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第二五巻　癩王のテラス/LONG AFTER LOVE

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私は大の病院＆薬好き？でした。
母が看護婦だったこともあり、調子が悪いと即、病院へ行って薬をもらう。
娘も、ちょっとした怪我や病気でもすぐ病院に連れて行くのが当たり前の生活を送っていたのです。
二年半前のこと、腰痛と腹痛で病院にゆくと「腎臓に結石ができている。」との検査結果。
もともと腎臓が良くないので、私は幼いとき「この子は将来、腰痛になるだろうね。」と言われていたそうです。
病院では、水をたくさん飲むこと、疲れないようにすること、トイレを我慢しないことなどを指導され、実践もしましたが
「いつ石が出てくるか、痛いのはイヤ！」と半分パニックになったときに出会ったのが「流石茶」。
石を溶かしてくれる不思議なお茶で、煎じて飲むのですが、ひと月のみ続けたおかげで腰痛は緩和されました。

その直後に職場が移動になり、気疲れ、体疲れが始まり、再び腰痛を繰り返すように。
「流石茶」はよく効くのですが、かなり高価なので毎日飲み続けることはできません。
病院では安価な漢方を処方されましたが、いくら病院好き？とはいえ、忙しい中ずっと通い続けることに
ようやく疑問を抱くようになりました。。
水を大量に飲むことも、外出時などには負担。むくみも出ます。
疲れることをするのも、仕事をしているうちは不可避でした。

仕事を辞めることができ、体を整えるためのアンテナを張っているといくつかの出会いがありました。
そのひとつがヨガ。もうひとつは自然療法。
体操と食べ物は健康を保つのにとても有効でした。
風邪や痛みなども、ヨガや自然療法の本でかなり改善することもできますし、
ひどくなる前に気づくこともできるようになりました。
例えば、鼻の不調。
動物性食品を食べ過ぎると右側が、甘いものを食べ過ぎると左側が詰まるのだそうです。
老廃物ができやすくなっているのですね。
娘は毎年、鼻炎で悩んでいましたが、このことを知ってから、病院へ行くことがめったになくなりました。
熱が出たときも、すぐに解熱剤を飲むのではなく、冷やして様子を見て「体が毒素を出す。」のを待てるようになっています。

手作りおやつも、黒砂糖・蜂蜜・全粒粉を使うようになってから、
太りにくく、老廃物のたまりにくいケーキやクッキー、スコーンなどを作れるようになりました。
また、庭にある枇杷の木やハーブや野菜たちは健康にとって宝の山だったのです。

もちろん、その中でもヨガは最大の貢献をしてくれています。
アーユルヴェーダなどの知識の扉を開いてくれたこともありますが
「健康は食べ物や体操など外側の影響が３、残りは心のコントロール。」という学びは本当に大きいです。

同じ症状でも、気をもんでパニックになったり、病院の治療や薬に頼ったり、何故治せないのかと責めたりする人と、
ありのまま受け入れ、自分の中に原因があることを静かに受けとめる人とでは、明らかに状態が違ってきます。
これは科学的にも根拠があって、前者の方は「血糖値が常に上がりやすい」状態にあり、
臓器にさらに負担をかけ、糖尿病、肝臓病、腎臓病などを引き起こしてゆく。
食など、感覚を満足させる欲にも走りやすいようですね。
私の場合も、食に走ること、イライラや落ち込みなども、腰痛と連動して起きていました。
いまは、無理せずゆっくりと、好きなやり方で後者の状態に近づいてゆこうとしています。

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