窒素を体外に排泄するためには、肝臓・腎臓の働きが必要です。体内の分解過程で必要なくなった窒素はアンモニアに変わります。アンモニアは私たちの体にとって有害な物質であるため、肝臓で無害な尿素に変換されたのちに腎臓で尿として排出されます。
このときにタンパク質を過剰に摂取してしまうと、その分多くの窒素を尿に変換しなければならなくなります。そのため肝臓や腎臓にかかる負担が普段よりも大きくなり、内臓疲労を引き起こしてしまう可能性があるのです。
カロリーをおさえつつ高タンパクを意識することはとても大切。そのためには脂肪分の少ない食品を選ぶ、油を必要以上に使わないといったことが大きなポイントです。食材や調理法を工夫して、高タンパク低カロリーの食事を心がけましょう。
尿路結石とタンパク質。これらは一見なんの関係もなさそうですが、尿路結石の原因の一つに動物性タンパク質の摂りすぎがあります。
代表的なシュウ酸カルシウム結石を例に解説します。
主に肉などの動物性タンパク質は、摂取すると体のなかでシュウ酸や尿酸などの物質が体内に増加します。このうちのシュウ酸にはカルシウムと結合しやすい性質を持ち、腸の中でカルシウムと結びつくことで便として体の外へ排泄されます。
このとき、腸で吸収しきれないシュウ酸は尿として排泄されます。シュウ酸が尿に含まれるカルシウムと結合してしまうと、石のようなかたまりとなって排泄されにくくなり尿管を詰まる原因となるのです。
「何からタンパク質を取ってますか?
— ベグブロ (@veg_blog) January 4, 2017
全粒粉パンにピーナツバターとジャム(タンパク質 14g)
マクドナルドのハンバーガー(タンパク質 13g)
動物から取る必要は全くない」 @VeganStreetCom #筋肉 #ボディービル #ヴィーガン #ベジタリアン pic.twitter.com/D5PITLA80n
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