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「映画の精神医学」で昨年度のベストワンと紹介されていた「テレビシアにかける橋」。初めは興味がなかったのですが、この樺沢氏の一言で見に行くことにしました。混雑することを予想して少し早めに出かけました。しかし、予想に反してあまり入りは良くありませんでした。 最初はなかなか快調に進みましたが、期待が多すぎたのかあっけなく終わり物足りなかったです。■あらすじ 姉妹4人の中で育った唯一の男の子ジェフ(ジョシュ・ハッチャーソン)。彼は絵の上手い小学校の5年生。 クラスの男子ばかりでなく女子にもいじめられている。 家は貧しく、父親の工具店の店員での給料だけでは足りず、温室で野菜を育てている。 ある日クラスにレスリー(アナソフィア・ロブ)という女の子が転入してくる。 学校の駆けっこで、飛び入りで参加したレスリーはジェスを抑えて1位になってしまう。 学校でテレビ番組の感想文を書いて来る宿題が出たが、家にはテレビがないのでどうすればよいかと先生に聞くレスリー。この質問でみんなの笑い者にされてしまう。 しかし、そんなことは全く気にしないレスリーは、上級生のいじめっ子にも臆することなく立ち向かう。 レスリーからの積極的なアプローチで友達になったジェスは、ある日森の中の川にぶら下がっているロープを見つける。それで遊んでいるとレスリーが突然向こう岸に消えてしまう。そこは、子供達が知らなかった森が広がっていた。 想像力たくましい、レスリーはここを架空の国テラビシアと名付ける。そこの木の上にあった壊れ欠けた家を修復し、自分たちの隠れ家にする。 鳥たちや、イノシシたちを学校のいじめっ子達に見立てて、勝利を収める楽しい世界が繰り広げられる。しかし楽しい世界が続くはずはなかった。。。 ■子役達の演技が素晴らしい 特に光っていたのはレスリー役のアナソフィア・ロブです。とても魅力的で、ジェスでなくても引かれてしまう魅力を持っています。今年15歳になりますが、この映画の後の写真を見るととても魅力的な女性になりつつあると思います。 それから、ジェスの妹メイベル役のベイリー・マディソンのこまっしゃくれ具合が何ともいいです。前歯が欠けているのもチャームポイントです。 勿論もう一人の主役のジェス役のジョシュ・ハッチャーソンの内向的な性格を良く表していた演技も悪くないと思います。 SFX映画評論によるとジェス達の父親役は、『ターミネーター2』(1991)で液状金属ロボットT-1000を演じたロバート・パトリックだそうです。あれからほぼ20年経っていますから、別人と思っても不思議はないですが、びくリしました。あの頃のシャープさは影を潜めていますが、中年の頑固なおやじをリアルに演じていたと思います。 ■FSXは控えめ FSXはWETAデジタル社が担当しています。仮装の国でジェス達を小型の戦士達は良くできていたと思います。また、遠景のとても美しいこと。モナリザのバックに描かれている風景を感じさせるような幻想的なシーンが印象的でした。また、巨人が8年生のいじめっ子そっくりで笑わせてくれます。■期待したほどではないが、なかなかの佳作 「映画の精神病理学」で絶賛されていて、期待が大きすぎたせいか、それほど感銘を受けなかったことは確かです。しかし、出来そのものはなかなかのものですし、意外な展開もありそれなりに楽しめる映画ではないでしょうか 公式サイト
2008年01月31日
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今日、早く帰って男子ハンドボールの試合を見ました。 色々ごたごたがあり注目されていた試合でしたが、なかなかお目にかかれないような緊迫感が漂っていたと思います。 試合は韓国が終始リードし、日本は最後まで追いつくことが出来ませんでした。 テレビの解説者が仰っていましたが、日本は得意の速攻が出来なかったところが敗因だというお話しには同意できました。それを許さなかった韓国が上手かったということだと思います。 ただ、日本のディフェンスを破られたのが敗因だという見方に対しては同意出来ません。後半、殆どシュートを許さなかったディフェンスは見事だったと思います。特にキーパーの坪根の好セーブには称賛の言葉もありません。特に7メートルスローを止めた、しかも足で止めた場面は素晴らしかったと思います。 個人的には、韓国選手が退場になっている時間に得点できなかったのが結果的には響いたと思います。日本としては、一時5点差にまで広げられた差を最後に縮めたのは健闘といって良いと思います。 今回の出来事で、私を含めてにわかハンドボールファンが増えたと思いますが、この熱気を持続して欲しいと思います。それにはやはりメディアへの露出が不可欠だと思います。 この前、宮崎選手が「ジャンク・スポーツ」に出演していました。しかし、腹筋で象の鼻を作る芸を披露していて、あの場面では逆効果だと思います。おそらく宮崎選手は良い意味でのエンターテイナーだと思います。しかし、中身も考えて欲しいと思います。 今日の結果、オリンピックに出場するには、世界最終予選(5月30日~6月1日)で各組2位以内にならなければなりません。日本は昨年の世界選手権5位のクロアチア、同6位のロシア、今年1月のアフリカ選手権3位のアルジェリアとともに第3組に入ったそうです。現在まで五輪の出場権を得ている国は韓国を含めて4カ国です。そレを考えると大変な組に入ったと思います。でも、まだ準備期間はありますので、今回の反省を踏まえなんとか勝ち上がって欲しいと思います。 ところで、当地の体育館は実は大崎電気工業の準フランチャイズで、公式試合も行われています。今までは足を運んだことはありませんでしたが、今回の出来事により一度は生で見たいという気持が次第に高まってきたような気がします。
2008年01月30日
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WIRED VISIONでオープンソースのブラウザ「FireFox」がシェアを伸ばしていることが報じられていました。特にスウェーデンでは45%を記録しているそうです。(以下引用)Firefoxは何年も前からIEに次ぐ地位にあるが、利用者は着実に増え続けており、ヨーロッパ諸国の中には、Firefoxが優勢になりそうなところさえ出てきている。これは主に、オープンソースの開発モデルによって可能になった、素早い国際的な取り組みの賜物だ。フランスのインターネット・トラフィック分析会社XiTi Monitor社が発表した新しいデータによると、2007年にFirefoxは、複数の国でポイントを数パーセント伸ばしたという。Firefoxが最も愛用されている国はフィンランドで、シェアは45%になる。ポーランド、スロベニア、ハンガリーも40%台だ。これらの北欧、東欧諸国を除く西欧諸国の中ではドイツがトップで、シェアは34%。Firefoxのユーザーが最も多い大陸はオセアニア(オーストラリア、ニュージーランド、およびその沖合いの島々)だ。オセアニアでの2007年12月のシェアは31.1%に達している。XiTi Monitor社では、全世界におけるブラウザーのシェアを、Internet Explorerが66.1%、Firefoxが28%(新記録)と報告している。『Opera』のシェアは3.3%、『Safari』は2%に落ち込んでいる。さらに注目に値するのは、90%を超えるFirefoxユーザーが『Firefox 2』を使っているのに対し、IEユーザーで『IE6』から『IE7』に切り替えているのは半分に満たないという事実だ。Firefoxが国際的に―特に小さな、人口の少ない国で―好調な理由の1つは、オープンソース文化の主要な恩恵の1つにあるといえる。Firefoxでは、異なる言語へのローカライズが非常に迅速に行なわれるからだ。ブラウザーの新バージョンが出るとすぐに、各国にいる開発者たちが、すべてのインターフェース要素の自国語への翻訳を開始する。これらの国々にいる、米Microsoft社から給料をもらって働くローカライズ担当者たちは、ボランティアで結成されたMozilla開発者集団のスピードにまったく太刀打ちできない。Microsoft社は36ヵ国語をサポートしているが、現在Firefoxでは40を超える言語バージョンを利用でき、ベータ版ではその数はさらに多くなる。(引用終わり) 確かにご指摘の通りだと思います。オープンソースではよってたかって改良してしましますから、速くなるスピードは既存ベンダーより遙かに高くなります。 因みに日本でのシェアは昨年5月の米WebSideStoryの調査によると3%未満でした。日本人特有の長い物には巻かれろという気質が如実に示されていると思います。 引用中の「バージョンが新しい」というのは、開いたときにバージョン・アップをするかどうか聞いてくるためだと思います。 FirefFoxはバージョン・アップにあまり時間がかからないためそれほどストレスなくバージョンアップが出来るという背景もあると思います。 私はこのブラウザが出た当初から使っています。初めはIEと比べてサクサク動くのが売りでした。 ところが、アドオンが増え、バージョンアップを繰り返したことが原因で、当初に比べ大分遅くなってしまいました。 IEに比べて便利な機能はまだまだ健在ですが、一番の特徴が失われてしまったのは何とも残念です。 願わくは、昔の様にサクサク動くようになって欲しいと思います。 ところで、機能の充実とスピードが遅くなるというのはトレードオフの関係にあります。このような問題では「TRIZ}という手法が有効です。 FirefFoxの開発者の中に「TRIZ}を習得された方がいればこの問題を解決できる可能性があります。何とかそうなるように期待したいと思います。
2008年01月29日
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泉幸男氏の「国際派時事コラム」という優れたメルマガになかなかしびれる話が載っていました。それは杉山弘道の「砂漠に水」というメールマガジンです。その最新号「あるトップセールスマンの孤独」が今回取り上げるお話しです。(以下引用)その男は41歳で、トップセールスマンでした。社長は、彼を溺愛しまくりました。数年後には、自分の跡を継いで社長になれと言ったほどです。 その会社には100人を超える社員がいました。彼は、その会社の専務取締役&営業部長でした。営業部の部下は、約40名いました。その中に、いつもノルマが達成できない若い社員がいました。社長は、その若い社員が嫌いで嫌いでなりません。ある日、朝礼で「数字を達成しない奴はクビだ!」と、営業部の全員に向かって9月のノルマを掲げました。それは、ほとんどの社員がクリアーできる数字でしたが、たった1人その若い社員にとっては厳しいノルマでした。明らかにたった1人をおとしめようとした数字です。トップセールスマンの彼は、社長に詰め寄りました。彼の言うことだったらなんでも聞き入れる社長でも、今回の発言だけは一切、撤回しませんでした。彼は「私の大切な部下です」と言いましたが、社長は、まったく聞く耳を持ちませんでした。10月1日。トップセールスマンの彼は、社長室に呼ばれました。彼は「たった1人だけ9月の数字を達成できなかった者がいます。いかがいたしましょうか」と社長に報告しました。すると社長は、「まぁ、残念だけど公約なのでクビだな」と横顔で言いました。「分かりました」と彼は白い封筒を社長の前に差し出しました。「ん、なんだ?」と怪訝そうに社長が言うと「辞表です」と彼。数字をクリアーできなかったたった1人とは彼でした。彼は、可愛い部下である若い社員に付きっ切りでした。そう、その若い社員の数字を絶対に達成させるために。泣きそうな顔の社長は「ちょっと待ってくれよ」と言いましたが、ダンヒルのスーツを纏った彼は「お世話になりました」と言うと、社長室から背中で去りました。そして、二度と戻りませんでした。(引用終わり)このお話しは殆ど実話に近いもので、主人公はこのときの部下と会社を興して元気にやっているとのことです。いつも思うのは人間には全体に譲れないことがあると言うことです。今回の主人公はその絶対譲れないことが、部下を貶めるということでした。普通、このようなことはあり得ません。それどころか、重大なミスを犯しても、不問にされることも少なくありません。 それに引き替え、主人公の潔さと部下を守り抜くという決意には頭が下がります。 それにしても、お粗末な社長です。権力を笠に着てというのはこのことを指しているともいます。今回の出来事は立派な「パワーハラスメント」として問題になる出来事だと思います。その程度の社長から逃れたことは結果的には良かった事ではないでしょうか。「砂漠の水」単行本化第1弾:「会社という砂漠がオアシスに変わる100滴 」
