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July 22, 2008

「幸せのレシピ」　　　　ネタバレあり

(4)

テーマ： DVD映画鑑賞(14228)

カテゴリ：映画

　今朝は、９時過ぎに家を出て、くーにゃんとウォーキング。もうそれだけで一仕事のような気分。

　午後は、ちょっとだけのんびりと思って先日レンタルカードの更新で無料で借りたこの映画を見てました。

　キャサリン・ゼタジョーンズ主演映画。これって確かドイツの映画のハリウッドリメイクなのよね？

　公開当時（確か去年でしたよね？）見に行きたかったけど、行けなかったの。でも、見てみたら、ＤＶＤで充分だなとも思いました。

もうレンタルになってるので、ネタバレしてもいいかしら？

　　ケイト（キャサリン）は、ニューヨークの有名レストランのシェフ。日本的に言えば料理長、コック長ってところね。彼女は、完璧主義で、いろいろと自分の生活スタイルや、シェフとしてのやり方にもルールを作ってるような女性。

　彼女のところへ姉と姪っ子が遊びに来る事になってた日、その姉が事故にあってしまって突然に亡くなる。
　一人になった姪っ子を引き取ることにするケイト。

だけど、姪ゾーイは突然の母の死を受け入れられずに、頑なにケイトの作る料理にも手をつけないし、会話もない。ケイトもまた彼女とどう付き合っていいのかわからないでいた。

そんなケイトの前に現れた男。この男は、彼女の下で働く事になるシェフ。この時字幕にもスーシェフって出るけど、私は、この言葉は初耳。と思った。字幕はもう少し、解りやすくして欲しいな。で、調べたら、副料理長のような意味みたい。

彼女が休み明けにレストランの厨房に行ったら、そこは、オペラ、トゥーランドットの中のあの有名になったパバロッティの「誰も寝てはならぬ」をガンガンとかけている。

　「何よ～これ」って感じにムっとするケイト。

でも、そこは、大体、ストーリーが読めるでしょ？初め、鼻持ちならない男って思ってたのに、段々と彼に心を許していくケイト。
最初は、心を開かなかったゾーイの心を開かせて、段々と、彼のことを好きになるのね。

何でも自分のルールに沿って生きてきた彼女にとって彼ニックはまるでルールから外れた男なわけで、彼の奇想天外な感じに惹かれていき段々と自分自身の殻から出て行こうと思うのね。

でも、その後、ちょっとした誤解が二人の間にできて、かな？となるけど、またまたゾーイのことから自分の気持ちにもう一度気がつくケイト。

劇中に流れた曲、どこかで聴いた曲と思ったら、それは、ＮＨＫの昨年の「ＴＶで留学」の英会話のテーマソングでした。なんて曲かしら？

　ハリウッド映画らしくハッピーエンドでした。

幸せは、どこにあるのか？幸せはすぐそばにあるのに、もしかしたら、自分が遠ざけてるってる事もあるのかも？

ただね、もう少しケイトの内面。彼女がセラピーに通ってたのは、何故か？とか、彼女の生い立ち、何で父親の話をしたくなかったのかなど、突っ込んで欲しかった気も。

でも、食い意地のはってる私には、映画中のおいしそうなお料理の数々は、魅力的でしたけどね。