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アクアスの中では、フラッシュ禁止ということもあり、なかなか鮮明な写真がとれないが、(誰ですか?お前の腕が悪いだけだなんて言っているのは?)中の様子を少し紹介しよう。 まずは、昨年の11月にオープンした「ペンギン館」。写真はオウサマペンギン。世界で2番目に大きいペンギンだそうだ。この他にもフンボルトペンギン、イワトビペンギン、ジェンツーペンギンの4種類のペンギンが観察できる。ペンギンたちのユーモラスな挙動を見ていると、心が和み、いつまでも見あきることがない。○ペンギン館 次は、種類は忘れたが、クラゲの仲間。ちょっと幻想的に撮れたのでアップしてみた。この手の生物が苦手な人はご容赦を!○クラゲ○他の人の読書ブログがたくさんあります。 ○「しまね海洋館アクアス1(石見地区砂と水の旅6)」の記事はこちら風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
April 30, 2009
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頭脳明晰で容姿端麗の元航空自衛官で現臨床心理士のスーパーヒロイン岬美由紀が活躍するのが「千里眼」シリーズである。美由紀は、自衛官時代に鍛えた動体視力により、相手の表情の変化を瞬時に判別し、それを臨床心理士の知識にあてはめて、相手の心を手に取るように読んでしまうことから「千里眼」というニックネームを与えられている。今回読んだのは、その文庫版新シリーズの5作目に当たる「千里眼の教室」だ。○千里眼の教室(松岡圭祐:角川書店) ストーリーの方は、なかなかの荒唐無稽ぶりで、そこが結構面白い。何しろ田舎の高校が、いじめや世界史未修問題などに関する大人たちの隠蔽体質に反旗を翻し、生徒たちが日本からの独立を宣言して校舎に立てこもるというのだから。そこではウジガミールという紙幣まで発行して、才能のある者は優遇され、そうでないものは貧しい暮らしである。しかし、いじめや不正などは厳しく制限され、勉強もできるものが教えるという形できちんと行われている。現代の教育制度に対する一種のアンチテーゼの提起といったところだろうか。 しかし、色々突っ込みどころが多くてなかなか楽しませてくれる。・突っ込みどころその1 題名だが、「千里眼」とは、その言葉の通り、千里先のことまで見通せる能力のこと。例えば月の裏側が見えるといったようなことだ。他人の心が読めるのは「他心通」と言うが、タイトルとしてはあまり売れそうにないな。・突っ込みどころその2 生徒たちが、独立宣言を行ったのは、ある機能を持った爆弾が爆発したことがきっかけのはずだが、この時点でなぜか高校独立国名義の銀行口座ができていた。いつ作ったんだ。・突っ込みどころその3 実は、この爆弾、ある症状を治療する働きがあったのだが、単に最初の状態に戻っただけで、どうして高校独立などという突拍子もない行動を起こすのか。・突っ込みどころその4 主人公の岬美由紀、今は一般人のくせに、勝手に自衛隊のジェット機や戦闘ヘリを拝借して、口では有罪になってもかまわないような事を言っていたが、結果的にはおとがめなし。君は峰不二子か? でも、なかなか面白いことも言っている。以下は、この騒ぎが引き起こされるきっかけを作った犯人のセリフを引用したもの。・その1:元不良を売りにしている生活指導の教師に対して 「元不良が生活指導!滑稽すぎる。なぜ人は、かって外道と呼ばれた者が立ち直ったことを、過度に賞賛するんだね?駄目人間がまともな人間になったというだけだろう。赤字が収支トントンになったようなものだ。ちっとも威張れることじゃない」・その2:独立宣言を出した高校内で才能がある者が優遇され、いじめっ子が取り締まられていることに対して 「因果応報とはこのことだな!身体がでかくて声がでかいだけが取り柄のいじめっ子は厳罰に処せられて、知恵のある子は豊かになっていく。社会はこうでなければならん」・その3:いじめを追放しようとPTAは最大の努力をしているという保護者に 「追放?努力?はん!こう考えたらどうだ。いじめは犯罪だ。直接危害を加えるのは傷害罪。ひどい場合は傷害致死罪。(中略)傷害罪は十五年。傷害致死罪にいたっては二十年だ。懲役二十年。わかるかな?」 いずれも、まったく正論だと思うのだが、世間ではなかなか声を大にして言いにくい雰囲気があるように思う。○応援クリックお願いします。 風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
April 29, 2009
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仁摩サンドミュージアムを観終わった後は、いよいよ本日のメインイベントである「しまね海洋館アクアス」だ。「アクアス」は、こちらの方では人気の水族館で、島根県の浜田市と江津市にまたがる石見海浜公園の中にある。「アクアス」自体は浜田市に属しているようだ。最寄りの駅は、JR山陰本線波子駅であるが、浜田駅から「江津駅方面」行きの路線バスに乗れば15分程度で行ける。3階建ての館内では、約450種・10,000点の海の生物を観ることができる、中国地方でも屈指の水族館である。○島根海洋館アクアス ここの一番のスターはシロイルカ。某企業のCMでも紹介された幸せのバブルリングが得意技である。残念なことに、メス2頭(アンナ・アーリャ)が現在妊娠したため、しばらくはバブルリングはお休みである。行った時は、まだぎりぎり観ることのできる時期であったが、ごらんの通り、イルカより人の頭を見ているような状態だった。○シロイルカ○他の人の読書ブログがたくさんあります。 ○「サンドミュージアム周辺の風景(石見地区砂と水の旅5)」の記事はこちら風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