2008年01月28日
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先日購入したシルク・ド・ソレイユの英国版の4枚組DVD。このシリーズは1990年代の演目を集めた物で、今のところ4巻まで出ています。以前3巻?を見てなかなか良かった事を覚えています。今回バーゲンで8£で2千円を切る値段で出ていましたので、1,3巻を購入しました。ところが、「ドラリオン」がだぶっています。実は前回購入した物にも「ドラリオン」が入っていてこれで3つもだぶってしまいました。 以前だぶっていたことを知っていましたが、それをすっかり忘れて届いてみて初めてそうだったことを思い出す体たらく。 値段が安いのでしょうがないなと思いつつ、「ドラリオン」以外の全部の演目をざっと見てみました。 その中では、以前購入したDVDの予告編で注目していた「ジャーニー・オブ・ア・マン」がダントツの出来でした。 私は、実際の舞台でのライブDVDはそもそもあまり好きではありません。最近のDVDがどうなのかは知りませんが、この古いDVDを見る限りにおいては、照明がけばけばしく、いまいち演技に集中できません。それに、クローズアップに限界があるため、迫力に欠けます。その点、この「ジャーニー・オブ・ア・マン」は映画仕立てで画質が申し分なく、それに何よりも、セットとロケによる映像が素晴らしいです。この効果により、演技も一層引き立っています。 物語は少年が色々なところを旅しながら、成長していくという筋立てです。最後はひげ面の大人になっています。 その中で、色々な演技が行われます。水中での演技では、男性の集団での見事なシンクロが繰り広げられます。 ちょっと見、合成ではないかと思うほど見事な映像です。時折泡が出ていることで実写であることが分かります。コスチュームの鮮やかな赤と水の青が絶妙なコントラストを醸し出して見事です。それにしても、彼らは大分長いこと水の中に入っています。9分弱の世界記録に比べればそれほどではありませんが、それでもずいぶん長く潜っていると感じました。 圧巻は、最後の池の蓮の葉(勿論人工的な物です)で繰り広げられる石像のデュエットです。 基本的には力業の連続ですが、ほとほと感心してしまいます。見ている方も自然に力が入ってしまいます。 男女のペアなので女性が見劣りしてもおかしくないのですが、全く見劣りしません。大した物です。 それに、優れたメイク・アップのおかげで、いかにも石像が動いているようなリアルな映像には圧倒されます。 惜しむらくは所要時間が37分程度と短いことです。しかし、内容が濃いため減点要素とは感じられにくいと思います。 「ジャーニー・オブ・ア・マン」は、国内ではDVD化されていないようです。アマゾンではユーズド・ビデオが4千円ほどで売られていました。 英国では1枚物が売られていますが8.97£と4枚組よりも高いです。こちらはNTSCですが、アメリカ盤です。私が購入した物は英国版ですからリージョン2ですが、PALです。 このため、どちらも普通のDVDプレーヤーでは見ることが出来ません。PCで見る場合にはアマリカ盤は、リージョン1を見るためのソフトが必要ですが、英国版は何の問題もありません。 ということで、「ジャーニ・オブ・ア・マン」にご興味をお持ちの方には、価格と利便性からいって、4枚組をお薦めいたします。CIRQUE DU SOLEIL VOLUME 1(SONY PICTURES CLASSICS CDRP 1268)VARENKAIDRALIONA BAROQUE ODESSEYJOURNEY OF A MANJOURNEY OF A MAN 一枚物
2008年01月26日
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今日残業をしていたら、いつもサッカーの話をしている同僚が近づいてきて、「ステラミーゴの監督辞めたそうですよ」と言う。私が「成績不振で解任されたのか?」と冗談めかして聞いてみたら、家の都合で帰国するのだそうです。 ホームページによるとマルコ・ブルーノ監督が自身の理由により急遽ブラジルに帰国するため退団することになったと言うことであります。 今シーズンはあと数試合ほどありますが、残りはコーチである橋本淳氏が指揮をとることになりました。 ところで、先日存続が危ぶまれると書きましたが、どうやら現実時を帯びてきました。。 残っているブラジル人も帰ってしまわないか心配です。やはり、話し相手がいるといないとでは大違いですし、まして監督の庇護のもとで練習してきたので、不安が増していると思います。 また、元監督とコンタクトが取れるとはいえ、ブラジルからの人材の供給源が途絶えてしまわないか心配です。 心配事を言い出すときりがないですが、それほどこのチームの悩みは深く、先の見えない不安な状態が続いています。 ここで起死回生の一発を期待したいところですが、存続するためには勝つことが大事だと思います。それに、先日も書いたように有力なスポンサーを見つけることが重要だと思っています。 また自治体にも協力を要請するべきだと思います。フランチャイズである花巻市の市長は牛乳屋さんを営んでいますので、まず市長の牛乳屋さんにスポンサードして貰いたいですね。^^); お子さんが私の子供と一緒にサッカーをしていて、サッカーに理解がないわけではないので、スポンサーの話はさておき、なんらかの協力は得られると思います。 なお、橋本新監督は宮城県塩竃市出身の31歳。東北学院高校~早稲田大学~ソニー仙台~グルージャ盛岡で選手として活躍。その後グルージャ盛岡、富士大でコーチとして活動していました。 経歴から見るにフットサルの専門家ではないように思います。 このところ試合を見ていて感じることは、サッカーとフットサルは別物だということです。ボールを足で蹴る所は同じですが、体の使い方、スピード等々他の所は違いの方が大きいように思います。そうすると、なかなかすぐ良い指導が出来るかどうか疑問符が付きます。 まあ、今でも最悪の状態ですので、これからも負け続けても批判が出るとは考えられません。 それを考えるとある意味チャンスなのかもしれません。目先の勝利ではなく、チームを立て直すため、先を見越した施策を実施する絶好の機会という考え方も出てくると思います。 いずれにせよ、チームの結束が緩まないように、引き締めて欲しいと思います。
2008年01月25日
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恒例のジャズ・ディスク大賞が決まったようです。金賞はマイケル・ブレッカーの遺作、銀賞がエリック・アレキサンダーと日野=菊池デュオと決まりました。日本ジャズ賞が山中千尋となっています。 マイケル・ブレッカーの金賞は彼の遺作と言うことを差し引いても近来まれにみる感動的な作品だったと思います。過去の受賞歴はリーダー作で銀賞を2回、金賞を1回受賞しています。サイドマンとしては録音賞2回、金賞1回を受賞していて、レコーディング歴がそれほど長くないのにも関わらず、これだけの受賞歴のある方もそうはいないと思います。今回の作品は、前回の金賞受賞作「ニアネス・オブ・ユー」以来6年ぶりの金賞受賞となりました。 もはや、彼の新録音を聞くことが出来無いのはとても残念ですが、これからもこの作品を繰り返し味わっていきたいと思います。 銀賞受賞の2作品は未聴ですのでコメントできません。エリック・アレキサンダーのCDは過去何回か受賞しているにもかかわらず、まったく持っていません。生で1回か2回聞いた程度です。そのサイボーグみたいな精巧な演奏は圧倒的な迫力を持って迫ってきました。 ただ、ビーナスでの録音が多く、海外盤があまりないないことも、私を彼の録音から遠ざけている理由の1つです。今回の受賞を契機に少し聞いてみようかと思います。 ■点数が離れていた金賞と銀賞 今回の投票結果を見てみると、金賞が238点、銀賞が180点と差が60点近くあり、かなり離れていると思います。それだけ、ブレッカー作品が優れているということだろうと思います。20にんの審査員のなかで1位にした審査員が7名、2位、3位がそれぞれ2,4名と多いです。銀賞は1位が1名ずつとやはり、かなりの差があったことを示しています。 ■意外?ホランドの「クリティカル・マス」上位入手 ベストテンの上位には常連が入っています。この中で目に付いたのは、デイブ・ホランドの「クリティカル・マス」とアントニオ・サンチェスの「マイグレーション」でした。「クリティカル・マス」はまさか国内発売されると思っていませんでしたし、まして上位(11位)に入るとは思いも寄りませんでした。 個人的にはある程度の水準は保っていますが、上位に来るような作品ではないと思っていたので意外でした。 ■意外! 寺井尚子の南里文雄賞受賞 第33回の南里文雄賞を受賞したのは何と、寺井尚子でした。この賞の設立趣旨がどのようなものであったか忘れてしまいましたが、功なり名を遂げた方の業績を顕彰する、所謂「名声の殿堂」的な賞ではないかと思っていました。受賞者リストを見ても、そのような方々の名前が並んでいます。 ところが、前回の受賞から受賞基準が変わったのでしょうか、比較的若い小曽根真が受賞しました。今回はさらに若い寺井尚子です。どうも解せないところです。 私は、寺井尚子の受賞に疑義をいだいているわけではありません。寺井尚子の今までの業績を認めることはやぶさかではありません。ただ、従来の南里文雄賞の基準と比較すると、どうも首を傾げてしまいます。 ■今回も目立つビーナスの活躍 全般的に見ると、ビーナスの活動が目立ちます。銀賞、録音賞、それに編集企画賞と3部門での受賞です。いまや押しも押されぬ独立系レーベルとして確立された感じがあります。 ところが、私は殆どこのレーベルのCDは持っていません。 何故か? どうも演奏者、選曲とも保守的な路線を踏襲しているため、あまり興味がわかないところに原因があります。いくつか興味のあるCDもあるのですが、なかなか購入に踏み切れないというのが今の私の状況です。 ■受賞作リスト 《金賞》『聖地への旅/マイケル・ブレッカー』《銀賞》『マイ・フェイバリット・シングス/エリック・アレキサンダー』《銀賞》『エッジズ~日野=菊地デュオ』《日本ジャズ賞》『アビス/山中千尋』《ボーカル賞/海外部門》『サムシング・フォー・ビル・エバンス/イリアーヌ』《ボーカル賞/国内部門》『クロース・トゥ・バカラック/平賀マリカ』《編集企画賞》『メモリーズ・オブ・ユー~完全版/ケン・ペプロウスキー』『イッツ・マジック~完全版/エディ・ヒギンズ&スコット・ハミルトン&ケン・ペプロウスキー』《編集企画賞》『シング!~RCA女性ボーカル・セレクション』《制作企画賞》『ジャズ&アウト~マリーン・ミーツ・本田雅人B.B.ステーション』《制作企画賞》『シャドウ・オブ・ユア・スマイル/グラント・スチュワート』《最優秀録音賞/ニュー・レコーディング部門》『マイ・フェイバリット・シングス/エリック・アレキサンダー』《最優秀録音賞/リマスタリング部門》TBM名盤復刻シリーズ《ニュー・スター賞/海外部門》『ニュー・シネマ・パラダイス/ファブリッツィオ・ボッソ』《ニュー・スター賞/国内部門》『セント・ルイス・ブルース/敦賀明子』第33回南里文雄賞:寺井尚子
2008年01月24日
