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♪公然とアメで買収その後のムチもて打たむハタラケハタラケ ┼ ┼ ┼ ┼ ┼ ┼ ┼今回の定額給付金は来るべく総選挙のために、まさしく国民を買収しようとしているものですね。いかにも公明党が言いそうなことですねぇ。4人家族で約6万円という金が、すんなり消費に回って景気の浮揚になるとは誰も思っていないでしょう。毎月6万ならいざ知らず、先々の不安を考えればおいそれとは使えません。大盤振るまいの経済対策を打ち上げ、3年後に消費税を上げるというのは無茶な話です。アメ玉一個で手なずけ、それをかたに我慢を強いて、黙って働いて税金納めろと言ってるようなもの。当面の重要課題は目くらましの選挙対策、政府はその1点に引っかけて不景気という絶好のチャンスを利用しようとしていると思えます。あのナチスのヒットラーも、不況で就職先がなく生活にあえいでいた国民を救うという名目から、雇用対策というアメを利用して戦争に突入していったのです。不景気というのは国民をコントロールするには絶好の機会で、消費税アップのための切り札にしたいのでしょうが、非常に危険で命取りになりかねません。今の景気は3年では回復しないだろうというのが大方の予想です。それどころか今後ますます深刻化を増し、3年後は今以上に大変な事になっているやもしれません。就職難、生活苦、経営不振の大変な時に消費税を上げたら一体どうなるのか、考えただけでも恐ろしくなってきます。ランキング参加中。クリックをお願いします。
2008.10.31
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♪あさぼらけ人をちこちにうごめきて粛々と犬つれゆきぬ ┼ ┼ ┼ ┼ ┼ ┼ ┼まだ暗いうちにウォーキングに出ると、あちこちに人がいて驚きます。どの人も犬を連れていて、日課の散歩をさせているようです。この時期はまだそれほど寒くはないので、毎朝ご来光を迎えることを意識してのことでしょうか。早朝に幸せホルモンといわれる「βエンドルフィン」が最も多く分泌される分かってきています。それは動物にとってはごく自然なことなんです。他にも早起きは、いろんなプラスの効果を生み出してくれます。その「早起き」と「ご来光を臨む」ことが、犬を飼うことによって日課にできるというのは、犬の功徳というものでしょうか。犬はいろんなところで人間の役に立っているんだなぁ。ランキング参加中。クリックをお願いします。
2008.10.30
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♪希代なる指もて織らるつづれ織 灯りの入りて寡黙を語らむ┼ ┼ ┼ ┼ ┼ ┼ ┼京都の友人の織物作家「吉田一之」は、珍しい「手織りつづれ」という技法で作品を発表し続けています。緯糸(よこいと)のみで模様をあらわすその技法は、根気と忍耐がいるとても手間のかかる仕事です。草稿を下に置き、緯糸を一本一本通しながら櫛形に削った爪で寄せて織っていきます。経糸(たていと)を完全に緯糸で覆ってしまうという独自の技法で、大学では哲学を学んだ作家らしい抽象的な、静謐で緊張感のある作品です。遠い記憶★訂正→正しくは「緑の領分」です名古屋で2度目の展示会があり、一昨日、搬入の手伝いに行ってきました。今回は、京都で彼が織物教室を開いていた時の、教え子「半木純子」さんの絵画作品との二人展です。彼女は現在は東京在住で、二人の間を取って名古屋の知人のギャラリーでの開催となったようです。夜が帳を下すころ、ようやく展示も終わりスポットライトで浮かび出る作品は、寡黙ながら奥深いエモーションを感じさせてました。ランキング参加中。クリックをお願いします。
2008.10.29
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♪二年目の意気込み見せむモヨリノをリリースしたる日の丸会社 ┼ ┼ ┼ ┼ ┼ ┼ ┼民営化して一年が過ぎた日本郵便が、フリーペーパー「モヨリノ」を創刊しました。身近で便利な「最寄りの」をめざして、“郵便局ご利用ガイド”や、日本郵政グループのおすすめサービス、キャンペーン情報などをわかりやすく紹介する。郵便局がおすすめする話題のグルメの誌上紹介・通信販売や、季節の生活情報など、全国のお客さまのお役に立ち、楽しんでいただける内容とのこと。今月の創刊号はアンジェラ・アキを表紙にしてインタビューを掲載「モヨリノ創刊記念企画 郵便局をまるごと楽しむ!」としてプレゼントや特典などが載っています。ホームページでの紹介はずいぶん凝っていて、創刊号の「立ち読み」でページをめくるように内容が覗けるようになっています。日本郵便は有り余る資金をその気になって使うと、かなり有利な商売ができますね。株主はまだ日本国のままですからねぇ・・・ そういえばJTもそうだね。ランキング参加中。クリックをお願いします。
2008.10.28
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♪時を止めイベリアの地を俯瞰して友の描きて虚無匂いたり┼ ┼ ┼ ┼ ┼ ┼ ┼先日、若かりし頃に絵を学びながらスペインで暮らしたことのある、古い友人の展覧会に行って来ました。50も後半となり、所属していた団体からも離れ小品を多く描くようになった彼。人物を描き続けてきた彼が、風景を描くようになって幾年か経ち、小品ばかりの展覧会へ足を運んだのは今回が初めてだった。何点かの人物の他はイベリアをテーマにしたもの。風景のどの絵にも人物らしきものは登場せず、時間が止まったような静けさの中に一軒の家が描かれている。縦位置の画面の大方の絵は地平線が上の方に置かれています。俯瞰した大地がたっぷりと画面を占め、無駄を一切受け入れないストイックさで描かれています。この大地の大きな空間が何を現わしているのか、何を表現しようとしているのかは分かりません。その絵から感じるのは、「求める」という事の対極にあるものが、そこにはあると感じました。何も求めない。求められることすら求めない。ニヒルなるものなのか。それが意味するものが何なのかは、まだ分からない。ランキング参加中。クリックをお願いします。