April 28, 2009
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柴崎コウ主演の「少林少女」をフジテレビ系列の土曜プレミアムで放映していた。中国で少林拳の修行をしていた主人公の桜沢凛が日本に帰り、成り行きでラクロスをやる羽目になる。チームプレーが分からず、最初はチームで浮いていた凛だが、次第にチームに溶け込み、チームも少林拳をラクロスに取り入れて強豪チームに育っていく。その一方、凛を狙う者が動き出すというお話。○DVD「少林少女」 一言で言えば、「少林サッカー」のラクロス版+「死亡遊戯」といったところか。「脚本・監督・主演」少林サッカーでチャウ・シンチーがエグゼクティブプロデューサーとして名を連ねているので、似ているのも当然か。でも男ばかりのサッカーよりも女子ばかりのラクロスの方が華があっていいと思う。柴崎コウが、とても可愛く見えた作品だったが、突っ込みどころも結構多い。・凛の師匠だった岩井が、「お前は俺が守る」と言って、全然守れていなかった。・大場がなぜ凛との戦いにこだわるのか不明。・大場は、放火や暴行、誘拐と凶悪な犯罪を行っている。映画では殺人疑惑を示唆するようなシーンもあったが、逮捕もされず、最後は岩井と仲良く握手している。 この作品も、「少林サッカー」と「死亡遊戯」のパロディのようなものだが、さらにこの作品のパロディを考えてみた。・相撲の技をラクロスに取り入れる「おすもう少女」 もちろん、ユニフォームはまわし。・太極拳(武術の方ではなく、よく公園なんかで見るスローな動きの体操の方)をラクロスと合体させた「太極少女」 とにかく、ゆっくり、ゆっくり・・・・ 全然試合にならないか。 結構面白いと思うのだが。(監督)・ 本広克行 (出演)・柴咲コウ(桜沢凛)・キティ・チャン(ミンミン)・江口洋介(岩井拳児)・仲村トオル(大場雄一郎)・岡村隆史(田村龍司) ほか○面白かったらポチっと1票! 風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
April 27, 2009
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仁摩 サンドミュージアムのある大田市仁摩町は、つい最近まで単独の町制を敷いていた。そのころは、このあたりが町の中心部だったのだろう。サンドミュージアムの近くには、色々な公共施設がある。 まずは「大田市役所仁摩支所」、たぶん昔は仁摩町役場だったのだろう。○大田市役所仁摩支所 こちらは、「大田市生涯学習センター・仁摩図書館」。 ふと、スナックの名前が目についた。「砂」とは、さすがサンドミュージアムのあるところだ。ちなみに、スナックは、広島では「スタンド」というようだが、同じ中国地方でも、こちらの方は「スナック」と呼ぶようである。私はアルコールがだめなので、もちろん入ったりはしないが。○仁摩で目にしたスナック○他の人の読書ブログがたくさんあります。 ○「潮川ふれあい橋(石見地区砂と水の旅4)」の記事はこちら風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
April 26, 2009
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からくり屋の代わりの仕事人が、やっと登場した。名前は仕立て屋の匳(れん)。なんとも難しい漢字を使う。坊主だ。仕掛人梅安や念仏の鉄など、坊主は「必殺」シリーズの王道である。しかし、緒形拳や山崎努の貫禄にはとても及ばない。はっきり言ってヤンキーだ。仕立て屋だから着物を縫うのが仕事だが、ヤンキーが着物を縫っている姿はなんとも似合わない。○DVD「必殺仕事人2007」(前回作) 今回のワルは、公儀振舞金を悪用して甘い汁を吸おうとする役人や口入れ屋たち。人別の無い者たちを利用して、振舞金を懐に収めようとする。 ところで、新仕事人の武器は、なんとお裁縫の針と糸。それも、主な武器は糸の方。そりゃないぜ。江戸時代にそんな丈夫な糸があったのか?針ならまだわかるが、縫い針だし、経師屋ともかぶるし・・・。でもそういえば、昔リリアンを武器にしていたスケ番もいたか・・・。 ともあれ、主水さんには気に入られたようで、めでたしめでたしと言ったところか。(出演)・藤田まこと(中村主水) ・東山紀之(渡辺小五郎)・松岡昌宏(経師屋の涼次) ほか○「必殺仕事人2009(第12回)冤罪」の記事はこちら○他の人の読書ブログがたくさんあります。 風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
April 25, 2009
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これも、子供の本棚から失敬してきた「天元突破グレンラガン 3 」(森小太郎/Gainax:アスキー・メディアワークス) 。○「天元突破グレンラガン 3 」(森小太郎/Gainax:アスキー・メディアワークス) 今回シモンたちが戦うのは、獣人たちの四天王の一角であるチミルフ。反則とも言っていいくらい巨大なガンメン・ダイガンザンにシモンたちは苦戦。でもちょっとまて、ロボットが大きければ強いというのは、大きな勘違いではないか。かって、日本が誇った世界一の巨大戦艦大和は、航空機の大群に敗れた。ちいさくても強力な火器は搭載可能だ。大きな図体は、かえって敵の攻撃目標になりやすいだけだろう。歴史に全然学んでない・・・なんて子供の漫画に対して言うのは野暮か? チミルフとの戦いでシモン達大グレン団は、新たな力を得ながら、かけがいのない大切なものを永遠に失ってしまう。何かを得れば、何かを失わざるを得ない。真にこの世は等価交換の法則に支配されているのだ。んっ!?漫画が違うって? ○面白かったらポチっと1票! ○「 天元突破グレンラガン 2 」の記事はこちら風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
