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日銀はレフェリーでは無くプレイヤーだと確信した先週末の出来事。 景気後退、金融緩和催促相場の様相で何か手を打たなくてはならない。だけど、何か手を打って材料出尽くしとやらで下げると、もうお手上げ。そういう展開に持ち込む気満々の短期筋。 黒田ニチギンズは敗色漂う中、自陣でのフォースダウン。パントフォーメーションからのトリックプレーで辛くも攻撃権継続といった感じか。 しかし、インターセプト寸前の場面もあった実にきわどいプレーでした。 とか、意味不明気味のたとえ話はさておき、 では、平成28年1月29日時点での、ポートフォリオに占める割合が0.5%以上の銘柄(コード順)。1540 純金上場信託1541 純プラチナ上場信託1671 WTI原油上場投信2137 Hヴェラス2164 地域新聞社2292 S FOODS2485 ティア2593-5 伊藤園優先株2674 ハードオフ2695 くらコーポ2700 木徳神糧2729 JALUX2753 あみやき亭2786 サッポロドラッグストアー2874 ヨコレイ2903 シノブフーズ2915 ケンコーマヨ2925 ピックルスコーポレーション3053 ペッパーフードサービス3039 トレジャーファクトリー3109 シキボウ3193 ラクト・ジャパン3250 ADワークス3276 日本管理センター3284 フージャースHD3318 メガネスーパー3376 オンリー3385 薬王堂3459 サムティ・レジデンシャル投資法人4118 カネカ4224 ロンシール工業4629 大伸化学4653 ダイオーズ4659 エイジス4997 日本農薬5184 ニチリン5189 櫻護謨5406 神戸製鋼所5542 新報国製鉄5903 SHINPO5984 兼房6076 アメイズ6078 バリューHR6178 日本郵政6240 ヤマシンフィルタ6409 キトー6440 JUKI6927 ヘリオステクノ7148 FPG7181 かんぽ生命7212 エフテック7249 尾張精機7256 河西工業7264 ムロコーポレーション7291 日本プラスト7315 IJTT7399 ナンシン7516 コーナン商事7551 ウェッズ7614 オーエムツーネット7703 川澄化学7847 グラファイトD8020 兼松8044 大都魚類8123 川辺8198 マックスバリュ東海8818 京阪神ビルディング9028 ゼロ9035 第一交通産業9201 JAL9414 BS119502 中部電力9603 エイチ・アイ・エス9830 トラスコ中山9861 吉野家9956 バロー日経225(225mini先物想定元本換算) 2018年12月限、2019年12月限、2020年6月限、2020年12月限リストから外れたもの 6747 KIHD 売ったわけではないけれども、株価が大きく下がり0.5%を切ったため7182 ゆうちょ銀行 郵政3社の中で相対的な割安感が無いと考えすべて売却し、代わりに残りの2社を買い増してみた。9831 ヤマダ電機 証券会社の目標株価引き上げで株価が上昇したため、半分程度売却してみた。リストに加わったもの1541 純プラチナ上場信託 プラチナが金より安いことは珍しい。しかも金より大幅に安い水準で、一説によると採掘原価割れとか。ということで、金上場信託を半分以上売却して純プラチナ上場投信に乗り換えてみた。1671 WTI原油上場投信 シェールガスやオイルサンドはいうまでもなく新興の油田も採掘原価割れの水準。時間はかかるかもしれないけど原油価格は上昇せざるをえないのではと思い買ってみた。2674 ハードオフ 新たに買ったわけではないけれども、株価が比較的堅調で0.5%を上回ったため。3276 日本管理センター 住宅一括借り上げというストックビジネスで不況にも比較的耐性がありそう。株価が急落し、成長力を考慮すれば買える水準になってきたと思い買い増してみた。3397 トリドール 丸亀製麺が主力。これまた、仮に円高・景気悪化がすすんでも、逆に業績か向上する ような立ち位置ではと安心感。株価が急落し、成長力を考慮すれば買える水準になってきたと思い買い増してみた。7646 PLANT 株価が下がり、バリュー投資的にいくらなんでも割安だろうと思い少し買い増ししてみた。7703 川澄化学 新たに買ったわけではないけれども、株価が堅調で0.5%を上回ったため。9956 バロー 株価が下がり、バリュー投資的に買える水準ではと思い少し買い増ししてみた。 ポートフォリオ上位陣については、決算発表で急落したラクト・ジャパンを大きく買い増してみた。 今月は下がった銘柄を物色したため、月末のレバレッジは1.5倍弱まで上昇。そのうち約0.11倍が貴金属(金・プラチナ)のETF。 保有比率を計算するときの分母として純資産を使っているため、レバレッジが上がると0.5%超の銘柄が増える傾向。 株価水準が下がり、買いたいものが目白押しで売りたいものはあまり無いのだけど、なんとか頑張って、もうちょっとレバレッジを下げたいところ。※投資は、損しても得しても自己責任で!※ランキングサイトに登録してみました。にほんブログ村にほんブログ村
Jan 31, 2016
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見落としてました。何と今年から8月11日に”山の日”という祝日ができるとのこと。 そんなわけで、訂正します(1月31日)。 日頃の不摂生がたたり生活習慣病関連で数か月に一度のペースで病院に通っている。 それと同時に、毎日体重と血圧を自分で測定して記録を付けているのだけど、 その日々の記録を追っていると、次に病院に行ったときに検査の数値が良い方向に出そうなのかその反対なのかが概ね事前に予想できる。 ちなみに、年末年始の暴飲暴食シーズンを挟んで最近の日々の数字はかんばしくないので、次の病院での検査が思いやられるところなのだけど、 そんなことはさておき、 企業でも月次の売り上げデータを公表しているところも多い。 単月のみの売上でどうこうというより、毎月毎月の流れを追っていったり、他企業の動向と比較したりと”縦横”広く見ていくことが大事なのだと思う(そのへんは、体重等の管理と同じことなのだろう)。 月ごとの推移を見ていくうえで、わりと大事なのが曜日の並び。 家族で出かけるような飲食店は休みの数が多いほど有利だし、反対にBtoB主体で平日が多いほど売上げが伸びる会社もある。 ということで、2016年の月ごとの休日数を整理してみた。(関連の日記)〇月ごとの休日数比較2015年 〇9月月次×、11月月次〇 (2014年)1.2016年の月ごとの休日数2.今年の傾向 〇今年はうるう年で2月の日数がそもそも一日多い(休日数としては同じ)。 〇ゴールデンウィークは昨年の5連休に対し、今年はカレンダー通りだと3連休どまり。だけど1日2日休むことで長期休暇の取得が容易。観光関係には嬉しいかも。 〇7月は休日が昨年より2日多い。 〇8月11日に祝日新登場。お盆休みにつなげると大型連休にも。なお、8月の休日数は新祝日を入れても1日減。 〇昨年あった9月の秋のゴールデンウィークは、今年は無い(休日数は1日減)。8月9月の合計では休日が2日少なく、外食産業などにはそのあたりの時期が鬼門かも。 上記はあくまで、曜日の並びの観点からの見方。実際には、天候の影響とか他の要素も大きいので、参考程度。※ランキングサイトに登録してみました。にほんブログ村にほんブログ村
Jan 30, 2016
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株式投資は、かくれんぼと似ているところがある。 まず、かくれんぼの思い出。 昔、私が保育園児だったころ、かくれんぼで絶対に見つからない秘密の隠れ場所があった。 かくれんぼで遊ぼうということになると、私はその秘密の場所に隠れ、見つからないことに得意げだったのだけど、そのうち無性に寂しいことになってしまう。 しばらくは、鬼が私を探しているのだけど、いくら探しても見つからないということになると、私はかくれんぼを止めてどこかに行ってしまったものとして扱われるようになる。かくれんぼは私抜きで続いていくのだ。 かくれんぼは、なかなか見つからないけど、最後には見つかるところに隠れなければならない。 株式投資はこれによく似ている。 人知れず過小評価な株に投資をするのだけど、いつかは誰かにその株が過小評価でお買い得だと気付いてもらわなければ株価は上がらない。 割安だと思って買っても、いつまでも誰にも気づいてもらえない、自分だけの秘密の隠れ場所のような投資ではつまらない。 ちょうど、サトウ・ハチロー作詞の”かわいいかくれんぼ”のようなのが、上手な株式投資なのだろうと思う。ひよこがねお庭でぴょこぴょこ かくれんぼどんなにじょうずに かくれても黄色いあんよが 見えてるよ かわいいかくれんぼ※ランキングサイトに登録してみました。にほんブログ村にほんブログ村
Jan 25, 2016
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相場乱高下で昨年のことなど遠い過去のよう、 そん中で今さらながらですけど、 2016年開始時(2015年末)のPF上位銘柄の保有理由、魅力、弱点、懸念事項などを整理してみる正月企画の第4回。 数ヵ月後、数年後に振り返ってみるためのあくまで個人的なメモ書き程度のもの。 それでは、PF21位~30位まで。 昨年の上位銘柄から株価低迷で転落したものも沢山含まれる、失敗リスト的な意味合いも。21.PF21位:京阪神ビルディング(8818) 昨年:17位 → 今年:21位(昨年の記述)〇魅力:ストック型の不動産ビジネス。 REITと比較すると、かなり割安感。〇その他:これまでどおりリスクをコントロールしつつ一歩一歩着実に拡大してくれると嬉しい。(今年) 銘柄に対する評価は同じ。昨年よりやや買い増しもしているのだけど、株価の勢いが今一つでランクダウン。22.PF22位:光ハイツ・ヴェラス(2137) 昨年:13位 → 今年:22位(昨年の記述)〇魅力:札幌での有料老人ホーム経営で業績好調。 札証アンビシャスというドマイナー市場銘柄のためか指標面でもかなり割安感。〇その他:数年前は財務内容が危機的状況だったけど、リースバックなども活用しようやく持ち直してきたところ。 なお、前期はリースバックで、今期は寄付金収入で利益が嵩上げされているので、その分は割り引いて考える必要あり。(今年) 最近は空室が増えてきている模様で、業績にやや陰り。 ただし、指標面での割安感は残っているように思うので引き続き保有。23.ヘリオステクノ(6927) 昨年:圏外(79位) → 今年:23位〇魅力:人材派遣で手堅く稼ぐ一方、FPD製造装置が足元では好調。 配当利回りも3%台後半。 〇懸念:中国の景気悪化の影響をもろに受ける可能性も。 〇その他:株価低迷ぎみ。懸念もあるのでナンピン買いはしないけど、割安感もあるので売ってもいない。24.PF24位:シキボウ(3109) 昨年:19位 → 今年:24位(昨年の記述)〇保有理由:なんちゃってエボラ関連銘柄として。 新型インフルエンザとか、感染症系のテーマ銘柄として反射神経的に買われたことが何度かある。 低位株なのも私としては好み。〇弱点:指標的には割安感は無い。(今年) 株価低迷で指標面の割安感もでてきたようにも思う。 昨年よりやや買い増しもしているのだけど、ランクダウン。25.PF25位:マックスバリュ東海(8198) 昨年:圏外 → 今年:25位〇魅力:各社軒並み既存店売上高の前年割れだった昨年11月にも、対前年比増を確保するなど、業績好調。 インバウンド需要をどんどん取り込めないかと妄想。 優待のお米も魅力。〇弱点:指標面の割安感は無い。26.PF26位:トレジャーファクトリー(3093) 昨年:圏外(113位) → 今年:26位〇保有理由:株価が下がり、成長力を考慮すれば買える水準になってきたと思い徐々に買い増し。〇懸念:昨年11月、12月と既存店売上高にやや陰り。 11月は曜日の並び、12月は暖冬の影響と思いたいのだけど、果たして。。。〇弱点:比較的個人の人気の高い銘柄なので、人気が離散すると株価低迷も。27.PF27位:伊藤園優先株(2593-5) 昨年:7位 → 今年:27位(昨年の記述)〇保有理由:伊藤園株より割安で、配当も多い。 いずれは伊藤園株と1:1で統合の可能性もあるのではと考えている。 〇懸念:伊藤園の足元の業績がパッとしない。〇関連の日記 ・伊藤園優先株式についてのアンケートが気になる(今年) 伊藤園の業績が上向きで伊藤園普通株が上昇。 普通株との比較では優先株の割安感が増している。 ただし、普通株については指標面での割安感は全くない。 昨年の優待権利前の急騰時に少し売ったので、この順位までランクダウン。28.PF28位:地域新聞社(2164) 昨年:圏外(48位) → 今年:28位〇魅力:無料の地域紙を各戸配布し広告収入で稼ぐという斬新なビジネスモデル。 千葉から始まり埼玉を攻略中。東京新聞子会社を買収しエリアを拡大、着実に伸びている。 ランパス市川・八王子を発行。〇懸念:子会社買収からの体制づくりのため足元は赤字基調。早めに上昇軌道に乗ると良いのだけど。〇その他:デルタマーケティングが大量保有、徐々に株数を増やしている。29.PF29位:日本農薬(4997) 昨年:16位 → 今年:29位(昨年の記述)〇魅力:地味な業態ながら、海外を中心に順調に業績を伸ばしている。 〇懸念:利益率が同業他社よりかなり高いのだけど、将来的にも維持されるのだろうか?(今年) 期待外れの業績で株価も大きく低迷。 下落中に買い増ししており、結果的に悪いナンピン。 業績は低迷しているけど、さすがにこの株価だと持っていても良いかも。でももうこの銘柄のナンピンはしないつもり。30.PF30位:エイチ・アイ・エス(9603) 昨年:圏外(98位) → 今年:30位〇魅力:旅行とテーマパーク、ともにインバウンド関連。 特にテーマパーク事業に期待。ハウステンボスがディズニー・USJに匹敵するまで成長しないかと妄想。〇懸念:感染症・テロ等で旅行需要が低迷すると厳しい状況も。 ちなみに、純資産が少し増えたことに加え、 一昨年末はレバレッジが1.1倍弱だったのに対し、昨年末は1.3倍台後半。 なので、保有額が横ばいの銘柄はランクが大幅ダウンとなっている。 整理してみて、もう少し買い増ししてみても良いかもと思える魅力的な銘柄、業績低迷・株価低迷の腐れ縁的銘柄、いろいろ出てくる。 いろいろあって、それで良い。いろいろな意味で多様性のあるポートフォリオが、どんな事態にも強靭なポートフォリオなのだろうと勝手に思っている。 ※上記は、ポジショントーク的成分満載の独断と偏見による記述。※投資は、損しても得しても自己責任で!※ランキングサイトに登録してみました。にほんブログ村にほんブログ村
Jan 24, 2016
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そこらかしこから心の折れる音が聞こえてくるような気がする、ようやく反発したと思ったら一瞬で奈落の底というそんな相場展開。 こんな気分のことが前にもあったなーとかブログを見返していると、ありました。ブログも書いておくものです。(関連の日記)〇売りたい気分の時 少し抜粋すると、 結構下がった。 市場が悲観的な空気で包まれたとき、売っておけばよかった、これ以上下がったら大変だ、これからでも売らなきゃって気分になる。 そんな時は、売ろうとしても安くしか売れない。 こういう総悲観的雰囲気のときは、経験的にはむしろ買いだと思うのだけど、まれに、リーマンショックのときみたいに事態がどんどん悪化することもあるから難しい。(略)てなことで、 私としては、買い場が来たってな感じで、金曜日は少しだけ買った。来週も、大きく下げた銘柄を物色していきたいと思っている。 まあ、でも、私の場合、正常化バイアスに毒されていて、万年強気な感じなのであてにはならない。 今後、私が弱気なことを書くようなことがあれば、そのときこそきっと本当の絶好の買い時なのだろう。 まあ、今回は株式市場の勢いだけからするとリーマンショック的な展開の気配もなくはないように思うのだけど、 世界の実体経済がリーマンショックの時ほど傷んでいるようには思えないので、大丈夫なんだろうなー、 いや、どうか大丈夫であってください、お願いだから。。。 目先筋の先物へのマネーゲーム的取引で売り崩されているだけでしょう、 だから、中長期的には個別銘柄がお安く変えてお得なんだろうなー、 いや、どうかそうであってください、お願いだから。。。 とか、買い豚の私にも強気一辺倒ではいられない不安心理も。 だけど、買い豚の私がそう感じるぐらいだから、相場の底も近いのだろうなーとかとも思う。 いや、どうかそうであってください、お願いだから。。。 今回はチラシの裏に、支離滅裂お願いモード気味の買い豚ポジション妄言でした。※投資は、損しても得しても自己責任で!※ランキングサイトに登録してみました。にほんブログ村にほんブログ村
Jan 22, 2016
