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2020.06.26
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カテゴリ: 沖縄
1910 島々清しゃ


※オモテ面

【スタッフ】
・監  督  新藤 風
・脚本・音楽監督 磯田健一郎
・プロデューサー 新藤次郎
・ライン・プロデューサー 桜井 勉
・撮  影  山崎 裕
・美  術  金勝浩一
・照  明  山本浩資
・録  音  吉田憲義
・編  集  渡辺行夫
・装  飾  相田敏春
・助 監 督  兼重 淳
・製作担当  細谷修身
・制作プロダクション 近代映画社
・製  作  近代映画社
       東京テアトル
       ブラングス
       TBSラジオ
・製作支援  沖縄県
・撮影協力  OGYB
       沖縄フィルムオフ

【キャスト】
・伊東 蒼
・安藤サクラ
・金城 実
・山田真歩
・渋川清彦
・角替和枝
・でんでん


※ウラ面

【仕  様】
・型  番  KWX-1924
・製作年度  2016年
・製 作 国  日本
・原  題  ----
・発  売  クロックワークス
・販 売 元  クロックワークス
・提  供  近代映画協会
・価  格  ----
・字幕翻訳  ----
・吹替翻訳  ----
・吹替監修  ----
・監  修  ----
・日本公開  全国劇場公開作品
・リリース  2017.08.02
・収  録  本編 100分
・サ イ ズ  16: 9 LB ビスタサイズ
・音  声  1.日本語
         ドルビーデジタル 5.1chサラウンド
       2.日本語
         ドルビーデジタル 2.0chステレオ
       3.日本語音声ガイド 2.0chステレオ
・字  幕  1.日本語音声字幕
・そ の 他  片面2層、COLOR、MPEG-2、複製不能、
       DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、
       DVD、レンタル専用
・映像特典  予告篇


※ディスク

【ジャケット】
・オモテ面:奏でることが、
      心を解き放つ――
        沖縄・慶良間諸島。
        音楽が人と人とをつないでいく。
・ウラ面 :沖縄・慶良間諸島
      雄大な自然と美しい音楽に抱かれ、
      心が通じ合っていく――
        監督 新藤 風 ×
        天才子役 伊東 蒼 ×
        日本アカデミー賞女優 安藤サクラ

うーん、このジャケットだけてウルウルしてしまう。(苦笑)
伊東蒼さんも安藤サクラさんも、いい雰囲気だ。然も、絶妙な色合い。沖縄の空気や風が蘇って来る。お二人の衣装もいいなぁ。うみは、耳あてをはずして、ハイビスカスを耳に飾るようになるのだろうか。
あれこれ書くよりも、本作品は、観ていただくのが一番だ。

【感  想】
「美しくて切なくてあたたかい」

美しい作品だった。

――沖縄の慶良間諸島。小さな島で小学校に通う花島うみは、いつも耳当てをしている。聴覚が鋭くて、騒音や不協和音に堪えられないからだ。だから、楽器の音の狂いにも敏感だった。度々、吹奏楽部の練習を邪魔しては顰蹙をかっていた。
或る日、本土からバイオリニストのユウコが遣って来る。島で開かれる音楽会で演奏するためだ。うみとユウコはふとしたきっかけで知り合うことになる。うみの祖父である昌栄おじいが奏でる三線と歌は、殊の外、ユウコの心に響くものがあった。
うみもまた、ユウコの勧めで吹奏楽部に入部し、フルートを学び始める。初めは、うみが嫌う汚い音しか出すことが出来なかった。けれど、次第に練習を続けるうちに音が出せるようになり、うみを疎ましく思っていた部員たちも、彼女を受け入れ始める。
何かが変わり始めていた。
……というお話し。

ユウコ役を演じた安藤サクラさんのナチュラルなお芝居もいいが、彼女の役回りは狂言まわしでしかない。
主人公は、小学生の花島うみ。演じたのは、伊東蒼さん。健気な姿には心打たれる。何気ない演技に「小さくても、役者さんなんだなぁ」と感心してしまった。カワイイだけのそこらの子役とは違う。

そして、誰よりも、本作品を支えていたのは、昌栄おじいを演じた金城実さん。三線を弾きながら唄う姿、佇んでいる時の表情、どれをとっても、昌栄おじいの人生が伝わって来る。新藤監督もまた、実に丁寧に撮っている。その瞬間を待って24時間カメラを回していたのではないかと思うくらい。真剣だ。立ち合いに似た殺気すらある。金城さんと沖縄の景色だけで一本の映画になるな。
いつもならオバー役で場をさらう吉田妙子さんも、今回ばかりは脇役だ。(とはいえ、沖縄が舞台のドラマや映画は、この方なくして「沖縄が舞台」と名乗ってはいけない)

語りたいことの多い魅力的な作品だった。うーん、もっと書きたい。(苦笑) モチロン、不満がないワケではない。ユウコにもっと本筋に絡んで欲しかったとか、クライマックスの展開が性急すぎて白けるとか、いろいろある。それらを差し引いても間違いなく名作だと思う。

監督したのは、新藤風さん。新藤兼人監督のお孫さんとの事。これにはビックリ。映像が美しくて、繊細な色合いが見事だった。沖縄と言うと、青い空、コバルトブルーの海、白い砂浜に濃い緑、どうしてもコントラストの強い映像を撮りたくなるものだが、こういう淡い色調で沖縄の空気感を伝える方法があろうとは思ってもいなかった。

私にとっては、忘れ得ぬ作品の1本になった。

超オススメ!


『0567 オキナワノコワイハナシ1』
『0568 オキナワノコワイハナシ2』
『0569 オキナワノコワイハナシ3』
『0570 オキナワノコワイハナシ4』
『0573 オキナワノコワイハナシ5』
『0574 オキナワノコワイハナシ6』
『0575 オキナワノコワイハナシ 2013』
『0576 オキナワノコワイハナシ 2014』
『0577 オキナワノコワイハナシ 2015』
『0650 オキナワノコワイハナシ 2016』
『1906 オキナワノコワイハナシ 2017』
『1907 オキナワノコワイハナシ 2018』
『1908 オキナワノコワイハナシ 2019』

『1909 しに怖い話』





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Last updated  2020.06.26 18:58:00
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