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今日、会社から帰ったら三菱UFJ銀行から封書が届いていました。私は取引がないのに変だなと思って引き出しの上に乗せておきました。 ところが何を思ったか、こたつの所まで持っていって封を切りました。宛先は書いていなくて「三菱東京UFJ」銀行をご利用頂くお客様へ大切なお知らせです」という文章がでかでかと書いてあります。。裏を見ると「このリーフレットは、タウンプライス(配達地域指定ゆうメール)として全国全世帯を対象にお配りさせていただいております」という大胆な注意書きが書いています。 中身は新システムの移行に伴う商品・サービスのお知らせでした。 結局誰が考えたか分かりませんが、取引しているユーザーに送るよりも、全世帯に送った方が安く上がるという浅知恵だろうと思います。 日本を代表する銀行がこんなことをするなんて信じられません。三菱はUFJと合併したことで、矜持を捨ててしまったとしか思えなくなります。 ちょっと想像してみればすぐ分かるはずのことが何故分からないのか、頭のいい方々の考えることは全く分かりません。 自分に全く関係のない銀行の、それも内部の事情を伝えるお知らせが無関係な人間に対しどういうベネフィット(利益)があるんでしょうか? 我々にとっては、利益どころか時間はとられるは、紙は処分しなければならないわで、迷惑をかけられるだけです。こうしてみると、この銀行のイメージを悪くするだけです。 穿った考え方をすると、競合他社のディスインフォメーションだという見方もありますが、動機がありませんからそれはないと思います。 近頃、自分のことしか考えない企業が次第に増えてきたように思いますが、日本を代表する大企業がこんな体たらくでは日本の未来は暗いとしか言えません。 これを見ていて、返品できる事を思いつきましたが、未開封であることが条件ですし、それに対する手間もバカになりませんので断念しました。 まだ開封していない方は、「受け取り拒否」をする事が出来ます。方法は、紙に「受取拒否」、氏名、住所を書いて印鑑を押し、郵便物に貼って投函すればよいというものです。良かったらお試しになって下さい。「受け取り拒否」が続出したら少しは考えるかもしれません。 それに「配達地域指定ゆうメール」などといういわば迷惑メールに近いような郵便を考える日本郵便も、少し考えた方がよいと思います。
2008年01月22日
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日曜日にステラミーゴ・岩手・花巻の試合を見に行きました。年末から今年に欠けてボロ負けが続いています。私が見に行った試合はこれで4試合目ですが、いまだに勝った事がありません。 一番大きいのは主力のフォワードが抜けたことにあります。私が最も期待していた、ミッシェルです。成績が思わしくないので出ていないのかと思っていたのですが、この前会社のサッカーをしている同僚と話をしていたら、何とブラジルに帰たことを知り結構ショックでした。 それによると、ケガが続いていたことと、食事が合わないと言うのが主な理由らしいです。それにしても全く残念です。 迎えた日曜日、相手はペスカドーラ町田でした。入ったのかどうか分からないようなゴールで先制しました。町田はあまり上手くないので、試合運びにも余裕があると感じました。 しかし、暫くして相手にゴールを奪われ、その後はいいようにゴールを量産されました。おまけに5ファールになって、次のファールでペナルティー・キックを与える始末。 最後の方で少し反抗しましたが、後の祭り・結局3-6で負けてしまいました。戦力が弱体化していて、主力とそうでない選手の落差が大きく、何ともならない状態です。崩されて入れられるのはしょうがないとしても、遠目から入れられるのは話になりません。 結局、開幕前予想されていた事が現実になってしまいました。負けるにしても負け方がとても悪い。町田との最初の対戦では勝利しましたが、アウェイでは0-8と大敗、そして今回の3点差の負けと内容が悪すぎます。 子供が補助員としてかり出され、初めて観戦しましたが、ぼろくそに言っていました。それに、報酬が冷たい弁当1つだと文句たらたらです。 まあ、ボランティアなのでしょうがないのですが、勉強時間を潰されたことも頭に来ていた理由の1つのようです。 彼は試合後にサテライトの選手達と練習試合をしていましたが、この選手達もいまいちでした。 このままでは、金ない、選手いないでじり貧状態です。私は潰れることを危惧しています。杞憂に終わればいいのですが。。。幸い、今回観客が結構入っていたのが救いです。 結局資金がないと良い選手も集められないですし、大口のスポンサーをなんとしてでも見つけて欲しいものです。 それにショボい応援をなんとかしなければならないし、試合中叱咤する声が全く聞こえないのも問題です。私は何の試合でも罵声をあげたりすることはありません。家でぶうぶう文句を言う程度です。選手に発憤して貰うためにも、今度からびしびし言おうかと思っています。 来月の初めに神戸との対戦で最後のホームゲームがあります。前回は0-5の完敗でしたので何とか勝って欲しいのですが、あまり期待できない状態ですね。。。
2008年01月21日
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話題の映画「いのちの食べかた」(原題「Our Daily Bread」)初日の2回目を見ました。仕事が詰まっていて今日も会社に行きましたが、仕事もそこそこに映画館へ向かいました。 いつもなら予告などが入るため本編は上映開始5分以上経ってから始まるのですが、今回はデジタル上映のため予告なしでした。そのため、5分くらい過ぎていました。残念! 関心が高いため、場内は混んでいました。結局3列目の席しか確保できませんでしたが、圧迫感はあまりなくてすみました。ただ画質のアラが見えてしまうのは遺憾ともしがたいところがあります。 デジタル上映なので画質を期待しましたが元々の画質があまり良くなく、デジタル上映の御利益はあまりないように思いました。もっとも、これでフィルムが劣化したらとても見られた代物ではないです。 画質の話はさておき、デジタル上映だったら当地でももっと早く公開(たしか11月から公開しています)できたはずなのに何故今頃になってからやるのかも理解に苦しみます。 色々書いているうちに脱線してしまいました。 ■見慣れない風景に興奮させられる 映画の中身ですが、肉、魚、野菜、果物が人の口にはいるまでを描いたドキュメンタリーです。映画はナレーションが一切は入らず、淡々と画像だけで進行していきます。 この画像は、この業界の方々でない限り見ることのできないシーンがてんこ盛りで、かなり興味深いです。 豚を真ん中から2つにする機械がとても良くできています。両脇から腰のあたりを抑えて、前足を開かせ、そこに刃物が入って下から頭の方向に切られていきます。 この光景を見ると、豚は生き物ではなく、表面がソフトな樹脂で出来た人形のような感じになってしまっています。 牛の場合は個体差が大きいためか2つに割るのは大きなチェーンソー見たいな刃物を持った人間です。 ■圧巻 木の実の採取 農作物の栽培と収穫も興味深かったです。特にトマトの栽培は面白かったです。トマトを発砲スチロール見たいな床に植え付け、てっぺんを柱に付けたハンガーから吊す仕掛けになっています。それは収穫を終わった後に植え付けた部分をナイフで発泡スチロールから切り離し、柱に引っかけた部分を、カーテンを引くような感じでまとめて移動させて集めるというよく考えられた栽培方法です。 関心したのは、低い木になっている木の実を採る方法です。木の実を落とす、木の実を吸い込んでシートの上に置く。この2つの工程からなっています。 最初の工程は木の実を落とす工程です。世の中には「地中埋設物探索ローバー」といわれる地雷を探す掃除機みたいな装置がありますが、あの円形のセンサー部分のような形をしたものが何個か先端に付いている重機を木の幹に押し当てて激しく振動させると、木の実がバラバラと落ちてきます。 次の工程は落ちた木の実の収集です。先端に円筒状の物が付いている車が来て、落ちた木の実を土ごと吸い取ってしまい、それをシートの上に吐き出すという工程になっています。この一連の工程は見ると結構目から鱗状態になります。 このように書いていくと切りがありません。全部書いてしまいたい欲望に駆られますが、ネタばれになるので程々にしておきます。 ■動物も工業製品と同じ扱いに驚く 人間が食品を作るときには動物も普通の工業製品のような扱いになっていることに少なからぬ驚きを覚えました。生き物の尊厳云々を言おうと思っているわけではありません。多少そのような雰囲気があるかと思っていましたが、全くありませんでした。 如何に効率的に処理するか、確かに商品として加工するのですから、これ以外の方法はありません。しかし、ベルトコンベアーで運ばれる雛鳥やブロイラーを見ていると、こいつらケガをしないのか、骨折しないのかとかよけいことを考えてしまいます。 死んだり痛んでいる動物は不良品として排除されます。 そこまで考えるかと思えるほど人間の欲望は果てしないものがあると強く印象づけられます。 特に、豚の授乳施設、円形の装置に横になった母親豚たちがいて、子豚に授乳しているというまるで未来の出来事のようなシーンは結構衝撃的でした。 ■さすがに生きていることを感じさせる屠殺場面 この中で動物たちが生きている事を最も感じさせるシーンは屠殺されるシーンです。豚は高電圧を加えられる前に悲鳴を上げ、牛はノッキングペン(ペンが出てくる銃で脳しんとうを起こさせる)を額に打ちつけられる前に暴れます。ブロイラーは吊されてコンベアで運ばれる途中で、人間によってナイフで喉を掻ききられます。そのあとも羽をバタバタさせながら運ばれていくシーンはちょっとグロテスクです。 ■知的興奮に満ちた映像 ということで、大変興味深いシーンがてんこ盛りで楽しめました。でも気の弱い方にはちょと刺激が強すぎるかもしれません。 生産場面の続く中、工場や農作業での人間の食事の場面が時折出てきます。その中でサンドイッチをひたすら食べる場面が2回ほど出てきます。それがいかにも人間の果てしない欲望を顕しているようで不気味です。 この映画はドイツとオーストリアの合作映画で、おそらくイタリアとドイツまたはオーストリアで撮影された物と推測されます。日本では屠殺は下層階級の方々の仕事とされています。これらの国でもそうなのかと思いつつ映画を見てしまいました。 ところで、最近食事の前に、作った方たちに感謝するようにしています。この映画を見て、生産者だけではなく、商品となっている動物、植物の皆様方(笑)にも感謝して頂くようにしたいと感じました。 公式サイト
2008年01月20日
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実家のリフォームがほぼ終わったという話を以前書きました。ところが、色々見ている家にあっちこっち不備が目に付き設計事務所にクレームをつけているところです。 ところが、設計事務所からは納得のいく回答を受け取っていません。仕方がないので、昨年まで東京都内で工務店に勤務していた叔父に聞いてみました。 話を聞いた結果、色々な事が分かってきました。原因は大きく分けて3つあります。 まず、設計事務所が一般的だといっていることは、業者の技術が劣っているためそのような仕様でしか施工できないためであること。 もう一つは、施工業者の技術が未熟なため、まともな施工が出来ていないこと。したがって、修復もまともに出来ないこと。 そして、設計事務所の設計が一般常識とかけ離れていること。 その他色々ありますが、結局責を負うべきなのはこのような劣悪な設計事務所を選んだ私にあるということになります。 叔父からは、メーカーに施工の状態を伝えてメーカーから圧力をかけるのも1つの手だと教えられました。 メーカーとしては正しい施工をしないで、自分のところの商品が悪いと思われるのは、好ましくありませんので、指導や最悪の場合商品の供給停止なども考えられます。そうすると設計事務所の方でもなんらかの処置をしないといけなくなり、なかなかいい方法だと思います。 最もいい方法はお金を払わないことだそうです。個人的には早く払ってけりをつけたいと思うのが人情です。しかしそこをぐっとがマンすることによって、設計事務所も動かざるを得なくなります。払ってしまったら何だかんだ言ってうやむやになりのはあきらかです。 叔父の話を聞くと、メーカーに事情を訴えてメーカーからアクションをして貰うのが一番良い方法と思われます。早速明日からアクションを起こそうと思います。 しかし、こんなにトラブルが多いとは思いませんでした。全てはこの設計事務所を選んだ私の責任です。ねばり強く進めるしかありませんが、憂鬱です。
2008年01月19日