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夜間に、またも強烈な下げ。 数時間前の日記で、 ”日経平均という株は無い”と言った舌の根も乾かぬうちに、 日経mini先物を買い建ててみた。 例によって、期先物で、2020年12月限を1枚。(関連の日記)〇日経先物で中長期投資(その4)(暫定版) なんせ、この夜間の下げを見たら買いたくなるし、 この時間に国内市場で買えるのは、先物ぐらい。 約5年先の期日の2020年12月限だと、期近物より1300円以上安い水準。配当落ちがほとんど埋まらない計算になっている。※投資は、損しても得しても自己責任で!※ランキングサイトに登録してみました。にほんブログ村にほんブログ村
Jan 21, 2016
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”日経平均株価”が”東証ダウ”と呼ばれていた古の時代、 テレビで”東証ダウ”の連日の暴騰が伝えられると、証券会社の店頭には”ダウを買いたい”という株初心者の客が来て、”申し訳ありませんがダウという株はありません”と言われた、というような笑い話があったとか。 今では、”日経平均株価”が先物という形で盛んに売買されており、 ここのところの株価暴落も先物主導。 だけど、”日経平均株価”というのはあくまで225種の株価から計算したもの。”日経平均”という株は無いというのは古の時代も今も同じこと。 なにか材料が出るたびに、先物主導で大きく株価が動いていくのはまったく馬鹿馬鹿しいマネーゲーム。 そんなマネーゲームに振り回されるよりより、個別の銘柄の価値をしっかり見極めて投資を判断していきたいと改めて思う。 というようなことで、今日は、大きく下げていた神戸製鋼とか日本管理センターを少し買ってみた。 日本郵政、かんぽ生命の被弾などで純資産が減少したこととあいまって、ついにレバレッジは1.5倍台に突入。いよいよ要注意ゾーンなのだけど、 ここは今一歩踏み込まねばと投資家としての本能がささやく。。。 今回はチラシの裏に、株好きのポジション妄言でした。※投資は、損しても得しても自己責任で!※ランキングサイトに登録してみました。にほんブログ村にほんブログ村
Jan 20, 2016
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急落相場で急に”持つリスク”を感じるようになったのか、ロスカットルールに従ってなのか、ともかく投げ売りされている銘柄もちらほら。 どうせ現金化しても他にお金の持っていき場所もないだろうから、相場が落ち着けばまた株式にもどってくるんだろうなー、とか思いつつ、 私は、レバレッジが高めなのにもかかわらず、投資家としての本能に従いバーゲンハンティング。(関連の日記)〇ロスカットについて考える 昨日は、ラクトジャパンを主力級まで買い増し。今期業績見通しが期待外れではあるけれども、2日間で約3割も株価が下がってPER8倍はさすがに買える水準だろうと。 乳原料・チーズなどの食品専門商社。世界経済が悪化しようが円高が進もうが、さほど業績に影響はないのでは、との安心感も。 本日は、トリドールがなぜか急落していたので拾ってみた。確かに指標面での割安感はないかもしれないけど、足元の業績は絶好調。 丸亀製麺が主力。これまた、仮に円高・景気悪化がすすんでも、逆に業績か向上するような立ち位置ではと安心感。 今回投げ売った人たちも、いずれ株価が上昇すれば、”持たざるリスク”を感じて、買いに回ってくれることだろう。 ♪まわるまわるよ 時代はまわる※上記は、ポジショントーク的成分満載の独断と偏見による記述。※投資は、損しても得しても自己責任で!※ランキングサイトに登録してみました。にほんブログ村にほんブログ村
Jan 19, 2016
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今さらながらですけど、 2016年開始時(2015年末)のPF上位銘柄の保有理由、魅力、弱点、懸念事項などを整理してみる正月企画の第3回の訂正版。 数ヵ月後、数年後に振り返ってみるためのあくまで個人的なメモ書き程度のもの。 それでは一気に、PF11位~20位まで。11.PF11位:薬王堂(3385) 昨年:圏外(47位) → 今年:11位〇魅力:業績好調で、ひょっとして九州のコスモス薬品のような感じにならないかと妄想している。 また、指標面でもやや割安感。 〇弱点:比較的個人の人気の高い銘柄なので、人気が離散すると株価低迷も。12.PF12位:ヨコレイ(2874) 昨年:10位 → 今年:12位(昨年の記述)〇保有理由:優待のイクラとホタテが絶品。 以前は1000株で頂けたのだけど、今は3000株必要。〇魅力:地味な業態ながら、タイにも拠点。少しずつ着実に成長しているように見える。〇弱点:指標的に割安感はあまり無い。 また、一気に大きく飛躍というような楽しみは無さそう。〇その他:もっと成長が期待できる企業に投資して、儲けたお金でイクラとホタテを買うほうが経済合理的なのだろうけど。優待で貰うというのは、また別の喜びがあるもの。預貯金・債券よりはましだろうと、割り切って保有。(今年) 優待目的で、株価上昇は期待していなかったのだけど、他の所有銘柄より上昇。面白いものです。13.第一交通産業(9035) 昨年:9位 → 今年:13位(昨年の記述)〇魅力:タクシー事業を相次ぐ買収で拡大。 既得権益が守られる業界のような気がするので、今後も安泰か。 マイナー市場の福証銘柄なので指標面は割安感。長期保有の覚悟を持てば、楽しみ。〇懸念:自己資本比率が低いのに事業を多角化している。 景気悪化時には一抹の不安。特に分譲マンションは着実に売れるといいのだけど。。。 〇その他:鳴り物入りで始まった子会社の放射線遮蔽関連事業はどうなったのだろう?(今年) バス事業がインバウンド需要で絶好調。 一方、放射線遮蔽関連事業は行方不明感。14.PF14位:グラファイトデザイン(7847) 昨年:圏外(76位) → 今年:14位〇所有理由:昨年の第3四半期決算がかなり良かったので買ってみた。 その後、業績がかなり低迷気味だけど、株価も安くなっているので売るほどではないと思い保有。 財務内容が良いのと配当利回りが約4%と高いのが一応の魅力。〇不安:ゴルフ用品需要低迷で、業績が低空飛行のままかも。そうすると減配の懸念も出てくる。15.PF15位:ピックルスコーポレーション(2925) 昨年:6位 → 今年:15位(昨年の記述)〇魅力:キムチ界で唯一のナショナルブランド”ご飯がススムキムチ”を柱とした継続的な成長。 昨年、新工場を稼動させるなど順調に成長。 また、12月に親会社からの大規模自社株買いで、経営の自由度を確保するとともに、指標面も改善。 10月以降、原料のハクサイが安値で推移しており、足元の業績も改善期待。 指標面でも、PBR1倍割れ、予想PER1桁と割安感。〇懸念:12月後半から天候不順ぎみ。正月明けのハクサイ相場が気になる。〇関連の日記 ・ピックルスコーポレーション (今年) 原料のハクサイの高騰と、競合との競争激化で業績伸び悩み気味。 だけど、指標面の割安感は相変わらず。16.PF16位:ゆうちょ銀行(7182) 昨年:圏外 → 今年:16位〇魅力:なんといっても郵便局の圧倒的なブランド力。 オークションなど個人間の送金では、ゆうちょ銀行がデファクトスタンダード化している。〇弱点:当面は業績停滞が予想される。 過去の定額貯金の金利に魅力があった時代に集めた資金が徐々に流出。 ゆうちょに掛けられている諸規制を緩めるための戦略的な意味合いからも当面は業績が停滞気味になるのでは。 飛躍には民間金融機関と対等な条件で競争可能になるよう規制緩和が必要になる。徐々に進んでいくとは思うけど、政治に翻弄される可能性も。 需給面では、日本郵政保有株式の放出が続く。〇関連の日記 ・郵政3社に超主力参戦 ・郵政3社の基礎知識17.PF17位:IJTT(7315) 昨年:圏外(27位) → 今年:17位〇保有理由:いすゞの子会社3社が合併。そのうち自動車部品工業時代から保有。 以前はいすゞの業績と連動していたように思ったので、相対的割安感から買い増していった。 一部昇格も可能だと思うのだけど。。。〇懸念:いすゞの業績が順調なのに、IJTTの業績は低迷したまま。 業績低迷に合わせて株価も低迷しているので、一応バランスはとれていて今のところ売る気にはなれないのだけど。。。 なんだか、すっきりしない銘柄。18.PF18位:ケンコーマヨネーズ(2915) 昨年:20位 → 今年:18位(昨年の記述)〇魅力:キューピーより割安。ここ数年は、徐々に業績を伸ばしてきている。〇懸念:卵相場がずっと高いし、円安も悪影響か。〇その他:優待の区切りの1000株を持っているのだけど、1000株の権利を取るべきか悩ましい。100株優待で我慢して、900株は優待権利前に一旦売却または逆クロス(逆日歩狙いの信用買い・現物売り)というのも選択肢か。(今年) 今年も同じ理由で保有。19.PF19位:新報国製鉄(5542) 昨年:圏外(36位) → 今年:19位〇魅力:不動産賃貸業が拡大し、ベースとなる利益を長期的に確保。〇懸念:本業は景気循環的で景気悪化局面には弱そう。20.PF20位:あみやき亭(2753) 昨年:5位 → 今年:20位(昨年の記述)〇魅力:持続的な成長。 今中間期、その後の月次も好調なため、正月明け公表見込みの第3四半期決算も好調と思われる。 月次売上げや決算発表の迅速さも際立っており、売上げの状況をリアルタイムに把握できている模様。〇懸念:何度か食べに行ったけど、個人的にはさほど感動が無い。(今年) スピードはやや鈍化したものの着実に成長。今年も同じ理由で保有(株数はかなり減ったけれども)。 なんだか、誤算があっても、しつこく持っている銘柄もチラホラ。 こういう銘柄は、過去を振り返ると購入したのは失敗だったのだろうけど、だからといって今の時点で持ち続けるのが不正解というわけでもない。と思っている。。。※上記は、ポジショントーク的成分満載の独断と偏見による記述。※投資は、損しても得しても自己責任で!※ランキングサイトに登録してみました。にほんブログ村にほんブログ村
Jan 17, 2016
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相場の急落時に付き物なのが”ロスカット(損切り)”。今回は、ロスカットについて思うところを書いてみたい。 ロスカットが株価の下落を招き、株価の下落が更なるロスカットを引き起こす。 株価下落 → ロスカット → 株価下落 → ロスカット → 株価下落 → ・・・・ の悪循環。 ところで、このロスカットには2種類のものがある。 1.投資家の意図しない強制決済 まず1種類目として、信用取引の強制決済。 保証金維持率が証券会社の規定を下回った場合には追証(追加保証金)が発生。期限までに現金等を差し入れて追証を解消できない場合には、建玉が強制決済されてしまう。 または、そのような状況を目前にして投資家の判断で泣く泣くロスカットするようなこともあると思う。これも投資家の望まない決済ということでは強制決済と類似のもの。 これらは、資金管理の大失敗。株式投資においては致命的なもの。 こうならないように慎重に資金管理をしなければならないのだけど、信用取引に慣れていないと安易に建玉を膨らまして相場急落時に危険な状況になりかねないので要注意。 ちなみに、 保証金維持率=(委託保証金(現金換算)- 建玉評価損)/ 建玉代金合計 (※簡便化のため諸経費等は省略) 保証金維持率の追証発生ラインが20%の証券会社で取引していたとして、 例えば、維持率が35%あるから余裕だと思うと大間違いで、株価が12%程度下がれば追証発生(代用有価証券の場合)。 維持率が50%でも、株価が20%程度下がれば追証発生(代用有価証券の場合)。2.投資家の意図するロスカット もう1つが、投資家が戦略的に意図して行うロスカット。 株式投資のポートフォリオ管理の常識として、”買った株が下落した時のロスカット(損切り)ルールを決めておくべき”ということがよく語られる。 また、ザラバを見ることが出来ない兼業投資家がロスカットを行うために、”逆指値”という注文方法を用意しているネット証券も多い。 だけど、私には、株価急落時に強制決済等の追い込まれた状況の人たちと競い合うように機械的にロスカットしていく行為に合理性があるとは到底思えない。(関連の日記)〇塩漬け 究極の投資法 なので、私はこれまで一度も逆指値注文をしたことはない。 まあ、会社に投資をするのではなく、値動きに投資をするタイプの投資家にはロスカットが有効なのかもしれないけれども。3.ロスカットされている株を拾う むしろ、相場急落時に機械的にロスカットされている株を拾っていくことが投資成績の期待値を高めてくれるのではと思っている。 月曜あたりは絶好のチャンスだと思うのだけど、 私のように、ザラバをほとんど見ることができない兼業投資家には難しい。。。 約定する可能性の小さい下値の注文を並べておくのは面倒なうえに、仮に軒並み約定するとレバレッジ管理的にも困る。 どうか、休憩時間にチャンスがありますように。。。※投資は、損しても得しても自己責任で!※ランキングサイトに登録してみました。にほんブログ村にほんブログ村
Jan 16, 2016
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集計ミスがありましたので、間違い部分を取り消して後ほど再アップしますm(_ _)m(1月17日) まず、順位だけ訂正しておくと、正しくは、 PF11位:薬王堂(3385) PF12位:ヨコレイ(2874) PF13位:第一交通産業(9035) PF14位:グラファイトデザイン(7847) PF15位:ピックルスコーポレーション(2925) ついでに、 PF16位:ゆうちょ銀行(7182) PF17位:IJTT(7315) PF18位:ケンコーマヨネーズ(2915) PF19位:新報国製鉄(5542) PF20位:あみやき亭(2753) 震源地の中国株が上昇してもダダ下がりの日本株。株式市場とは、まったく面白いものです。 1月も半ばになってしまったけれども、2016年開始時(2015年末)のPF上位銘柄の保有理由、魅力、弱点、懸念事項などを整理してみる正月企画の第3回。 数ヵ月後、数年後に振り返ってみるためのあくまで個人的なメモ書き程度のもの。 それでは、PF11位~15位まで。11.PF11位:薬王堂(3385) 昨年:圏外(47位) → 今年:11位〇魅力:業績好調で、ひょっとして九州のコスモス薬品のような感じにならないかと妄想している。 また、指標面でもやや割安感。 〇弱点:比較的個人の人気の高い銘柄なので、人気が離散すると株価低迷も。12.PF12位:あみやき亭(2753) 昨年:5位 → 今年:12位(昨年の記述)〇魅力:持続的な成長。 今中間期、その後の月次も好調なため、正月明け公表見込みの第3四半期決算も好調と思われる。 月次売上げや決算発表の迅速さも際立っており、売上げの状況をリアルタイムに把握できている模様。〇懸念:何度か食べに行ったけど、個人的にはさほど感動が無い。(今年) スピードはやや鈍化したものの着実に成長。今年も同じ理由で保有。13.第一交通産業(9035) 昨年:9位 → 今年:13位(昨年の記述)〇魅力:タクシー事業を相次ぐ買収で拡大。 既得権益が守られる業界のような気がするので、今後も安泰か。 マイナー市場の福証銘柄なので指標面は割安感。長期保有の覚悟を持てば、楽しみ。〇懸念:自己資本比率が低いのに事業を多角化している。 景気悪化時には一抹の不安。特に分譲マンションは着実に売れるといいのだけど。。。 〇その他:鳴り物入りで始まった子会社の放射線遮蔽関連事業はどうなったのだろう?(今年) バス事業がインバウンド需要で絶好調。 一方、放射線遮蔽関連事業は行方不明感。14.PF14位:ヨコレイ(2874) 昨年:10位 → 今年:14位(昨年の記述)〇保有理由:優待のイクラとホタテが絶品。 以前は1000株で頂けたのだけど、今は3000株必要。〇魅力:地味な業態ながら、タイにも拠点。少しずつ着実に成長しているように見える。〇弱点:指標的に割安感はあまり無い。 また、一気に大きく飛躍というような楽しみは無さそう。〇その他:もっと成長が期待できる企業に投資して、儲けたお金でイクラとホタテを買うほうが経済合理的なのだろうけど。優待で貰うというのは、また別の喜びがあるもの。預貯金・債券よりはましだろうと、割り切って保有。(今年) 優待目的で、株価上昇は期待していなかったのだけど、他の所有銘柄より上昇。面白いものです。15.PF15位:ケンコーマヨネーズ(2915) 昨年:20位 → 今年:15位(昨年の記述)〇魅力:キューピーより割安。ここ数年は、徐々に業績を伸ばしてきている。〇懸念:卵相場がずっと高いし、円安も悪影響か。〇その他:優待の区切りの1000株を持っているのだけど、1000株の権利を取るべきか悩ましい。100株優待で我慢して、900株は優待権利前に一旦売却または逆クロス(逆日歩狙いの信用買い・現物売り)というのも選択肢か。(今年) 今年も同じ理由で保有。 なんだか、昨年と同じような顔ぶれ。私の投資はだいたい、そうしたものです。※上記は、ポジショントーク的成分満載の独断と偏見による記述。※投資は、損しても得しても自己責任で!※ランキングサイトに登録してみました。にほんブログ村にほんブログ村
