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何週間か前にアニカ・トールの「ステフィーとネッリの物語」を読み終えてしまうと、本と向き合う時間が無くなりちょっと寂しくなります。
それで本棚で待っていてくれている一冊を取り出し扉を開けてみました。
その本は「
こころ咲かせて」佐藤初女
著サンマーク出版です。
初女さんのことはガイヤ地球交響曲や友人たちの言葉から漏れ聞いてなんとなく慣れ親しんだお名前でした。でもなかなか直に向き合うチャンスがなく、この本も実は教会の本の大がかりな整理の時、もう廃棄処分にしよう、という本の山の中から私が救い出したものでした。
救ってはみたものの、ずっと順番待ちの月日を重ねた「こころ咲かせて」でした。
でも読み始めてびっくりしました。
えっ、この言葉も、あの言葉も、私がいいたいことばかり・・・
だけどその中、もちろん私の知らない言葉もある。
その一つはこんなものでした。
湯がいているお野菜が畑にいるときよりもきれいな色になって、一瞬透明な色になる。そのとき一番の食べごろ、その時にちょっと味付けをすれば、すっと調味料の味を吸い込んでくれて、良い味付けになる。
畑にいるときよりもきれいな色。畑で育っているときの色をご存知なんですね。
一瞬だけ透明になる、そんな瞬間を見逃さないでずっと湯がいているおなべのそばでお野菜を見守っておられるんだ。
お野菜も調理するという時間も、大切にする、ということを教えてもらいました。これができる、ということはいかに初女さんが人を大切になさっているかということです。
素敵な心に触れることができて、とっても嬉しい私です。
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