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WIRED VISIONに画期的な発明のニュースが載っていました。要するにカーボン・ナノチューブ(以下CNT)で作られたブラシの隙間に光が閉じこめられるという物です。(以下引用) ライス大学(テキサス州ヒューストン)などの研究チームが1月15日(米国時間)、当たった光を99.9%吸収する極めて「暗黒な」物質を開発したと発表した。これは、カーテンの技術などを一変させる画期的な研究だ。Reutersの記事によると、CNTで作られたこの特殊な繊維は、一般に「黒」と認識される色よりも約30倍暗いという[複数のCNTがブラシのような形で構造化されており、「ブレード」間の小さなギャップに光が捉えられる仕組みという。表面も、反射率を抑えるよう、加工されている。論文は『Nano Letters』に掲載される]。ライス大学の研究者Rulickel Ajayan氏は、この物質は反射率が0.045%で、従来の最も暗い物質(ニッケルとリンの合金)よりも3倍暗い、とReutersに語っている[普通の黒ペンキの反射率は5-10%という]この物質にはどんな用途が考えられるだろう? 商品化が近そうな用途は、照射された光エネルギーをほぼすべて吸収するソーラーコレクター(太陽熱収集器)だ。ノートパソコン、インク、衣料品などに使うのもよさそうだ。(引用終わり) 凄い発明だと思います。応用範囲もカーテンに止まらず色々考えられるのではないでしょうか。遮光に関して言えば、例えばカメラの筐体内部に使っている光漏れ用の部材などはこれで一発で効くと思います。問題は耐久性と熱の処理だと思います。この部分をどのようにするかがメーカーの腕の見せ所になると思います。結局実用化するにはコストをどれほど抑えられるかによるのはどの発明でも同じです。しかし、軍事や宇宙開発など比較的潤沢な予算を持つ分野での利用は早いかもしれません。いずれにせよ今後の動向が非常に注目されます。これは早い者勝ちの世界ですね。。。
2008年01月18日
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今日は12月23日に起こった中国人二人によるお茶の水駅のホームでの警察官殺人未遂事件について書こうと思ったのですが、「台湾の声」に書かれていた80歳代の老人が靖国神社で中国人観光客に暴行を受けた事件について書こうと思います。(以下靖国会事務局日報から引用) この事件は昨日15日11時頃、シナ人観光者が、国旗を持ち靖国会神社を参拝しようとした日本人老人(八十代)に対して、暴行を加えたうえに日本国旗を破り、国旗の棒を折るという事件でした。 犯人は暴行と器物破損警察の容疑で麹町警察署員に逮捕された。なお、被害者は怪我をしているため、病院で診断書を取り次第、麹町署は容疑を傷害に切り替えて取り調べる方針だ。 犯人は王班亜容疑者四十三歳。現在取り調べには完全黙秘をしている。 近くにいた機動隊員は事の成り行きに気づかず、110番通報で駆けつけた麹町署員が容疑者を逮捕。現在麹町署に留置されている。なお、一緒に観光していたシナ人観光者4名に対しては暴行の事実が認められないため逮捕はされていない。(中略) 昨日の件を現場のお巡りさん達もあまり詳しい情報を持っておらず、昨日の時点でシナ人、王班亜四十三歳の名前をこちらが知っていることに驚いていました。被害に遇われたのは八十代のご老人で、後ろからいきなり襲われたらしいです。幸いなことに怪我は軽傷だそうです。 今回の件で、非常に強く思うのは、シナ人の一般的、どういう理由でかは分かりませんが、嫌いな国、我国日本に観光に来るシナ人の根底に流れる日本人への憎悪と、この傷害事件を一切報道しない報道機関への更なる不信です。 この事件を、単なる、はねっかえりのシナ人一人の犯行と考えてなりません。江沢民政権下での反日中華思想教育が如実に現れていて、王の野郎は教わったことを正しく実行しただけなのです。日本人を傷つけることを正しい行為として教育を受けたシナ人が日本には溢れ返っています。王も中共政府には褒められ、人民には英雄扱いされるでしょう。(引用終わり) 年末のお茶の水駅での警察官殺人未遂事件といい、今回の事件と言い中国人の横暴さには我慢がなりません。やはり反日教育の効果が如実に現れている証拠だと思います。 このような事件が多くならないうちに、なんとかしなければならないと思います。 やはり、厳罰に処することも必要ですし、入国審査を厳しくすることも1つの手だと思います。 しかし、もっとも効果的なのは中国人に甘い顔をさせない、歴史問題を持ち出されてもきちんと反論できるよう理論武装をしておくことが大事だと思います。 それが来日する中国人にも刷り込まれ、日本国内では下手なことは出来ないと思いこませることができるようになる近道だと思います。 そのためにも教育でしっかりと教えることが必要です。それに加えて、このような事件を隠蔽しないしっかりした報道をメディアが行うことが何よりも大事なことだと思います。 それにしても、メディアは何故この事件を報道しないのか、朝日を除いた各社に聞いてみたい気がします。
2008年01月17日
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主演46億歳の地球、助演地球上の動植物達でお送りするBBC FILMSによる映画です。「ブルー・オーシャン」などと同様の趣向による壮大な地球絵巻に仕上がっています。映画は北極から南極までを縦断して、北極グマからザトウクジラまでの生活の様子を丹念に追った労作です。 動物たちの生活環境の悪化と、それに対して懸命に戦う動物たちのけなげな姿は心を打つ物がありました。 動物たちのめったに見られない生態を見ることが出来たことも収穫の1つだったと思います。特に、渡り鳥が、エベレストを超えて温かいインドに向かう様は凄かったです。何回もトライしてその度に乱気流に阻まれてエベレスト越え出来ない渡り鳥たちが、それにもめげず、気流に乗って上昇し、遂にエベレスト声を実現する様は実に感動的です。 それに、水を求めて何百キロもサバンナを歩き続け、その間にライオンにねらわれる危険や、仲間の脱落など数々の困難に打ち勝って、湿地原にたどり着く像の様子も大変なものでした。 水中カメラを駆使しての白熊や象、そしてザトウクジラ達の水中での動きには目を見張らせる物がありました。至近距離からの映像が多く、見ている方が大丈夫かと思ってしまうほど迫真の映像が撮れています。 悲惨なのは獲物にありつけず、セイウチにまで手を出して、それも叶わず、遂に横たわって死を待つ白熊の様子でした。自然の厳しさとはいえ、氷が早く溶けてしまったため被害者になってしまった白熊には同情を禁じ得ません。 また、5年に渡る制作年数と4500日の撮影日数、おまけに世界に数台しかない防振装置とハイビジョン撮影を用いた撮影にはずいぶん手がかかっていると思います。撮影クルーも60名と大変な規模です。 全編自然がとても美しく、雄大なシーンもてんこ盛りです。これを見ているといかに地球がかけがいのない物であるかをつくづく感じてしまいます。 中でも熱帯に棲息する極彩色の鳥たちの美しさは息をのむほどです。求愛のダンスもただ踊るだけでなく、鳥には思えないような特異な姿になる所は驚きです。 風景では、南極のオーロラ、北極と南極の夜の空にまたたく星空のすばらしさが特に印象に残りました。これほど星が空一杯に点滅している事をみることが出来る音は、空気の綺麗な土地と高感度カメラでなくてはなしえない映像だったっと思います。肉眼でも見ることの出来ない素晴らしい映像。 最後はホッキョクグマの遊泳風景が映し出され、そこに今の状態が続くと2030年にはホッキョクグマが絶滅するというナレーターが流れました。撮影はこちらの方が早く始まりましたが、結局「不都合な真実」と同様の結論になってしまいました。 この映画を見ていると、人間だけでなく、この地球の生物全体のために人間がしなければならないことが沢山ある事を痛感してしまいました。 音楽はジョージ・フェントン。ベルリン・フィルの重厚な演奏により音楽も十分に楽しめるものでした。 以前「ブルー・オーシャン」をDVDで見たことがありますが、あまり感動はしませんでした。この類の映画はやはり大画面で見ないと意味がないと思います。 ということで、大変素晴らしい体験のできる映画ですし、小中学生は500円という破格の値段です。是非ご家族でご覧になることをお薦めします。公式サイト
2008年01月16日
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■GIAのWInd Works第3弾 コーポロン=北テキサス・ウインド・アンサンブルのGIA WindWorksの新譜です。昨年からGIAに一昨年GIAに移籍したコーポロンがKlavierで行っていたシリーズを継続した物で、コンセプトは変わっていません。昨年分が年末にリリースされました。私も発売前に予約したのですが、届いたのは今月の10日過ぎと大分遅れました。 例によって、2枚で、2枚とも古い作品と新しい作品の組み合わせです。HOMAGEはスザーとの「戦いの組曲」とネルソンの1980年代の作品、それに最近の作品との組み合わせです。■重層的な響きが素晴らしいズベイのShadow Dance 特に良かったのは、デビット・ズベイの「Shadow Dance」コーポロンはKlavier Wind ProjectでMyaku (1999)を録音していましたので、それ以来のズベイ作品の録音です。 最近ぼちぼち演奏されだした?ズベイの作品。Myaku は素晴らしい作品で、私はこの出版されていない曲のスコアを作曲者から直接購入したことを思い出しました。この曲は大変難しい作品だったことを思い出します。 今回のShadow Danceも素晴らしい作品です。ズベイらしい重層的な響きが素晴らしく、トランペットを鐘のようにならすオーケストレーションも健在です。とにかく聞いていてワクワクするような作品。■ユーモアを感じさせるカールマンの「変容」 続く、ダニエル・カールマンの「変容」はベネットの「古いアメリカ舞曲による組曲」の雰囲気に似た、ユーモアの感じられる楽しい曲です。■良い演奏でさらに引き立つ鉾山亘の「Beyond」 鉾山亘の「Beyond」は以前UNLV WIND ORCHESTRAの「THREE STEPS FORWARD」というアルバムに収録されていていて、なかなか良い曲だと思っていました。今回聞いてみて、その良さをますます感じてしまいました。それはULVの演奏よりもレベルが高く、響きに余裕があることからくる曲のスケール感のアップが原因だと思います。 よく、ある演奏が出現したことにより、その曲が一気にブレイクすると言うことはありますが、この演奏によりこの曲が一層広く演奏されることが期待できるのではないでしょうか。■ネルソンの傑作 Medieval Suite 1980年代の作品であるロン・ネルソンの「Medieval Suite」は初めて聴く曲ですが、これも良かったと思います。ネルソン特有の広がりのあるスケールの大きい音楽です。 最後はグラハムの「レッド・マシーン」。この曲もコールドストリーム・ガーズ・バンドなどの録音があります。ここでの演奏をコールドストリーム・ガーズ・バンドの演奏と比較すると、スケールが大きく、響きが柔らかいため、曲の良さがいっそう引き立っています。■スザートのルネサンス舞曲集が微温的で物足りない そのほかスザートの「ルネサンス舞曲集」をM.ワルターズが編曲したものが収録されています。この曲は金管アンサンブルで良く演奏され、この場合「スザート組曲」という名前の方が良く知られていると思います。 この曲自体はそんなに悪くない曲だと思いますが、このCDでは他の刺激的な曲に比べいかにも古くさく微温的に響き、分が悪いです。HOMAGE:Corporon North Texas Wind Ensemble(GIA CD-744)1.Tielman Susato:Twelve Dances from "The Dancerye" La Mourisque Branle Quatre Bransles Ronde & Solterelle Ronde Mon Amy Allemaigne & Recoupe Pavane Mille Regretez Basse Danse Bergeret Danse Du Roy Ronde Passe Et Medio Ronde Pavane La Bataille12.David Dzubay:Shadow Dance3.Daniel Kallman:Metamorphosis (On an Original Cakewalk)4.Wataru Hokoyama:Beyond5.Ron Nelson:Medieval Suite Homage to Leonin Homage to Perotin Homage to Machaut6.Peter Graham:The Red Machine North Texas Wind EnsembleEugenen Migliano Corporon(cond) Recorded University of North Texas Winspere Performance Arts Center July 18-19,2006,March 30-April 2,2007