Jan 15, 2016
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株式市場は、年の初めから波乱含みの展開。 なんだか、証文の出し遅れ的なのだけど、2016年開始時(2015年末)のPF上位銘柄の保有理由、魅力、弱点、懸念事項などを整理してみる正月企画の第2回。 数ヵ月後、数年後に振り返ってみるためのあくまで個人的なメモ書き程度のもの。 それでは、PF6位~10位まで。6.PF6位:ニチリン(5184) 昨年:圏外 → 今年:6位〇魅力:東証一部昇格イベントがありそうな気配。 また、指標面ではバリュー投資的に激安の部類。 〇弱点:自動車部品系のため、世界的な景気低迷で業績が低迷する可能性。7.PF7位:トラスコ中山(9830) 昨年:8位 → 今年:7位(昨年の記述)〇魅力:消費税アップの影響も無く月次売上げが順調に推移。 機械工具、物流機器の販売会社としてブランドを確立しつつあるのかも。〇懸念:成長前提の株価になっているように思うので、成長が止まると。。。(今年) 期待通り順調に業績向上。今年も同じ理由で保有。8.PF8位:ADワークス(3250) 昨年:4位 → 今年:8位(昨年の記述)〇魅力:不動産ブーム、相続税対策ブームに乗れそうな銘柄。 中古マンションやビルを1棟単位で仕入れて、収益不動産として富裕層に販売する。また、販売した不動産などについて、ストック型フィービジネスとして管理運営を受託するという事業コンセプト。 また、超低位株(昨年末48円)であり、数日で株価倍増・3倍増の夢も。〇弱点:指標面の割安感が無い。〇懸念:前期後半から、仕入れた不動産を売り急がず、手持ちの不動産を増やす戦略を取っている。 そのため、売上げ・利益は踊り場的状況。今後、踊り場から上昇基調に移行できれば良いのだが。。。(今年) 今年も同じ理由で保有。9.PF9位:S Foods(2292) 昨年:11位 → 今年:9位(昨年の記述)〇魅力:買収による業容拡大も寄与し業績急上昇。 子会社のオーエムツーネットワークも好調。 また、ペッパーフードサービスの第2位株主(14%保有)でもある。〇その他:株価が急上昇しているのだけど、業績も急上昇しているので相変わらず割安感もある。いつまで好循環が続くのだろうか?(今年) スピードはやや鈍化したものの着実に成長。株価は軟調だけど、指標面の割安感は増している。10.PF10位:サムティ・レジデンシャル投資法人(3459) 昨年:圏外 → 今年:10位〇魅力:昨年6月に上場したJ-REIT銘柄。 直近(2016年1月)の分配金利回りは約2%だが、次期(2016年7月)の分配金利回りは約6%。分配金利回りに着目した買いが入ることを期待。〇弱点:スポンサーののサムティと利益相反の可能性(サムティ開発物件を高値で嵌め込まれる懸念)。※上記は、ポジショントーク的成分満載の独断と偏見による記述。※投資は、損しても得しても自己責任で!※ランキングサイトに登録してみました。にほんブログ村にほんブログ村
Jan 13, 2016
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大発会から5日続落と冴えないスタートなのだけど、昨年8月~9月の下落時と比べると、不安も興奮もさほど感じることはなく、まったく慣れというのは恐ろしいもの。 それはさておき、遅ればせながら正月企画で、2016年開始時(2015年末)のPF上位銘柄の保有理由、魅力、弱点、懸念事項などを整理してみた。 数ヵ月後、数年後に振り返ってみるためのあくまで個人的なメモ書き程度のもの。 ちなみに、参考まで、2015年開始時(2014年末)の状況は下のとおり。(関連の日記)〇PF上位銘柄の魅力と懸念(その1) 〇PF上位銘柄の魅力と懸念(その2) 〇PF上位銘柄の魅力と懸念(その3) 〇2015年開始時(2014年末)の上位銘柄PF1位:金ETF(純金投信(1540)、SPDRゴールドシェア(GDL))PF2位:ペッパーフードサービス(3053)PF3位:くらコーポレーション(2695)PF4位:ADワークス(3250)PF5位:あみやき亭(2753)PF6位:ビックルスコーポレーション(2925)PF7位:伊藤園優先株(2593-5)PF8位:トラスコ中山(9830)PF9位:第一交通産業(9035)PF10位:ヨコレイ(2874)PF11位:S Foods(2292)PF12位:昭和飛行機工業(7404)PF13位:光ハイツ・ヴェラス(2137)PF14位:中部電力(9502)PF15位:グリーンランドリゾート(9656)PF16位:日本農薬(4997)PF17位:京阪神ビルディング(8818)PF18位:物語コーポレーション(3097)PF19位:シキボウ(3109)PF20位:ケンコーマヨネーズ(2915) それでは、いよいよ2016年開始時(2015年末)のPF上位銘柄を。 まずは、PF1位~5位まで。1.PF1位:日本郵政(6178) 昨年:圏外 → 今年:1位〇魅力:なんといっても郵便局の圧倒的なブランド力。 特に、日本郵政は郵政3社の中でも相対的に割安。 土地など保有資産の活用にも大きな可能性があるのではと期待。 また、将来的にネット通販が拡大していく中で、全国津々浦々まで張り巡らされた物流ネットワークと郵便局が、アイディア次第で大化けしていくのではと妄想。〇弱点:当面は業績停滞が予想される。 過去の定額貯金の金利に魅力があった時代に集めた資金が徐々に流出。 ゆうちょ・かんぽに掛けられている諸規制を緩めるための戦略的な意味合いからも当面は業績が停滞気味になるのでは。 金融2社の飛躍には民間金融機関と対等な条件で競争可能になるよう規制緩和が必要になる。徐々に進んでいくとは思うけど、政治に翻弄される可能性も。 需給面では、政府保有株式の放出が続く。〇関連の日記 ・郵政3社に超主力参戦 ・郵政3社の基礎知識2.PF2位:金ETF(純金投信(1540)) 昨年:1位 → 今年:2位(昨年の記述)〇保有理由:円の価値が無くなっていくことに対するリスクヘッジとして。 世界的に金融緩和競争をしているようにも思えるので、外貨も心もとない。究極的には、時代・地域を越えて価値が保たれる可能性の高い金を選択してみた。〇弱点:インカムゲインが無い。そのため、収益還元的な観点からは価値が判断できない。 下支えといえば、採掘原価ぐらい。でも、場所により採掘原価にはバラつきがあるようで、あまり分析の役に立ちそうも無い。(今年) 今年も同じ理由で保有。〇その他 今だと貸株サービスで1%の金利を受け取れるので、信託報酬を考慮しても、金の現物を保有するより金ETF(純金投信(1540))が有利。 なお、ETFは税抜き、現物は税込価格での取引になるので、消費税増税のタイミングでは現物で持っておく方が有利かも(売り買いのスプレッドを考えれば微妙)。3.PF3位:かんぽ生命(7181) 昨年:圏外 → 今年:3位〇魅力:なんといっても郵便局の圧倒的なブランド力。 特に、かんぽ生命は第一生命との比較で割安。 規制のくびきから解き放たれ、他生保と同等の商品を投入できるなら、販売網とブランド力でかんぽ生命が優位に立てるのではないか。〇弱点:当面は業績停滞が予想される。 過去の高金利時代に集めた資金が徐々に流出。 かんぽに掛けられている諸規制を緩めるための戦略的な意味合いからも当面は業績が停滞気味になるのでは。 飛躍には民間金融機関と対等な条件で競争可能になるよう規制緩和が必要になる。徐々に進んでいくとは思うけど、政治に翻弄される可能性も。 需給面では、政府保有株式の放出が続く。〇関連の日記 ・かんぽ生命の潜在力 ・郵政3社に超主力参戦 ・郵政3社の基礎知識4.PF4位:くらコーポレーション(2695) 昨年:3位 → 今年:4位(昨年の記述)〇魅力:快適なシステムと充実のサイドメニューを原動力とした持続的な成長。 昨年12月にオープンした台湾第1号店も好調な模様で、台湾ひいてはアジアでの飛躍の可能性あり。〇弱点:指標面の割安感が無い。〇関連の日記 ・くらコーポ ・くらコーポ アジアで飛躍の予感 (今年) ほぼ、期待通りに業績が伸びている。指標面での割安感が無いのも昨年と同様。 台湾に加え、米国でも日本と同じ快適システムを投入。1月中旬にはシリコンバレーのクパチーノに新店舗オープン予定。〇関連の日記 ・PF1位 くらコーポ シャリカレー不発 ・くらコーポ 四半期決算順調 5.PF5位:ペッパーフードサービス(3053) 昨年:2位 → 今年:5位(昨年の記述)〇魅力:なんといっても、”いきなり!ステーキ”を原動力とした成長期待。 26年11月の月次実績は、 「ペッパーランチ」が、全店売上対前年比114.2%、既存店売上対前年比114.1%。 「レストラン」が、全店売上対前年比402.2%、既存店売上対前年比115.0%。 ”いきなり!ステーキ”が直接影響するレストラン全店ベースだけではなく、ペッパーランチ既存店も好調。昭和の名経営者中内功氏の言うところの”売上はすべてを癒す”効果か。〇弱点:昨年8月に、新株予約権を発行。 マイルストーンという会社が、31.4万株分(約11%に相当)の新株予約権(行使価格3186円)を取得しており、株価上昇時に権利を行使してくる見込み。まだ行使が進んでおらず、当面は上値が重いと思われる。〇懸念:”いきなり!ステーキ”の勢いが鈍化。 昨年末までに”いきなり!ステーキ”30店舗を達成。その副作用もあるのか、私が何店か回った感じでは以前のように常に行列ということはなく、夜は空席もかなり目立つ状況。今後さらに閑散としてくるようだとまずいかも。〇その他:四季報に「都心部中心に直営開設進めFC転換図る。」との記載。直営店をフランチャイズ化すると一時的に利益が嵩上げされる効果がある。不動産のリースバックと同じで利益の先食い的な面があり本来あまり株価的に評価されにくいのだと思うけど、リースバックが特別利益に計上されることが多いのに対し直営店売却益は経常利益に計上されると思うので勘違い的に高評価されるかも。〇関連の日記 ・ペッパーフードサービス (今年)〇昨年の懸念が顕在化:”いきなり!ステーキ”の勢いは鈍化でやや期待外れ。 ただし、昨年秋以降に社長直々の品質改善の大運動が始まっている。店舗でも鉄板の加熱が不足しているようなことはなくなってきている模様で、また付け合わせも選択可能になるなど客の満足度は向上の方向か。 また、イオンモール等のフードコートへの進出に活路。〇魅力:一方で、”ペッパーランチ”の好調が続いている。 既存店の前年比プラスが続き、新規の出店も再開。”いきなり!ステーキ”用にと開店準備されていた店舗が、”ペッパーランチ”に変更される状況もある模様。〇弱点解消:新株予約権の行使による需給懸念は払しょく。 マイルストーンの新株予約権は全て行使済み。〇関連の日記 ・ペッパーフードサービス第1四半期決算など ・ペッパーフードがイオンモールに大攻勢 ・ペッパーフード自信みなぎる 注:その後に公表された第3四半期決算はあまり良い内容では無かったので、この日記で妄想したことが実現するかはかなり疑問。※上記は、ポジショントーク的成分満載の独断と偏見による記述。※投資は、損しても得しても自己責任で!※ランキングサイトに登録してみました。にほんブログ村にほんブログ村
Jan 9, 2016
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中国発の同じような材料で、同じように下げている。当方は、またか、という感じで、こんな感覚に耐性ができてしまっている。なので、今回も売らずにやり過ごすという感じなのだけど。。。(レバレッジが1.3倍台後半と高めなので、さすがに買い出動まではできないのが残念)果たして、吉と出るか凶とでるか。。。と、今回の日記はどうでもよいようなことをチラシの裏に。
Jan 5, 2016
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明けましておめでとうございます。正月は、3世代で温泉宿に。母が、余計な昔のことを思いだしては、小ダヌキどもに”お父さん(私のこと)は小学4年までおねしょをしていた”だの、”いつも屁理屈ばかり言っていた”だの喋り散らすので、小ダヌキどもは大喜び。おねしょはともかく、その屁理屈精神は株式投資に活かされていて、費用を気にせず温泉宿に行けるだけの経済的余裕ができたんだけど。。。と心の中でつぶやく私。。。そんなことはさておき、遅ればせながら、平成27年12月30日時点での、ポートフォリオに占める割合が0.5%以上の銘柄(コード順)。1540 純金上場信託2137 Hヴェラス2164 地域新聞社2292 S FOODS2485 ティア2593-5 伊藤園優先株2695 くらコーポ2700 木徳神糧2729 JALUX2753 あみやき亭2786 サッポロドラッグストアー2874 ヨコレイ2903 シノブフーズ2915 ケンコーマヨ2925 ピックルスコーポレーション3039 トレジャーファクトリー3053 ペッパーフードサービス3109 シキボウ3139 ラクト・ジャパン3250 ADワークス3284 フージャースHD3318 メガネスーパー3376 オンリー3385 薬王堂3459 サムティ・レジデンシャル投資法人4118 カネカ4224 ロンシール工業4629 大伸化学4653 ダイオーズ4659 エイジス4997 日本農薬5184 ニチリン5189 櫻護謨5406 神戸製鋼所5542 新報国製鉄5903 SHINPO5984 兼房6076 アメイズ6078 バリューHR6178 日本郵政6240 ヤマシンフィルタ6409 キトー6440 JUKI6747 KIHD6927 ヘリオステクノ7148 FPG7181 かんぽ生命7182 ゆうちょ銀行7212 エフテック7249 尾張精機7256 河西工業7264 ムロコーポレーション7291 日本プラスト7315 IJTT7399 ナンシン7516 コーナン商事7551 ウェッズ7614 オーエムツーネット7847 グラファイトD8020 兼松8044 大都魚類8123 川辺8198 マックスバリュ東海8818 京阪神ビルディング9028 ゼロ9035 第一交通産業9201 JAL9414 BS119502 中部電力9603 エイチ・アイ・エス9830 トラスコ中山9831 ヤマダ電機9861 吉野家日経225(225mini先物想定元本換算) 2016年12月限、2018年12月限、2019年12月限、2020年6月限リストから外れたもの 6704 岩崎通信機 売ったわけではないけれども、株価が下がり0.5%を切ったためリストに加わったもの3039 トレジャーファクトリー 11月の既存店売上げが前年比マイナスで株価が一段安となったけど、曜日の並びの関係もあるので成長鈍化と判断するほどではないと考え、買い増してみた。4224 ロンシール工業 株価が良い感じに下がってきたのを見て、少し買い増してみた。4659 エイジス 棚卸代行というニッチな分野で順調に成長しているけど、指標面ではバリュー投資的にもそこそこ。まあ、パクり投資です。6440 JUKI 株価が良い感じに急落していたけど、業績はとことん悪化してきたわけでもないと思うので、少し買い増ししてみた。7148 FPG 新たに買ったわけではないけれども、株価が上昇し0.5%を上回ったため。8123 川辺 11月に公表した第2四半期決算の内容が良かったように思うので、少しずつ買い増してみた。インバウンド需要に期待。9502 中部電力 電力株が下落してきたので、配当利回り的にも買える水準になってきたのではと感じ、中部電力をはじめ数銘柄を久しぶりに買ってみた。 ポートフォリオ上位陣については、超主力の郵政3社の中でゆうちょ銀行と日本郵政の相対的な比較から、割安感のある日本郵政を少し買い増し、割高感のあるゆうちょ銀行の大半を売却。 また急騰したくらコーポレーションを少しだけ売却。 0.5%以上の銘柄は増えたけど、全体では売り買いほぼ均衡。 月末のレバレッジは1.3倍台後半。そのうち約0.12倍が金ETF。 もうちょっとレバレッジを下げたいところだけど、買いたいものも多くて思うように下がらない今日この頃です。※投資は、損しても得しても自己責任で!※ランキングサイトに登録してみました。にほんブログ村にほんブログ村
Jan 3, 2016
