Bill McCrearyさん

傍観、というより、娘が暴力を受けている間は自分は暴力を受けないで済む、ということもあったようです。
共依存、あるかもしれないですね。
この母親にも問題はあったにしても、私は、逮捕は無理筋じゃないかと思います。裁判で有罪にはならないのではないかという気がします。
(2019.02.06 06:47:51)

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2019.02.02
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テーマ: ニュース(96635)
カテゴリ: その他
「先生、どうにかできませんか」=10歳のSOS届かず-女児のアンケート・野田市
「お父さんにぼう力を受けています」。
死亡した千葉県野田市の小学4年女児は学校のアンケート調査に、はっきりと父親による虐待を訴えていた。「先生、どうにかできませんか」。助けを求める幼い声は届かず、大切な命が奪われた。
野田市は1日、市立小学校が2017年11月に実施したいじめに関するアンケートの回答の写しを公表した。
「あなたは、今いじめられていますか」との質問は「はい」に丸を付け、いじめの内容について身体的な暴力を選択していた。その他の欄に「ぼう力を受けている」と書き込み、「いじめをだれからうけましたか」との質問には「かぞく」を選んでいた。
自由記述欄には「お父さんにぼう力を受けています。夜中に起こされたり、起きているときにけられたりたたかれたりされています」と記入。大きな字で「先生、どうにかできませんか」とSOSを発信していた。
欄外には当時の担任が状況を聞き取った際のメモ書きが残り、「口をふさいで、ゆかにおしつける」「せなか首をちからいっぱいける」「あたま→なぐられる10回(こぶし)」などとあった。「おきなわでは、お母さんがやられていた」と母親に対する暴行をうかがわせる内容も見られた。
傷害容疑で逮捕された父親の自称会社員容疑者は18年1月に学校を訪問し、「(アンケートの)実物を見せろ」と要求。その後、市教育委員会の担当課長らが独断でコピーを渡していたことが明らかになっている。

---

野田市の虐待死事件は、私も子どもを持つ親なので、実に心が痛むはなしですし、何とかならなかったのか、という思いを抱きます。

「秘密を守ります」として書かせたアンケートに父親からのDVが記載されていたのに、それを父親に要求されて見せてしまった、というのです。それは、明らかに最低最悪の対応だったことは間違いありません。
別報道 によると、

応対した担当課長らは上司や児相に相談せず、独断でアンケートのコピーを渡した。課長は「威圧的な態度に恐怖を感じ、屈して渡してしまった」と話した。

とのことです。もちろん、第三者的には、威圧的な態度に屈して、DV被害者の個人情報を加害者に渡すなんて、もってのほかです。ただ、10歳の子どもを殺してしまうほどの暴力をふるう親です。そんなのに威圧的な態度で怒鳴り散らされたら、それは恐怖を感じるし、正常な判断力を喪失するだろうと思います。自分自身がその立場に立ったとして、「毅然とした態度」を貫いて要求をはねつけられる、と自身を持って断言できる人が、果たしてどれだけいるでしょうか。そのようなクレーマーの執拗な攻撃に晒されてうつ病になって退職、なんて例だって、世の中には履いて捨てるほどの例があるはずです。

人間とは、弱いものです。このようなクレーマーに、1対1で対峙して勝てる人は、そう多くはありません。だからこそ、こういうクレーマーを相手にするとき、1対1になってはいけないのです。
コピーを渡してしまったときは、果たしてどういう状況だったのでしょうか。「応対した担当課長らは」という記述からは、1人ではなかったようにも読めます。ただ、役所において「担当課長」というのは、課長という肩書きは持つものの、部下を持たない役職を指すのが一般的です。ということは、「上司や児相に相談せず独断で」ということは、部下のいない担当課長が1人で判断したように読めます。
このあたりは、報道から実情を正確に読み取ることは難しいですが、クレーム対応を1人の担当課長に押し付けた結果として、担当課長が恐怖に屈したとすれば、組織としてクレームに対応する体制があまりに整っていなかった、と言わざるを得ないだろうと思います。

ともかく、この種のクレーマーに対しては、1対1にならない、3対1、4対1くらいで対応する、役所なら訴訟や、そこまで行かずとも行政不服審査請求を起こされることはある種の宿命なのだから(野田市くらいの人口規模の役所で、行政不服審査請求が起こされたことがない、などということはありえないし、訴訟だって過去に経験があるのではないかと想像します)、「訴える」なんて言葉に脅えていたら、役所が成り立たない。どんな裁判だろうと、訴訟や行政不服審査請求を起こすことは本人の権利なのだから、そこは「どうぞ」と言うしかないのです。