April 24, 2009
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仁摩サンドミュージアムの近所の小さな川で面白い形の橋を見つけた。橋の名前は「ふれあい橋」、川は「潮川」というらしい。サンドミュージアムの斬新な形とよくマッチしたモダンなデザインである。○潮川ふれあい橋 この川の川岸は、菜の花がびっしりと咲き誇っている。これは綺麗だ。いかにも日本の風景といったところか。○潮川の菜の花○他の人の読書ブログがたくさんあります。 ○「安養寺古墳模型(石見地区砂と水の旅3)」の記事はこちら風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
April 23, 2009
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写真は、「広島県民文化センター」。多目的ホールや展示室などがあり、各種催しのために利用されている。またこの建物には宿泊や宴会のできる「理城会館」が併設されている。地方職員共済組合の施設のようだが、別に利用に制限はない。広島市の中心部の便利な所にあり、値段もリーズナブルだ。なお、楽天トラベルからも予約できる。 この県民文化センターの前の狭い通りをちょっと南に下ると、東西に延びた商店街に出る。中四国一の繁華街である「広島本通商店街」、通称「本通り」である。広島駅からは宇品港行きの市内電車に乗って、「本通」で降りればよいが、ここを通らない路線もあるので注意が必要である。 ○「昨日の広島駅(広島市を歩く45) 」の記事はこちら○他の人の読書ブログがたくさんあります。 風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
April 22, 2009
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「冷たい密室と博士たち」(講談社)は、衝撃のデビュー作となった「すべてがFになる」に続く、森博嗣のS&Mシリーズの第2弾である。主人公はもちろんN大の犀川助教授と超お嬢様学生の西之園萌絵のコンビである。なお、S&Mシリーズとは、2人の頭文字から取っているので、決してアブナイ話ではない。いや殺人事件を扱っているということは、別の意味でアブナイ話か。○「冷たい密室と博士たち」(森博嗣:講談社) 犀川助教授と萌絵のコンビは、犀川の親友である土木工学科の喜多助教授が在籍する極地環境研究センター(極地研)を尋ねる。ところが、極地研の大学院生の男女2人が死体となって発見される。彼らが見つかったのは、密室状態の実験準備室。更に計測室から、2年前に失踪した大学院生の白骨死体まで出てきた。天衣無縫で暴走気味の萌絵と一見ヌルキャラの犀川助教授のコンビが事件の真相を追い求める。 元国立大学助教授だった森博嗣による理系テイストたっぷりの作品。でも、モチーフとして使っているのが、大学の極地研だとか低温実験室とかいった理系テイストというだけで、別にトリック自体が理系というわけではない。この作品が、本格ミステリーとして優れていることは、文庫版の巻末解説において、太田忠司氏と西澤保彦氏が褒め称えている通りなのだろう。もっとも、あまり文学的素養のない私としては、そんなに文学的読み方はしていないので、お二人が何を言っているのかはよく理解できないのだが。 私が面白いと思うのは、単純に、天衣無縫なお嬢様キャラの萌絵と彼女に翻弄され気味ながらしっかりと事件の真相にせまっていくという犀川助教授との掛け合いの面白さだ。そこには、決してこ難しい理屈は必要ではない。まあ、作品の楽しみ方は人それぞれなので、色々な楽しみ方があってもそれはそれでいいのであるが。 ただ、太田氏が、解説の中で、「工学部の研究室にいるのは本当に犀川助教授や国枝助手のような人間なのだ」と言っていたのには大いに異論がある。さすがにあそこまでの人はめったにいるものではない(と思う)。もっとも「西之園萌絵には、とうとう出会わなかったけど」と言うのには全く同感なのだが。○面白かったらポチっと1票! 風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら○関連ブログ記事・読書NOTE ~読んだ本の記録ブログ~
April 21, 2009
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仁摩サンドミュージアムの入口近くに、ちょっと小高くなっているところがあり、登れるように階段がついている。登ってみると、なぜか「安養寺古墳」の模型が置かれていた。○安養寺古墳模型(1号墳)○安養寺古墳模型(2号墳) ここからは、サンドミュージアムの全貌が見渡せる。○仁摩サンドミュージアム ○他の人の読書ブログがたくさんあります。 ○「仁摩サンドミュージアム2(石見地区砂と水の旅2)」の記事はこちら風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
