You&You Cafe 泣いても一生、笑っても一生!
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帝劇から始まり大阪を経て、博多公演。その最後の2公演。実際に訪れることはできませんでしたが、ありがたいことに両公演ともリアルタイムで配信で視聴できました。アーカイブもありますが、やはりドキドキ感を一緒に味わいたく、先ずはリアルタイムがいいですね。【配信公演回】 福岡公演(博多座)・11月29日(金)12:00公演 ヴォルフガング・モーツァルト 京本大我 コンスタンツェ 真彩希帆 ナンネール 大塚千弘 ヴァルトシュテッテン男爵夫人 香寿たつき コロレド大司教 山口祐一郎 レオポルト 市村正親 セシリア・ウェーバー 未来優希 エマヌエル・シカネーダー 遠山裕介 アントン・メスマー 松井 工 アルコ伯爵 中西勝之 アマデ 星 駿成(太字は千秋楽を迎えたキャスト) ・11月30日(土)12:00公演(大千穐楽) ヴォルフガング・モーツァルト 古川雄大 コンスタンツェ 真彩希帆 ナンネール 大塚千弘 ヴァルトシュテッテン男爵夫人 涼風真世 コロレド大司教 山口祐一郎 レオポルト 市村正親 セシリア・ウェーバー 未来優希 エマヌエル・シカネーダー 遠山裕介 アントン・メスマー 松井 工 アルコ伯爵 中西勝之 アマデ 若杉葉奈 【視聴チケット料金】 各回5,500円(税込)両公演とも実に素晴らしかったです。コロレド猊下的には、やはり大千秋楽の30日公演が凄くパッションがありよかった!29日。カテコ。京本ヴォルフ、やりきった!かなりの重圧を降ろしてほっとしたのでしょう。カテコでは、ぼろぼろと涙が。泣いてしまう京本さんを、ほれ!コンスが慰めにいって!と祐一郎さんが、促そうとしたけど、ええい!!とふたりまとめて、おおきなハグでよしよししてあげた姿に感動!!また、市村さんが、ぜひ言いたいことが!!と挙手をして、京本くんのいままでの努力をたたえて、そのついでに?コロレド猊下の祐一郎さんにもトークを振ってくださったので(感謝!!)祐一郎さんも、ひとこと話してくださって嬉しかったです。30日カテコ。涼風さんや祐一郎さん、市村さんのご挨拶もあり、古川さんも長くしゃべってくれましたね。ほんとにまじめな性格なんだなあ、と。祐一郎さんは、自分を褒めてくれる人がでるたびに、その人の上着の合わせ目を直しにいってあげて・・(笑)が。特にヴォルフたちは、この作品は本当に命がけで取り組んでいたことがよく伝わってきて、ついほろっときました。最後には小池先生も現れ、結構な長さのスピーチをされていかれました。(正直なところ、これだけの時間があるのでしたら、大塚さんや真彩さんなどのご挨拶も聴きたかったなあ、と思いましたが・・💦)銀橋をキャストたちが渡ってくれて、ちゃんと配信用のカメラに向かって、投げキッスやウィンクやら、みなさんサービスがあり、嬉しかったです!!公演ももちろん素晴らしく、祐一郎さんや市村さんにとっては、これがほんとの最後になるのかな、と思うと、ほんとうにその功績は、小池さんが言うまでもなく、凄いことだなと思いました。祐一郎さんのコロレド猊下は、初演からあの劇的な像を作り上げた、いや創り上げた、ということ自体が驚異的だ!!と思います。世界に誇れる猊下です。このあと誰かが継いだとしても、やっぱり祐一郎さんのお名前は消えることがないほど色濃く残ることでしょう。存在感、歌声、マントの翻し、ヴォルフガングへの複雑な屈折した気持ちの表現。また、お戯れで帝劇では声が出にくそうだった部分(おまえはウィーンで野垂れ死ぬぞ~演奏させぬよう手を打った~♬)は博多ではしっかり張ったお声で出ていてホッとしました(^^♪市村さんのレオポルトも、演技のリアリティ、込められた思いの深さに何度見ても、どうしても涙がでてきます。父と息子・・お互いに尊敬や愛があるのに、噛み合わない、理解しきれない部分がでてくる。普遍的な部分もあるため、心に突き刺さるシーンが多いのです。ともかく、同じ役を20年以上凄いレベルをキープしつつ、続けていくって、想像ができないですよね。衰えることなく、むしろ進化していっているという、つねに役を見直し、そのとき最善の力を振りしぼって、魂を毎回入れ直しているからこその、新鮮さがあるのだと思う。そして、やはり舞台を心から愛し、舞台の神様から愛と力を受け取っているんだなと思いました。古川さんは、ほんとうに見事なヴォルフに成長しました。前日の京本ヴォルフもチャーミングでしたが、どうしても影を逃れてなどで、低音が十分響かないのがなんとなく物足りなく、30日、古川ヴォルフを聴いて、厚みと暖かみもあり、ドラマチックに低音も響かせ、落ち着いたなかにもパッションがあり、しっかりと主役を務めあげたそのオーラは今までにないほど強く、頼もしかった。カテコで、古川さんと山口さんが、あのエリザベートのルドルフとトートの闇が広がる、のポーズをしてくださったのが、とっても嬉しくて、客席もどよめいていましたね。いまからでも、このふたりで、エリザベートが観たくなりました。古川さんは、90%これで卒業なのか?(その割合が、80%まで下がったのが可笑しい)結構リアルなお話も聞かれ、へえ!そうだったの?と思う部分もありました。他のキャストたちも、すべて素晴らしく、とくに大塚さんのナンネール!!これは初演の高橋さんのナンネールをどこか彷彿とさせる弾みのあるチャーミングな声、演技、目力もありつつ、ドライな感じの高橋さんのナンネールに比べ、どこかウェット感をも加えて、とても見ごたえで心に訴えるナンネールだったと感じました。真彩さんのコンスタンツェも新しいものがありました。声が素敵で、どこか癒されてしまう(コンスなのに?)。ダンスはやめられない、も目が離せない時間でしたね。ほかにも感想は尽きませんが、時間があまりないため、書けませんが、とにかく、この2024年のモーツァルト!はおおきな爪痕を残したのでは?と思います。みなさま、ほんとにお疲れ様でした。すてきな舞台をありがとうございました!!小池先生がおっしゃるように、翌日からは、それぞれの歩む道に進んでいく・・それが現実ですね。みなさま、本当にお疲れ様でした。そして素晴らしい未来に向けて、またお元気で新たなる一歩を歩み出してくださいね♪
2024.12.01
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