2008年01月15日
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リフォームした実家に今度移ることになり、新しい革袋に古い家具は似つかわしくないので、AVラックを新調しようとして色々調べています。 現在まで使っていたのはオーディオ用、CD用、レコード用と3種類とも若月製作所の物です。 それなりの値段もしますが、作りが堅牢で、デザインも良く気に入っていました。 今度も同社の物を使おうと思い、調べていましたが、ホームページが無くなっていました。不思議に思い調べていたら何と昨年の5月に倒産していました。 最近は、大型テレビ用のAVラックも手がけていたようで、色々手を尽くした結果の事と思いますが、何とも残念です。 昨今のオーディオ離れなどで、このような物にあまり興味を示さないというか、殆どテレビ台だけで事足りてしまう世の中になってしまいました。これではなかなか商売するのも辛くなる事を痛感するわけです。 高級AVラックと言ってもたかがたかがしれているわけで、せいぜい10数万円程度のものしか売れないでしょう。私でも、ちょっと高いと思っているくらいですから、普通の方なら、そこら辺の安い家具で済ましてしまうことも多いのでははないでしょうか。 そうすると、ますます厳しくなってしまって、このような状況になるのも無理はないと思います。 取りあえず、CDとレコード用のラックは父が物入れに使うと言っているのでいいのですが、こうなるとオーディオ用のラックも捨てるのに忍びない気がしてきました。 今回、他にもBSチューナーやHi-Fiビデオデッキ(懐かしい響きです)も捨てることにしました。BSチューナーは2世代目、KENWOODとしては初めての製品で名器の誉れ高い物でした。Hi-Fiビデオデッキも松下の初代のHiFi製品NV850で当時20数万円もした物です。 今となっては、無用の長物となりましたが、その製品の風格は高いだけあり今見てもなかなかのものがあります。 大型テレビは買えないので、CRTモニター用にBS/CSチューナーを買いましたが、価格の安さもさることながら、そのちんけな仕上がり具合にはいささかガッカリさせられるものがあります。 チューナーごときにそれを期待するのは間違いだと言うことは分かりますが、それらに拘った製品(ミドルプライスの)があっても良いような軌がします。文字通り最高級の物はありますが、現在の私には到底手が出ません。 今日は、AVラックの話から経済の2極化が進んでいることがオーディオ業界でも起こっていること考えてしまったという次第です。
2008年01月14日
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映画の精神医学というメールマガジンで、昨年見た映画のなかでベスト3に入る映画として推薦されていました。昨日から当地でも上映されていますので見に行って来ました。「ニュ-・シネマパラダイス」「海の上のピアニスト」のジュゼッペトルナトーレ監督が送るサスペンス・ドラマです。一言で言うとベスト3に入るだけのことはあります。 エロティックだが、怪しげな場面、毒々しい殺人の場面、サスペンスに満ちた場面、心温まる場面など色々なシーンがちりばめられていて見るものに緊迫感を持続させる大変優れた映画だとお思います。■フラストレーションが溜まる話の展開 最初Tバックのパンティーにブラジャーだけの女性達が背中を向けて立っているところから始まりますが、何の説明もなく人々を???の世界に引き込みます。人選していることは確かなのですが、それが何のためなのか一切説明がありません。 時々挿入されるSM?っぽい場面や男女の絡み合いが本筋とどのように関係しているのか分からないまま観客はその理由を確かめるため画面から目を離すことが出来ないのです。 ここら辺の監督の手腕は実に見事です。ただ、見ている方はフラストレーションが溜まってしょうがない展開です。 何故、壊れかけていて、おまけに家賃が2倍もするところに住まなければならないのか?。何故、家政婦でなければならないのか?。何故、手数料を30%も渡すのか?。 疑問はふくらむばかりです。 その臨界点になろうかという時点で、過去の出来事がじわじわと暴露されます。 観客が全てを理解した頃には話は大詰めに到達しています。 そこでは話は思わぬ方向へ展開します。 最後は、既に観客が感じていたことに対し見事に肩すかしを食らわします。 一番最後の場面では何故か泣けてきました。その前から普通の場面なのに何故かウルウルし始め、最後の場面でも続きました。どうも監督の狙いにはまったようです。■充実したキャスト ウクライナ出身の女性イレーナを演ずるロシア出身のクセニア・ラパポルトの過酷な運命に逆らい、自分の信じた事をどんな障害があろうとも実現しようとする、そのけなげな姿勢には打たれます。 ただ、彼女の運命に同情は出来ても、していることには必ずしも同意は出来ません。 クセニア・ラパポルトは背が高く、大変な美人ですが、娼婦の時の金髪、掃除婦の時の縮れた髪と髪が違うだけで印象ががらっと変わる女優です。スタイルも大変良く、裸になるのも厭いません。その体当たり的な演技は称賛に値すると思います。 それからイレーナを悩ませる「黒カビ」ことムッファを演ずるミケーレ・プラチドのスキン・ヘッドと脂ぎった体躯での特異な演技も結構印象に残りました。ただ、この人の場合裸の場面が強烈な印象なので、服を着ている普通の場面では印象が薄くなり損をしていると思います。 子役のアダケル家の一人娘テアを演じるクララ・ドッセーナの子供ながら子供の複雑な心の襞を感じさせる演技も大変素晴らしい物でした。なお、撮影時年齢が5歳だったそうですが、とてもその年には見えない、落ち着き払った演技です。 ■凄惨な場面よりぎょっとしたのは別な場面 イレーナは目指すアダケル家に家政婦として入りますが、それは以前いたジーナが階段から転げ落ちて、廃人同様になってしまったからなのです。 イレーナはジーナが療養しているところに足繁く通います。表情は全く変わらないジーナに対し、イレーナは今までの出来事を包み隠さず語るのでした。 そしてある時例によってイレーナが話をしているとき、今まで無表情だったジーナが不気味な目をする場面があります。 そのシーンは、死体を地中から掘り出す場面や、廃棄物処分場で探していた恋人の首だけの死体を発見した場面などのような凄惨な場面より遥かに薄気味が悪くぎょっとしてしまいました。 最近、死体などが出てきても何とも思わなくなったのですが、このような見るものの心理にグサッと突き刺さる場面のほうがびくリすることが多くなりました。 ■巨匠モリコーネの音楽が大変充実しています 最初から、良い音楽だなと思いました。弦を中心とした音楽ですが、緊迫した場面などとても良い音楽が響いていました。 エンドロールでモリコーネの名前を見つけさすがいい仕事をしているなと思いました。殆どが緊迫した場面の音楽なのですが、エンドロールで流れる慰めに満ちた音楽はなかなか良い曲です。 ■結末を人に言うなというクレジットが初めに 今回は、映画の初めに「最後の場面のことはまだ見ていない人には言うな」ということが書かれていましたので、それに忠実に従いました。しかし、期待していたほどのことはなくあっけなかったです。 そのために、あらすじはよく分からない書き方をしてしまいました。興味を持たれた方は是非映画館でご覧になっていただきたいと思います。後悔する事がないことを確約いたします。公式サイト
2008年01月13日
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恒例のキネマ旬報ベストテンが決まりました。日本映画のベスト1は周防正行監督の「それでもボクはやってない」。外国映画のベスト1は「長江哀歌」です。 監督賞は当然この2作品の監督で、日本映画の主演賞は男優賞が加瀬亮、主演女優賞が竹内結子という結果になりました。 個人的な感想を述べると、周防監督作品は受賞は当然という気がします。何しろ他の作品とはレベル全く違っていたと思います。 ベストテンの中で見ていない作品が半分もありこの順位が妥当な物なのかどうかはよく分かりません。ただ、キネ旬らしい?いささか古めかしいベストテンになっていたと思います。 この中では、2位に入った「天然コケッコー」が以外というと失礼になりますが、健闘していると思います。 この映画は最近日本映画に時々見受けられる「何も起きない映画」の1つです。日常を淡々と描き、それに若者達の淡い恋が絡まっているところが受けたんでしょうか。映画自体は悪くないんですが、ベストテンに入ってくるような映画かと問われると答えに詰まってしまいます。この映画のDVDを購入するかどうかずっと迷っているんですが、これを見てもどうするか決まりません。 3位の「しゃべれども しゃべれども」も良い映画ではありますがベストテンに入るほどの物かという感じがするのは「天然コケッコー」と同じです。これについては、俳優の演技が大変優れていて、DVDで見てもとても良かったので、個人的にはとても嬉しいです。 しかし、最近感じていることがそのままベストテンにも反映しているような感じがします。それは、日本人が内向きになっているということです。人間の触れ合いの機微がきめ細かに描かれている映画が多いのは良いことではありますが、スケールの大きい映画が殆どないことに、その意向が現れているように思います。 このような傾向は日本人の性向と軌を一にしている様に思え、あまり良い傾向とは言えません。 外国映画についても半分しか見ていません。3位にアルトマン監督の遺作「今宵、フィッツジェラルド劇場で」が入っているのがなかなか気が利いていると思います。 個人賞では、「それでもボクはやってない」の4部門制覇が目立ちます。個人的には主演女優賞の竹内結子が注目されます。最近とみに良くなっていると感じていたので今回の受賞はとても嬉しいです。 観客の大量動員を果たした映画は殆ど含まれていませんが、これは日本映画賞で受賞するでしょうから、これはこれでよいと思います。結果的に上手い具合に棲み分けが出来ていると思います。 見ていな映画は、DVDやアンコール上映で見たいと思います。個人的にはペネロペ・クルスの「ボルベール」を見逃したのが悔しかったので、是非アンコール上映をして欲しいと思います。【2007年度日本映画ベスト・テン】 1位 「それでもボクはやってない」 2位 「天然コケッコー」 3位 「しゃべれども しゃべれども」 4位 「サッド ヴァケイション」 5位 「河童のクゥと夏休み」 6位 「サイドカーに犬」 7位 「松ヶ根乱射事件」 8位 「魂萌え!」 9位 「夕凪の街 桜の国」 10位 「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」 次点 「愛の予感」【2007年度外国映画ベスト・テン】 1位 「長江哀歌」 2位 「善き人のためのソナタ」 3位 「今宵、フィッツジェラルド劇場で」 4位 「クィーン」 5位 「バベル」 6位 「やわらかい手」 7位 「ドリームガールズ」 8位 「ボルベール<帰郷>」 9位 「ゾディアック」 10位 「パンズ・ラビリンス」 次点 「デス・プルーフinグラインドハウス」
2008年01月12日