April 20, 2009
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「灼眼のシャナ 14」(高橋弥七郎:メディアワークス/角川書店)は、人間の存在の力を喰らい、世界のバランスを乱す「紅世の徒」(ぐぜのともがら)と、それを阻止しようとするシャナ達フレイムヘイズとの戦いを描いた人気シリーズノの14巻目である。今現在18巻まで出ているので、だいぶ読み終わったことになる。 今のところライトノベルズで継続して読んでいるのはこのシリーズだけであるが、それではなぜこの「灼眼のシャナ」が気に行ったのかを考えてみた。もちろんストーリーが面白いというのは大きな理由なのではあるが、もう一つ、いとうのいぢさんのイラストが魅力的だということがあると思う。きりりと凛々しくも美しい主人公のシャナや可愛らしい吉田一美、美しいマージョリーやヴィルヘルミナなど、重要なキャラクターのイメージが明快に形作られるので、作品を読んでいると、頭の中でキャラクターたちが活き活きと動き回り、面白さを倍増させてくれるのである。 さて、この巻では、すでに坂井悠二は、並みの「徒」なら討滅できるだけの力をつけている。しかし彼の持ち味は、その頭脳なのだ。今回の敵は「壊刃(かいじん)」サブラク。広範囲にわたる強力な無差別な一撃により相手に大打撃を与え、おまけに受けた傷は次第に悪化していくという非常に嫌な相手だ。しかし、悠二は見事サブラクの秘密を見抜くのである。 この巻では、どちらつかずだった悠二も、ついにシャナと一美のどちらを選ぶかを選択しなければいけないことになってしまった。しかし、悠二を思いがけない運命が襲う。この後、大きくストーリーが動いていくようで、ますます面白くなりそうだ。○応援クリックお願いします。 ○「灼眼のシャナ13」の記事はこちら風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
April 19, 2009
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先週は、浅見光彦シリーズの「後鳥羽伝説殺人事件」の方へ浮気をしてしまったので、2週間ぶりの必殺仕事人である。1回見逃した間に、からくり屋の兄ちゃん死んじゃってたのね。一番突っ込みどころの多い武器を使っていたので、いつかは消えるような気がしてはいたのだが。 さて、今回は、石川六右衛門が江戸の街を荒らしまわっている。劇中の芝居小屋にも「石川五右衛門」の芝居が行われていたし、5月に封切りになる映画「GOEMON」を意識してのことなのだろうか?○DVD「必殺仕事人2007」(前回作) 今回のワルは、奉行を中心とする奉行所のトップ連中。奉行は、名奉行の仮面をかぶっているが、実は、六右衛門の後ろで糸を引いているというとんでもないやつだ。そして、そのワルたちの犠牲になったのが、長田清兵衛という小心者の浪人。今の世相を反映してリストラ浪人という設定だが、なんと六右衛門の身代りにされて、打ち首獄門となってしまう。悪人を捕まえる側が、盗人を操ったり、冤罪をでっちあげるのだから、たまったものではない。 ところで、からくり屋がいなくなって、このまま実行部隊3人体制でずっといくのだろうか。「必殺シリーズ」と言えば、仕事人の使う武器の面白さが売りのひとつなのに、小五郎と主水さんはかぶっているので、あと経師屋だけというのは、どうも必殺らしさに欠けると思うのだが。(出演)・藤田まこと(中村主水) ・東山紀之(渡辺小五郎)・松岡昌宏(経師屋の涼次) ほか○「必殺仕事人2009(第10回)」の記事はこちら○他の人の読書ブログがたくさんあります。 風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
April 18, 2009
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JR尾道駅の近くで見つけたハナミズキ。北アメリカ原産の植物だが、普通に日本のあちこちに植えてある。別名アメリカヤマボウシ。花の色は白、ピンク、赤といった種類がある。 桜は大分散ったがハナミズキはまだまだ綺麗だ。○他の人の読書ブログがたくさんあります。 風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
April 17, 2009
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JR山陽本線三原駅のプラットホーム。 標識にタコの絵があるのに注目。 タコは三原の名物だ。○他の人の読書ブログがたくさんあります。 風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
April 16, 2009
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JR竹原駅。 竹原は安芸の小京都と呼ばれる街。新幹線三原駅から呉線で35分程度で到着。かぐや姫がシンボル?○他の人の読書ブログがたくさんあります。 ○関連ブログ記事・つながるモリタクBLOG風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら○関連ブログ記事・広島ぶらり散歩「更新の一枚」
April 15, 2009