2008.10.27
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♪久々にレイトショー観しその後の夜のしじまにこころ遊べむ ┼ ┼ ┼ ┼ ┼ ┼ ┼昨夜は久しぶりに、「ユナイテッド・シネマ」にレイトショーを観に行ってきました。週末のせいか結構なにぎわいで驚きました。20:25からの上映で終了は10時半過ぎ、帰れば11時を回ります。朝型の生活を始めてからは夜更かしをすることなどほとんどありません。夜更かしは、私にとっては非日常のことです。物音もしない静かな夜を酒をチビチビやりながら、何をするともなくただのんびりと「無」の時を楽しみました。観たのは「イーグル・アイ」。タイトルがちょっと気に入らない。いっそのこと「グーグル・アイ」にした方がいいぐらい発想はグーグル・アースを思わせます。しかし、内容は「鷲の眼」という単純なものではなく、もっと目に見えないサイバネテックなもので「サイバース・アイ」ぐらいが適当でしょうか。人工頭脳を思わせる解析装置は、あのノーベル物理学賞を受賞した小柴昌俊氏が研究しているニュ-トリノを検出する装置「スーパー・カミオカンデ」に想を得たのでしょうか。スーパーカミオカンデ携帯電話をはじめ、ありとあらゆるものの情報をコントロールするという怖ろしい話ですが、あそこまで行ってしまうとちょっと現実離れの感がして、イマイチ説得力がありません。CGと特撮で製作費のかかった見せ場たっぷりの、だけど何も残らないハリウッド映画は、もうそろそろ飽きられてきています。ポイントは携帯電話ぐらいにしておいて、人間をしっかり描いたサスペンスドラマにした方が、よりリアルで恐ろしく、奥の深い映画になるだろうと思いました。あなたもそう思われませんでした?ランキング参加中。クリックをお願いします。
2008.10.26
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♪そわそわとギンに落ち着きなかりけりまた喧しき夜の来るらむ┼ ┼ ┼ ┼ ┼ ┼ ┼そろそろ秋の恋の季節がやって来るのだろうか、我が家のオス猫は何だか様子がおかしい。年齢がよく分からないので、まだその元気があるのかどうかは分からない。しかし、周りにいるオス猫たちがメスをめぐって縄張りを主張し始めるため、エリア内にいるオス猫は嫌がおうにも戦いを強いられる。普段は静かにやり過ごしている関係が、この時期になると急に敵対するようになるんです。それでオス猫たちは、テリトリー維持のために日夜激しい戦いを始めるようになるんですねぇ。睨み合い脅し合い威嚇の声を張り上げて、喧しいこと、うるさいこと。昼夜関係なく続くのでたまりません。どっからその声を出すのかと思うような声を上げ、取っ組み合い噛みつきあってで傷だらけになって帰ってきます。その戦いの時期が近づいて血が騒ぐのでしょうか、オス猫ギンはそわそわと落ち着きがありません。挙動にも不自然なところがあって様子が変なんです。まだちょっと時期は早い気もするので思いすごしかも知れないけど・・・年二回のこのサカリの時期になると、つくづくオスは大変だな~と同情しちゃいます。ランキング参加中。クリックをお願いします。
2008.10.25
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♪なだらかに丘に伸びゆる田園やブタクサの原になりにけるかも┼ ┼ ┼ ┼ ┼ ┼ ┼中学校時代に歩いて通った懐かしい道を久しぶりに通った。今頃の季節、下校の時刻には道の真正面に大きくて真っ赤な夕日が、鮮やかに輝いていたのを思い出します。転校生だった私は、慣れない言葉と環境に軽い対人恐怖症にかかっていて、友達ともうまくコンタクトが取れず悶々としていました。その真っ赤な夕日が心の支えだったようにも思います。そんな時に通っていた学校の近く、田や畑が緩やかに向こうの丘にまで連なって広々とした空間のあるエリアがあり、その景色が大好きでした。季節ごとに様々な表情を見せ、メリハリのあるいい風景でした。もう45年も前のことですから、辺りの景色は変わっていって当然です。しかしそこは、幸いにも造成されて宅地になることもなく、丘陵地は昔の面影を残していました。ただ残念だったのは、農家に後継者がいないのと減反政策のせいか、手前の田んぼの大部分にセイタカアワダチソウやススキが繁茂していました。黄色と白のコントラストに彩られ、どんよりとした秋空の下で淋しく風に揺らめいていました。丘の向こう側も、心なしか竹藪が大きくなり景色が荒れているような気がしました。知多半島は竹藪が多く、永く人の手が入らなくなれば一帯はいずれは竹林になってしまうかも知れません。少子高齢化の波は身近なところにも起こって、里の風景を変えてしまっているんですね。ランキング参加中。クリックをお願いします。
2008.10.24