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2番目の子供が今度高校受験で色々ドタバタしています。一番の原因は実力に比してレベルの高い所をを受験しようとしていることにあります。 もともと考えが幼稚で、昔から幼稚園児と言って喚起を促していましたが全く変わりません。 子供は漫画家を目指しているため、高校も芸術系の学校に入りたいと前々から言ってました。私は漫画家は学歴は不用だから中学校卒業したらどこかの漫画家のアシスタントとして雇って貰ったらと、冗談半分で言っていました。 ここでも勉強と同じで前もって準備をしておくということがありませんでした。昨年の後半になって、学校の美術の先生に課題を出していただいて練習を始めました。しかし、あまり具体的な指導をして頂けていないようで、改善された様子はありませんでした。 担任の先生からも絵画教室などで指導を受けた方がいいのでは、という助言を頂き、絵の先生を捜しました。 たまたま子供と幼稚園の時に一緒だった子の母親が高校の美術の先生で、自宅でも教えていると言う話を聞きました。早速伺ったところいい感じだったようで、通い始めました。 具体的な指導をしてくれますし、道具についても色々アドバイスしてくれるようです。そのおかげか、大分進歩したと思います。 子供の実力がどれほどであるかよく分かりませんが、もうあまり時間がありませんので、最後まで精一杯頑張って貰いたいものです。 もし結果が思わしくない場合も、浪人して頑張ったらと言ってあります。 私が高校の時、中学のクラブの先輩が一浪して私と同学年になりました。その時は嫌だな(先輩が嫌なわけではなく、そうなりたくないと言う意味で)と思いました。先輩も辛いだろうなと思っていました。 今考えると全く大きなお世話で、長い人生の中ではほんの短い時間だと思いますので、浪人も悪くはない経験になると思います。そう言う気持でのびのびやってくれればと思っています。
2008年01月10日
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円高の影響もあり、今まで手控えていたヨーロッパからの購入を再開しました。AMAZON.UKの恒例のバーゲンで、シルク・ド・ソレイユの4枚組DVDボックスが約8£(約\1700)と格安で購入できるので、このシリーズを2つ買ったついでにセルティックの昨シーズンのダイジェストのDVDを一緒に購入しました。勿論、中村俊輔の活躍を見たいためです。殆どゴールシーンですが、それなりに楽しめました。 スコットランド・プレミアリーグ全試合の他にUEFAチャンピオンズ・リーグ戦なども含まれています。勿論マンU戦での劇的な中村のゴールも見ることが出来ます。 イングランド・プレミアリーグ、リーガ・エスパニョーラなどのリーグに比べると全体的にはやはり少し落ちるなという印象を持ちました。明らかなミスや、デフェンスがきちんと機能していないことがあるなど、やはりローカルなリーグで勝っても、レベルの高い大会で勝てないのは当然だと思います。 それはリーグ全体に言えることで、レンジャースとセルティックの2強の争いが続くようでは、レベルアップは望めないと思います。 セルティックは中村との契約を1年延長する意向のようですが、これを見てしまったら、さっさと移籍するほうが中村選手にとっては良いのではないかと思ってしまいました。 色々不満を書きましたが、それなりに楽しめますし、約17£(約\2730)でこれ一枚で勝っても送料を含め3500円程度ですからそれほど高いわけではありません。 ただし、PALですから普通の方ならはPCでしか見ることが出来ませんので、国内版を待つか、これをPCで見るかはなかなか微妙な所です。 スコットランドのサッカー場はどこの会場の芝生も綺麗でいい雰囲気です。特にどの会場か分かりませんが湖か海が近くに見えるところはなかなかいい感じでした。CELTIC UNTOUCHABLE SEASON 2006/07 REVIEW (CELTIC CEL018)
2008年01月09日
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1月6日付けの「宮崎正弘の国際ニュース早読み」に軍事特許を非公開にすることについての論考が載せられて。(以下引用) 防衛庁からイージス艦の機密が漏洩した事件では、日本に「スパイ防止法」がないために公務員法や窃盗罪などで逮捕するしか法的根拠がなかった。 日米安保条約の同盟国=米国は、この情報漏洩状況に怒りを隠しきれないらしい。 しかしハイテク立国=日本から技術情報を盗み出すのは造作もないことである。日本人は情報の安全保障にまったく無頓着、前線にいる企業戦士いがい、問題の深刻さが分からない。なぜなら特許公報は申請から十八ヶ月後にすべて公開され、それを外国語に訳して持ち出しても合法だからである。 民生用ハイテクのコインの裏側は軍事先端技術である。したがって米英仏独など工業先進国では「秘密特許制度」があって微妙な防衛技術に直結する特許は公開を制限している。 筆者は83年に『日米先端特許戦争』(ダイヤモンド社)という本を書いて、日本にも秘密特許制度が必要ではないかと問題を定義したことがある。 特許を所管する当時の通産省は嗤って聞く耳をもたず、また民間企業の特許専門家の親睦団体で講演しても、「そういえば、戦前そんな制度がありましたね」と関心の薄かったこと! ようやく最近になって経済産業省は「技術流出を防止するための新法」に動き出し、「技術情報等の適正な管理の在り方に関する研究会」を設置した。軍事特許に非公開制度を設け、外国のスパイやテロリストの閲覧を防ぐ目的である。 これまでは法的不備を補うため企業の特許本部はライバル他社、外国などに情報を盗まれないために申請上の「技術」を行使してきた。つまり本丸を隠して周辺の特許を全部抑えることにより肝要な特許に他者が近寄れなくするという高等な戦術を用いてきたのだ。(引用終わり)日本のメーカーは何も軍事特許だから本丸を隠していたわけではありません。そんなことは全く考えていないと思います。ただ最も核となる技術を守るためにそうしたのだと思います。最近は技術のブラックボックス化と称してなるべく特許を出さないで、技術を会社に閉じこめるという方法も使われています。これも軍事移転を防ぐには有効な方法だと思います。いずれにせよ、これまで軍事ということで特許を防御していたのは軍需産業だけだと思います。普通の産業では果たしてそれが軍事技術につながるのかもいっさい考えないため、結果的に北朝鮮などに公開された技術を軍事転用されていたこと容認する事になったのです。 特許ですから肝心なところはぼかして、なるべく他社に真似されないようにする訳ですが、製品を分解したり、その会社の技術者をヘッドハンティングすることにより、その技術を獲得することは比較的出来ることだと思います。 それが、軽減されることは誠に喜ぶべき事ですが、問題はどれほどの特許がそれで保護されるかに尽きると思います。 まず、これは軍事転用可能だという判断をするスキルのある人間の確保が問題だと思います。しかし通常の技術に通じ、なおかつ軍事技術にも明るい人間なんて早々いるわけがありません。 こうしてみると、アドバルーンは上げたものの、実効性のある施策を実現できるかはなはだ疑問に思えてしまいます。これに加えて「スパイ防止法」を速やかに成立させることが軍事移転させないために不可欠ではないでしょうか。
2008年01月08日
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セシル・マクビーというと一般の方なら洋服のブランドと思うでしょう。これがジャズ愛好家なら、有名なベーシストを思い浮かべることが多いと思います。このベーシストが起こした裁判について、ジャズ批評1月号に関口将氏が「こだわりジャズ」と言う特集に寄稿しています。原告はベーシストのセシル・マクビーで被告は(株)デリカです。このデリカは「CECIL McBEE」ブランドで若い女性女性向けの洋服を販売しています。平成16年8月9日の東京高裁での判決によると、原告の請求は棄却されています。この裁判の核心は商標法4条1項8号の解釈につきます。「他人の氏名若しくは名称若しくは著名な雅号、芸名若しくは筆名若しくはこれらの著名な略称を含む商標については、商標登録を受けることが出来ない」 これを見ると氏名や著名な芸名は商標登録できないと言うことになります。 裁判所の判断では次の通りになります。1.ベース奏者のセシル・マクビーはミドルネームがあるため、「セシル・マクビー」は芸名である。2.「セシル・マクビー」は芸名なので著名でなければならない。3.ベース奏者のセシル・マクビーは著名ではない。 この論法でベース奏者のセシル・マクビーの訴えが却下されました。 判決はさらに続きます。 「本件商標登録時(平成8年10月1日)及び登録査定時(平成10年1月19日)において、「セシル・マクビー」がジャズ・ミュージシャンである原告を略称として、ジャズミュージック界の関係者やジャズファン等、ジャズミュージック関係の分野に属する者の間において、ある程度知られていたとの事実は認められているものの、それを超えて「セシル・マクビー」が特定人である原告を指し示す氏名の略称として、世間一般に知られていたとの事実を認めることは出来ない」 この内容に対し、筆者は判決は妥当だと思いながら、ジャズ・ファンとしてしてはかなり残念がっています。挙げ句の果ては、ベース奏者の参加アルバムを数えたり、ベース・ソロの回数を数えることでセシル・マクビーの汚名?を注ごうとしてます。 関口さんの悔しい気持は私もジャズファンの端くれとしてよく分かります。私も、最初この名前を見たときに、ジャズ・ミュージシャンの名前が何でブランドになっているんだと思ったくらいです。 関口さんも書かれていますが裁判長はおそらくジャズ・ファンではないでしょう。私の認識としてはベース奏者としては結構知られている存在ですし、山下洋輔はじめ日本人ニュージシャンとの共演も多いので、少なくとも日本のジャズ。ファンの間では良く知られている存在だと思います。 そう言うことを考えるにつけとても残念だったと思います。 仮に、これがマイルス・デイヴィスであればどうでしょうか。マイルスだと認知度ははるかに高いですが、一般的に良く知られているかと言われれば疑問符が付きます。 この「一般に良く知られているかどうか」については実に難しい問題です。裁判官はどうやってそれを判断したのでしょうか。本当は裁判官が定量的なデータを取るべきではありますが、たかだか商標の裁判でそんなことをするはずもありません。せいぜい、提出された証拠類(CD、雑誌の記事、コンサートのパンフレット等)を検討したくらいでしょう。そうするとこの判断もかなり恣意性が強いことは容易に分かります。 このようなことで判決をされるのは堪ったものではありませんがこれが現実です。 私もすんごく不満です。それは「セシル・マクビー」が知られていないと判断に対する不満と、それほどジャズの世界は狭いんだという現実を認めなければならない悔しさがごちゃ混ぜになったような気分です。 ベース奏者の「セシル・マクビー」も多分そのような感情を持ったのではないでしょうか。 自分が直接不利益を被るわけではないのに、わざわざ訴訟を何回も起こした本当の理由を知りたいところです。多分今の私の様な、いたたまれない気持だったのではないでしょうか 因みに「CECIL McBEE」をGoogleで検索すると39万件もヒットします。「CECIL McBEE」とベースで検索すると1万9百件ですから、ベース奏者のマクビーもそれなりに知られていると解釈してもおかしくありません。でも、「CECIL McBEE」というデリ・ヘルもヒットしますから、こちらこそ訴えた方がいいような気もします。^ ^);
2008年01月07日