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週末に銘柄のチェックをしていると、いい感じに下がっているものが結構ある。 特に今年株価の調子が悪かった株や、会社の業績がかんばしくない銘柄でナイアガラの滝のごとく大きく下げているものがある。 年末の税金対策(損出し)という面があるのかもしれないし、リスクを意識せざるをえない相場展開で業績不振企業が敬遠される傾向にあるのかもしれない。 どちらにせよ、こういう雰囲気の時に大きく下げた銘柄に買いを入れたくなるのが私のサガ。 ということで、業績不振企業など大きく下げた銘柄を中心に手広く買い注文を入れてみた。(かわりに、こういうリスクオフ局面では好まれそうな超主力の郵政3社のうち、ゆうちょ銀行を逆張り的に泣く泣く少しだけ売ることに) というようなことを前置きとして、前回の続き。(前回の日記)〇平均以上に儲かる事業は無い1.効率的市場仮説が事業にも当てはまるとすると 前回のおさらいとして、効率的市場仮説が事業にも当てはまるとすると、 ”多くの企業、個人が情報と知恵と情熱をかたむけて有望な事業分野を探し、事業手法を磨いて事業に取り組んでいるのだから、経済社会はかなりな程度効率的にできており、偶然以外で企業・個人が平均を超える収益を出すことは出来ない” ということになる。2.エクセレントカンパニーは見送る方が無難 現在好業績のエクセレントカンパニーも、幸運な偶然が重なった結果なのかもしれない。 よほどの参入障壁で守られていない限りは競合との競争は避けられず、将来の業績は約束されてはいないだろう。 実力が互角の戦いでも1000回に1回は10連勝できる。100回に1回は9勝1敗。その類のエクセレントカンパニーも多いはず。 だけど、ビジネスモデルが称賛され、企業マネジメント面のサクセスストーリー(有望分野とシーズをマッチングしたとか、資源を適正配分したとか、買収戦略だとか、ROE重視経営だとか)が語られると、 どうしても好業績が必然でありそれが今後も継続していくかのような錯覚にとらわれる人(証券会社やアナリストの分析もその類)も出てくるだろう。 そうした評価が株価にも織り込まれて過大評価ぎみになっている可能性があるかもしれない。 その企業の事業の現場を常に観察しつづけ、他の投資家(や場合によっては当該企業関係者)に先んじた行動ができるのであればともかく、 そうでないなら、エクセレントカンパニー(特にメジャーな銘柄)は見送る方が無難だと思う。3.効率的市場仮説を超える経営 そうはいっても、効率的市場仮説を超えて、成功する確率が高い経営もあるかもしれない。 だけど、頭が良く努力を惜しまないファンドマネージャーでも期待値としては市場平均を超える運用ができないように、期待値として平均を超える企業経営というのは並大抵のことではないだろうと思う。 最近は取引所のガバナンスコードなるものが幅を利かせているようだけど、社外取締役とかなんとか委員会とか、そんなもので平均を超える企業経営ができるなどということは断じて無いだろう。(むしろ、そんなものに国をあげて経営資源を投入しているようでは、この国の企業の未来も明るくはないだろうと思えるぐらい) 社会経済の動向を分析して、有望そうな分野に資源を集中するというような、スタート時点で多くの人が賛成するところには解はないだろうと思う。 例えば、権限と責任が集中し、会社を自分の体の一部のように感じるほどのオーナー経営者が、外野からは無謀じゃないかと思われるような判断をする、 とか、誰も将来有望とは思わないようなニッチな分野、いかがわしい分野で、ステルス的展開をする、 といったときに、ひょっとすると平均を超える期待値になっているのかもしれない。 4.株式投資の分析でも同じ 株式投資の判断でも同じようなもので、 例えば、インデックス(TOPIXなど)を超えたいと思う時に、 ・社会経済の動向を分析して有望そうなセクターをオーバーウェイトする ・その中でも将来有望そうな業績好調のエクセレントカンパニーを好んでポートフォリオに入れる ・業績不振企業は排除する というような、頭の良さそうな人がやりそうなことでは、けっして期待値的にインデックスを凌駕することはできないだろうと思う。5.投資で大切なことは過小評価されているかもしれない銘柄に投資すること 私が信念としている、へそまがり的思考では、 良い会社を選んで投資をするというアプローチではなく、 過小評価されているかもしれない会社を選んで投資をするというアプローチをしたい。 こういうリスクオフ局面での、業績不振のダメっぽい会社こそはそうした過小評価かもしれない銘柄群なのだろうなー、とか思う。 まあ、投資した10社のうち3社がつぶれても、7社が生き残りそのうち3社が業績復活すれば 全体では平均を上回るだろうっていうような感覚。 テレビの前の良い子はマネしちゃだめよ^^; ※ランキングサイトに登録してみました。にほんブログ村にほんブログ村
Dec 27, 2015
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株式投資での現象をかなりな程度説明できる理論として、”効率的市場仮説”がある。 この、”効率的市場仮説”は株式市場にとどまらず、事業全般にもあてはまるかもしれないと思うので、今回はそのあたりのことを。0.効率的市場仮説とは おさらい的に、 ”効率的市場仮説”とは、 ”多くの市場参加者が自らの情報と知恵と情熱をかたむけて株式市場に参加しているのだから、株式市場はかなりな程度効率的にできており、偶然以外で市場参加者が市場平均を超えるリターンを出すことは出来ない” というもの。 効率的市場仮説を前提とすれば、多くのアクティブファンドの成績は(信託報酬が高いこともあり)市場平均を下回り、また今後どの投資ファンドが市場平均を上回るか予想することはできない。 で、実際にアクティブファンドの実績は上のとおりとなっている。 ちなみに、私は、日本の株式市場には、活用可能な市場の歪みは残されているものの、ファンドマネージャーが安定的に利用可能なほどには残っていない(なぜなら、ファンドマネージャーが安定的に活用できるような歪みはすぐに修正されるはずだから)状況だろうと思うのだけど、それはさておき。1.事業にあてはめると ”効率的市場仮説”を事業にあてはめると、 ”多くの企業、個人が情報と知恵と情熱をかたむけて有望な事業分野を探し、事業手法を磨いて事業に取り組んでいるのだから、経済社会はかなりな程度効率的にできており、偶然以外で企業・個人が平均を超える収益を出すことは出来ない” ということになる。 実際にも、企業業績の平均回帰が観察されており、ある程度妥当な仮説ではないかと思う。 例えば、岡三証券栗田昌孝氏による過去20年の分析結果(日経新聞の記事より)では、 ”高ROE企業のROEは期間を経るごとに下がりやすく、逆に低ROE企業のROEは上がっていく。”ということなのだけど、 これは、”効率的市場仮説”が事業にもあてはまるためではないだろうか。 すなわり、過去に成績の良かったアクティブファンドでも将来の期待値が市場平均程度でしかないのと同じで、 過去に高収益をほこっていた企業も、将来の期待値は市場平均程度でしかないのではないか。 2.”効率的市場仮説”が事業にもあてはまるとした場合の投資方法 仮に、”効率的市場仮説”が事業にもあてはまるとした場合、 ・現在利益率の高い事業を営んで好業績の企業も、競合の参入などにより将来の利益率は低下してくる。 ・おそらく、総資本利益率(ROA)や株価収益率(PER)などの指標は、一時的に差があったとしても全産業で同程度の水準を中心に揺れ動いているだけではないか。 ・今流行の株主資本利益率(ROE)を意図して高めるには、リスクを高めて分母(自己資本)を小さくするしか方法が無く、平均以上の分子(利益)のかさ上げは長期的には困難。したがって、リスクとのトレードオフでしかない。 というようなことになるだろうから、それを前提として株式投資をするなら、 ・利益率が全産業平均より著しく高いことを理由として買われているような銘柄には手を出さないほうが良いこととなる。 ・一方、利益率が低い企業でも、ある程度は利益率が向上することを見込んでよいかもしれないので、株価売上高倍率(PSR)や、株価純資産倍率(PBR)で割安感のある銘柄は買ってみても面白い。 もっとも、事業のサイクルは比較的長い(ある事業モデルの優位性がかなりの期間持続する)と思われるので、気の長い投資家向きの手法となるだろうと思う。 この件、もう少し書き足したいことがあるので、次回に続きます。※ランキングサイトに登録してみました。にほんブログ村にほんブログ村
Dec 23, 2015
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近所のスーパーに買い出しに出かけたところ、福引で300円の商品券が当たり、とても得をした気分になった。 だけど、なぜわずか300円のことで、とても得した気分になるのだろうか。 合理的に考えれば、今の私にとって300円増えようが減ろうが大勢には全く影響がない。300円の商品券をもらったからといって、得した気分になどなる必要はない。でも、頭ではそう考えても、得した気分になり朝からとても気分が良いのは事実。 (私を含め)人の判断は不合理なものだと改めて実感したところ。 おそらく、人は一回一回の損得(絶対額よりも損したか得したかということ)に過敏に反応するように出来ているのだろう。 なので、 ”元本保証”ということにやたらこだわり、超低利の債券を買ってみたり、 損切に抵抗があったり、 下落局面で、わずかでも利益があるうちに売っておこうとしたり というようなことが起こるのだろう。 そこに、不合理な判断はないか。 合理的には、 ”100万円投資したものが100万円から99万円になる”のと、”100万円投資したものがいったん110万円になってから109万円になる”のと、100万円投資したものがいったん90万円になってから89万円になる”のは、最後の変動のところでは同じこと。 投資においては、不合理な判断・行動をしない、という積み重ねが重要。 自分の本能も不合理にできているということを自覚しつつ、合理的な判断・行動ができるよう意識していくことが大事だなと改めて思ったできごとでした。※ランキングサイトに登録してみました。にほんブログ村にほんブログ村
Dec 20, 2015
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金曜夜間の日経平均先物が500円以上の大幅安で18600円台。 なんでも、原油相場の急落がきっかけとか。 ここ最近は、急激な原油安が株の売り材料ということのようなのだけど、果たして原油安は株安、特に日本株安につながるのだろうか? 確かに、目先的には売り材料。 ”資源関連銘柄の業績悪化 → 米国株安 → 日本株安” の連鎖。 だけど、以前は、原油高騰も日本株安の材料とされていたよなー とか思いだす。 また、一世を風靡した”ピーク・オイル論”では、世界経済の成長の限界とも言われていた。 じゃあ、当時の逆の原油安は日本株高の材料となっても良いはずだし、世界経済成長の永続性の根拠とされてもよいはず。 目先筋の人たちは、まったくご都合主義だなー とか思う。1.世界経済と資源価格との因果関係 確かに世界経済と原油などの資源価格は連動しているように見える。 ただし、その因果関係は ”世界経済の鈍化 → 資源安” であって、 ”資源安 → 世界経済の鈍化” ではない。 資源安は中国などの成長の鈍化の結果であって、 資源安自体が原因となって世界経済が一層鈍化などということはないだろう。むしろ全体的には、原材料・輸送費低減で経済活動を後押ししてくれる方向に作用するのでは。2.特に日本経済にとってはプラスでは 原油などの資源安は、資源小国の日本経済にとってはプラス材料では。 世界の中での日本産業の相対的な競争力が上がると思うし、交通費も下がるだろうから最近のけん引役のインバウンド需要にも効果があるだろう。 インフレマインドの後退という副作用はあるかもしれないけど、そこは異次元に突入している金融政策的なところに期待(マイナス金利拡大の欧州に比べればまだまだ緩和余地があるのでは)。3.感想など なんだか先物主導で、”原油安は株安の材料”という見立てなのだろうけど、少し無理筋では。 私としては、ここで不安になって売りを考えるのは、ゲームに例えれば、”ブラフに負けて降りる行動” のような気がしてならない。 ブラフと思って掛け金を上げると、ほんとに良い手(今回で言えば例えばジャンク債不履行からの金融システム不安)が入っていて参った ということもあるので要注意ではあるけれども。 今回も、株好きのポジション妄想的なチラ裏話でした。※ランキングサイトに登録してみました。にほんブログ村にほんブログ村
Dec 13, 2015
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なんだか最近、アナリストとかファンドマネージャーとかで日本株に弱気な見通しを語る人が増えてきたような気がする。 いわく、 来年の日本の景気に期待が持てない。 GDPと東証一部時価総額の比較で、バブル期の比率に近づいている。 世界のPERの比較で割安感が無い。 などなど。 でも、私は、今の日本株が天井圏だとはどうしても思えない。 仮に株を売ったとして、他にお金の持って行き場が無い。 日経平均の予想PERが約15倍、PBRが約1.3倍。予想配当利回りだって1.5%もあるし、株主優待がいただける銘柄もある。 それに対して、債券だと、10年国債の利回りは約0.3%。 株価分析風に言うと、PER333倍、PBR1倍。 定額貯金だと、金利0.04%。 株価分析風に言うと、PER2500倍、PBR1倍。 リスクを背負ってソフトバンク社債(7年債)にチャレンジしたとしても、金利2.13%。 株価分析風に言うと、PER47倍、PBR1倍。 じゃあいっそのこと、不動産投資? これは取っ付きにくいし、株価と運命共同体のような。。。 貯蓄性の保険にも、うまみのある商品は見当たらないような。。。 というようなことで、日本の零細個人の資金投入先としては消去法的に日本株が選択されるのではと思えてならない。 また、アベクロ以降では、株式投資を根気よく続けた人が美味しい思いをする傾向にあり、その学習効果で株式投資が個人の選択肢として浸透していくのではとも妄想している。 今回は、愚にも付かない株好きのポジション妄想的なチラシの裏でした。※ランキングサイトに登録してみました。にほんブログ村にほんブログ村
Dec 10, 2015
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今回は、貸株サービスの続き。(関連の日記)〇貸株サービスが熱い(その3)〇貸株サービスが熱い(その2)〇貸株サービスが熱い(その1)〇貸株サービス1.貸株サービスにより、個別株投資がインデックス投資に優越 さて、貸株サービスの金利競争は、インデックス投資と個別株投資の優劣についてのセオリーを一変させるだけのパワーを秘めている。 すなわち従来は、信託報酬低廉なインデックス投資が市場平均の利益を低コストで得られる優れた方法で、個別株でのアクティブ運用は利益の期待値が高まらない上にコストも高い というのが世の賢人達の判断(個別株投資をするのは、うぬぼれ屋さんか優待族、ちなみに私は優待好きのうぬぼれ屋さん^^;)。 ところが、貸株金利面の競争が激しくなった今の状況だと、貸株サービスを活用すれば、貸株金利を意識せずにポートフォリオを組んだとしても投資額に対して年間0.3%程度以上の収入となる。 仮に年間の取引手数料が投資額の0.2%程度(1年間で所有株を1回転させる売買頻度を想定)かかったとしても、貸株金利と合算すると投資額に対して0.1%程度の収入(保有・取引コストがマイナス0.1%)。 いくらインデックスファンドが信託報酬低廉だとしても、年間0.1%程度のコストはかかる。 両者を比較すると個別株投資が差引0.2%程度以上有利。 なんと、従来の常識が覆り、コスト面で個別株投資に優位性がある状況となっている(それに加えて年々拡大傾向の株主優待も個別株投資の特権)。 なお、インデックス派の理論的支柱となる効率的市場仮説(アクティブ運用の期待値は市場平均を上回れない)を前提にすれば、 逆に個別株投資をしてもコスト面以外では市場平均より期待値が下回るということもない。 リスクを抑制するための分散投資と、売買頻度を控えめにすることを心がければ、理論的にも個別株投資がインデックス投資との比較で優位。そういう状況を生み出した立役者が貸株サービス。2.配当権利取りは必須 ここで、最大の注意点は、権利日。 貸株サービス利用中は株主の権利が無い。そのため、権利日に株を貸した状態だと配当も優待も取得できない。 ただし、株主優待については、貸株サービスを提供している全ての証券会社で優待自動取得の設定が可能で、優待のある権利日には貸株が自動で返却される。 問題は配当金のみの権利日。 貸株のままだと、配当金は受け取れない。 それに代わるものとして、証券会社から”配当金相当額”をいただくこととなるのだけど、配当金とは別物。 ”配当金相当額”は、 マネックス証券、カブドットコム証券、楽天証券では、配当金から20.315%(源泉徴収額相当)を差し引いた金額。 一方、SBI証券では、配当金から15.315%(源泉徴収のうち国税分)を差し引いた金額。 だけど、これはあくまで配当金ではなく証券会社から受け取る”配当金相当額”。 配当所得であれば、株譲渡損との損益通算で源泉徴収分を取り戻す可能性もあるし、 所得が高くなければ確定申告時に総合課税を選択し、源泉徴収時の払い過ぎ分を取り戻すことも可能。 これに対して、”配当金相当額”はこれ自体が雑所得。 計算時に差し引かれた20.315%または15.315%は何があっても戻ってくることは無い。 それに加えて、雑所得として確定申告して、”配当金相当額”からさらに税金を支払わなければならない場合もある。 損益通算も確定申告もしない予定の人がSBI証券で地方税分を得しておこうという場合を除いては、 配当金の権利日には、かならず返却を受けて、配当金として受け取っておくことが重要。 優待と違って、自動返却の設定はマネックス証券でのみ可能(ただし、配当金自動取得の設定で貸株金利が0.05%差し引かれる)。 配当権利日前には、手間をおしまず、手動で返却手続きを行う必要がある。これを忘れると、貸株サービスでいただく金利以上に損をしてしまうこともあるので要注意。 3.逆日歩銘柄は制度信用で逆日歩をいただく選択肢も また、逆日歩が付いている銘柄は、制度信用買いで逆日歩をいただくほうがお得なことも多い。 参考に、日歩を金利に換算してみたものが下の表。(金利=日歩×365日/株価) 株価100円の銘柄に最小の5銭(0.05円)/日の逆日歩が付いたとする。これは、金利に換算すると、18.25%/年に相当。 逆日歩は、金利に換算すると結構大きいことが多い。 ”制度信用買い”と”貸株サービス”のどちらが得か比較してみると良いかも。 貸株サービスについては、あと1回程度書くかもしれません。※ランキングサイトに登録してみました。にほんブログ村にほんブログ村