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今日も「仁摩サンドミュージアム」の続きである。 前回紹介した、ミュージアムの天井にある1年計の砂時計は、どんな構造になっているのかちょっと分かりにくいので、ちゃんとミニチュア模型も展示してある。こんな作りになっていて、1年に1回回転させているのだ。○1年計ミニチュア 定時になると、綺麗なお姉さんが、砂時計や鳴き砂の説明をしてくれる。ここでは、鳴き砂が鳴るのを体験できる。すりこぎの小さいようなもので、容器に入った砂を突くと、キュッ、キュッと何とも言えない音がする。お姉さんが、一生懸命砂を突いて実演していた姿がちょっと面白かった。この鳴き砂、汚れが付着すると鳴らなくなるそうだ。こんなところからも環境の大切さを考えさせられる。○説明風景○鳴き砂○他の人の読書ブログがたくさんあります。 ○「仁摩サンドミュージアム1(石見地区砂と水の旅1)」の記事はこちら風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら***** 追伸 ***** 明日から所用のため、メールによる暫定更新になります。コメント等へのお返事は、金曜日以降になります。
April 14, 2009
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悲劇は、恐るべき偶然から始まった。12年前、後鳥羽伝説を求めて親友と旅をしていた正法寺美也子は、宿泊していた民宿が台風のため土砂崩れに巻き込まれ、親友を亡くし、自らも記憶を失くしていた。その美也子が、自らの記憶を求めて旅をしている時、たまたま立ち寄った尾道の古書店で、「吉備地方風土記の研究」という本を見つけた。その本の裏表紙にはなぜか正法寺家の蔵書印があった。そして、美也子は、三次駅構内の跨線橋の上で絞殺体で見つかった。 そんな出だしで始まる、フジテレビ系列で10日に放映された「後鳥羽伝説殺人事件 ―浅見光彦シリーズ第33弾―」は、ドラマの方では33作目だが、実は原作では、浅見光彦が登場する内田作品の第1作目である。 12年前に災害に巻き込まれて死んだのは、光彦の妹の祐子であった。亡き妹の親友を襲った悲劇に光彦は急きょ三次へ向かう。しかし、事件のカギを握るとみられる人物が次々に殺されていく。 原作の方のレビューは、以前に書いているので、そちらの方も参考にして欲しい。ほぼ原作に忠実だったと思うが、いくつかの相違点にも気付いた。気がついた相違点は次のようなところか。・ドラマは正法寺美也子が美人になっている。 原作では美人ではない(内田センセはもっと直接的な表現を用いていたが)という設定だったが、やはりテレビドラマではヒロインは美人でなくっちゃということだろう。その関係か、光彦の妹の祐子が亡くなった時にあったもう一つの悲劇の犠牲者が祐子から美也子に変更されている。・祐子が災害で亡くなったのは、原作では8年前だったと思うが、ドラマでは12年前になっている。・原作では、野上刑事は、県警のキャリア警部からうとまれているが、ドラマではそのようなシーンはない。・原作にはない祐子の回想シーンが結構入っている。 ここで言う後鳥羽伝説とは、承久の乱に破れ隠岐に流された後鳥羽上皇の、京から隠岐に向かうルートが、歴史書に書かれているものとは違うというのものである。伝説のルートである尾道、三次、奥出雲の美しい風景が旅情を誘う。暇と金があれば、カメラとバッグを抱えて同じルートを歩いてみたくなる。そんな作品だ。 最後に光彦と野上刑事が互いに「あなたに会えてよかった」と男の友情を通わせるシーンにはジーンとくる。(原作)・内田康夫:後鳥羽伝説殺人事件(出演)・中村俊介 (浅見光彦)・野際陽子 (浅見雪江)・榎木孝明 (浅見陽一郎)・火野正平 (野上刑事)・梅宮万紗子(正法寺美也子) ・山口あゆみ (浅見祐子) ほか○原作「後鳥羽伝説殺人事件」のレビュー記事はこちら○面白かったらポチっと1票! 風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
April 13, 2009
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写真は昨日の広島駅前の風景。広島は、おとといの金曜日が、新球場でのカープの初試合だったので、結構賑わっていた。昨日は広島駅前で応援のイベントがあったのか、テントが沢山でて、いろいろな物を売っていた。もっとも、私は、野球というよりは、スポーツ全般にまったく興味がないので、あまり関心が無いのだが。 なにしろスポーツと聞いて私が思い浮かぶのは、こんな感じである。・野球 → 川上、長嶋、王・プロレス → 力道山、馬場、猪木・柔道 → 加納治五郎、姿三四郎・空手 → 桧垣源之助(だったかな?)・相撲 → 大鵬 脳内時計、いつから止まっているんだとの突っ込みはなしね(笑)○「広島県情報プラザ(広島市を歩く44)」の記事はこちら○面白かったらポチっと1票! 風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
April 12, 2009