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♪柿の実にメジロの群れて妻の声ミカンそろそろ食べ頃かしら ┼ ┼ ┼ ┼ ┼ ┼ ┼もうメジロが来てるんですね。朝早くから隣家の柿に群がって賑やかに鳴き交わしています。ミカンの季節となりました。冬場になるとメジロが餌台のみかんを目当てに毎日やって来るので、メジロを見るとすぐにミカンを連想してしまいます。家族がミカン好きのこともあって、そろそろ買ってみようかとカミサンが言っている。好きなのは地元のごく極小さい早生で、少し酸味があり甘くて濃厚な味の非常においしいミカンです。直径4~5cmで小さくて食べやすく、食べ始めると止まらない。ついつい5個も6個も、気が付くと7個も8個も食べちゃって手が黄色くなりそうなぐらいです。地元の或る人の作るものが最高なんですが、もう出荷しておらず畑で野放し状態。野鳥の恰好の餌場になっています。手間がかかる割にもうけが少なく、後を継ぐ人もなければ残念ですが仕方がないことですね。ミカン狩りのようなこともやっていたそうですが、一度に沢山の実をつけるので気まぐれな観光客相手では追いつかず、それも止めてしまったそうです。三ケ日ミカンよりも濃厚でそれはそれはおいしいミカンなので、もったいないな~と、この時期になるといつも思います。ランキング参加中。クリックをお願いします。
2008.10.23
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♪「バイバイと言ってくれたね」幼子に向かいて若き母の言いけり┼ ┼ ┼ ┼ ┼ ┼ ┼マンションのアプローチで、若い母娘の前に郵便局のバイクがやって来た時のことです。幼い女の子がその郵便屋さんに手を振ったら、郵便屋さんも笑顔で手を振って応えてくれました。その時手を引いていたお母さんは、その子に「バイバイって言ってくれたね」とやさしく語りかけていました。その子とちゃんと向き合って、その小さな心を受け止めてあげたお母さんは素晴らしいと思いました。知性をも感じました。何でもないような事ですが、こんなことの積み重ねが親子の信頼関係を築いていくのだろうと思います。こういう親のもとで育った子は、決してグレるようなことはないでしょう。相手の心が分かるということは、感性に裏付けられた想像力だと思います。最近は余りにもその想像力のない人が、世の中に溢れている気がします。自分のことしか考えず、相手の気持ちに思いが至らない。それは、自分の心を受け取ってもらったという経験がない証ではないでしょうか。小さい時から親が自分の心を受け止めてくれていたという体験が、人に対する信頼につながっていくのだろうと思います。そういうことは犬や猫だって同じだと思いますよね。ランキング参加中。クリックをお願いします。
2008.10.22
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♪株式や寄せては返す波のうえ今日も地球は回り続けり┼ ┼ ┼ ┼ ┼ ┼ ┼万物の霊長が、実態のない金のだぶつきによって実際の生活が左右されるというおかしな経済社会に翻弄されています。毎日のように株が乱高下し、機関投資家がこぞって売買に血相を変えています。マネーゲームという言葉がうその様に、世界中が重病にかかってしまたかのようです。巨万の富を稼いだ人も泡沫(うたかた)のように波間に沈み、負債だ損失だ破綻だと大騒ぎ。勝手に泡を作って遊んでいた輩のために、庶民が冷や水を浴びせられ苦しい生活を余儀なくされるというのはどう考えても納得がいきません。くだらん銀行なんてぶっつぶしてしまえばいいものを、アメリカは追加の支援を発表し、絆創膏を貼り重ねていこうとしています。ここまでひどい世界恐慌を起こしたんだから、余程のことをしない限り元の正しい経済社会には戻れないでしょう。金が金を生むような仕組みはなくさないといけないでしょう。アメリカの著名な投資家の一人は警告しています。このまま金融緩和をしていくと、今後10年は第二次世界大戦以来の最悪の景気後退となるだろうと。こんなに人間社会が大変な時でも、地球は何事もなかったように回り続けています。ランキング参加中。クリックをお願いします。
2008.10.21
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♪夏の陽のまだ居残りてイライラと切れし蜥蜴の尻尾のごとくに ┼ ┼ ┼ ┼ ┼ ┼ ┼昨日、名古屋地方は10月も下旬に近いというのに、25度を越して夏日となりました。暖かいのはいいけど、ちょっと暑すぎます。秋バージョンに入って、さあ寒くなるぞと準備を始めた体が、ちょっとイラついています。残暑の時期はとうに過ぎてるこの時期、まるで蜥蜴の尻尾のような暑さです。本体はいないのに、切れた尻尾だけがイライラといつまでも動いてる。そんな感じの一日でした。こういうのを「蜥蜴残暑」って言うんです。いま私が命名しました。(笑)何が大事かって、引き際が一番大事なんだから引くときはちゃんと引いてもらわないと・・・・今年の冬は暖冬の予報がでていますね。それは寒がりに取ってはありがたいですよ。夏が暑くていじめられたんですから、冬は暖かくなってくれないとお年寄りにとってもたまりません。国に散々いじめられて、気候にも虐められるんじゃ余りにも酷すぎますもんねぇ。ランキング参加中。クリックをお願いします。
2008.10.20
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♪あんなにも遠く小さくなりてなを月は明るく吾(わ)を照らしいる┼ ┼ ┼ ┼ ┼ ┼ ┼上り始めはちょっとぼんやりしてた月が、中天までいって明るく輝いていました。昇り始めより遠く離れて小さくなった月は、より一層輝いて私を照らしています。あんなに小さくなったのは、私の心が縮んでしまったせいなのでしょうか。しっかりせよと慰められているような気がします。じっと見守ってくれているようにも感じます。澄んだ秋の夜の月は冴え冴えとして、心まで澄んでいくようです。古来から月は人々の心の中に生き続け、月と語りあってきました。もの思う秋の夜、煌々と輝く月を見ているといろんな思いが湧いてきますね。朝になれば太陽と入れ違いに、役割を終えて消えていってしまう月。そうして日ごとに姿を変えて、様々な表情を見せてくれます。十五夜を過ぎてもいろんな名で月を愛でる日本人の感性は、欧米人には理解できないものかも知れませんね。