Dec 6, 2015
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郵政3社上場で始まった11月。相場全体が好調で、特にマイナー銘柄にも日の当たる嬉しい展開。私も相場の恩恵に預かり、ほっと一息。 では、平成27年11月30日時点での、ポートフォリオに占める割合が0.5%以上の銘柄(コード順)。1540 純金上場信託2137 Hヴェラス2164 地域新聞社2292 S FOODS2485 ティア2593-5 伊藤園優先株2695 くらコーポ2700 木徳神糧2729 JALUX2753 あみやき亭2786 サッポロドラッグストアー2874 ヨコレイ2903 シノブフーズ2915 ケンコーマヨ2925 ピックルスコーポレーション3053 ペッパーフードサービス3109 シキボウ3139 ラクト・ジャパン3250 ADワークス3284 フージャースHD3318 メガネスーパー3376 オンリー3385 薬王堂3459 サムティ・レジデンシャル投資法人4118 カネカ4629 大伸化学4653 ダイオーズ4997 日本農薬5184 ニチリン5189 櫻護謨5406 神戸製鋼所5542 新報国製鉄5903 SHINPO5984 兼房6076 アメイズ6078 バリューHR6178 日本郵政6240 ヤマシンフィルタ6409 キトー6704 岩崎通信機6747 KIHD6927 ヘリオステクノ7181 かんぽ生命7182 ゆうちょ銀行7212 エフテック7249 尾張精機7256 河西工業7264 ムロコーポレーション7291 日本プラスト7315 IJTT7399 ナンシン7516 コーナン商事7551 ウェッズ7614 オーエムツーネット7847 グラファイトD8020 兼松8044 大都魚類8198 マックスバリュ東海8818 京阪神ビルディング9028 ゼロ9035 第一交通産業9201 JAL9414 BS119603 エイチ・アイ・エス9830 トラスコ中山9831 ヤマダ電機9861 吉野家日経225(225mini先物想定元本換算) 2016年12月限、2018年12月限、2019年12月限、2020年6月限リストから外れたもの 6060 こころネット 売ったわけではないけれども、全体が好調な中で株価ほぼ横ばいで0.5%を切ったため。6328 荏原実業 売ったわけではないけれども、全体が好調な中で株価ほぼ横ばいで0.5%を切ったため。6440 JUKI 売ったわけではないけれども、全体が好調な中で株価が下がり0.5%を切ったため7148 FPG 売ったわけではないけれども、全体が好調な中で株価が下がり0.5%を切ったため7703 川澄化学 全体のポートフォリオ管理(レバレッジ抑制)のため、少し売ってみた。7999 MUTOH 売ったわけではないけれども、全体が好調な中で株価ほぼ横ばいで0.5%を切ったため。8078 阪和興業 全体のポートフォリオ管理(レバレッジ抑制)のため、半分売ってみた。8107 キムラタン 売ったわけではないけれども、全体が好調な中で株価ほぼ横ばいで0.5%を切ったため。 9616 共立メンテナンス 将来の成長を織り込む水準まで株価が上昇したように思うので、全体のポートフォリオ管理(レバレッジ抑制)のためもあり単位未満株を残し大半を売ってみた。9908 日本電計 好決算で株価が上昇。素直に見ればまだまだ安いと思うのだけど少し気になる点もあり、全体のポートフォリオ管理(レバレッジ抑制)のため大半を売ってみた。リストに加わったもの2485 ティア 低価格の葬儀屋チェーン。名古屋から関東にも進出中。株価がリーズナブルな水準に下がってきたような気がしたので、成長力に期待して買い増ししてみた。6178 日本郵政 超主力参戦し、PF1位(金ETF除く)に。 〇郵政3社に超主力参戦 〇郵政3社の基礎知識6747 KIHD 新たに買ったわけではないけれども、株価が大きく上昇し0.5%を上回ったため。7181 かんぽ生命 超主力参戦し、PF2位(金ETF除く)に。 〇郵政3社に超主力参戦 〇かんぽ生命の潜在力 〇郵政3社の基礎知識7182 ゆうちょ銀行 超主力参戦し、PF3位(金ETF除く)に。 〇郵政3社に超主力参戦 〇郵政3社の基礎知識 ポートフォリオ上位陣についても、全体のポートフォリオ管理(レバレッジ抑制)のため、少しずつ売ってみた。 郵政3社への超主力参戦でレバレッジが1.5倍台半ばまで上昇したのだけど、相場全体が好調で雰囲気が良かったこともあり、頑張ってレバレッジ縮小に励んだため、月末のレバレッジは1.3倍台後半。そのうち約0.12倍が金ETF。 相変わらずのゼロ金利時代に株式益回り(PERの逆数)は5%以上。景気の先行きに明るい見通しがあるわけではないけど、大きく失速するようなことさえなければ株価上昇が続いても不思議ではないような。。。 まあ、そんな楽観的なことを考える時こそ、少しでも売っておくほうが良いような。。。※投資は、損しても得しても自己責任で!※ランキングサイトに登録してみました。にほんブログ村にほんブログ村
Nov 30, 2015
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貸株サービスについての続き。 今回は、貸株サービスを提供している4社(マネックス、カブドットコム、SBI、楽天)について、個別の銘柄毎の金利を比較すると、どんな状況だったか、 また、それをふまえての最適戦略とは、 といったようなことを。(関連の日記)〇貸株サービスが熱い(その2)〇貸株サービスが熱い(その1)〇貸株サービス1.個別の銘柄毎の各社の貸株金利を比較してみた とはいっても、すべての銘柄を網羅的に調べるのは体力的に無理なので、 私が保有している、または関心がある213銘柄に限定。(なのでサンプル的に偏りがあるかもしれませんので、その前提で!) 調べたのは今月初めごろ。(1)各社の貸株金利の平均 各社の213銘柄の貸株金利を単純に平均すると、 〇楽天証券:0.37% 〇SBI証券:0.32% 〇カブドットコム証券:0.25% 〇マネックス証券:0.17% と、楽天証券の0.37%がトップで、SBI証券が続いている状況。(2)銘柄毎の比較 上記は、平均すると楽天証券が高い金利を提示しているということなのだけど、銘柄毎にみると常に楽天証券が最高の金利を提示しているということではなく、最高の金利を提示している証券会社はマチマチ。 213銘柄について最高の金利を提示している証券会社を整理すると、 〇楽天証券が単独で最高の金利を提示しているもの:31銘柄 〇カブドットコム証券が単独で最高の金利を提示しているもの:20銘柄 〇マネックス証券が単独で最高の金利を提示しているもの:12銘柄 〇SBI証券が単独で最高の金利を提示しているもの:5銘柄 と、楽天証券がトップであるのは同じだけど、それに続くのはカブドットコム証券。 ちなみに、 〇楽天証券とSBI証券の2社が並んで高い金利を提示しているもの:22銘柄 〇それ以外の組み合わせで2社または3社が並んで高い金利を提示しているもの:22銘柄 〇扱っている各社0.1%で並んでいるもの:101銘柄 どうやら、楽天証券がSBI証券を貸株サービスのライバルと捉え、SBI証券の金利を意識して金利を設定をしている模様。 で、今のところは、”SBI証券が単独で最高の金利”という銘柄が極力発生しない状況まで押し込んでいる。 一方、カブドットコム証券とマネックス証券に対しては楽天証券のマークが薄く、カブドットコム証券やマネックス証券が単独で最高の金利を提示している銘柄はそこそこの数存在。2.銘柄毎に最高の金利を提示する証券会社をつまみ食いすると 証券会社ごとに貸株金利の平均を比較すると、楽天証券の0.37%が最高だったのだけど、 銘柄毎に各社の金利設定状況が異なることを最大限利用し、銘柄毎に貸株サービスを受ける会社をつまみ食い的に選択するとすると、調査対象216銘柄の貸株金利の平均は0.46%まで上昇する。 そのためには(あくまで貸株サービスのことだけを考慮すればということだけど)、 〇新たに株を買うときには、当該銘柄について最も貸株金利の高い証券会社で買う。 〇保有銘柄について残高のある証券会社の金利が低い場合には、高い会社に株式を移管する。 ということが有効な戦略となると思うのだけど、 各社の提示する金利はそれぞれの頻度(マネックス:数か月毎、カブドットコム:毎月、楽天:毎週、SBI:随時)で変更され、最高金利の証券会社が時々入れ替わるので注意が必要。3.移管手続きの比較 この移管手続きに必要となる時間・手間が各社マチマチ。各社ごとに整理してみると、〇マネックス証券:△ ・手数料無料 ・様式を取り寄せる、またはWebからプリンターで印刷して記入し、郵送 ・所要時間:(最近マネックス証券から出庫していないので数年前の経験だけど)、1週間~10日程度。〇カブドットコム証券:△ ・手数料無料 ・Web上で必要事項を記入(その時までに対象銘柄を保護預かりにしておく(貸株・信用担保からはずす)操作をしておく必要あり)、その用紙が証券会社から郵送されてくるので、署名をして郵送 ・所要時間:10日程度〇SBI証券:× ・手数料無料 ・様式を取り寄せる、またはWebからプリンターで印刷して記入し、郵送 ・所要時間:2週間程度〇楽天証券:◎ ・手数料無料 ・Web上で手続き完了 ・所要時間:3~4日程度 楽天証券がWeb上で手続きを完了させてくれていることからすると、署名・捺印等は必ずしも必須ではない模様。 他社の手続きが面倒なのは、他社への出庫という証券会社にとってうれしくない手続きに実態上のハードルを設けているのだろうと推測。 特に、SBI証券は書類が受け付けられたのかとか、移管が実行されたのかとか、Web上では全く表示されず、ストレスが溜まる仕様。 金利が横並びの場合には、将来の金利変更の可能性に備え、出庫手続きの容易な証券会社を選択しておく方が良い。 ということで、楽天証券をベースに、金利を比較し、銘柄によってカブドットコム証券やマネックス証券を併用、たまにSBI証券も。 というのが、(あくまで貸株サービスのことだけを考慮すればということだけど)最適戦略。 優待や配当についての注意点などを次回に。※ランキングサイトに登録してみました。にほんブログ村にほんブログ村
Nov 24, 2015
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週末にブログめぐりなどをしていると、 山崎元氏が”山崎元「ホンネの投資教室」”で”「合理的へそ曲がり」の精神についての私的メモ”と題するコラムを書いておられるのを発見。 山崎氏は、今ではインデックス投資の先導者のような役割をされているけれども、元々はアクティブ運用で実績を上げた方で、 そういう方がアクティブ運用について語る貴重なコラム。 しかも”「合理的へそ曲がり」の精神”風の発想を重視されてきたとのことで、 ”へそまがり”を自分の投資向きの資質と考え、ブログのタイトルにするほどの私にとっては大変うれしい。 ということで、今回は、山崎氏のコラムの紹介です。〇山崎元「ホンネの投資教室」(楽天証券)第258回 「合理的へそ曲がり」の精神についての私的メモ 内容を少し紹介すると、(以下コラムより抜粋)※着色は偏屈たぬき(アルファを取る戦略として)他人よりも優れた企業評価が出来るなどという不遜な考えを捨てて、他の市場参加者が間違える可能性が大きいと見える傾向性を用心深く拾って組み合わせたのだ。価値観としては、「よく考えると合理的なのだけれども、心理的にはやりにくい」という着眼をよしとする。一言でまとめると「合理的へそ曲がり」の精神で運用を考えることが身についている。 その他、ファンドマネージャー時代の経験とか、具体的な戦略などが書かれていて、 ”へそまがり”を標榜する私にとって、全面的に得心のいく内容。 未読の方は、ぜひ。
Nov 22, 2015
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前回に続いて、貸株サービスについて。今回は、取り扱っている各社の、貸株金利や使い勝手の状況の比較を行ってみたい。(関連の日記)〇貸株サービスが熱い(その1)〇貸株サービス1.各社の貸株サービスの特徴(1)マネックス証券 〇貸株サービスの草分け的存在で、2003年1月にサービス開始。(前年には、松井証券が”預株制度”を創設していたが、対象が逆日歩発生の銘柄に限られるなど限定的。) 〇信用取引口座と併用することはできない。貸株サービスを利用する場合は、信用取引口座を開設しない、または閉鎖する必要がある。 〇貸株金利の見直しは数か月毎。約2週間前に変更後の金利を公表。(前回の見直しは7月、次回は12月4日)。 〇貸株金利は、銘柄により0.1%または0.5%。現在は、0.5%のものが987銘柄(11月21日現在)。(2)カブドットコム証券 〇2008年2月にサービス開始。 〇信用取引口座と併用できる。 〇貸株金利の見直しは1か月毎。約1週間前に変更後の金利を公表。 〇貸株金利は、銘柄により0.1%、0.5%、1%以上。現在は、0.5%以上のものが約1000銘柄でそのうち約500銘柄が1%以上(11月21日現在)。(3)SBI証券 〇SBI証券に商号変更した直後の2008年7月にサービス開始。 〇当初は信用取引口座との併用ができなかったが、現在は併用が可能。 〇貸株金利の見直しは随時。変更前の公表は行われていない。 〇貸株金利は、銘柄により0.1%、0.4%、0.5%、1%以上。現在は、0.5%以上のものが916銘柄でそのうち771銘柄が1%以上(11月21日現在)。(4)楽天証券 〇最後発で、2014年10月にサービス開始。高水準の貸株金利設定で殴り込み。 〇信用取引口座と併用できる。 〇貸株金利の見直しは1週間毎。約1週間前に変更後の金利を公表。 〇貸株金利は、銘柄により0.1%、0.25%、0.5%、0.75%、1%以上。現在は、0.5%以上のものが962銘柄でそのうち817銘柄が1%以上(11月21日現在)。なお、12月27日まで日経225採用銘柄については0.1%上乗せキャンペーンを実施中。2.各社の比較 貸株金利の見直し頻度は、マネックス証券が数か月毎、カブドットコム証券が1か月毎、楽天証券が1週間毎、SBI証券が随時。 金利見直しの際の事前の予告は、マネックス証券が約2週間前、カブドットコム証券と楽天証券が約1週間前、SBI証券が予告無し。 おおむね、見直し頻度が高く、事前の予告期間が短い会社ほど高めの貸株金利を提示し、 見直し頻度が低く、事前の予告期間が長い会社ほど貸株金利が低い、 というような、経済原理に即した傾向となっているのだけど、 随時見直しで事前の予告の無いSBI証券よりも、1週間毎の見直しで約1週間前に予告の楽天証券のほうが全般的に高い金利水準にあり、楽天証券の健闘が目立っている。 なお、全般的な金利水準は上のような状況なのだけど、個別の銘柄の貸株金利を見ると、マネックス証券が高いもの、カブドットコム証券が高いもの、SBI証券が高いもの、楽天証券が高いもの、銘柄ごとに異なっている。 個別銘柄の貸株金利を比較し、各社を併用するのが(手間を厭わなければ)最適戦略となる。そのあたりのことは次回に。(次回予告)・サンプリング的に個別銘柄の貸株金利を比較することで、見えて来た各社の特徴・戦略。・株式移管手続について※ランキングサイトに登録してみました。にほんブログ村にほんブログ村