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「ぼくの名前はへんてこりん」(キム・ヒャンイ/キム・ジョンド/吉田昌喜:現文メディア)という、なかなかユニークなタイトルの本を現文メディアさんから献本していただいた。まずはお礼申し上げます。 わが国にも、色々ユニークな名前があるが、主人公の名前が本当に「へんてこりん」という名前なのかとびっくりしたが、違っていた。主人公は、「ナ・ダプケ」という男の子。この「ナ・ダプケ」とは、別に「へんてこりん」という意味ではない。韓国語で「自分らしく」という意味だそうだ。父親が「自分らしく生きてほしい」と思ってつけた名前である。韓国語としてのニュアンスはよく分からないのだが、「自分らしく」とはとてもいい名前だと思う。 ナ・ダプケは4歳の時母親を亡くしている。父親の運転する車が事故を起こし、同乗していた母親が亡くなったのだ。しかし、・ダプケには、まったく暗さは見られない。祖父は少し頑固なようだが、優しい祖母や父親の愛情に囲まれて暮らしている。それでも母親は恋しいようで、給食当番に祖母の代わりに来てくれた伯母が本当の母親だったらいいのにと思ったり、祖母に対して、「うちのお父さんも早くお嫁に行けばいいな」なんて言っている。そんなダプケがなんともいじらしい。 心に残ったのは、ナ・ダプケが悪いことをしたときのこと。彼の祖母は、ダプケに、「自分の教育が悪かったのだから」祖母のふくらはぎを鞭打てと言う。おばあちゃん子のダプケにはそんなことはできない。自分で自分のふくらはぎを鞭打つ祖母に泣いて謝るダプケ。最後は祖母がダプケを抱きしめて泣きながら諭すシーンは感動的だ。○面白かったらポチっと1票! 風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
April 11, 2009
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先般、バスツアーで日本海側の石見地区まで行ってきた。石見地区とは、島根県のだいたい西半分のことである。バスに揺られてまず訪れたのが「仁摩サンドミュージアム」だ。ここは旧仁摩町(現大田市)のふるさと創生事業として建設された、その名の通り「砂の博物館」である。近くにある「琴ヶ浜」という海岸が、「鳴き砂」で有名なことから「砂の博物館」になったようだ。 写真を見て分かるように、ピラミッド型の、ちょっと変わった建物である。なぜピラミッドなのかは、旅行の添乗員さんの説明によると、エジプトの砂漠の砂がやはり鳴き砂だということに由来しているとのことであった。また、ここは「砂時計」という芦原妃名子の漫画を原作とするドラマ、映画のロケ地になったとのことである。○仁摩サンドミュージアム この博物館の一番の売り物は、タイムホール(一番大きいピラミッド)の天井にある1年計の砂時計だ。1年かけて砂を落とし、毎年の年替わりの際には、大勢でロープを引いてひっくり返すそうである。この砂時計、なかなかデリケートなもので、温度の変化により砂の落ち具合が変わってくる。だから、きちんと1年で砂が落ちるように、コンピュータにより、容器の圧力を制御しているとのこと。砂時計のようなローテクにハイテクが使われているのがなんとも面白い。○1年計砂時計○他の人の読書ブログがたくさんあります。 風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
April 10, 2009
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コンビニで買い物をしている際に目を引いたのが、この「駅弁ひとり旅 -うまいぞ九州!-」(桜井寛/はやせ淳:双葉社)だ。おまけにキャッチコピーが、「有名駅弁完全制覇だ!」とある。旅行好きとしては、これは買わなければ! この作品は、「漫画アクション」に連載中のもので、既に今現在で7巻のコミックスが発売されているようだ。私の買ったのはそのうち1巻と2巻の17話までを再収録した、よくコンビニで売られている廉価版であるが、楽天ブックスに画像が無かったので、代わりにコミックスの1、2巻を載せておこう。○「駅弁ひとり旅1,2」(桜井寛/はやせ淳:双葉社) 肝心のお話の方であるが、弁当屋の主人で鉄道好きの中原大介が、結婚10周年の記念に、愛妻から休暇をもらい、日本一周のひとり旅をしながら各地の駅弁を食べまくるというもの。うらやましいことに、旅の途中で美女と知り合って、いっしょに楽しい駅弁旅をするのである。この「うまいぞ九州!」で知り合ったのは、同じ列車に乗り合わせた美人女性記者と司法試験に失敗して四国八十八か所めぐりをしていた美人受験生。東京から出発して、九州そして四国と、美人と二人、ひたすら駅弁を堪能している駅弁好きにとってはたまらない内容である。 各地の美味しそうな駅弁が出てくる度に、思わずよだれが出そうになる。読むと駅弁を求めて、旅がしたくなってくる。そんな漫画だ。そう言えば、この漫画に出てくる崎陽軒のシウマイ弁当、この間東京へ行った時に買ったのに、写真を撮るのを忘れたいた。残念!!○面白かったらポチっと1票! 風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
April 9, 2009
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今日紹介するのは、北森鴻の「顔のない男」(文芸春秋)という作品。「顔のない」といっても、別に小泉八雲の「怪談」のようにのっぺら坊が出てくるわけではない。もちろん透明人間と言うわけでもない。○「顔のない男」(北森鴻:文芸春秋) 空木精作という男が無残な死体で発見された。空木は、住民との接点も交友関係もない、まさに透明人間のような男だった。事件を調べる原口刑事と又吉刑事が空木の住処で偶然にも見つけたノート。それは、空木が何かを調査したもののようであった。原口たちは、このノートに書かれたことを一つ一つ訪ね歩くのだが、その先々で事件に行き当たる。そしてどの事件にも栄光商事と言う会社と持田壮一という男の影があった。 この作品は、長編小説であるが、短編の名手の北森らしく、各エピソードはある程度独立した話になっており、全体として空木精作の死の謎を解明するという大きな長編の物語を形作っている。最後は、意外な空木の正体とあっと驚くような意外な結末が待っている。いかにも北森鴻らしい、よく練られたミステリーである。○他の人の読書ブログがたくさんあります。 風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