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今年初めての映画は陣内政則監督の「スマイル」でした。原作は監督自身の同名の小説です。 wikipediaによると、『ホッケー経験のない、一小学校教諭・神國朝氏が弱小アイスホッケーチームの監督となり、全道優勝に導いた実話を元に構成されている』ということです。 スポコン物の一種だと思いますが、異色の監督でそこがちょっと違いました。ありがちなストーリーですが、後半は泣けました。■あらすじ プロのタップダンサーを目指して東京で頑張っていた修平(森山未來)は膝を痛め、恋人の静華(加藤ローサ)のいる北海道に来て小学校の教師になる。静華に結婚を迫るが、彼女の父親(モロ師岡)が無理難題を押しつけてくる。 それは、父親所有ののアイススケート場のホッケーの少年チームを次の試合で勝たせることだった。ところが、そのチームは今まで一度も勝ったことがないチームだったのだ。 おまけに、修平はアイスホッケーどころかスケートすら一度もしたことがなかったのだ。 何にも分からない修平は作戦も思いつかず、自分たちのやり方で試合をしてみろという。案の定ボロボロの試合になるが、選手の特徴を見ていた修平は意表をつく選手起用をおこない、試合に勝ってしまう。 困った静華の父親は、北海道少年アイスホッケー大会で優勝したら結婚を許すとさらに条件を引き上げる。。。 ■主役の森山未來が好演 アイスホッケーにはシロートながら、児童心理学を学んだだけに子供達の心理を上手く利用して勝利に結びつける熱血小学校教師。おまけにタップダンスの名手という変わったキャラクターを森山未來が生き生きと演じていたと思います。 対戦相手の全道チャンピオン・サンダーバーズの監督剣進一郎(RIKIYA)も少し漫画チックに描かれていましたが、適役だったと思います。 その他、谷啓、田中好子、高樹沙耶らベテランが脇を固め、しっかりとした作りになっていたと思います。 それから、俳優の監督らしく佐藤浩一、玉木宏はじめ豪華なメンバーが友情出演して目を楽しませてくれます。■子役が生き生きとしている アイスホッケーチーム「スマイラーズ」の子役は、全員、現役のジュニアアイスホッケーチームの選手だそうです。陣内監督はこれについて、『子役にアイスホッケーを教えるより、アイスホッケー出来る子に芝居教えた方が早いと思った』と語ってます。 唯一の女子部員林崎千夏(江口悠里)の腕っ節の強さと自分を「俺」というところには笑えました。 交通事故により両親を亡くし、現在は遠い親戚の所で暮らしている「スマイラーズ」のエース猪谷昌也を演じた綿貫智基。心に痛手を持つ子供の心理をよく演じていたと思います。 彼の初恋の相手でフィギュアスケートをしている篠原礼奈(岡本杏理)の初々しい美しさも印象的でした。 ■アイスホッケーのスピード感が実感できる 試合の場面での、スピード感溢れるプレイや、激しいボディチェク、テクニカルなパス回しなど、細かいところまで良く描かれています。そして、何よりもプレイヤーの呼吸まで感じられるようなカメラアングルのすばらしさが、アイスホッケーを体験したような気になってしまいます。 それに、実際にモデルとなった神國朝氏の考えた数々のユニークな練習方法も紹介されていて、大変興味深かいものがありました。■病院の外で応援する情景に感動 礼奈は白血病で入院しています。そこで、スマイラーズのメンバーは北海道少年アイスホッケー大会の試合の結果を報告しに、病室の窓に面したところに集まって、彼女にエールを送ります。この場面が何度も出てくるのです。最初彼らを蹴散らしていた警備員が最後には彼女のいる場所にメンバーを案内するまでになってしまいます。そこに至るまでの情景がとても感動的です。 これを見ていて、映画「Brass」で指揮者が入院しているときに、そとでブラスバンドのメンバーが音楽を演奏するシーンを思い出してしまいました。 ■思わぬ所で思わぬ曲が 大会の決勝戦の入場行進で何と真島俊夫の「Welcome」が演奏されていました。ああいう場面でもなかなか合いますね。。。 懐かしい「Little Drummer Boy」が聖歌隊や母親のオルゴール、はては決勝のロッカールームから、決勝の観衆を巻き込んでの大パーフォーマンスへと拡がっていくところはなかなか感動的です。森公子の歌も悪くないです。■清冽な音楽が涙を誘う ビッグバンドを使った躍動的な音楽とピアノとストリングを中心としたしっとりとした音楽が映画にとても良くマッチしてたと思います。特に「Love Theme」をはじめとする静かな音楽は旋律がとても美しいナンバーが多く気に入りました。 ということで、それほど期待していなかったのですが、ヒットするだけのことはあると思います。ご都合がつくならばぜひご覧になっていただきたい映画です。 公式サイト
2008年01月06日
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発売日に入手していたのですが、ちょろっと見てそのあと放置していました。見る時間がないのもありますが、積極的に見たいという気にもならなかったのが本当の所です。今年の夏のツアーの最終日の東京の草月ホールでのライブです。 メンバーはジェニファー・レイサムのベースに、アリソン・ミラーのドラムスという女性トリオです。■ダイナミックな演奏は素晴らしいが単調さも感じられる 殆どがアップテンポでダイナミックな曲が多く、ちょっと単調さが感じられます。そのなかで、ミディアム・テンポでしっとりとした中島みゆきの「サンド・シップ」(砂の舟)が良いです。 原曲を聞いたことがないので何とも言えませんが、実に素晴らしいジャズ・バラードに仕上がっています。山中はこのように、普通取り上げられないような曲を演奏して堂々たるジャズに仕立て上げるのが得意です。1つの才能と言って良いのではないでしょうか。 ■独特のアレンジで生まれ変わったスタンダードが新鮮 「TAKE FIVE」はメロディーを原曲から微妙に変えていたり、テーマの途中の転調もあり、この人口に膾炙した曲を刺激的に聞かせてくれます。テーマに続く良く歌うベース・ソロがいい感じです。たくましい音で、山中の挑発するようなコンピングもスリルがあります。ピアノ・ソロはメロディアスで快適です。この曲の変拍子をあまり意識させない演奏で、後半のドラムスのパンチの効いたソロも効果的です。この曲でこのような演奏は聞いたことがありません。この曲の演奏として画期的な演奏ではないでしょうか。 ジェリ・エレンの「RTG」は山中のダイナミックで技巧的なソロが聞く者をじわじわと興奮の渦に巻き込んで行くような演奏です。途中の2オクターブで同じ動きをするところなどは見ている楽しみもあります。最後は、ドラムスが大暴れして曲を盛り上げてくれます。 ■ハードバップの哀愁を感じさせる自作の「Antonio's Joke」 山中のハードバップ風の自作「Antonio's Joke」。哀愁をユーモアで包んだような、なかなかの佳曲だと思います。この人の作る曲はバラエティーに富み、美しい旋律を編み出す才能にも恵まれていて、優れたコンポーザーとしていの資質を持っていると思います。ここでのソロも曲にマッチした哀愁を感じさせるモノでしびれます。 第1部最後はイリアーヌの「Impulsive」。この曲も力強さが目立ちます。途中ドラムスの粘っこいソロも悪くないです。 終わり間際彼女の背中には大粒の汗が光っていました。あの小柄な体格でダイナミックな演奏をするのはさぞや大変だと思います。普通なら、激しい曲の連続で体力がもたない場合、力を抜ける曲を入れるものですが、彼女は妥協が嫌いなのでしょうか。そういうまねはしないようです。 第2部は長いピアノのカデンツァが入る山中の「Outside By The Swing」から始まります。CDでは2分ほどの短い演奏でしたがここではかなり長尺の演奏です。アレンジが大きく変わって、フリーフォームよりのアレンジです。ここでもアグレッシブな姿勢が目につきます。 ■シュールな曲に変貌エリントンの「In a mellow Tone」 エリントンの「In a mellow Tone」でもメロディーが変形されていて、シュールな雰囲気に変わっています。予め曲名を知らなければ何の曲とは分からないかもしれません。非常に優れた編曲といえると思いますが、これがエリントンといわれると微妙です。 原曲の持つコミカルな味はなく、ここでもかなり激しい側面を見せる部分が出てきます。非常に激しいソロで、じわじわとクライマックスに上り詰めていきます。DVDで視聴していてもその息詰まる演奏には手に汗を握るという感じですので、実際にその場にいた方々の印象はさぞかし凄い物があると思います。クライマックスの最後にハンコックの「ドルフィン・ダンス」の一節が引用されています。これはもはやエリントンの曲ではなく、完全に彼女の曲に変貌していると言って良いと思います。スタンダードでこのような演奏をすることは容易ではないと思うのですが、彼女はその壁を易々と超えています。 続いては、昔のヒット・チューン「What a Different a Day Made」。CDではアコースティック・ピアノ、エレクトリック・ピアノ、オルガンの多重録音でその浮遊感が奇妙な体験だったことを思い出します。ここではピアノだけなのでそのような味は出せませんが、他の演奏と同じのようなダイナミックにぐいぐいと迫ってきている演奏は聴き応え十分です。ダンサブルなロックの部分と、4ビートの切り替えが鮮やかでスカッとします。 ■執拗な繰り返しによる盛り上げがワンパターンに陥らない不思議? 最後は自作の「Living Without Friday」ここでもリズムを執拗に繰り返してクライマックスを作っていく手法は同じですが、不思議とまたかという感じはしません。最後は凄まじい大音響の中に大団円を迎えると思いきやドラムソロが入って肩すかしを食わされます。 アンコールはお得意の「八木節」。CDよりさらに速いテンポで、ダイナミックな演奏が楽しめます。 コンサートはMCが無く淡々と進みます。できれば山中の声を聞きたかったですね。そう言えば、前の大阪でのライブDVDでもMCは無かった様に思います。これが彼女のスタイルなんでしょうが少し物足りないですね。 これを書いているときに、You Tubeで中島みゆきの「砂の船」を見ました。中島みゆきらしい泥臭い歌です。これがどうすればあの様に洗練されたバラードになるのか、信じられないような気持です。 107分というかなりの長さですが、だれるところは皆無で極めて充実した演奏だと思います。特に山中のアグレッシブな側面が十分に現れていたと思います。個人的にはもう少しゆっくりした曲を聴きたいと思いましたが、これはこれで素晴らしい物であることは確かです。 ■バックの2人が男勝りの凄腕! 他の2人も力強いサポートで女性であることを全く感じさせない演奏ぶりだったと思います。このように書くと差別しているように思いますが、私の古い感覚からすればこのように思ってしまうのです。 性の違いが無くても、彼女等は相当腕の立つミュージシャンだと思います。ベース、ドラムスは基礎的な部分で運動能力が必要とされますが、まさに彼女たちは男性並みかそれ以上の能力を持ち合わせているように感じました。 ひとつ気になったのはピアノのキーの所に置いている黒い装置です。これはキーを押すとLEDがそのキーに割り当てられているLEDが点灯するのですが、これは何のためにあるのでしょうか。? 多分、単なる装飾だと思いますが、なかなか面白い趣向だと思います。CHIHIRO YAMANAKA LIVE IN TOKYO TOUR 2007 SUMMER(Verve UCBJ 1004)1st set1.Duke Ellington:I'M GONNA GO FISHIN'2.Bruno Raberg:Forest Star3.Miyuki Nakajima:Sand Ship4.Paul Desmond:Take Five5.Geri Allen:RTG6.Chihiro Yamanaka:Antonio's Joke7.Eliane Elias:Impulsive2nd set8.Chihiro Yamanaka:Outside By The Swing9.Duke Ellington & Milt Gabler:In A Mellow Tone10.Maria Grever:What A Differnce A Day Made11.Chihiro Yamanaka:Living Without FridayBonus trackYagibushiChihiro Nakayama(p)Jennnifer Leitham(b)Allison MIller(Ds)Recorded Live at Sogetsu Hall,Tokyo on June 23rd,2007.