Nov 20, 2015
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保有している現物株を証券会社に貸すことで金利を得られる”貸株サービス”。 以前も一度取り上げたのだけど、その後昨年10月に楽天証券が新たに”貸株サービス”に参入。貸株金利競争的なものが勃発して、うまみが増しているような気がするので、あらためて整理しておきたい。(過去の日記)〇貸株サービス1.貸株サービスを取り扱っている証券会社 私の知っている範囲では、以下の証券会社で貸株サービスを取り扱っている。 〇カブドットコム証券 〇マネックス証券 〇SBI証券 〇楽天証券 なお、松井証券でも似たような”預株制度”というのがある。こちらは、逆日歩が付いた銘柄のみ預株料が得られるという限定的なサービス。無いよりマシ程度で、あまりうまみは無いように思う。2.貸株サービスの仕組み 貸株サービスは、保有している株式を証券会社に無担保で貸して、その対価として貸株料を得る制度。 株を借りた証券会社は”貸株市場”で機関投資家等に貸し出すことで利益を得る仕組み。 どこの会社のものも同様なのだけど、一例としてカブドットコム証券のものを例示してみる。〇株券等貸借取引に関する基本契約書(カブドットコム証券)3.貸株サービスのリスク 貸株サービスは、”証券会社に無担保で保有株を貸す”というもの。これは、各社共通(松井証券のサービスだけは、時価相当額を自主的に信託銀行に分別信託をするとかでさらの安全性が高い模様)。 したがって、リスクとしては、証券会社の経営が悪化して債務不履行になること。 貸し付けた証券会社が整理される場合には、”無担保債権”の扱いになるので全額は戻ってこない可能性が高い。 一方、証券会社が貸株市場で貸し出した先の機関投資家等が破たんした場合には、問題は生じない。この取引はあくまで、証券会社に対しての貸し出しなので、証券会社のほうで責任を持って返還してくれる(返す株の調達が難しいなどの場合には、株そのものではなくお金で返してくれるようなケースもある模様)。 なので、投資家側としては、証券会社の破たんリスクと貸株金利を比較して、貸株サービスを利用した方が得か見送った方が得か判断することとなる。 私は、上記の証券会社がいきなり破たんするようなリスクは極めて小さいような気がするので、なるべく貸株サービスを利用するようにしているのだけど、 リスクとの比較は投資家それぞれの判断だと思う。 実際に貸株サービスを利用する際の注意点や、どこの証券会社がお得かなどについては、次回に。※ランキングサイトに登録してみました。にほんブログ村にほんブログ村
Nov 18, 2015
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週明けの株式市場は、フランスの連続テロの衝撃を消化していく展開となるだろう。 大幅全面安で終わるのか、郵政3社あたりの反転をきっかけに底値から切り返していくのか。なんだか、郵政3社の行方が相場全体の行方を左右するのではないかという気がしてならない。 というようなことで、今回は、私の超主力銘柄の郵政3社について、基礎知識的なところを整理しておきたい。1.郵政グループの構造 郵政グループの関係図は下のとおり。 日本郵政(上場会社)の子会社として、日本郵便(非上場)、ゆうちょ銀行(上場会社)、かんぽ生命(上場会社)がぶら下がっており、典型的な親子上場。 現在のところ、親会社の”日本郵政”が、”日本郵便”の株式の100%を、”ゆうちょ銀行”の株式の90.8%を、”かんぽ生命”の株式の89%を保有している構図。 将来的には、”ゆうちょ銀行”、”かんぽ生命”については、”日本郵政”の保有株式の売却が進められる方向で、3~5年で保有率50%程度を目指すとのこと(西室郵政社長談(日経新聞))。 一方、”日本郵便”は、将来も”日本郵政”の100%子会社のまま。 各社の事業内容は、 読んで字のごとく、”ゆうちょ銀行”は銀行業務、”かんぽ生命”は保険業務、”日本郵便”は郵便・物流業務を担っている。 ”日本郵政”は、自らは事業を行わない持ち株会社(ホールディング・カンパニー)。傘下の3社が収益源。 また、子会社相互間の取引では、”ゆうちょ銀行”と”かんぽ生命”の窓口業務を、”日本郵便”が受託する関係。2.現在の時価総額を見ると 11月13日時点の時価総額は、 〇日本郵政:約8.5兆円 〇ゆうちょ銀行:約8.0兆円(日本郵政の保有分(90.8%)は、約7.3兆円) 〇かんぽ生命:約2.1兆円(日本郵政の保有分(89%)は、約1.9兆円) ”日本郵政”の時価総額(約8.5兆円)は、上場子会社の株式の保有分である計約9.2兆円よりも安いという状況となっている。 いくらなんでも、”日本郵便”の価値がマイナスということはないだろうから、3社の株価の相対関係では、 ”日本郵便”が割安で、 ”ゆうちょ銀行”と”かんぽ生命”のいずれか、または双方が割高ということになる。 もっとも、これは3社の相対的な関係であり、 私のような田舎者の感覚(繰り返すが、根っからの都会人には郵便局のパワーは感覚的に理解できないだろう)では、”ゆうちょ銀行”と”かんぽ生命”も割安で、”日本郵政”は超超割安なのだと思えてしかたがないのだけど。。。3.中間決算 ところで、13日(金)の引け後に、郵政3社の中間決算が公表された。 その概要は、”日本郵政”の説明資料が分かりやすい。〇2016年(平成28年)3月期第2四半期(中間期)決算の概要 大づかみでいうと、 ・上場3社とも減収減益 ・ただし、事前に公表されていた通期見通しと比較すると堅調に推移 ・経常利益ベースの進捗率では、”日本郵政”が約55%、”ゆうちょ銀行”が約79%、”かんぽ生命”が約63% ・純利益ベースの進捗率では、”日本郵政”が約58%、”ゆうちょ銀行”が約54%、”かんぽ生命”が約58% ・非上場の”日本郵便”は大幅増収を確保し、赤字幅を縮小 また、今後の楽しみの芽としては、”ゆうちょ銀行”が収益性の高い商品の拡大を目指し、”かんぽ生命”が他生保に対抗できるラインナップの強化を目指している。 ・”ゆうちょ銀行”が下期に、新たに設立した資産運用会社(JP投信株式会社)の商品の販売開始を予定 ・”かんぽ生命”が下期に、短期払養老保険の販売開始、終身保険の加入年齢引上げを実施4.感想など というようなところで、まずは順調な中間決算といった感じなのだけど、 ニュース等では、金融2社は低調といった取り上げられ方の模様。 まずは順調な滑り出しの郵政3社の株価だったのだけど、中間決算が市場でどうとらえられるのかが一つの分岐点。 仮に、引き続き堅調なら、しばらく売り材料となりそうなものは無く安心感が広がるだろうと妄想しているのだけど、果たして。。。 ※上記は、ポジショントーク的成分満載の独断と偏見による記述。※投資は、損しても得しても自己責任で! ※ランキングサイトに登録してみました。 関連の記事をチェックしてみては。にほんブログ村にほんブログ村
Nov 15, 2015
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企業名、商品名だけで消費者の信頼が得られるブランド力。 以前なら、”ソニー”などの日本の家電メーカーは、その名前だけで世界の信頼を得ていたもの。2000年頃のITバブル時にこれら電機セクターの銘柄が天高くばかげた水準まで買われたのも、そのブランド力が未来永劫のものと信じられていたため。 今でも、任天堂がその低迷する業績に対して高株価が維持されているのは、温存されているマリオ等のブランド力が評価されてのもの。 で、クレジットカードでの代表的なブランドが”ダイナースクラブカード”。 会社役員であるとか士業、医師とか”選ばれた者のみが持つことを許される高サービスのカード”というイメージを築いていた。 そんなダーナースクラブカードなのだけど、ここ最近、大衆化が加速。 入会のハードルもかなり下がっている模様で、しがない給与所得者の私でも簡単に加入できた。 さらに、以前なら”入会できることは光栄なこと”というような、”入会させていただく”モードだったのだろうけど、 最近では、高額の販促金で大々的に入会を呼び掛けている状況。 しかし、電機メーカーが凋落していったように、ブランド力というのは商品に力が無ければ衰退していくもの。 果たして、高額の販促金で会員を増やしていくような戦略で、ブランド力が維持できるものなのだろうか。 まさに、1つのブランドが崩壊していく過程に立ち会っているのかもしれない。 というようなことで、今回はダーナースクラブカードの発行で約5万円をありがたく頂戴する件について、 続きは、例によって、日常生活のセコイ系のネタの新ブログ”偏屈たぬきの得して節約するアイディア手帳”に^^;。
Nov 14, 2015
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今回は、超主力参戦した郵政3社のうち、かんぽ生命について、 ”理想を買って現実を売る”という格言的なものがあるけれども、郵政3社については、今は夢を追う”理想買い”のフェーズにあるのではと思うので、夢を追う的な話を。1.規制のくびき 官業は規制で守られているというイメージがあるけれども、保険に関しては規制で守られているのは従来からの民間生保。 たとえば、かんぽ生命の簡易保険には1人あたりの加入限度額が定められていて、しかもかなり低い水準となっている(大人は1000万円(条件が整えば1300万円)まで、子供は700万円まで)。 また、新商品の認可もストップしているとか。 でも、かんぽ生命が上場を果たして民間企業としての体裁を整えていくなら、将来的には規制が緩んでくると考えるのが常識的なところではないか。 現在は手足を縛られた状況のかんぽ生命が、他の生保会社と対等な条件で勝負できる環境がいずれ整っていくのではないかと期待している。2.圧倒的なブランド力 では、対等な条件で戦うとどうなるか。 全国津々浦々の郵便局が手掛け、100年の伝統を誇る簡保のブランド力は圧倒的ではないかと思う。 かんぽの力をうかがわせるものとして、学資保険のシェア巻き返しがある。(参考記事)〇学資保険新契約、かんぽ一人勝ち 昨年度、シェア3分の2(朝日新聞) ようするに、 子供が被保険者の学資保険は、”子供に掛ける生命保険”という要素と、”子供の進学のタイミングを見据えての資産形成”という要素が組み合わさっている中で、 従来の簡保学資保険は、”子供に掛ける生命保険”という要素が強すぎて資産形成的な側面では元本割れというような商品性で、資産形成的側面を重視した商品設計の民間生保に後れをとっていたのだけど、 2014年4月に、”子供に掛ける生命保険”という要素を薄め資産形成面を重視した新商品を投入したところ、学資保険の新規契約に占めるシェアが3分の2まで達し、かんぽ圧勝となった。 という出来事。 規制のくびきから解き放たれ、他生保と同等の商品を投入できるなら、販売網とブランド力でかんぽ生命が優位に立てるのではないか。3.かんぽ生命は安すぎませんか? あえて、田舎者の感覚(根っからの都会人には郵便局のパワーは感覚的に理解できないだろう)で暴論を言わせてもらえば、かんぽ生命の潜在的な企業価値は、他の生保全部合わせたのと同じぐらいあってもおかしくない。 かんぽ生命の現在の時価総額は2.2兆円。 第一生命の時価総額が2.8兆円あるのに対して、いくらなんでも安すぎませんか? ※上記は、ポジショントーク的成分満載の独断と偏見による記述。※投資は、損しても得しても自己責任で!
Nov 10, 2015
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本日は、郵政グループ3社の上場日。 私は、寄り付きから3社への超主力参戦を決行。 ポートフォリオの上位3銘柄(金ETFを除く)として郵政3社を迎え入れた。 理由は単純で、官製相場の官製銘柄なので、下値不安は小さいだろうというもの。 時まさに、アベクロ相場の正念場。 上場した郵政3社が駄目なら、もうこの相場も終わり。郵政3社が大衆を巻き込んで上昇すれば、もう一相場期待できる。 ともかく買っとけ。理屈は後から付いてくる といった感じ。 頭で考えた、買い材料としては、 ・配当利回りがそこそ。 ・田舎での郵便局ブランドは絶大。 ・TOPIX組み入れなどで機関投資家も参入せざるをえない。 ・過去の非効率経営を逆に見れば、業績の伸びしろが大きい。 といったとこで、上値の余地は2~3倍、下値は限定的だろという気がしてならない。 私の投資のレバレッジも1.2倍台前半から1.5倍台半ばに急上昇。 まあ、理屈より気合いです。※投資は、損しても得しても自己責任で!
Nov 4, 2015
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決算関係の開示が続いている。所有銘柄などチェックしていると、いきなりステーキの減速が鮮明になってきたペッパーフードの第3四半期決算をはじめ、がっかり感のある決算や業績修正も多く、わが身のセンスの無さを今更ながら実感している。 中には、減益・下方修正だけど増配や自社株買いをするとか、上方修正・増配だけど優待を改悪するとか、クセ玉を放り込んでくる会社もあり、中の人の苦心ぶりが目に浮かぶ。 では、平成27年10月30日時点での、ポートフォリオに占める割合が0.5%以上の銘柄(コード順)。1540 純金上場信託2137 Hヴェラス2164 地域新聞社2292 S FOODS2593-5 伊藤園優先株2695 くらコーポ2700 木徳神糧2729 JALUX2753 あみやき亭2786 サッポロドラッグストアー2874 ヨコレイ2903 シノブフーズ2915 ケンコーマヨ2925 ピックルスコーポレーション3053 ペッパーフードサービス3109 シキボウ3139 ラクト・ジャパン3250 ADワークス3284 フージャースHD3318 メガネスーパー3376 オンリー3385 薬王堂3459 サムティ・レジデンシャル投資法人4118 カネカ4629 大伸化学4653 ダイオーズ4997 日本農薬5184 ニチリン5189 櫻護謨5406 神戸製鋼所5542 新報国製鉄5903 SHINPO5984 兼房6060 こころネット6076 アメイズ6078 バリューHR6240 ヤマシンフィルタ6328 荏原実業6409 キトー6440 JUKI6704 岩崎通信機6927 ヘリオステクノ7148 FPG7212 エフテック7249 尾張精機7256 河西工業7264 ムロコーポレーション7291 日本プラスト7315 IJTT7399 ナンシン7516 コーナン商事7551 ウェッズ7614 オーエムツーネット7703 川澄化学7847 グラファイトD7999 MUTOH8020 兼松8044 大都魚類8078 阪和興業8107 キムラタン8198 マックスバリュ東海8818 京阪神ビルディング9028 ゼロ9035 第一交通産業9201 JAL9414 BS119603 エイチ・アイ・エス9616 共立メンテナンス9830 トラスコ中山9831 ヤマダ電機9861 吉野家9908 日本電計日経225(225mini先物想定元本換算) 2016年12月限、2018年12月限、2019年12月限、2020年6月限リストから外れたもの 3093 トレジャー・ファクトリー 売ったわけではないけれども、株価が下がり0.5%を切ったため。4041 日本曹達 証券会社の目標株価引き上げで急騰したため、ありがたく全て売ってみた。7522 ワタミ 売ったわけではないけれども、株価が下がり0.5%を切ったため。8703 カブドットコム証券 売ったわけではないけれども、全体が好調な中で株価ほぼ横ばいで0.5%を切ったため。9927 ワットマン 特に理由もなく急騰したため、半分程度売ってみた。リストに加わったもの2786 サッポロドラッグストアー 第2四半期決算がすばらしく良かったので飛びつきで少し買い増ししてみたところ、ここのところ株価が上昇して0.5%を上回った。インバウンド関連として期待。3318 メガネスーパー 株券印刷業^^;が本業かと思いきや、ここのところメガネ屋さんとして復調してきているような気がするので、久方ぶりに買ってみた。バクチの札としての爆発力にも密かに期待。6440 JUKI 新たに買ったわけではないけれども、株価が上昇し0.5%を上回ったため。8078 阪和興業 先月記載漏れ。TOBの東京鋼鐵を売却した資金で買い増した。 ポートフォリオ上位陣では、 東証一部昇格で急騰したADワークスを3割程度売却。 月末のレバレッジは1.2倍台前半まで低下。そのうち約0.13倍が金ETF。 期待外れの決算や業績下方修正だった銘柄も、既に株価が下がっているもの(または発表後の寄り付きから大きく下がるだろうもの)がほとんどで、 その下がった株価よりは価値があるだろうという銘柄については売らずに持続(場合によっては買い増し)。 そうなってくると、”病める時も健やかなる時も”的な腐れ縁。さらに進めば”ダメな子ほどかわいいい”状態?※投資は、損しても得しても自己責任で!
