はすべて整備されていますので、基本的にとても走りやすい。カーブもありますが、日本の山道ほどクネクネしていませんし、道が広い! なので、日本でクネクネ道を運転されたことがある方なら、まず問題ないでしょう。でも時々かなりの急こう配がある。さらにその急こう配がけっこう続く。これは…やっぱり四駆じゃないと上には進みそうもありません。難関その 2 は、道がよく分からないという難しさ…。1本道やし大丈夫! …と思っていたら、ちゃうやん! 道が二股に別れている所も多々あり、ン?んん? ということになってしまう。さらにこの山道には人っ子一人いない。対向車や後続車も来るには来ますが、数は非常に少ない。なので、どっちへ折れたらいいのか分からなくなります。私達は幸運なことに、ローカルのオマーン人に助けられ、ホテルまで先導してもらえました。でも山脈を幾つか越えていきますし、人があまりに少ないので、もしかして騙されてる?? 変なトコロに連れて行く気?? という不安に少しかられなかったわけではありません…(笑)。オマーン人をまだよく知らなかったので(苦笑)。オマーン人をよく知った今は確信を込めて言えます! オマーン人は超親切! 騙したりしませんから、安心してください ま、そんなこんなでしたが、親切なオマーン人に助けられてホテルに無事到着~!! 見てください、このゴツゴツした雄々しい山々っ↓Alila ホテルはこうした山の頂の一つにあり、四方八方がマウンテンビューです。↑ 今回私たちが泊まったのは、マウンテンビューのコテージ。1泊ではもったいないですね、本当に。ここはできたら2泊したい。でも私たちはもちろん1泊です。予算がね…(笑)。初日に大奮発してしまうと、後から貧乏旅行一色になりますからね。ハハハ。ご予算に余裕のある方は、ぜひぜひ2泊してください。さて、ホテルに着いたらまずアラブ式のおもてなしを受けます。チェックインの前に、ナツメヤシとアラビックコーヒーをいただきます。このナツメヤシはオマーン産で、小ぶりで甘―い。それから、アラビックコーヒーは、何とまろやかな味!ヨルダンでは飲んだことがない味です。なんと、コーヒーに使用しているのは、ローズ・ウォーターなんですって。道理で! 上品で優しい味。私はヨルダンのアラビックコーヒーが苦手。酸味が強くて、水っぽくて、どうも好きになれない。ちなみにアラビックコーヒーは、中東の日常生活で飲まれている濃い濃いターキッシュ・コーヒーとは異なります。アラビックコーヒーは、お祝いの席や正式な場で提供されるコーヒー。オマーンのアラビックコーヒーは何とも言えず、美味しい! 何度もお代わりさせていただきました。おじちゃん、アリガトね。アラビックコーヒーにローズウォーター…と書きましたが、このジャバル・アフダルは実はローズ(薔薇)の産地としても有名だそうです。高地の気候(乾燥・適温)がバラの発育に適しているんでしょうね。ジャバル・アフダルのバラの特徴は、その丸みのあるプックラした形と素晴らしい香り。ホテルから数十分行くと、バラのプランテーションがあり、ジャバル・アフダルで採れたバラから作られたローズウォーターが売られているのだそう。今回は時間の関係で行けませんでしたが、次回はこのバラ園にぜひ行きたいものです。ジャバル・アフダルと Alila ホテルについて語ることはたくさんあります。1つの記事では収まり切りませんね~。というわけで次回にも続きます。最後に、ジャバル・アフダルから見た夕焼けの写真をどうぞ~。次回は Alila ホテルのお部屋やファシリティについてご紹介しますね。一日一回応援よろしく! です。↓ポチッ、してくださいね~。↓ 下の「ブログ村」のアイコンをポチッと押してください。皆さまの応援がランクが反映される仕組みになっています。 ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している某旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan」という名前で2013年に開設されている Facebook のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/2220000/
2016.06.04
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