十六夜(いざよい)、立待月(たちまちづき)、居待月(いまちづき)、寝待月(ねまちづき)、更待月(ふけまちづき)、有明月(ありあけづき)など。上弦の月と下弦の月のどっちがどっちだか、ずっと分かんなかったのですが簡単に覚える方法があることを知りました。満月に向かってだんだん丸くなっていく時の半月が上弦の月(左上に弦)、逆に満月からどんどんやせ細っていく時の半月が下弦の月(右下に弦)ですよね。 (上がり始めの向きは90度ほど違っていて、右に回転するように上って中天に差し掛かるころに この向きになってきます。)これを、上弦は月の「上旬」、下弦は月の「下旬」と覚えればいいんだそうですよ。これだとすご~く分かりやすいでしょう。いわば満月が月の「旬」というわけですね。秋の夜長は、酒など酌みながらのんびりと月を眺めるのもいいね。今頃は月の出がちょっと遅いのが問題ですが・・・今月の月齢カレンダーランキング参加中。クリックをお願いします。
2008.10.19
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♪犬ころの朝な夕なに尿(いばり)する電信柱の白い憂鬱 ┼ ┼ ┼ ┼ ┼ ┼ ┼来る日も来る日も犬畜生め、どいつもこいつも俺の足もとにションベン掛けていきゃがる。何年もそんな日が続くんで足元は白く変色して、周りのアスファルトも掘れちまってる気がする。なんで、選りによってわしらのところでションベンする?。昔っから、ずーとそうだ。オイラ、一体何ざんしょ。犬の習性?そんなことオイラにゃ知らぬこっちゃ。サルまねじゃぁあるまいし、揃いもそろっておなじ格好して、片足なんぞ上げよって・・・・あ~やだやだ。一回100円取ったろか。毎日10匹ほどが朝と晩の2回するんだから、年間七~八十万にはなるじゃろか。それで新品になって、きれいさっぱり正月を迎えたいもんだ。あ~臭え臭え。ッたく!やな渡世になったもんだ。ランキング参加中。クリックをお願いします。
2008.10.18
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♪旅回り一座今年も来しごとく里をにぎわす柿の実たわわ┼ ┼ ┼ ┼ ┼ ┼ ┼常緑樹の裏山を背景にして、旅の一座がやって来たように賑やかに柿が実っています。そこだけパ~ッと明るくなって、一つ一つの実が饒舌にしゃべっているみたい。採る人もなく野鳥の餌になるのでしょうか。この季節は野鳥や小動物にとって、毎日が晩餐会のようなものですね。里山にはうんざりするほどの木の実・草の実に溢れていて、よりどりみどりのつかみ取りだ。たらふく食べて丸々太って、来るべき厳しい冬に備えるという自然のシステム。人間以外の生き物たちは、自然と一体となって生きていますね。季節感のない生活を強いられている人間は、便利と引き換えに、一年の「起承転結」を無くしかけていますね。人工物に囲まれて、季節感のないものを食べて(全人類でいえば一部ではありますが)、飽食の中に生きていることが果たして幸せと言えるのかどうか。少々疑問が付いてまわりますね。病気になった時しか食べられなかった「イチゴ」や、正月ぐらいにしか食べられなかった「バナナ」がどんなにか美味かったことか。なかなか手に入らないものを手に入れた時こそが、本当に幸せを実感できるというものですよね。飽食の世の中なんて、決して幸せな状況とは言えないんじゃないでしょうか。それこそ、神をも恐れぬ「贅沢」というものでしょうね。ランキング参加中。クリックをお願いします。
2008.10.17
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♪ゆるゆるとねこのふりまくアンニュイに すくわれているほもさぴえんす┼ ┼ ┼ ┼ ┼ ┼ ┼まだ行ったことはないけど、巷には「ねこカフェ」というのがあるらしいね。コンクリートジャングルで疲れた心身を癒してくれるというので、OLやサラリーマン、カップルや年配の人などにも人気なのだとか。ネコは犬と違って忠誠心もなくて、自分勝手で餌が欲しい時以外はまったくマイペース。媚を売るなんてこともない。勝手にくつろいでいるので、犬と違ってこっちが気を使わなくて済むところがいいと、訪れた女性は言ってるそうです。カーペット敷きの部屋でお茶を飲みながら、キャットタワーやジャングルジムで遊ぶ猫をながめ、勝手に寝ているネコの傍らでリラックス。それでけっこうストレスが発散しているんでしょうね。最近、ネコは不思議な効果をもたらすことが最近の研究で分ったのだとか。米・ミネソタ大学心臓病研究所で、1976年から1980年までの間30~75歳の米国人4435人を調査したんだそうです。そこで分かったことは、猫を飼っている人はそうでない人に比べ、心臓発作を起こす確率が30%も減っていたそうです。ネコを飼うことによって精神的ストレスが解消され、心臓や血管障害が軽減されるなどの良い影響が、今回の結果につながったのでは、という。ちなみに犬を飼っている人の場合は、明確な心臓疾患発症率の減少の結果は見られなかったそうです。心臓疾患に関しては猫に軍配というところでしょうか。ランキング参加中。クリックをお願いします。
2008.10.16