ただ、ここでもし毅然としてクレーマーの要求をはねつけていれば、この子が殺されずに済んだかというと、そこもまた難しいように思えます。仮に要求をはねつけても、結末は変わらなかったような気がします。児童相談所の判断が甘かった、ということに尽きるのですが、児童相談所もまた、こんな案件を山ほど抱えている中で、対応力に限界は当然あります。何とも難しい問題です。





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最終更新日  2019.02.03 08:58:03
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Re:やってはならないことをやったのは事実だが(02/02)  
maki5417  さん
野田市の記者会見を見ると最終的に対応したのは今の次長ですね。

教育委員会だけで対応せず、児童相談所、もしくは警察と連携すべきでした。
この点は、昨年の幼児死亡事故でも指摘されています。

児童相談はこの10年間で10倍に増えたにも関わらず、人員は2.6倍。
柏の相談所は、一人50件も抱える有様です。
また、里親や養子縁組は増えず、保護しても出口がない状況です。
問題の本質をとらえた報道をしてもらいたいですね。


それにしても、なんでアンケート原本をマスコミに公開したのでしょう。 (2019.02.03 14:50:52)

Re:やってはならないことをやったのは事実だが(02/02)  
Bill McCreary さん
>ここでもし毅然としてクレーマーの要求をはねつけていれば、この子が殺されずに済んだかというと、そこもまた難しいように思えます。仮に要求をはねつけても、結末は変わらなかったような気がします。

昨年1月の話ですから、この件と今回の事件に直接の関連はなかったでしょうね。

ここまでするのはまともな人間じゃないですから、これは強要行為ほかで被害届を出すレベルでしょうが、行政の立場からすると、物理的な暴力や被害がないと、そういうことをするのははばかれる、っていうところがあるんですかね。あるのでしょうが、DVの夫に、理由はともかく(元)配偶者の住民票を交付してもネットで報道されるご時世に、この後もこの父親と子どもが同居を続けていたというのも、かなりすごい話じゃないでしょうか。 (2019.02.04 07:50:49)

Re:やってはならないことをやったのは事実だが(02/02)  
maki5417  さん
母親も逮捕されましたね。 (2019.02.04 13:02:22)

Re[1]:やってはならないことをやったのは事実だが(02/02)  
inti-sol  さん
maki5417さん

>教育委員会だけで対応せず、児童相談所、もしくは警察と連携すべきでした。

そのとおりです。怒鳴り散らすようなら、警察に通報すべきでした。一時しのぎの対応ではありますが(怒鳴り散らしている程度のことでは、警察は逮捕まではしてくれないので)、とりあえず落ち着かせる、または追い払う効果はあります。一時しのぎであっても、冷静に今後の対応を考える時間の猶予はできます。

>児童相談はこの10年間で10倍に増えたにも関わらず、人員は2.6倍。

そのとおりです。一時保護所だって受け入れられる人数には限界もあるでしょう。職員は大変です。夜勤もあるしね。

>それにしても、なんでアンケート原本をマスコミに公開したのでしょう。

DV加害者である父に見せて、マスコミには見せない、という理屈はなかなか通りにくいと判断したのかもしれません。本人は亡くなっているし。

母親も逮捕されましたね。私は、これについてはちょっとどうかなと思います。本当に母親が虐待に関与したのか、積極的に静止しなかったのは確かだと思いますが、母親もまたDVにさらされていたとの報道もあります。その状況で積極的に暴力を制止しなかったことが、法的に虐待(暴行)に加わったといえるのかは、かなり危ういのではないでしょうか。

Bill McCreary さん

>これは強要行為ほかで被害届を出すレベルでしょうが、行政の立場からすると、物理的な暴力や被害がないと、そういうことをするのははばかれる、っていうところがあるんですかね。

そのあたりは分かりません。
ただ、被害届を出す、あるいは一段進んで刑事告訴を行うと、警察の事情聴取があり、それが結構時間を取られたりするので、仕事が忙しいと、そんなことに時間を取られたくない、という意識が、もしかするとあるかもしれません。