Nov 1, 2015
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いよいよ11月4日に郵政3社が上場。 私は、常に資金量目いっぱい(というか信用取引でそれ以上)の投資をしているので、IPOに申し込む余力が無いのだけど、 大手証券と対面取引の私の母は、そこそこの株数を割り当ててもらえたらしく、 日頃の割高な手数料や、くだらない商品(証券会社にとって素晴らしく収益性の高い商品)の営業トークに付き合うことも、まんざら無駄ではないものだなー、 とか思う。 ところで、この郵政3社上場なのだけど、日本の株式市場にとっては”1世代に1度”級の大きな出来事のような気がする。 なんといっても、どんな過疎地にもある真に全国的な郵便局ブランド。また、親方日の丸の郵便局(今の郵便局会社ではなく、昔の郵便局の一部)が本当に上場するという、ある意味の意外感。 JR各社の上場やJTの上場よりは大きな出来事。1987年のNTT上場以来のビッグイベントのような気がする。 まあ、11月4日の郵政3社上場は、株式市場の大きな曲がり角だと思うのだけど、 曲がった先に見える風景は、本当のところは曲がってからでないと実感できないものなのだろうと思う。 今は、ただ曲がった先の近未来にタイムスリップした気になって、色々と想像をめぐらし、”1世代に1度”級の出来事に備える作戦を練るのみ。 で、どんな作戦か、は、 ヒ・ミ・ツ(というか考え中)。。。 ということで、今回は”チラシの裏”でした。
Oct 30, 2015
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最近は飲みに行く機会が多く、ブログの更新も滞り気味。 先週末の職場系の飲み会は、ワタミ。 介護事業を売却し背水の陣のワタミ。 近年業績だけでなく居酒屋としての魅力もずいぶん低下した感じがしていたので、”なんだ、ワタミか”という感じで、全く期待せずに参加したのだけど、 1人3,000円(税込)の料金でプレミアム飲み放題付きの宴会コース(お手軽コース)。 この”プレミアム飲み放題”がなかなかの優れもので、私が行った店では、 ビールならプレモル、 日本酒なら八海山、獺祭等外、 焼酎なら一刻者、富乃宝山 などが含まれていた。 私は、”獺祭等外”が気になったので飲んでみると、フルーティーでとても美味しい。 美味しくて飲み放題ででてくるレベルでは無いような気がしたので、ひたすら”獺祭等外”をおかわりしていた。 後で調べると、”獺祭等外”は”獺祭”の旭酒造が製造。酒米「山田錦」の等外米(くず米)を35%まで精米したものを原料とし、純米大吟醸”獺祭”と遜色のない品質を実現。だけど、醸造後に味が落ちるのが早めとのことで、 1か月程度で飲み切るためにまずはワタミに提供とのこと。 どうりで美味いはず。 もう、”獺祭等外”をグラスで3~4杯飲めば、十分に3,000円の元は取れる感じ(”元を取る”という発想が私のいじきたないところなのだけど。。。)。 ※全てのワタミのお店の”プレミアム飲み放題”に獺祭等外が入っているのか、私の行った店でたまたま入っていたのかは分かりません。 ところで、今回は職場系の飲み会だったので、参加費3,000円を払ったのだけど、 株主優待券とクレジットカードの組み合わせでもっとお得にできる。1.株主優待 ワタミの株主優待は、3月末・9月末を権利日とする年2回。 1回あたり、 100~499株で500円券12枚( 6,000円分) 500~999株で500円券24枚(12,000円分) 1,000株以上で500円券30枚(15,000円分) ランチタイムを除く飲食1回1人あたり2枚1000円の利用が可能。 以前は、金曜・土曜・休前日は使用不可だったのだけど、 今は、全営業日で使用できるよう条件が改善されている。 ワタミは株価850円程度なので、100株保有の場合の優待利回りは額面換算で約14%。 なお、ネットオークションでは額面の5割強で取引されている模様。 まず、ワタミをお得に利用する第1の手段は、 ワタミの株主になって株主優待券を取得する(株価変動のリスク付き)、 または、株主優待券をオークションなどで入手して使用する(1人3000円の料金なら優待券購入費込みで実質2500円程度の負担になる計算)こと。 2.クレジットカード 要約すると、”ワタミふれあいカード”でワタミの支払いが5%オフになる。さらに、このカードをポイントサイト経由で取得すると9000円いただける、ということだけど、 詳しくは、またまた、日常生活のセコイ系のネタの新ブログ”偏屈たぬきの得して節約するアイディア手帳”に続きます。 まあ、ワタミは、会社業績の回復は不透明な状況だけど、 一足先に居酒屋としての魅力は回復したなーとの感想です(株主としてのポジション妄想込み)。
Oct 25, 2015
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今日は、昼休みに株価をチェックすると所有銘柄の日本曹達が大幅高になっていた。どうやら、証券会社が投資判断と目標株価を引き上げたのがきっかけらしい。 証券会社の投資判断・目標株価が引き上げられたからといって、その企業の本源的な価値が高まるわけではない。 こういう、本源的な価値とは無関係の理由で株価が上昇した場合には、有り難く売るのが賢明ではという気がしてならないので、 今日急騰した日本曹達も半分ほど売ってみた。 ということで、今回は株式の本源的価値とは無関係のイベントについて。1.証券会社の投資判断・目標株価 証券会社が投資判断・目標株価を上げたり、下げたりすると、株価が大きく反応することがある。 だけど、証券会社の投資判断・目標株価と株式の本源的価値とは無関係。 証券会社のポジショントーク的な意味合いがある場合もあるかもしれない。 また、アナリストや雑誌等が推奨したというような場合も同様。2.株式分割 一般的に買い材料視されることが多いけど、株式の本源的価値とは全く関係が無く、理論上は株価中立のはずのイベント。 なので、分割を好感して株価が急騰するなら、売りを検討するタイミング。3.東証一部昇格 一般的に買い材料視されることが多い。 実際に、TOPIX組入れに伴う実需買いもあるだろう。 だけど、株式の本源的価値とは関係が無いイベントであることも事実。 なので、東証一部昇格を好感して株価が急騰するなら、売りを検討するタイミング。もっとも、実需の買いもあるので、ゆったり構えていても大丈夫かも。4.自社株買い ROEを高め、企業価値を高める有力な手段とされることも多いけど、 私は、一般的には短期の需給面の効果しかないと思っている。 自社株買いが行われている最中の、需給が締まり株価が高めになっているタイミングが売却のチャンスかも。(関連の日記)〇自社株買いは愚策-ROEは役立たず(その5)5.まとめ 上の例ような、株式の本源的価値とは関係が無いことを理由に株価が急騰している場合には、 私は、むしろ、売りを検討する絶好のタイミングだろうと思っている。 なんせ、へそまがりなので。
Oct 19, 2015
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コンビニといえば、株式投資的にはITバブル華やかなりし2000年前後を思い出す。 大手コンビニチェーンの中で、一足先に上場していたセブンイレブンが”ブリック・アンド・クリック”の呪文を唱え、なぜだかIT銘柄扱い。 セブンイレブンの時価総額は約10兆円と、親会社のイトーヨーカ堂の持ち分だけでイトーヨーカ堂の時価総額を遥かに上回る状況。 そんな中、借金と不良資産にまみれ先行きが悲観されていたダイエーの子会社のローソンが上場するという。 もし、ローソンにも”ブリック・アンド・クリック”の呪文がかかれば、ダイエーの経営も一気に健全化だなーとか、野次馬的に見ていたのだけど、 上場を果たしたローソンには呪文は全くかからず、当然ダイエーの経営も好転せず。。。 まあ、ITバブルの時代の株式市場は、まさに狂気に満ちた不合理なものであったなーとか、しみじみ思う。 今の株式市場についてバブル相場の終焉とか評されることもあるけど、当時と比較するとなんとも堅実な相場。 とか、愚にも付かない感傷はこの辺にして、 今回の本題の、コンビニでお酒をお得に入手する方法について。 まあ、要約すると、 Pontaポイントで、ローソンのお試し引換対象商品を入手する ということなのだけど、 詳しくは、日常生活のセコイ系のネタの新ブログ”偏屈たぬきの得して節約するアイディア手帳”に続きます。
Oct 13, 2015
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税金関係の1年は1月~12月。 今年の所得もだいたい目途が付いてきたので、実質2000円の自己負担に収まる”ふるさと納税額”の上限をチェック。(関連の日記)〇ふるさと納税の上限額の目安(2015) 私の場合、どうやら今年の残りの枠は2万円程度の模様。 で、本日、定例イベントと化した土曜日夕方6時の都城市ふるさと納税”お礼の品”入荷状況をチェック。(関連の日記)〇ふるさと納税の商業化(都城市豚肉)〇3分で受付終了のふるさと納税(都城市豚肉4kg) 肉と焼酎を中心とした豊富なラインアップの中で、2万円の納税(寄附)で牛肉2.1kg+900ml焼酎4本というのを発見。1.都城市の本気-宮崎牛(都城産A5ランク)切り落とし2.1kgと焼酎セット- 牛肉はA5ランクの切り落とし、焼酎4本のうち1本はプレミア焼酎の赤霧島、ということで早速”心のふるさと”都城市にふるさと納税(寄附)を申し込んでみた。 その内容は下のとおり。〇都城市ふるさと納税ダイレクト申込フォーム【ふるさとチョイス】2.感想など あちらこちらに”心のふるさと”ができた私の今年のふるさと納税活動はこれをもって終了。(これ以上の寄附(納税)は本当の意味の寄附になってしまうガクブル((;゚Д゚)) 今年は、制度改正で納税枠が約2倍に拡大したことや、自治体間のお礼合戦が激化したことなどで、昨年以上の大収穫。 2000円の自己負担も、カード払いや楽天市場のポイントなどで実質取り返す以上の得が出来ている計算。 さらに、支払いにはTポイント(Yahoo公金決済の場合)や楽天ポイント(楽天市場の場合)も活用。 なんだか、この制度、あまりに有り難すぎて。。。。 逆に、こんなに有り難い制度で良いのだろうかと、思ったり思わなかったり。 でも、来年も続くなら、当然フルに活用させていただきます。。。
Oct 10, 2015
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ファーストリテイリングの決算が公表された。 増収増益で結構なことだと思うのだけど、会社側の予想やコンセンサス予想を下回るようで、 さらに今期(2016年8月期)の会社側予想も期待外れと受け止められているようで、夜間PTSは今のところ6%程度下げている。 もともと、PER40倍超、PBR6倍超と、成長前提の株価となっているだけに、成長鈍化と捉えられれば株価が大きく下がっても不思議ではない。 ファーストリテイリングは日経平均におけるウェイトが10%程度あるので、 夜間PTSの6%下げを前提とすると、日経平均を約0.6%押し下げる効果がある。 一方、JPX日経400では、ファーストリテイリングのウェイトは0.6%程度しかない。 仮に6%下げても、JPX日経400は約0.04%下がるだけ。 要するに、ファーストリテイリングが6%下がるなら、両指数間で0.5%以上の騰落差が生じるはず。 指数先物の夜間取引を見ていると、今のところそこまでの状況は織り込まれていないようなので、 ”日経225mini先物売り-JPX日経400先物買い”の裁定取引をしてみた。 もっとも、夜間PTSは材料に対して過剰反応ぎみなので、ファーストリテイリングが6%下がるという前提が間違っている可能性も大いにある。(そうであるなら、更に夜間PTSでのファーストリテイリング株買いも裁定取引に加えると万全なのだけど、面倒なのでそこまではやらないことにした。)※投資は、損しても得しても自己責任で!
Oct 8, 2015
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週末に所有銘柄などをチェックしていたのだけど、主力のペッパーフードのストックオプション発行で気付いた点があったので、今回はそのことを。1.ペッパーフード最近の状況 8月の月次売上(9月14日公表)では、いきなりステーキを含むレストランの既存店売上げが前年比15.5減と鈍化。 全店ベースだと前年比170%増なのだけど、急拡大するいきなりステーキで利益が確保できているのか少し心配。 また、10月2日には、いきなりステーキのニューヨーク出店大筋合意を公表。 直営店での挑戦。成功すればさらなる飛躍が期待できるのだけど、果たしてどうなることか。2.ストックオプション発行 そんな中、9月28日に役員・従業員向けの有償ストックオプション発行を公表。 行使価格976円で最大希薄化3.22%と、株価的には普通ならやや悪材料なのだけど、 新株予約権行使に以下の条件が付いている。新株予約権者は、平成 27 年 12 月期における当社が提出した有価証券報告書に記載される監査済の当社連結損益計算書(連結財務諸表を作成していない場合は損益計算書)において、営業利益が754百万円以上となった場合にのみ、割当てを受けた本新株予約権を行使することができる。 要するに、今期の営業利益が会社側の予想を上回ることが行使の条件。 前回のストックオプションで、その期に利益目標を達成できなくても、次の期の利益と合算で目標をクリアできれば権利行使ができると甘めに設定していたのと比較すると、かなり背水の陣的設定。 有償のストックオプションでもあり、会社側がかなり今期の業績に自信を持っていることの表れではと妄想してみた。※上記は、ポジショントーク的成分満載の独断と偏見による記述。※投資は、損しても得しても自己責任で!
Oct 5, 2015
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慣れとは恐ろしいもので、最近では株価が大きく下がっても、”ああまたか”っていうぐらいの感じで、大きな不安も興奮も感じなくなってきた。 8月下旬~9月上旬よりも株価の水準自体は低いのに。 では、平成27年9月30日時点での、ポートフォリオに占める割合が0.5%以上の銘柄(コード順)。1540 純金上場信託2137 Hヴェラス2164 地域新聞社2292 S FOODS2593-5 伊藤園優先株2695 くらコーポ2700 木徳神糧2729 JALUX2753 あみやき亭2874 ヨコレイ2903 シノブフーズ2915 ケンコーマヨ2925 ピックルスコーポレーション3053 ペッパーフードサービス3093 トレジャー・ファクトリー3109 シキボウ3139 ラクト・ジャパン3250 ADワークス3284 フージャースHD3376 オンリー3385 薬王堂3459 サムティ・レジデンシャル投資法人4041 日本曹達4118 カネカ4629 大伸化学4653 ダイオーズ4997 日本農薬5184 ニチリン5189 櫻護謨5406 神戸製鋼所5542 新報国製鉄5903 SHINPO5984 兼房6060 こころネット6076 アメイズ6078 バリューHR6240 ヤマシンフィルタ6328 荏原実業6409 キトー6704 岩崎通信機6927 ヘリオステクノ7148 FPG7212 エフテック7249 尾張精機7256 河西工業7264 ムロコーポレーション7291 日本プラスト7315 IJTT7399 ナンシン7516 コーナン商事7522 ワタミ7551 ウェッズ7614 オーエムツーネット7703 川澄化学7847 グラファイトD7999 MUTOH8020 兼松8044 大都魚類8107 キムラタン8198 マックスバリュ東海8703 カブドットコム証券8818 京阪神ビルディング9028 ゼロ9035 第一交通産業9201 JAL9414 BS119603 エイチ・アイ・エス9616 共立メンテナンス9830 トラスコ中山9831 ヤマダ電機9861 吉野家9908 日本電計9927 ワットマン日経225(225mini先物想定元本換算) 2016年12月限、2018年12月限、2019年12月限、2020年6月限リストから外れたもの GDL(米国)SPDR ゴールド シェア 金の投信は、”1540純金上場信託”に一本化してみた。6440 JUKI 売ったわけではないけれども、株価が大きく下がり0.5%を切ったため。6624 田淵電機 売ったわけではないけれども、株価が下がり0.5%を切ったため。ミニTOPIX先物9月限買い-JPX日経400先物9月限売り の裁定取引 無事取引を終えることができた。リストに加わったもの2729 JALUX 業績は好調なのに大きく下がっていたので、少し買い増ししてみた。3093 トレジャー・ファクトリー 業績は相変わらず好調。9月前半に買える水準まで株価が下がってきたような気がしたので、買い増ししてみた。3139 ラクト・ジャパン TPPなどカタリスト期待で新たに買ってみた。5984 兼房 パクらせていただきました。ありがとうございます。6076 アメイズ 少しだけ買い増したのと株価上昇で、0.5%を上回ったため。6409 キトー 株価が下がり指標面の割安さがめだってきたような気がしたので、少し買い増ししてみた。7291 日本プラスト 株価が下がり指標面の割安さがめだってきたような気がしたので、少し買い増ししてみた。7516 コーナン商事 業績順調で指標面で割安感があるような気がする。優待にもつられて、少し買い増ししてみた。8703 カブドットコム証券 優待目的もあり、少し買い増ししてみた。 ポートフォリオ上位陣では、 PF1位のくらコーポが結構上昇したので少しだけ売却。また、レバレッジ管理のため金ETFを少しだけ売却。 月末のレバレッジは1.2倍台後半。そのうち約0.14倍が金ETF。 株価が下がっても、やっぱり株式投資は楽しいものだと感じる今日この頃。ゆでガエルなのかも?※投資は、損しても得しても自己責任で!