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♪薔薇の葉を喰いし数多のあを虫を潰ししのちの悪しきあと味┼ ┼ ┼ ┼ ┼ ┼ ┼今朝、ふと薔薇の葉に目をやるとびっしりと小さな青虫が、ものすごい勢いで葉っぱを食べていました。「ウゥヘ~」と思い咄嗟に指で潰してしまいました。潰してから、何か悪いことをしたような、妙な後味が残りました。害虫が大事にしている薔薇の葉を食べているんだから、駆除して当たり前なんでしょう。でも、彼らも一所懸命に生きているわけだし、その彼らの一生を簡単に奪ってしまっていいものなのか?と、そんなことが一瞬頭をかすめたんですね。この宇宙の中で生きているものに、無駄なものは一つもないという。生きているものすべてが、何かの意味があって存在している”はず”ですから・・・・ただ人間に都合が悪いだけという理由で、実際には駆除したりしているわけですが、その考え方を拡大していくととんでもないことになってしまいます。このイモ虫を潰した瞬間わずかに脳裏をかすめたのは、「人間は恐ろしいことをやってしまう存在なのだ」ということからくる、漠然とした畏怖のようなものだったのかもしれません。ランキング参加中。クリックをお願いします。
2008.10.15
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♪秋の日にどこを散歩にイノコズチ背中につけてネコもどり来ぬ┼ ┼ ┼ ┼ ┼ ┼ ┼今頃の季節にはいたる所に「ひっつきむし」が待ち構えていますね。ネコがときどき細長いゴマ粒のような形の草の種付けて来ますが、「イノコズチ(猪の子槌)」という名前の草だそうです。イノコズチ センダングサその他にもタンポポの種のような形で、先端に小さな刺があるのがズボンや靴下に付いて困ったことがありますね。「センダングサ(栴檀草)」といい、刺が2つのものは「アメリカセンダングサ」と言うのだそうです。ヤエムグラという言葉は百人一首で聞いたことがありましたが、この「ひっつきむし」の仲間だとは知りませんでした。こちらは「ひっつき草」というところでしょうか。どこでもよく見かける草ですよね。八重葎(やえむぐら)という名の響きは、何だか万葉の香りがしませんか。ヤエムグラ ♪八重葎しげれる宿のさびしきに人こそ見えね秋は来にけり 恵慶法師「ひっつきむし」という呼び名は、全国共通のようでどこでもこんな風に呼んでいるみたいです。ひっつき方にもいろいろあるようですが、鉤状の刺が付いたものはなかなか取るのに苦労しますね。確か、このひっつきむしの鉤針にヒントを得て、マジックテープが発明されたんですよね。凡人は草の実をつけてきた猫や子供に文句を言ったり、せいぜい自分のズボンについたのをぶつぶつ言いながら取って、時間を取られたことに腹を立ててそれで終わりだ。頭のいい人は違うんだね。そこから便利な発明品にしてしまうんだから・・・。ひっつき方にもこんなに色々な種類があるなんて、自然界って面白いですね。だれか新しい発明でも考えて見たら・・・・●堅いフック型オオオナモミヤブジラミウマゴヤシなど●柔らかい フック型ヤエムグラヌスビトハギミズタマソウなど●逆さトゲ型センダングサヤブニンジンチカラシバなど●イカリ状の トゲ型オニルリソウボンテンカなど●ヘアピン型イノコズチ●粘液型メナモミヤブタバコチヂミザサなど 「ひっつきむしの図鑑」トンボ出版通販部の紹介よりランキング参加中。クリックをお願いします。
2008.10.14
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♪学校を巡る緑や削られてベッドタウンとなりて悲しも┼ ┼ ┼ ┼ ┼ ┼ ┼流入人口を増やして税収を期待するのか、造成が盛んに行われているわが町。学校の周りの緑が全くなくなって1年が過ぎ、ぽつぽつと家が建ち始めました。学校の環境が「緑の丘」から「新興住宅地」に変わっていきます。「緑」と「人」の交換とでも言ったらいいのでしょうか。若い夫婦が住むことで子供が生まれ、若返っていくことは市としてもいいことなのでしょう。しかし新興住宅というのは色んな地方の出身者が集まってきますので、その土地への愛着心は元々ありませんよね。そんな新興住宅地が増えるとその土地土地の特徴が薄れて、日本中どこも同じような空気の漂う街になっていくような気がしますね。長く続いたと言われる「何とか景気」がここへ来て急速にしぼんでしまいました。この造成地が果たして全部住宅で埋まるのかどうかが心配になってきます。削ったままの部分があちこちに残っているようなことがあると無残ですし、当初の目論見も外れてしまいますからねぇ・・・・ランキング参加中。クリックをお願いします。
2008.10.13
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♪無知の知を思えば秋の空高くクウォークのなか雲流れゆく知ったかぶりをすることが、愚かなことだとソクラテスは考えた。知らない事を知ることではなく、知っていると思い込むことが問題なんだと・・・・「無知の知」の意味を初めて知りました。分かった気になって素通りしてしまっている事が如何に多いか。知っていると思っていると、もう絶対それ以上の興味も疑問も湧かないで過ぎてしまう怖さ。疑問が湧かないのは、知っているからではなく、実は何も知らないからなのだということを知りました。確かに知れば知るほど疑問がわいてくるということがありますね。ノーベル賞を受賞された小林、益川両氏は、当時3種類しか存在が確認されていなかった素粒子クォークが理論上3世代6種類以上あることが必要だと予言。77年までに4、5番目のクォークの存在が実証され、95年には6番目のトップクォークの存在が確定、理論の正しさが証明されました。日本人三人の同時受賞。南部氏の受賞理由は、物質の最小単位である素粒子の「自発的対称性の破れの発見」。小林、益川両氏は「CP対称性の破れの起源発見」だそうです。何がなんだかさっぱり分かりません。疑問が疑問を呼び、その疑問を解決するための理論を構築して仮説をたてる。知ったかぶりでは絶対に到達できない世界ですよね。こういう方々は、誰も考えない角度からものを見ることができる、柔軟な頭脳をもっておられるんですね。ランキング参加中。クリックをお願いします。
2008.10.12