April 8, 2009
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写真は、「広島県情報プラザ」。広島県内の産業振興のための情報提供や異業種交流などのための施設である。入口を入ると、広大なエントランスホールがあるのが特徴だ。各種のセミナーや講演会などがよく行われている。ちなみに、以前受けたビジネス・キャリア検定試験の会場もここだった。また、県立図書館も同じ建物内に設置されており、なかなか利用価値は高い。 この建物の裏手に広がるのが「千田公園」だ。かなり広い公園であり、ローラー滑り台が子供たちに人気がある。休日には小さな子供連れの人たちで結構にぎわっているようだ。○広島平和公園の桜(広島市を歩く43)の記事はこちら○他の人の読書ブログがたくさんあります。 風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
April 7, 2009
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横山秀夫と言えば、言わずも知れた警察小説の名手である。しかし、今日紹介する「影踏み」(横山秀夫:祥伝社)は、警察官とは対をなす泥棒が主人公だ。泥棒を主人公に、哀しく切ない人間ドラマを描いたのがこの作品である。○「影踏み」(横山秀夫:祥伝社) 主人公は、真壁修一。「ノビカベ」と異名をとるノビ師である。ノビ師というのは、深夜人が寝ている住居に侵入して、家人に気づかれずに盗みを働く者を言うらしい。人のいる住居に忍び込むのだから、空き巣などよりはそのリスクは遥かに高い。彼がノビ師になったのは、一卵性双生児の弟が受験に失敗してコソ泥になり、それを悲観した母親が家に火をつけて弟と心中したためだ。真壁の父親も、その時に、二人を助けようと火に飛び込んで煙に巻かれてしまったのだ。彼には、思い合っている女性がいる。しかし、死んだ弟もその女性を好きだったため、彼女の所に戻る決心がつかない。こんな設定だけで、浪速節に案外と弱い私のような者にはたまらなくなってくる。 二年ぶりに出所した真壁は、逮捕される前に忍び込んだ稲村家のことを知らベ始める。侵入した際に、女が夫を焼き殺そうとしているということを感じたのだ。焼け死んだ弟の無念が彼を執拗に動かしたのかもしれない。ところが、その女の情夫となっていた幼馴染の刑事がドブ川で溺死した。次々と事件に巻き込まれる真壁であるが、得意のノビ師の技術を使い、事件の真相を追い求めていく。 真壁には、弟啓二の魂がいつも付き添っている。真壁は見えない弟と、普通の兄弟のように会話し、いっしょに行動しているのだ。本当に弟の魂がそばにいるのか、それとも、真壁の心が作り出した幻のようなものかは、私には分からない。<双子というものは、互いの影を踏み合うようにして生きているところがある>、最後に踏むべき影を失くしてしまった真壁だが、この後はどんな生き方をするのだろうか。○面白かったらポチっと1票! 風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
April 6, 2009
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「あきそら 1」(糸杉柾宏:秋田書店)は、「チャンピオンRED いちご」という隔月刊で発行される雑誌に連載されている漫画である。「チャンピオンRED いちご」というかわいらしい名前からは、低年齢層向けの雑誌を連想していまう。しかし、この「いちご」というのは、元々「15(いちご)歳以下」という意味があり、登場するヒロインが15歳以下という美少女萌えの雑誌だったらしい。だから読者の方はもちろんある程度の年齢の「萌え」が分かる世代を意識しているのだろう。なお、現在でもこの路線は基本的に引き継がれていいるようだが、この「あきそら」の登場人物は、どうみても高校生位に見えるので、例外もあるのかもしれない。○「あきそら 1」(糸杉柾宏:秋田書店) ところで、この作品の方であるが、一言で言えば、姉の葵アキと弟ソラの禁断の愛を扱ったものである。アキはスポーツ万能で学業にも優れソラはおとなしい、女装が似合うという美少年だ。二人を取り巻く環境も、ソラは双子の片割れで、双子の妹ナミは同級生の澄弥可奈と言う少女が好きだが、可奈はソラに心を寄せているという、なんだか複雑である。 重いテーマを扱っておりきわどい場面も結構あるが、それほどエロを感じないのは、絵がかわいいからであろうか。でもやはり、18歳以下の良い子には少し早い内容だろう。○面白かったらポチっと1票! 風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら*** 追伸 ***本日の「本の宇宙」には、お嬢様探偵サラの活躍する、「ダリアハウスの陽気な幽霊」のレビューを掲載しています。併せてお読みください。 ⇒ こちら
April 5, 2009
