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講師から被爆ピアノコンサートにご招待いただきましたので、オーナーとオーナーの優秀な生徒さんと私の3人で演奏を聴きに行きました。
山奥にある矢川ピアノ工房付近にある被爆ピアノ資料館の中が演奏会場でした。
被爆ピアノが多数並んでいましたが、なんと家が1軒建つぐらいの高額のピアノだったそうです。
ピアノの調律もされ、被爆ピアノを大切に維持管理されてますが、とても誠実で、平和を希求され最後に映像を放映されました。
被爆2世の健康被害も訴えられていましたので、私とオーナーも被爆2世で健康被害を受けていましたので、とても共感する部分が多かったです。
講師が8月6日の広島の原爆資料館付近にある、アオギリの木の被爆樹木の前で演奏されたのがきっかけで、谷本惣一郎さん(昨年全国シャンソンコンクール優勝の歌手)を講師がお招きし、共演なさいました。
様々なシャンソンを歌われ、講師は伴奏をされました。心のこもった命を大切にされた歌で、人柄が素晴らしいことが分かりました。音楽は演奏家の心が反映されるのですね。音楽は平和発信をする芸術と思います。海外の人と言葉は通じなくても、音楽を通して心を伝えることができる文化です。演奏をすることで愛情が広がっていきます。
講師はベートーヴェンのソナタ悲愴第2楽章をソロ演奏されました。
この曲はベートーヴェンが悪くなる一方の耳の疾患を抱えて、悲愴な気分にある中、この運命に打ち勝つという決意表明をされた曲ですが、この障がいに関わりのある小川講師だからこそできる、ベートーヴェンの気持ちを再現でき、心のこもった意義深い演奏をされていました。
演奏家でもある小川講師が、演奏活動によって良き人とのご縁を結んで行かれることを祈ってます。
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