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♪ゆったりとピアノエチュード流れ来てネコと聞いてる夕ぐれのなかかみさんが珍しくピアノに向かい、大好きなショパンのエチュードを練習していました。最近ピアノをめっきり弾かなくなって、ちょっと淋しい思いをしていました。家の中にピアノの音がいつも聞こえてくるという生活に憧れて、かみさんと結婚したようなところがあります。小柄で手が小さいため音大にいくことは叶いませんでしたが、子供のころは相当弾きこんだらしい。ピアノの調律師がピアノを調律してどれだけ弾きこんだかが分かるらしく、それを認めていました。本人はことのほかベートーベンの激しい曲が好きなようで、「熱情」なんかを結婚当初はよく弾いていました。ピアノを弾かない最近のかみさんは、具のないシチューみたいなものです。(笑)たまにでも弾いてくれると、何だかとても幸せな気分にしてくれます。私は、まだと言うべきかモーツァルトを聞きたい心境にはなく、ショパンがとにかく好きでショパンが聞きたいんです。練習曲なのに、こんなにも甘美で華麗で少し陰りのある旋律は、ショパンならではでとても優雅な気分にさせてくれます。聞いていて心に沁み入り、秋の夕暮れにぴったりの曲だと思いました。ショパンは秋の夕暮れにこそ聴くべき音楽だと思います。猫のギンちゃんも椅子の上でゆったりとして、寝ているような聴いているような静かな秋のひととき。幸せはこんな些細なことで味わえるんですね。秋はメランコリックな季節という通り、イライラやせかせかの動的な雰囲気は似合わないと思います。しっとりとした内向きな時間が似合うような気がします。ランキング参加中。クリックをお願いします。
2008.10.11
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♪闘病を黙して生きて精魂を芝居に注ぎ緒形拳逝く71歳の若さで名優緒形拳さんが、5日亡くなられたというニュースは大変ショックでした。8年前に肝硬変が見つかり、5年ほど前に肝がんに移行したという。体調が悪い時も入院はせず、「仕事の関係者には肝臓を患っていることを絶対言うな」と家族に固く口止めしていたという。そんな状態で撮影したという「フジテレビ開局50周年記念ドラマ」木曜劇場『風のガーデン』。内容が余りにもご自身と重なるテーマで、どんな気持ちで演じていたのか考えると役者緒形拳の生きざまを、まざまざと見せつけられる思いがします。製作発表の5日後に逝ったというのも凄いことですね。脚本の倉本聰は「死を目前にした一人の麻酔科医を主人公に、「人が最期に帰る場所」を描くドラマです。タイトルにもある「ガーデン」には、三途の川を渡るところの向こう側に見える花園、という意味合いがあって、どうやってそこへ行き着くのか、つまりどう最期の時を迎えるのか、ということを描いてみたいと。家庭崩壊、ターミナルケアなど、今の日本で問題になっていることをベースに据えながら、死ぬということについて考えた作品です。死期の迫った患者を楽にする緩和医療のエキスパートでもある主人公は、末期癌に冒されている事を知る者はいない。この麻酔科の医師(中井貴一)の父親(富良野で訪問医をしている)の役で、緒形拳が出演しているのですね。「役者は舞台で死ねれば本望」というような話を聞いたことがありますが、役者という鎧を身にまとえばどんなことでも耐えられるとでもいうのでしょうか。それだけ精魂込められるものがある人生は幸せだっただろうと思います。まだまだこれから彼にしか出来ない役柄がたくさんあったでしょう。ご本人もやりたいことが山ほどあったのではないかと思うと無念さが募ります。ご冥福をお祈りいたします。ランキング参加中。クリックをお願いします。
2008.10.10
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♪秋の夜の悲喜こもごもに暮れゆかむ明日の空は晴れるだろうか先日のノーベル物理学賞の日本人3人の受賞に引き続いてまた一人、今度はノーベル化学賞を受賞したそうですね。折しも世界同時株安で東証株価も急落し、日経平均株価が952円の戦後3番目の下落となり、とうとう1万円を割り込んでしまいました。同時にドル安円高となり、1ドル100円を突破しました。悲喜こもごもというか複雑な世の中になってきました。この先どんなことが世界中で起こるのか想像もできないし、先が全く読めない社会は恐ろしいですね。1929~33年のあいだ世界中の資本主義諸国を襲った史上最大規模の世界恐慌は、1929年10月24日(木曜日)のニューヨーク、ウォール街の株式市場の大暴落「暗黒の木曜日(ブラック・サースデイ)」)に端を発し、全資本主義諸国に波及しました。今回の米金融機関の破たんに始まった大不況は、この世界恐慌をしのぐものとの見方が強いようです。価格暴落、破産、失業などが急速に広がり景気の悪循環が起こります。それが世界中で起こる可能性があり、そうなると大変な事になりますよね。庶民に抵抗する手立てはありません。天災と同じでただジッと嵐が通り過ぎるのを待つしかありません。しかし、それが4年も5年も続くことになれば耐えられなくなって来ますよ。バブル崩壊で苦しめられ、また今度こんな形で傷めつけられる。ホトホト人間社会は生きにくい。ランキング参加中。クリックをお願いします。
2008.10.09
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♪一晩を寝かせてみてもさにならず朝読む我の歌や悲しも一晩寝かせてもカレーのようには熟成しない私の歌。朝になって読んでみると、なんとお粗末で悲しいことか。ランキング参加中。クリックをお願いします。
2008.10.08
