私にとって、パッと視界が開けた文章に出合いました。
ちょっとしたパラダイム転換といっていいと思います。
抜粋ですが、載せさせていただきます。
昨日の「森の声」さんの日記から。
思春期前の子どもが何かを学ぶ時には喜びとハラハラ・ドキドキ・ワクワクという感情の動きが必要だ”ということです。
感情が動かないことには感覚も、頭も、からだも能動的に働かないのです。
実は、人間が何かを学ぶことが出来るのは無意識的に学んだ時か、能動的に学んだ時だけなのです。
人間には“意識”というフィルターがあって、そのフィルターを通り抜けることが出来るのはそのフィルターに気づかれないで入り込む無意識的なものか、本人が能動的に許可したものだけなんです。
そして、喜びとハラハラ・ドキドキ・ワクワクという感情の動きがフィルターの門を開くのです。ですから、喜びと共に学んだことはどんどん入っていってしまいます。
だからこそ子育てでも教育でも無意識に働きかけることと、感情に働きかけることが非常に重要になってくるわけです。
人間は意識のレベルで否定的な感覚を感じたものは自分の内側(心・魂)には入れないようになっているのです。それで、逃げるか、避けるか、表面的にだけ相手をすることになります。
そういう時、人間は自分の心とからだをまるで道具のように使います。自分の感情と切り離して使うのです。
でも、そういうことが長く続くと心や魂にエネルギーが届かなくなって虚無的になり、鬱になります。なぜなら、生き生きとした感情の働きこそが心と魂のエネルギー源だからです。
また、無意識に働きかけることで、そのフィルターの質を変えることができます。
だからこそ、無意識に働きかけることと、感情に働きかけることが非常に重要なんです。
じゃあその方法ですがが、無意識に働きかけるためには“さりげなく”が重要です。
一番簡単な方法はお母さんやお父さんや周囲の大人がお手本を見せてあげることです。
その際、言葉で説明してはだめです。無意識に届かなくなってしまうからです。
子どもはお母さんやお父さんを見て、自分のフィルターを作ってきます。
無意識の働きには一つの特徴があって、無意識的に出たものは相手の無意識に響くのです。そして、意識的に出したものは相手の意識に響きます。
だから、子どもは親に似るのです。
お母さんが一生懸命自分に似ないように気を付けていても、子どもはお母さんの無意識を真似してしまうのでかえって逆効果になってしまうのです。
お母さんが自分を変えようと努力する時、子どもはそんなお母さんを見てお母さんを超えていくのです。
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