2008年01月05日
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ディズニー初の未来物です。原題は「Meet the Robinsons」。原作は人気絵本作家ウィリアム・ジョイスの『ロビンソン一家のゆかいな一日』。なお、アニメ「ロボッツ」の原作者もこのウィリアム・ジョイスです。 この作品が製作開始から3年が経過した後で、ピクサーのジョン・ラセターがアニメ部門の最高責任者として参加しました。その結果大幅に変更があったそうです。特にエンディングは最初とは全く違う物になったようです。しかし、結果的にはとても感動的なエンディングになったと思います。■あらすじ 孤児院の前に捨てられたいたルイス。色々な物を発明する才気煥発な少年でしたが、その性格が災いしてなかなか引き取り手が現れません。 科学フェアに陳列していた発明を怪しい泥棒に奪われてしまいます。これは、ルイスがまだ見ぬ母親を見るために発明した「記憶スキャナー」という物でした。泥棒は記憶スキャナーを使って過去を変えることで未来を変えようと企んでいるのでした。 失敗に嫌気がさしたルイスの前にウイルバーという少年が現れ、ルイスをタイムマシンに乗せて未来へ連れて行きます。連れて行かれたところは皆が幸せに暮らしているユートピアの様な未来でした。そこでは、ルイスはロビンソン一家に温かく向かい入れられ、未来泥棒と戦う決心をするのでした。 ■全編に渡るほのぼのとした雰囲気がとてもいい感じです 未来の光景がとても美しく、シャボン玉に載って移動したりする光景はとても心温まる物がありました。それに建物が愛らしく、こんな未来であれば悪くないなと思ってしまいました。■ディスニーの誕生日を知ってビックリ ミルドレッド役は小林幸子で、公式サイトで彼女の話が載っていましたが、彼女はディズニーと同じ誕生日だと知りました。その日というのが12月5日。この日は私の父の誕生日でもあります。(閑話休題)■ディスニーにしてはおどろおどろしい場面も ディズニーの漫画映画にしては珍しくおどろおどろしい場面があります。それは山高帽子型のロボットであるドリスが支配する世界です。これが、ほのぼの系で単調になりがちな筋書きにぴりっとしたアクセントを加えていたと思います。 ■タイムパラドックスを無視しているのはちょっと問題あり? 最後に思いもかけぬ結末が訪れます。未来物だと過去の人間と未来の同一人物が出会うことはタイムパラドックスという矛盾を生じます。普通のタイムマシン物ではこれは注意深く避けられますが、この映画ではそんなことは全く意に介さず、会話までしてしまうという大胆さです。まあ、アニメですからそんな細かい話は気にしなくても良いということなんでしょうが一寸やり過ぎの感じがしました。 ■ルイスのモットーに感動 ルイスのモットーである「前に進み続ける」が素晴らしく、それに従った行動を興すことで未来が開けるという物語もとても感動的です。■大人でも十分楽しめるアニメ 美しい映像とダニー・エルフマンによる楽しい音楽、キャラの立っている登場人物、笑わせて最後にホロリとさせるいつもながらのジョン・ラセターの映画作りにまんまとはまってしまいました。■つまらないミッキーの造船技師 最初に上映された「ミッキーの造船技師」は声優が完全なミスキャスト。特にドナルドはひどかったです。ストーリーも面白くなく、単なる時間つぶしになってしまいました。公式サイト
2008年01月04日
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実家のリフォームも終わりましたが、家具の搬入や障子貼りが残っています。今日は、障子貼りをしました。 貼ったのはレース障子なるものです。要するにレースでできた障子なのですが、これは破れない、水で洗えるというのが売りです。 これを知ったときから、是非使おうと思っていました。業者には、ホームセンターで売っている物なので、「ご自分でお張りになったら如何」といわれその気になったのが間違いのもとでした。 その言葉を信じて近くの建築資材なども売っている超大型店舗に電話をしたら「それなんですか?」と逆に聞かれる始末。結局通販で、レース障子を初めて発売したメーカーの製品を入手しました。 実際貼ってみるとこれがなかなか難物でした。 このタイプには接着剤を使う物と両面テープを使う物の2種類があるようです。私は、耐久性を考えて接着剤を使う物にしました。 また、夜透けて見えるのを防ぐために不織布を裏に貼った物を購入しました。 工程としては、下記の4工程しかありません。 1.接着剤を塗布する。2.接着剤を乾燥させる。(約10分)3.レース障子を貼る。4.アイロンで加熱して接着する。5.余分な生地を切り取る。 書くだけだとすぐ終わってしまうような感じがします。しかし、これがなかなかくせ者でした。 まず、使用説明書に従って、障子を壁に立てかけて、上から下へ接着剤を塗りました。しかし、この塗りがまずくまだらになってしまいました。 次のレース障子を貼る段階も、上手くいきませんでした。 このレース障子は加熱すると剥がれるので何回でも修正が聞くのですが、なかなか上手くいきませんでした。結局その1枚目は接着剤が少なかったり、アイロン当て方が悪く失敗してしまいました。附属のカッターには刃のの後ろの方に突起が付いていて、溝のある障子だとこれを溝に入れて楽にカットできる物なのですが、溝がない場合それが邪魔になって刃先がどこにいるかよく分かりません。 その後、父の助言で、改善したことによりかなり上手くいきました。まず、添え木を使って接着剤の塗布面を決め、たっぷりと接着剤を塗る。そして、アイロンは押していかないで、押しつけたまま10秒くらいそのままにする。この2つにより2枚目からはまあまあ上手くいくようになりました。 このレース障子で一番問題なのは時間がかかりすぎることです。なんやかんややっているうちに6枚貼り終わるのに6時間以上かかってしまいました。 一回貼ってしまえば、当分張り直すことがないし、水洗いも出来るので良いのですが、この貼る時間を何とか短縮して欲しいです。良い製品だけに惜しいです。 仕上げは満足していますが、さすがに疲れました。。。。。アカギレース障子私が購入したのはSタイプという上部がレース1枚、下部がレースと不織布の張り合わせで、夜に下部が透けて見えないタイプです。
2008年01月03日
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ザビーネ・マイヤー、アマニュアル・パユのソロにラトル=BPOという万全のバックの素晴らしいニールセンの協奏曲集です。しかし、このCDで最も素晴らしいと思ったのは木管5重奏でした。就中バボラクのメロウなホルンにはすっかりしびれました。個人的にそれほど好きなホルン奏者であるわけではありませんでした。しかし、今回の5重奏でのメロウな音色にはまいりました。実に素晴らしい音色です。ということで最初からズレまくってしまいました。 メインのコンチェルトは申し分ない出来で、パユ、マイヤー両者の名人芸が存分に楽しめます。■ラプソディくな曲想とドラマチックな構成で楽しめる協奏曲集 ニールセンの管楽器のための協奏曲ですが、個人的には初めて耳にしました。どちらもラプソディックな曲想がとても新鮮です。ソロの技巧はそれほど難しいとは思いませんが、どちらもドラマチックな構成で、聴き応え十分です。今回のCDに収められた曲はニールセン晩年の作品です。軽快な動きと爽やかさとユーモアを感じさせる作風、それに独特なオーケストレーションで、とても新鮮で聞きやすい音楽です。■オケとソロの丁々発止の演奏がスリリング フルート協奏曲の第2楽章中間部でのホルンの旋律にのって独奏フルートとバイオリンが丁々発止とやり合う場面はスリリングです。終結部のティンパニとトロンボーンのグリッサンドも印象的です。 クラリネット協奏曲は最初の部分でのとぼけた味のテーマとオケがクラリネットをあおり立てる部分のダイナミックな動きを聴いていると、バックでクラリネットを支える奏者たちの感じる気持ちの良さを想像してして堪らなくなります。聴き手にも演奏する側にも幸福感をもたらす音楽です。静謐な「Poco Adagio」以降は少しシリアス気味になっていきます。オケとソロ・クラリネットとの火の出るような音楽の応酬に聴き手の心も熱くなります。最後のバルトーク風の「Allegro Vivace」前半での息もつかせぬ展開も見事です。■軽妙な五重奏 木管五重奏(1922年)はコペンハーゲン管楽五重奏団のために書かれ、2楽章構成のフルート協奏曲(1926年)と単一楽章のクラリネット協奏曲(1928年)もこのメンバーのために書かれました。本来全員のために協奏曲を書く予定であったが、残りの3人の協奏曲は書かれませんでした。 軽妙で伸びやかな曲想は、スカンジナビア地方の短い夏の柔らかな日差しを感じさせるようで、なかなかいい感じでした。■演奏の喜びが伝わってくる曲と演奏 CD全体を通して、スカンジナビア地方の空気を肌で感じさせるようなところもあり、これは渋いながらも素晴らしいCDだと思います。普段なら聴いていてどうのこうのと思うのものですが、演奏していて気持ちがいいだろうと思ったことは本当にまれな経験でした。これは広く聴いていただきたいアルバムだと思います。Nielsen:Clarinet&Flute Concertos(EMI 0946 3 94421 2 6)1. Flute Concerto: I - Allegro moderato2. Flute Concerto: II - Allegretto3. Clarinet Concerto: Allegretto un poco4. Clarinet Concerto: Poco adagio5. Clarinet Concerto: Allegro non troppo6. Clarinet Concerto: Allegro vivace7. Wind Quintet in A major, Op.43: Allegro ben moderato8. Wind Quintet in A major, Op.43: Menuet9. Wind Quintet in A major, Op.43: Praeludium: Adagio10. Wind Quintet in A major, Op.43: Tema con variazioni: un poco andantinoEmmanuel Pahud(fl)Sabine Meyer(cl)Sir Simon RattleJonathan Kelly(Ob,Cor.a.)Stefan Schweigert(Fg)Radek Baborak(Hr)Berliner PhilharmonikerRecorded 1-3,Vl,2006,Philharmonie,Berlin(1-2)18-20,V,2006,Jesus-Christus-Kirche,Berlin(3-6)8,Xll,2006,Teldex Studios,Berlin(7-10)
2008年01月02日
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■見応えのあった高校サッカー 今年も恒例のサッカーツアーを敢行しました。高校サッカー本当は、前橋育英と奈良育英の姉妹校同士の対決と星陵の2試合を見るつもりでしたが、埼玉スタジアムへのアクセスが面倒くさいので結局駒場運動公園での2試合になりました。 ところがもう一つの高川学園と岐阜工業の試合がなかなか良かったです。結果は3-0と高川学園の勝ちでしたが、良好の実力に点差ほどの差はなく、なかなか面白い試合だったと思います。高川学園はつなぐサッカーで、自陣からでもパスをつないで前へ出るこだわりを強く感じました。 ジェフに入団予定の岐阜工業のMF益山選手は動きの柔らかさとなかなか倒れない強さとを持っていたと思います。しかし、この試合ではあまり見せ場がなかったように思います。 次の星陵高校と近大附属高校の試合。インター杯2位の星陵が圧倒的に有利だと思ったのですが、近大附属高校のディフェンスが素晴らしかったです。前半に簡単に点数が入って、後は防戦一方となったかに見えた近大附属ですが、前半の中頃から次第に落ち着きが出てきて、星陵の怒濤の連続攻撃にも何とか耐えていました。 後半に追いつき、PK勝負になった時点で近大附属の勢いは止まりませんでした。星陵が最初にゴールポストに当てて失敗した後3人目も失敗、近大附属は4人目を失敗しましたが結局4-3で近大附属の勝ちでした。近大附属は予選が始まるまで一回も勝ったことが無く、ノーシードから勝ち上がったようですが、その勢いは続いているようです。 最初に出てきたときに星陵の選手のがっちりした体型に比べて幾分か細く見えた近大附属の選手達ですが、勝負はなかなか分からないものです。■近大附属と星陵の応援合戦にビックリ ここで、試合よりも気になったのは近大附属の応援団でした。全校応援ではないと思いますが結構な人数が来ていました。ブラスバンドとバトントワラーも加わり凄い迫力の応援にビックリしてしまいました。特に腹にずっしりと響く低音は凄かったです。 応援団リーダーが全身を使って指示していましたが試合をしている選手以上の運動量ではなかったかと思います。 応援歌の中に小島よしおの「そんなの関係ねえ」の右手バージョン?みたいに、右腕を下げる動作をバトンガール達が繰り返すものがあり笑えました。 星陵のバンドも負けじと「アフリカン・シンフォニー」を中心としたナンバーで応じ、とてもうるさくて試合に集中できませんでした。 また、星陵はコンバット・マーチなど野球の応援でお馴染みのナンバーを演奏していましたが止めて欲しいです。あれはサッカーには合いません。 ということで、この試合ではサッカーにあまりうるさい吹奏楽は合わないという発見をしてしまいました。 天気は良かったのですが気温が低く2試合目は震えながらの観戦でちょっと辛かったです。 遠野高校の選手達も観戦しに来ていて、2試合目が始まる前にキーパーのU君ともう一人が遊びに来て、子供としょうもない話をしていました。明日試合ですが、頑張って欲しいものです。 この後弟の家に行き、風呂で体を温めました。■凡戦に終始 天皇杯サッカー決勝 今日は、天皇杯決勝。弟は風邪で体調が悪く、冷たいところで風邪を悪化させたくないので、今回は試合を見に行きませんでした。チケットが余ったため、弟が子供にダフ屋に宇蓮という話をしていました。結局商売の才能のない子供には売れなかったようです。。。 試合は終始鹿島のペースで広島の良いところはあまりみられませんでした。前半早々と鹿島が得点し、そのまま終わると思い、45経過後に席を立って駅へ向かいました。 広島は積極的に攻撃をしないで、ボールを持ったときはパス回しに終始し、鹿島サポーターからブーイングを食らっていました。どうも見ていて全く面白くない凡戦だったと思います。 広島はやはり柏木の出場停止が大きく響いていました。柳沢が終了間際出場しましたが、これで最後かもしれないので出したのかと思ってしまいました。彼のこれからの動向が注目されます。 ということで、今回の天皇杯サッカーは今までで最も面白くない試合でした。結局今回は高校生の試合を見に来た様なものでした。 今日もかなり寒かったですが、弟から借りた防寒グッズと折り畳み式座布団がかなり効果がありあまり寒さを感じないですみました。次回からは少し防寒対策を考えねばと思います。
2008年01月01日
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