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♪ひさかたの光かがやく稲穂なるこがねのうみの倭しうるわし水田は今、刈り取る前の稲穂が黄金に輝いています。本当に美しい風景だと思います。この稲の実りの風景は、遠く弥生時代からのやまとびとの原風景です。生きることの根源にあるものとして黄金に色づいた稲穂の波は、日本人の心に染み透っているものなのでしょうか。少しみどり味を残した葉と黄色に実った稲穂の色合いに、心地のいい調和を感じます。私は安らぎと充足感すら感じてしまいます。栽培する農家の人々にとって稲は、八十八の手間を掛けてやっと実った大きな喜びをもたらせてくれる存在なんでしょうね。品種を決めるのに難しい判断を要求されると聞いたことがあります。早生の品種を選ぶのか、茎の長いものにするのか、実のたくさんつくものを選ぶのか。それぞれに条件があり、台風、大雨、気温、病害などなどその地域に合った、自分の志向に合ったものを確定するまで、最初のうちは試行の繰り返しだそうです。稲穂しうるわし。米の文化を守るために「農水省」はもっと稲作文化を知る必要があると思います。一度、一年を通した稲作体験をした方がいいと思ったりしています。ランキング参加中。クリックをお願いします。
2008.10.07
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♪里山に秋の文様いろ模様きょうこそ替えめWeb(ウェブ)秋色に秋草は着物の模様にたくさん登場します。里山には、そんな秋の草や木が美しく色づいて様々な色彩を、色見本のように散りばめてます。これほど色彩の豊富な季節はありませんね。緑の中に見え隠れする秋の七草などの草花。緋色、赤紫、紫、黄色、白、茶、朱色、茜色、紅、柿色、栗色などなど。パレットに出してみたら一体何色程になるんでしょうか。これらの色は日々に移ろい変化していきますが、その移ろいゆく様までも日本人は愛でてきました。様々な草木が実を結び、その自然の恩恵を最も享受できるのが里山です。今の里山は本当に美しいし、変化があって楽しいですよ~。こんなに豊かな色彩の国に生まれ、色を判別する能力に長けた瞳をもち、移ろいゆくものに心で寄り添い、日々の生活の中で楽しんで生きている日本人。何と贅沢な環境に生きていることかと、この季節になると特に感じるようになりますね。★この自然の秋色に触発されて、ホームページもマイナーチェンジしました。トップページを秋の雰囲気になるように、配色を少し変えてみました。四季に合わせて部屋の模様替えはなかなかできませんが、HPの模様替えは金もかかりません。なるべく季節に合わせた雰囲気にするようにしています。色には大変興味がありますので、色をいじっているのがとても楽しいんです。染色に限らず、何でもね。そのくせ着るものには無頓着なのが人間の面白いところ?(笑)ランキング参加中。クリックをお願いします。
2008.10.07
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♪手放しで追い越してゆく少年の後姿やコスモスの花日曜の朝、クラブ活動に行く中学生が体操服のまま、颯爽と自転車で追い越して行った。それも手放しのままで、その後ろ姿がやけに爽やかだったなぁ。一瞬のことながらその若さという香気に、体力の落ちたおっさんはわずかながら嫉妬を感じました。今までのようには走れなくなって、好きだった登り坂ランニングも半分で断念することもある今日この頃です。死滅していく細胞を増殖していく細胞が追い越してゆく。失ったものを対極にあるものから見せつけられた感じです。野にはコスモスが風に揺れていました。ランキング参加中。クリックをお願いします。
2008.10.06
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♪曇天やムラサキシキブ、コシキブの実の色づきし梯子獅子の日ムラサキシキブという植物の名を知り、初めてその実を見た時はちょっと意外な感じを持ちました。もう少し楚々として、こんなに数珠なりの実をつけるイメージはなかったですね。良く似たものでコムラサキというのがあり、こちらの方が実は小さいけど色が濃く華やかな感じがあるようです。コムラサキは別名を「コシキブ」という。「コシキブ」は、美人で有名な和泉式部の娘、小式部内侍(ないし)にあやかった名なんだそうです。この少し色あせたような紫の実には古寂びた感じがあって、使い込んだお祭りの半纏や幟を思い起こさせます。折しも今日10月の第一土曜・日曜は、愛知県無形民俗文化財に指定されている知多市・朝倉の梯子獅子が行われる日です。昨年撮ったものです今日はあいにくの曇天で、時折雨がぱらつく天気になってしまいました。丸太の上で演武するため、濡れると滑るので大変危険が伴います。過去には落ちて演じる青年が大けがをしたこともあるようです。31段の梯子と高さ9mのやぐらの上で演じる獅子舞ですから、緊張感があり見ていてなかなかスリルがあります。ランキング参加中。クリックをお願いします。
2008.10.05
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♪売り場からバナナの消えし 溢れいる痩への願い満たさむ二十日(はつか)朝バナナで何キロ痩せたとかで、例の如く一斉にバナナを買う単細胞の日本人。ミーハーというか機に敏感というか、どうせ続かないのに真似てみる。毎朝バナナだけで済ませる食事に耐えられるのは、せいぜいよくもって三週間でしょうか。バナナが好きな人以外は無理でしょう。買いたくても買えなくなって、普通のバナナファンがえらい迷惑しています。納豆ブームの時はメーカーが量産のために設備投資したら、「あるある大辞典」のデータねつ造の問題も重なって急激にブームが去り、借金だけが残ったそうです。それからチョコレートブームあり、ポルフェノールブームあり、ずっと前には寒天やナタデココブームというのもありましたね。食べて痩せる食品なんてあり得ない。有るとすればそれは毒でしょう。本当の意味も知らずにモノだけ買ってその気になるという、あまり賢くない方が大勢いることにいつもながら驚きます。人がそうしてるからそうしてるだけで、ブームに遅れまいとする強迫観念と群集心理が重なっている。こういう人々を、ある戦略を持って操作しようと思えば意外と簡単に出来てしまいそうなのが怖い。小泉元首相はそれをやったのですね。まんまと騙されて、そのつけを今払わされることになっているんじゃないでしょうか?。ランキング参加中。クリックをお願いします。