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「おそらく君たちは負ける。僕も勝てない。これは完全犯罪だ。」(聖女の救済) 「聖女の救済」(東野圭吾:文芸春秋)、「ガリレオの苦悩」と同時発売の際に両方買っていたのだが、こちらもやっと読了することができた。○「聖女の救済」(東野圭吾:文芸春秋) IT企業の社長である真柴義孝が自宅で死んでいるのを、愛人の若山宏美が発見した。死因は亜ヒ酸。義孝は、妻である綾音と子供ができないという理由で別れ話をしていた。他殺と当たりをつけた内海薫は帝都大の湯川准教授に協力を依頼する。 以前紹介した「ガリレオの苦悩」は、「探偵ガリレオ」や「予知無」のような、理工系トリックを湯川准教授が、その天才的な頭脳で解き明かしていくというものだが、この「聖女の救済」は「容疑者Xの献身」と同様に、いわゆる理工系トリックによる意外さはない。そしてミステリーとして少し変わっているのは、最初から犯人はほぼ判明しているということ。この作品の面白さは、実際に、どのようなトリックが犯行に使われたのかを、次々に仮説を立てて、それを撤回しながらも、次第に真実に迫っていくところである。でも、なかなか明らかにならないトリックの謎に、湯川センセイ、最後には、理論的には可能だが実現は不可能だとして、虚数解なんて言い出してしまった。今回の敵は冒頭の湯川の言葉にあるように、相当の難敵である。しかし、仮説の証明に、スプリング8を持ち出したところは、いかにもこのシリーズらしい。スプリング8とは、あのヒ素入りカレーの解明にも使われた兵庫県にある大型放射光施設である。 ところで、作品中で内海がiPodで福山雅治の曲を聴いている場面があった。やはり作者もドラマに気を使っているんだと思うとちょっぴり面白かった。○面白かったらポチっと1票! ○「ガリレオの苦悩」の記事はこちら風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら*** 追伸 ***・「本の宇宙(そら)」の今日の記事には、ロバート・E・ハワードによるヒロイックファンタジーの傑作であるコナンシリーズの「真紅の城砦」のレヴューを掲載しています。併せてお読みください。
April 4, 2009
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数日前に通った広島の平和公園の桜。平和公園の一番東端の川沿いのあたりだ。平日の夕方なのに、花見をしている人が何組かいた。 橋の向こうに、ちょっと分かりにくいが原爆ドームが見える。自転車の向こうである。更に向こうにあるビルと重なっているので、ちょっと分かりにくいかもしれない。桜と原爆ドーム。平和のありがたさを感じる。ちなみに、原爆ドームは世界遺産である。○「やっと桜が(広島市を歩く42)」の記事はこちら○他の人の読書ブログがたくさんあります。 風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
April 3, 2009
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掲載が遅くなったが、日曜日の夜は、テレビ朝日系の日曜洋画劇場で「相棒 劇場版」を観ていた。テレ朝の開局50周年特別企画とのことである。テレビ版は、家族が観ているのを横目で見ていた位だが、話題になっていたので、これはしっかりテレビの前に座って観た。○相棒 劇場版 DVD 事件は、テレビ塔に、ニュースキャスターの首つり死体がぶら下がっていたことから始まる。現場には「f6」という記号が。これが恐るべき連続殺人事件の始まりであった。現場にはやはり謎の記号が残されていた。実はこの記号はチェスの棋譜の記号で、犯人の狙いは、東京ビッグシティマラソンの出場者と観客。果たして右京たちは、犯行を阻止できるか。 チェスの棋譜を使うという演出だが、チェスはあまり一般にはなじみがあるとは言えないので、観客には分かりにくかったのではないだろうか。しかし、これを将棋にすると、だいぶイメージが変わってくるし、難しいところだ。 犯人の方は、やっぱりと言う感じだったが、政治家や役人の欺瞞、マスコミ報道の無責任さや匿名になったときの人間のいやらしさといったことに対する批判がよく込められていた作品だったと思う。(監督) ・和泉聖治(出演)・水谷豊(杉下右京)・寺脇康文(亀山薫) ほか○他の人の読書ブログがたくさんあります。 風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
April 2, 2009
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「彼女はたぶん魔法を使う」(樋口有介:東京創元社)は、中年の悲哀を醸し出すハンフリーボガードを気取った元刑事のフリーライター・柚木草平が美女たちに悩まされながら、難事件を解決していくという、柚木草平人気シリーズの第一作目である。○「彼女はたぶん魔法を使う」(樋口有介:東京創元社) 今回柚木は、元上司の吉島冴子から紹介をうけた島村香絵と言う美女から、香絵の妹の由美が轢き逃げされた事件を調べるよう依頼される。警察は事故で処理しようとしているが、ただの事故だったとは思えないという。柚木は調査を始めるが、こんどは被害者の同級生だった男も殺されてしまう。 女好きのくせに女性に対して辟易とした思いを抱き、ハンフリーボガードを気取っているくせにどこか中年男の悲哀を感じさせる柚木。そんな柚木が出会う美女たちに、翻弄されながら事件の核心に近づいていくという中年探偵ミステリー。あいかわらず、ちょっとひねくれて軽妙な会話が面白い。○面白かったらポチっと1票! 風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
April 1, 2009
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