>この後もこの父親と子どもが同居を続けていたというのも、かなりすごい話じゃないでしょうか。

そうなのですが、実際には、そんな話はいっぱいあるのではないか、という気もします。今回は子どもが殺されるという最悪の事態になってしまいましたが、類似の状況でそこまでには至らない例も少なくないのでしょう。だから、児童相談所も判断に迷う。 (2019.02.04 19:33:13)

Re:やってはならないことをやったのは事実だが(02/02)  
Bill McCreary さん
>被害届を出す、あるいは一段進んで刑事告訴を行うと、警察の事情聴取があり、それが結構時間を取られたりするので、仕事が忙しいと、そんなことに時間を取られたくない、という意識が、もしかするとあるかもしれません。

被害届を出すとまではいかなくても、警察に通報の必要はあったのでしょうね。あるいは警備員のたぐいに来てもらうこともあり得たのかもです。

>実際には、そんな話はいっぱいあるのではないか、という気もします。今回は子どもが殺されるという最悪の事態になってしまいましたが、類似の状況でそこまでには至らない例も少なくないのでしょう。だから、児童相談所も判断に迷う。

そうなんでしょうねえ。

で、それとこれとはまた違いますが、ちょうど昨日(2/3)貴ブログで一番読まれた記事が、例のトムラウシでの生還したガイドへのインタビューを紹介した記事で、inti-solさんはその記事のコメント欄で、

>実際、無理な行動を取っても、十中八九は何事も起こりません。その十中八九という確率を「事故の確率が2割もある」と見るか「8割は大丈夫」と見るか、そこが運命の分かれ道ではないかという気がします。

//plaza.rakuten.co.jp/intisol/diary/201007250000/comment/write/#comment

とお書きになっています。子どもが死ぬという事態になるのはさすがにそう多くはないにしても、その一部はやはり重大な事件になってしまうわけで、そういう事件は、やはり児相の動きが悪かったと批判されても仕方ないですからね。昨年の今頃話題になっていた、反省文を書いた女の子の件も同じようなところはあります。 (2019.02.04 22:28:06)

Re[1]:やってはならないことをやったのは事実だが(02/02)  
inti-sol  さん
Bill McCrearyさん

そうです。maki5417さんへのコメントでも書きましたが、通報だけで、単に怒鳴り散らしている人を警察が逮捕することはありませんが、それでも相手の頭を冷やす効果はあるし、一時的にしても相手を退去させることはできます。
警備員は、相手が物理的な暴力に及ばない限り、何も手出しはしないと思うので、効力は限定的かなと思います。

トムラウシの記事、実はこのところ、数週間ずっと、当ブログの中でアクセス数が一番多い記事なのです。
それはともかく、この件で、無理な行動を取っても、十中八九は何事も起こらないけれど「事故の確率が2割もある」と見るか「8割は大丈夫」と見るか、そこが運命の分かれ道と書きました。確かに、今回の件はそのこととかなり相通じるものがあります。

ただ、違いもあります。山での事故は、「無理な行動」が事故を招く確率です。つまり、無謀なことをしなければよい、ということになります。
一方、子どもの虐待は、児童相談所が山のようなな案件を抱えていて、疲弊しきっている、一時保護施設も、すべての児童を保護できるような収容力はない、という状況の中で、優先順位の判断の問題です。少しでもリスクがあればすべて一時保護、なんて言い出せば、児相の職員はみんな過労死してしまいます。だからリスクの高い案件を取捨選択するしかないのです。その判断を間違えたからこうなったわけですが、でも絶対に間違えないなんて不可能なんですよね・・・・・・。 (2019.02.04 23:16:23)

Re:やってはならないことをやったのは事実だが(02/02)  
Bill McCreary さん
逮捕された母親が、

>娘が暴力を振るわれていれば、自分が被害に遭うことはないと思った。仕方がなかった

と供述しているようで、残念ながらいじめなどで傍観している人たちの心理としてありがちなものになってしまいますかね。

//www.asahi.com/articles/ASM252S98M25UDCB002.html?ref=yahoo

実際のところはどうかわかりませんが、「さっさと逃げればいいじゃん」とか「DVシェルターに保護してもらえ」とか「警察呼べ」など、そういう常識的な話が必ずしも通用しないから困ったもんです。どうもこの夫婦は復縁しているみたいだし。共依存とかいろいろあるのかもですが、その結果が子どもの死ではねえ…。 (2019.02.05 21:15:53)

Re[1]:やってはならないことをやったのは事実だが(02/02)  
inti-sol  さん

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