2008.10.04
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♪こんなにも空が高くて青いのに門を閉ざして咲かせし黒花また身勝手な無差別殺人が起こってしまいました。「生きるのが嫌になった」といって他人を巻き添えにする。凶悪なことという自覚はほとんどなさそうですね。余りにもこういう事件が多すぎます。不運の連続だったとはいえ、世の中を恨み他人に腹いせをするというのは、何とも単純な思考で許せない。こういう事件がこうも頻発するのは何が原因なのでしょうか。孤独。一見普通の人に見える人の心の中に潜む孤独感。「闇」という字は、門を開くときは音がしないが閉める時に音がする。閉じるときは暗い時刻だというところからこの字ができたという。犯人は、心の門を閉ざして闇をかかえ、内面に憎悪を募らせて悪の花を育てるような毎日を送っていたのでしょうか。「闇」という字は賢くないという意味もあります。いかに他人とコンタクトを取って心を通わせるかということを、最も重要なこととして教育していく必要があるように思います。自分一人では絶対に生きていけないということとセットで、肝に銘じる必要があるように思いますね。ランキング参加中。クリックをお願いします。
2008.10.03
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♪17年共に暮らせしネコの逝きて 一日(ひとひ)ののちのプチペットロスとうとう愛猫チャミーが昨朝6時に旅たった。口の中に出来物ができて、まともにものが食べられなくなって2週間。わずかな水だけしか摂れなくなって1週間。体の水分を使い果たしてついに逝きました。人間でいえば84~5歳ですから天寿をまっとうしたと思いたいです。長い間生活を共にしたものが亡くなるのはやはり淋しいものですね。ペットロス症候群という言葉は以前から知っていました。ペッとが死ぬことで鬱になったり虚脱感に襲われたりと、まるで肉親の死と同じような喪失感を持ってしまうらしい。そこまでペットに感情移入するのはどうかとなとは思います。我が家ではそこまではいきませんでしたが、少しだけペットロスの意味を感じることはできました。しばらくは淋しい思いをすることでしょう。ペットを飼うことで愛しいものの死を体験することは、悪いことではないとも思いました。核家族化が進んでいる現在、家族の死というものが遠い存在になっています。ペットの死によって家族の死というものを擬似体験できることは、小さな子供たちにとっても良いことだろうと思いますね。また、延命治療にしてもまだ元気なうちは、そんな不自然なことはしたくないと思っていても、いざ苦しむ姿を見ているとつらいものです。数日前から、苦しいのか何度も大きな声で叫びます。傍にいて体をさすってやっていると静かになるが、離れるとまた鳴くの繰り返し。もしこれが自分の親で、そばに医者が付いていて「どうされますか?」と聞かれたら、「お願いします」と言ってしまう気がしますね。チャミーの死はいろんなことを教えてくれました。これからは、後から居候している大きな顔のギンちゃんの天下になるんだな~。ランキング参加中。クリックをお願いします。
2008.10.02
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♪私(し)を捨てて仕えしのちの私(わたくし)を 取り戻さざる老いたライオン長い間の宮仕えのあと定年退職したご主人が、奥さんに向かって事あるごとに「誰のおかげで・・・・・」と言う、という話を聞いた。確かに家族のために、自分を抑え、やりたいことも我慢して、身を粉にして働いてきたのは事実でしょう。家族のために一日の半分以上をそれに費やし、接待や付き合いに休日もつぶれて人生の大部分を仕事と会社に奪われた、という思いがあるでしょう。家を買い車を買い子供の養育費を整え、結婚費用まで出し、家族には何不自由のない生活をさせてやった。なのに子供はそれを当然のようにしてろくに感謝もせず、好きなように生きている。女房と来たら、好きな趣味に旅行にとこれまたやりたい放題の毎日だ。自分の時間ができたことで、一体俺は何のために生きてきたのかと思うようになるのは必定のことでしょう。かといって、そのモヤモヤを奥さんにぶっつけては男が下がります。生きていくだけでも大変な事です。社会という枠の中に生きることしか選択肢がなかったにしても、どう生きていくかは自分が決めたことです。奥さんや家族のためと思ってやって来たことは、結局は自分のためでもあったはずです。そうしないと自分は生きてこれなかったはずですから。自分に対する見えない怒りを奥さんに向けているのかも知れません。仕える相手を失って、自由になることがかえって生きにくいことを知らされているのでしょうか。現役時代にはそんなことを考える余裕もなかったでしょう。檻の中で餌をもらって生きていくことの気楽さを覚えてしまったライオンのように・・・・さあ自分をどう取り戻していくか。肩書のないアイデンティティーをもって、自分の本来の生き方を模索していく。それは充実した毎日をもたらしてくれるものと思いますが如何でしょうか・・・・。ランキング参加中。クリックをお願いします。
2008.10.01
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