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帰ってきた。
いつもなら7時過ぎには家に帰っているはずなのに、今日は8時過ぎになっても帰ってこない。 遅いね~~
とみんなで声をあげたときに、ちょうどチャリンとドアの音がした。
「あのさ、今クラブの友人が入っている劇団、見学してきたんやけど、すご~い面白かったで!!僕も入ってみよかと思うんやけど、つき5000円いるそうやわ」
三女「それ面白そう・・・」
私「高2になってから劇団か?そんなんやっている時間あるんやろか・・・」
実は彼は二つのクラブに所属している。一つは放送部、そしてもう一つは演劇部。そして彼は演劇部の部長なのだ。
しかし、しかし、部長と言えばちょっとカッコいいんだけれど、この役 はのがれらない役
だった。
なぜって、2年生は部員は彼唯、一人だから・・・。一年が誰も入らなかったら、ほぼ休部になるの確実なのです。
入試の発表の日から、一人で演劇部への勧誘のビラ配りに奔走し、見学者たちには恥ずかしがり屋の彼なのに、一生懸命語りかけ、へとへとになりながら、できる限りの努力をした。
その結果、一人の一年生が兼部だけれど入部してくれた。
やった~~ これで活動が何とかできる。
しかし何をどうしたらいい??
そのとき、放送部の友人が青少年対象の劇団に入っているのを耳にした。自分もそこに入ってやってみれば、学校の演劇部の方にも生かせる、と思ったらしい。
彼は実にクラブには熱心だ
。
そして続けて、
「そうそう、僕たぶん 会計
することになるわ!」
「会計って?? あ、生徒会の?」
「うん、友達がぜひ一緒にしようって言わはるから・・・」
「長男Aも、やってたなぁ 『楽しかったって』 ますます、忙しいんと違う?」
生徒会と放送部、それに演劇…十分過ぎるぐらい忙しそう
でも彼の眼は きらきら
と輝いていました。
(べ、べ、べんきょうは~~~・・・・・?)
バレンタインのチョコ 2014.02.12
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