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『 最大の被災地「南三陸町」への救援物資
天災は忘れた頃にやってkると言う諺がありますが、最近の自然災害は立て続けに発生しております。3月11日に発生した東日本大震災は、歴史上最大級のマグニチュード9.0の大震災でありました。
今般、特に被害のおおきかった宮城県南三陸町に対し、兵庫県から職員派遣の養成があり、現在も継続して市職員2人の派遣を行っております。
私も4月26日から28日まで南三陸町へのお見舞いと派遣職員の激励、更に JAあわじ島
・ 淡路島酪農
にご協力をいただき救援物資(レタス2千個・ヨーグルト・プリン5千個)を届けてまいりました。ありがとうございました。
南三陸町の中心へ入ると、海まで「がれき」一面の光景であり、津波の恐ろしさに只々、ア然とするばかりでした。早速佐藤町長、遠藤副町長にお会いし、お悔やみとお見舞いを申し上げ、私たちも阪神・淡路大震災を経験した事や、今後、30年以内に60~70%の確率で発生が予想されている東南海・南海地震の事も申し上げ、佐藤町長より今回の大地震での種々の教訓を御指導いただきました。
南三陸町は、何回となく大地震や津波を経験した歴史があります。そのため最近、「防災対策庁舎」を建設し災害に備えていたところですが、なんとその3階建の庁舎が大津波で鉄骨の骨組みだけの無残な姿で残っておりました。2階で市民への避難の防災放送を最後まで続けていた庁職員の遠藤さんを始め、三十数人の職員の方も尊い命を奪われました。町長自身も3階の鉄骨の手すりにしがみつき助かったとのことです。
町長は、「津波への対応は、津波警報・注意報が発表されたら、まず高台に逃げること。そのためには、日頃から絶えず地震発生時を想定した実践訓練を行い、避難路や避難場所など、自分自身の頭と身体に十分覚え込ませておくこと。」とご教授いただきました。
今回の南三陸町への訪問により、現地の悲惨な状況や町長の教訓等を踏まえ、まず早急に避難路整備の計画等の検証や見直しについて、地域の皆様と協議を深めてまいります。国・県の地震や津波に対する新しい指針は1~2年は先になると思われますので、南あわじ市においては、対応可能な事柄から進めてまいる所存です。市民の皆様方の積極的なご支援・ご協力を改めてお願い申し上げます。』
海に囲まれた島でありながら、元々は海とは接していない町の町長だった現市長。海への取り組みの難しさを思い知らされたのではないかな。くると分かっている南海地震。これがいつなのかはわからない。なので、やはり、避難路の確保は優先的に進めて欲しい。
淡路島の道路自体、人が歩ける設計ではないこと。車なら安全だけど、歩行者には本当に命がけな道路であること。肝に銘じて欲しい。洲本橋の舗道と同じに。とは言わないから。せめて子供たちが安心して歩ける通学路を確保して欲しい。
『刺激的情報で終わらぬために』。。。 2012.09.16 コメント(8)
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