Oct 1, 2015
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なんだか昨日は、激しく下がった。 ポイントサイトでせこく小銭を稼いでも、全く焼け石に水。 株価の動きを見ると憂鬱なのだけど、 遠い距離を歩くときに、足元ばかりを見るのではなく目標方向の遠くの目印を見ながら歩く方が楽なのと同じように、 投資もその時その時の株価の動きに一喜一憂するより、大局観を持ってゆったり構えている方が楽だよなー、とか気休め的に考えてみる。 そういう気休め的なことの1つとして、 よく国別に語られる”人口ボーナス”というのを、世界規模で見るとどうなのか? ”人口ボーナス”とは、生産年齢人口比率(15歳から64歳までの人の比率)が増加するときに、その国の経済が伸びやすい というようなこらしいのだけど、 ”人口が増えれば経済規模が拡大する”と単純化しても間違いではないような気がする(1千万人の人口の国が年齢別の人口構成を維持したままでも2千万人まで人口を増やせば、単純に経済規模は2倍になるのではないか。)。 そういうごく単純な視点で、世界の人口を見ると、 現在の総人口は約73億人。そして毎年1億人程度増加し続けている模様。 食えない国で人口が増えてもだめでしょとか、色々細かな論点はあるのだろうけど、 ごくごく大雑把には、世界規模でどんどん人口が増えているということは、きっと世界経済に好影響があるだろうと楽観的に考えてみた。 というような、(遠くの目印なのか、ひょっとすると砂漠の蜃気楼かもしれないけれど)気休め的なことを考えて、自分を慰めている今日この頃なのでした。
Sep 30, 2015
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最近とんとお米を買わなくなった。 株主優待とふるさと納税でいただいたお米が集まりすぎて、消費しきれないぐらい。 それから、株主優待でいただいた食事券も、期限を気にしながら使い切るのがなかなか大変。 この週末も、優待の食事券で、居酒屋系のお店に一家で出動。 いい具合に酔っぱらってきたので、子ダヌキどもに古事記自慢。私:お父さんの本当の職業は古事記なんだよ。優待古事記に納税古事記。どうだ、いいだろう。子ダヌキ:お父さんが古事記なら、その子供の自分たちも古事記ってこと?古事記なんていやだよう。私:インドじゃ古事記も立派な職業なんだよ。職業に良い悪いはないよ、古事記をバカにしてはいけないよ。子ダヌキ:でも、古事記は嫌だよー、道端で暮らすんだよ。それに、ここはインドじゃないよー(泣)。 酔いにまかせて、半泣き状態の子ダヌキどもをからかっていると、妻から一喝。みっともないから、いい加減にしなさい!!! ”お店で騒ぐな”という以上の深い意味があるような気がしなくもないけど、気付かないふりでやり過ごす。 だって、お得なことが好きで好きでしょうがない性分なのだ。 てなことはさておき、 今回は、”本当の職業”にいそしむ私が最近気づいた、 ここのところ盛り上がりを見せているポイント系のお得について。1.広告費を末端消費者に還元するポイント系 企業は、自社の商品やサービスを売ったり、新規顧客を獲得するため多額の広告費・販促費を投入している。ことに、スケールメリットが働くけど他社との差別化が難しいような分野は気合いが入っている。 この広告費・販促費は、消費者が広告を見たり、新規顧客になることの対価。おおむね、広告閲覧頻度とか、新規顧客数に応じて支払われる仕組みとなっている。 企業からは、媒体となるメディアやWebサイトなどに広報費・販促費が支払われるのだけど、 元をたどれば、末端消費者の行動があってこそ発生するもの。 ならば、広告・販促の収入を末端消費者に還元することで、多くの消費者を囲い込もう。その集客・新規顧客獲得力で広告・販促の収入を増やしていこうというのがポイント系サイトのビジネスモデル。 このポイント系サイト自体が過当競争気味となっており、末端消費者にとってお得な状況となっている。2.オリコカード発行で1万8千円頂く で、そんな中で、オリコカード発行で1万8千円という案件を見つけたので、さっそくやってみた。 対象となるのは、オリエントコーポレーションの”オリコカードローン【CREST】”。 カードローン専用のカード。カードローンって語感は良いけど、比較的高利の無担保小口融資。消費者金融、サラ金と同じもの(と同時に、ノーベル平和賞のグラミン銀行とも同じもの)。 まあ、日常的に使うべきものではなく、仮に使うとしても、よほどの緊急時のごく短期のつなぎ程度の用途。 話がそれたけど、1万8千円を頂く手順としては。。。 なんと、唐突に、新ブログ”偏屈たぬきの得して節約するアイディア手帳”に続く。3.新ブログの立ち上げについて どうも、楽天ブログとポイントサイトの相性が良くないみたいで、リンクも張れない。 というようなこともあり、拙ブログから、日常生活のセコイ系のネタをスピンオフさせて、”偏屈たぬきの得して節約するアイディア手帳”というブログをはじめることとした。 こちらの、”へそまがり投資日記”は、株式投資など資産運用系を中心にするということで、しばらく試しにやってみたい。
Sep 27, 2015
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連休も終わり、明日から株式市場も再開。 所有銘柄のチェックなどしていると、なんといっても感慨深いのは、大阪製鐵による東京鋼鐵のTOB。 この両者、TOBが成就すれば9年越しの決着。 当時、主力銘柄の1つとして東京鋼鐵を手掛けていた私にとっても、ようやく胸のつかえが取れる感じ。1.9年前の経緯 9年前の2006年秋10月22日、大阪製鐵と東京鋼鐵が株式交換による統合を公表。実質的には、大阪製鐵による東京鋼鉄の吸収合併。 統合比率は1:0.228でプレミアム無し。 これが、波乱の火種。 東京鋼鐵の個人株主の私から見ると、 東京鋼鐵は実質債務超過の破綻の瀬戸際から劇的に業績回復して、実質無借金の一歩手前。まさに評価が一新される寸前。 しかも、統合発表と同時に業績の上方修正を公表、この上方修正が織り込まれないままでのプレミアム無しでの統合。 もう、くやしくてくやしくて仕方がない。 むざむざ安値で会社を売り渡す無能極まりない東京鋼鉄の経営陣。三井物産からの天下りの平嶋社長。業界再編が必要(確かにメーカー過多は事実だけど)というけれど、東京鋼鐵を代表する立場の人が東京鋼鐵とその株主を犠牲にしてまで進めることでは無いよね。 といっても、東京鋼鐵の筆頭株主は三井物産で当然統合に賛成の立場。 零細個人投資家としては不満は募っても、手段が無い。せいぜいYAHOO掲示板に不満を書くぐらい。 ところが、しばらくして東京鋼鐵の株価が統合比率から計算される理論価格を少し上回ってくる。 何か異変か???!! ここで颯爽と登場するのが”いちごアセット”のスコットキャロン。 個人投資家の不満を掬い上げる形で、統合比率の見直しを要求。 要求が容れられないままで突入した、2007年2月の臨時株主総会(3分の2の賛成が必要)では、個人投資家の委任状も集約し統合案を否決。 で、統合は御破算。 ”いちごの乱”とも称され、株主無視の経営判断に一石を投じる形に。2.今回のTOB 9月18日に大阪製鐵がリリース。〇東京鋼鐵株式会社株式(証券コード5448)に対する 公開買付けの開始予定に関するお知らせ 独禁法に抵触しないこと(抵触するわけない)を条件に、2月をめどに630円でTOBとのこと。東京鋼鐵側も賛同している友好的TOB。買付上限なしで、TOB実施後に上場廃止の方向。 さて、この630円のTOB価格。 18日の終値に対しては63%のプレミアムが付いているものの、決して割高な買い物ではない。 前回の統合御破算後、東京鋼鐵は着々と利益を上げるものの、相変わらず株主への還元を考慮しない経営。株価は低迷しているものの、多額の現金、預け金を積み上げている。 現在の時価総額約67億円に対し、前期末で現金等と運用目的の預け金の合計が60億円超。現在の時価総額分はキャッシュですぐに回収可能な水準。 今回のTOB価格630円で計算すると時価総額は約110億円。毎年10億円程度の利益を積み上げている会社なので、内部に蓄えたキャッシュとの差約50億円は5年で回収できる計算。 個人零細投資家としても、63%のプレミアムに不満は無いし、 一方、買い付ける側の大阪製鐵から見ても、十分にお買い得な価格設定となっていると思う。3.感想など 今さらTOBなら、 9年前、東京鋼鐵、大阪製鐵の経営者も意地をはらずに、スコットキャロンの提案を容れて1:0.3程度で統合しておけば良かったのに。 まあ、いずれにせよ9年越しの決着で、すっきり。
Sep 23, 2015
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8月後半以降、世界経済変調の不安による株価乱高下に振り回されている。 中でも、最近上場したIPO銘柄の値動きは激しい。 もともと、IPO界隈はクソ味噌一緒(というか、むしろ虚業のクソ銘柄のほうが人気があるぐらい)で値動きを買う世界。 なので、企業の内容と大きくかい離した株価(いつもは株価が高すぎる傾向)となることも多い。 そんななかで、8月28日に東証二部に上場したラクト・ジャパンが買える株価水準ではないかと直感し、カタリスト期待で衝動買いした。1.乳製品の輸入を中核とする食品専門商社 ラクト・ジャパンは、以前破たんした東食の社員によって創業された乳製品の輸入を中核とする食品専門商社。 売上高の推移は以下のとおりで、乳製品の輸入に関しては最王手の一角としての地位を築いている模様。 (ラクト・ジャパンHPより) 日本人は欧米人に比べ乳製品の消費量が格段に少ない現状があり、これが将来の大きな成長余地(靴を履いていない国を見つけた的な商機)を感じさせてくれる。(ラクト・ジャパンHPより)2.株価の推移と指標面 上場以来の株価の推移は以下のとおり。 9月18日の終値の1465円に対しては、予想PER10倍、PBR0.77倍、予想配当利回り2.04%。 自己資本比率は21.5%と低めだけれども、商社とすれば許容範囲か。3.今後のカタリスト 将来的に妄想しているカタリストとしては、 ・TPP関連銘柄として、乳製品輸入は注目される可能性があるのでは。 ・株主数以外は東証一部昇格の基準を満たしていると思われるので、優待新設などないかな。。。 とか、なんかあると嬉しいな。 まあ、あまり深く考えずの、衝動買いなのでした。 ※上記は、ポジショントーク的成分満載の独断と偏見による記述。※投資は、損しても得しても自己責任で!
Sep 19, 2015
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日本において、ほとんど存在意義を失い、一般人の支持も無くなっていた左陣営が息を吹き返した模様。 労働条件改善、世界秩序、社会体制など昔は得意としていた分野で全く影響力を失い、エキセントリックな小集団と成り果てていたのに、 わざわざ、体制側から争点を提供し、敵に塩を送った格好。 その見返りとして、得るものは何なのか。単なる1人のノスタルジックな満足感だけなのでは、とか思えてならない。 全くの支持率の無駄遣い。せっかくの高支持率、もっと優先すべき不人気政策(規制改革とか社会保障の見直しとか)に使う方が将来のためになるんじゃないのだろうか? こういう政治状況の変化が、せっかくうまくいきかけていた経済運営に悪い影響を与えなければ良いのだけど。 もしくは、格差是正、労働分配率の向上の方向に作用して、案外、中産階級の復権→持続的な内需拡大 とか良い方向につながる可能性もあるのかもしれないけど。 まあ、どうなることでしょう。
Sep 16, 2015
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”ワタベウェディングのTOB”といい、”日経400売り-TOPIX買いの裁定取引”といい、最近の拙ブログは小さな利益を狙ったセコい話題が多い。 今回も、セコい話題の流れで、9月優待の中から平和の優待クロスについて。1.平和の優待 もともと株主優待の無かった平和だけど、8月1日、株式交換でPGMホールディングスを完全子会社に。 で、平和は、PGMホールディングスの株主優待を引き継ぐ形で、株主優待を設定。 〇平和の株主優待:年2回(3月、9月) ゴルフ場優待券(1枚に付き最大3500円割引) 100株以上200株未満 2枚/1回 200株以上300株未満 4枚/1回 300株以上400株未満 6枚/1回 400株以上 8枚/1回 この優待券は、某インターネットオークションでも券面の8割以上で取引される優れもの。(関連の日記)〇PGMと平和が株式交換 優待付き2.一般信用売りを使った優待クロス 本日(9月14日)の平和の株価は2,218円。 優待MAXの400株を買うと、約89万円。 一方、いただける優待券は8枚で2万8千円分。優待利回りは3%/1回。 でも、単に株を買っておくだけだと、権利落ちで大きく株価が下がるリスクがある。 そのリスクを回避するために信用売りを組み合わせて、”現物買い×信用売り”のクロス取引をする方法がる。 だけど、制度信用だと逆日歩が付くのが心配。 逆日歩のリスクを回避するためには、一般信用売りを使う方法がある。 今朝がた、〇ドットコム証券をチェックすると平和の一般信用売りの枠がたくさん残っているようだったので、”現物買い×一般信用売り”のクロス取引きをしてみた。 なお、制度信用売りなら、権利マタギで徴収される”配当調整金”は、配当の約85%なのだけど、 〇ドットコム証券の一般信用売りだと、”配当調整金”として配当の100%の金額が徴収されるので、その点には注意が必要。
Sep 14, 2015
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昨日は、指数先物9月限の満期日。 私は、9月限の先物を対象に、「JPX日経400先物売り-ミニTOPIX先物買い」の裁定取引をしていたので、今回はその結果について。(関連の日記)〇JPX日経400の銘柄入れ替えでTOPIX化が進む-JPX日経400の真実(その7) 〇日経400売り-TOPIX買いの裁定取引 〇日経400の哀れな末路を占う1.「JPX日経400先物売り-ミニTOPIX先物買い」裁定取引の狙い おさらい的に整理しておくと、 もともと、”JPX日経400”は、TOPIXにほぼ追随して動くことが宿命づけられている(JPX日経400は構成銘柄の選定・ウェイト付けで、TOPIXに対しあまりポジションを取っていないのが原因)凡庸な指数なのだけど、 毎年8月は、”JPX日経400”にとって、魔の銘柄入替えが実施される(今年は、8月7日に公表され8月31日に実施)。 銘柄入れ替えの前後には、コバンザメに齧られて、TOPIXに後れをとってしまうだろうと予想。 そこを狙って、6月中旬ごろに、9月限の先物を対象に売り買いほぼ同金額になるようバランスを取って「JPX日経400先物売り-ミニTOPIX先物買い」のポジションを建ててみた。2.結果 この期間の両指数の動きは以下のとおり。 最近の株価乱高下の状況の中でも、ほぼ同調して推移しているものの、 指数入替え実施(8月31日)後には、期待のとおり、JPX日経400が少し劣後してくれた。 私は、6月中旬ごろに何回かに分散してポジションを建て、満期日(特別清算)も含め何回かに分けてポジションを解消したのだけど、少しだけ利益を得ることができた。 ポジションが相殺されるので建てている金額に対して証拠金は少しで良い(この組み合わせだと片方だけのときの20分の1以下)こととなっている。私の使っている証券会社では株券を証拠金の代用としてくれるので、ほぼ元手いらず。 リスクも比較的小さめで、手堅い小遣い稼ぎといった感じ。 ”JPX日経400”よ、来年もよろしくね。※投資は、損しても得しても自己責任で!
Sep 12, 2015
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連日の乱高下に振り回されて、どっぷりと株式投資にのめり込んでいる。 ほんの1か月前には、株式投資に時間を割きすぎている現状を反省したばかりなのに。 昨日の激騰で、私のポートフォリオもレバレッジが1.2倍台後半までやや低下。 このまま落ち着いてくれれば、初心に戻り、株に割く時間を減らそうかなー とか考えてるところ。 相場の格言で”休むも相場”というのがある。 始終熱く相場に臨むだけでなく、たまにはポジションを解消し休んで冷静さを取り戻すことも必要 というような意味のようなのだけど、 私流には株を持っていることこそが重要だと思っているので、ポジションはそのままにして休むということ。 中長期投資のつもりで買った銘柄が大半なので、あんまり動かさなくても(動かしたときと比較して)結果に大差はないでしょ という感じ。 まあ、そうはいっても、人生の時間配分についての反省は一時のことで、もはや治癒不可能な相場中毒なのかもしれないのだけど。。。
Sep 10, 2015
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今回は、以前取り上げた千趣会によるワタベウェディングのTOBの結果について。(以前の日記)〇ワタベウェディングのTOB1.TOBの結果 千趣会によるワタベウェディングのTOBの概要は、 ・買付価格:700円 ・買付上限:3,367,900株(発行済株の34%) ・買付下限:なし ・買付期間:7月27日から9月1日 ・決済開始日:9月7日 ・取扱証券会社:SMBC日興証券 ということだったのだけど、9月2日にその結果が以下のように公表された。 〇ワタベウェディング株式会社株式(証券コード:4696)に対する 公開買付けの結果に関するお知らせ(千趣会) 結果は、買付上限3,367,900株に対して、応募が3,771,942株。 按分比例方式での買い付けとなった。 買い付けの比率は89.29%。 私の場合は、按分の結果、申し込んだ数量のちょうど9割を買い取っていただけた。2.感想 私が思っていたより応募数が多かったのだけど、申し込み数量の9割を買い取っていただいたので一応ほんの少しだけ(投入した資金の1%強)利益が出た感じとなった。 まあ、急落局面だったので、資金の疎開も兼ねていたと考えれば結果オーライか(戻った資金はさっそく、最前線に再投入するのであった)。
Sep 8, 2015
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週末に銘柄チェックをしていると、バリュー投資的感覚から割安感のある銘柄が随分増えて来たように感じる。 私の昔からの感覚では、業績横ばいの会社であれば、PER20倍、PBR2倍、総資本純利益率5%、自己資本比率50%、年商=総資本=時価総額 ぐらいが目安(これでも昔はずいぶん手堅い判断という感じだったのだけど)で、 PER10倍前後、PBR1倍以下、自己資本比率50%以上、おまけに配当利回りが3%程度以上で優待付き なんてのは私のバリュー投資的感覚ではかなりお買い得。 そんなお買い得に思える銘柄が増えて来たように思う。 ここから先、さらに市場の雰囲気が悪化して、追証がらみの投げやロスカットなどで大きく下げる局面があれば、買ってみたい銘柄だらけ。 なので、現在の株価より3~10%程度下の価格に、信用買いの注文をたくさん並べてみた。 また、余裕を持って信用買いを進めることができるようにするために、メインで使っている証券会社から、信用買い用に使っている信用金利の安い証券会社に、株券の移管手続を行った。 信用買いを増やしていくにしろ、金利の節約は重要事項。 金利の安い証券会社を使うことで、例えば、建玉1000万円とすると年間約15万円程度は節約できる。(関連の日記)〇信用取引金利1.39%に もっとも、一気に景気が悪化して、業績予想は絵に書いた餅というような事態を織り込んできているのかもしれず、もしそうなら、後から振り返ると、このタイミングで買い注文を入れるなど愚か者のすることになるのだけど。
Sep 6, 2015
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昨日は、昼頃からまたまた総悲観的な相場になってきたので、少しだけ買い出動してみた。 相場は強気・弱気の繰り返し。 私は、 強気で売り、弱気で買う のが得なのかなー と思っているので今回はそのあたりのことを。 (関連の日記)〇市場心理が回復したので少し売る 〇買いたい気分の時 〇売りたい気分の時1.強気で売り、弱気で買う 株価が長期のスパンで上昇傾向の期間も下落傾向の期間も、短期的な市場心理は強気と弱気の時を繰り返している。 株式を売買するなら、なるべく市場心理が強気に傾いている時に売り、弱気に傾いている時に買うのが得だろうと思う。 なぜなら、市場心理が強気の時には、買いたいと思う人が多く売りたいと思う人が少ないので、その時期としては比較的高値で取引が成立すると思うし、 市場心理が弱気な時には、その逆で、比較的安値で取引が成立すると思うから。 これは、”株価が上昇したら売って、下落したら買う” という逆張りの戦略と似ているようだけれども、厳密には少し違っていて、 株価が下落していても”まだまだ大丈夫”的な比較的明るい雰囲気の時もあれば、”もうだめだ”的な雰囲気に包まれるときもある。上昇時も同様。 株価の上昇・下落の動きより、市場心理の動きを重視して、その逆を行く行動が大事かなと思う。 なにせ、ブログのタイトルにもしているように、”へそまがり”精神が投資で何より重要だと信じているぐらいですから。2.強気、弱気の測り方 では、市場が強気なのか弱気なのかをどう測定すれば良いのか。 恐怖指数みたいなのもあるのかもしれないけれども、 私は、自分自身の素直な感情をバロメーターにしている。 みんな同じ相場を体験し、ニュースなど同じような情報に接しているのだから、自分自身も含めて同じような感覚になるはず。 自分の素直な感情が”もうだめだ”になっている時には、市場全体も”もうだめだ”の雰囲気に包まれていると思うし、 自分が”案外大丈夫そうだ”と感じている時は、市場全体も”案外大丈夫そうだ”になっているはず。 で、その自分自身の素直な感情を斜め上あたりから観察している投資家としての自分がいて、”もうだめだ”の時には買いを考え、”案外大丈夫そうだ”の時には売りを考える。 そんな感じで、私は株式投資を行っている。(極くまれに、素直な感情に押されて投げ売った時は、こんなへそ曲がりな自分が投げ売るぐらいなので、後から見れば絶好のセリングマックス。まだまだ精神修養が不足しているのだ!)3.とはいっても まあ、そうは言っても、将来の株価の動きには何の保障もないし、また統計的に分析したわけでもないので、あくまで私がそう思っているだけ。 さらに、その効果もほんの少しだろうし、裏目に出ることも多いとも覚悟している。
Sep 5, 2015
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