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今年はじめて茨城県筑波山に出かけました。筑波山神社の近くのいつもの神田屋さんで筑波うどんと親子丼を昼食でごちそうになり、山頂に昼過ぎの到着となりました。筑波山山頂に至る道すがら、草地で餌を物色していたミヤマホオジロ、カヤクグリ、ルリビタキと出会えました。ただし、なかなか光線と仲良くできず、鮮明な記録とはなりませんでしたが、証拠写真としてアップしました。なお、ミヤマホオジロとの比較で現地で観察したカシラダカの画像もアップします。カシラダカは顎線があること、上面の赤褐色が少ないこと、耳羽に黒い縦斑があります。これに対して今日観察したミヤマホオジロは、頭の黄色味が不明瞭なのでカシラダカと似ていますがカシラダカがクリーム色なのに黄色なので違いがあります。(写真)2020年1月19日撮影
2020.01.19
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今週13日に三番瀬でウミアイサを観察しましたが、その羽色を見ていると実にいろいろ。私の復習をかねて、画像をアップしました。お気づきの点があれば、ぜひご教示いただたら幸いです。一枚目の写真は、虹彩は紅く目の周りはほとんど黒くない雌成鳥です。二枚目の写真は、肩羽、胸に生殖羽の特徴が少し現れており雄の第一回冬羽ではと思いました。(雄エクリプスの場合と比較すると中雨覆と小雨覆が白くない)三枚目は、2018年1月に三番瀬で見かけた目の周りがかなり黒い雌冬羽、四枚目は2015年2月に三番瀬で見かけた個体です。虹彩は褐色がかり、三列風切が暗灰褐色の雌幼羽と思われた個体です。
2020.01.17
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元日に都内水元公園でマヒワと出会ったこともあり、雨があがった昼過ぎに短時間ですが現地を訪ねました。水面と遊歩道脇にはたくさんのユリカモメの姿があり、一羽ずつ観察していくと実にさまざまな羽色の個体がいました。一枚目の写真は成鳥のいろいろです。目の後ろに黒い班のあるだけの個体、頭上や目の後ろに黒斑のあるものなどです。二枚目の写真は、嘴と足は赤く頭上や目の後ろに黒斑のある成鳥です。続いて三枚目は若鳥が第一回冬羽に換羽している段階の個体、四枚目は嘴は黄色ですが、目の後ろに黒斑があるだけの個体です。なんだユリカモメかとおっしゃらず丁寧に見ていくとその年令などが判明していきます。このほか、アップした画像は、サンクチュアリー近くの木に飛来したアカゲラ、葦原が残っているエリアで見かけたメジロ、オオジュリン、アオジ、シロハラ、そして水面に姿があったヒドリガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、セグロカモメです。(写真)2020年1月15日撮影
2020.01.15
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久しぶりに船橋市の三番瀬を訪ねました。昨年秋に飛来して以来滞在しているオニアジサシ、400羽をこえるミヤコドリ、そして三番瀬の水面にはオナガガモ、スズガモ、ウミアイサ、ビロードキンクロ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリの姿、干潟にはダイゼン、シロチドリ、ダイシャクシギ、ミユビシギハマシギ、セグロカモメ、オオセグロカモメといった鳥たちの姿がありました。オニアジサシは距離がかなりあったので画像は証拠写真の域を出ませんが、アップしました。嘴先端が黒く、目より上の黒さがかなり残っている成鳥でした。また、ウミアイサは成鳥雄、雌個体は成鳥冬羽、1年目の冬羽といろいろの羽色をしっかり観察できました。(写真)2020年1月13日撮影
2020.01.13
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昼過ぎから一時雨がふるとの予報でしたの千葉県松戸市千駄堀にある21世紀の森と広場に出かけました。観察ンター内の観察メモに記入されている鳥情報をチェックしすると、10日にキレンジャクが飛来、ベニマシコ、ルリビタキの姿を目撃したとのメモがありました。池の水面には、オカヨシガモ、マガモ、カルガモ、コガモ、ホシハジロ、カイツブリ、カワウの姿を見つけました。その後、広場内の林縁を探索すると、コゲラ、アカゲラ、ハイタカ、モズ、キクイタダキ、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ムクドリ、シロハラ、ツグミ、ルリビタキ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、シメ、アオジの姿がありました。アップした画像は、林縁の地面で餌を探し時折鳴き声を披露していたルリビタキ、その近くにいたアオジ、ツグミ、シメ、水面に姿があったオカヨシガモ、コガモです。(写真)2020年1月12日撮影
2020.01.12
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新年、はじめて印旛沼とその近くの水田地帯に羽を休めるハクチョウに会いに出かけました。まずは、印旛沼吉高機場から甚平渡しまでの遊歩道を散策しながら冬鳥たちの姿を探索しました。遊歩道脇の葦原からはベニマシコのピッ、ピッポと複数の鳴き声がしていました。待機していると、雌雄がアワダチソウの種をついばむ姿を発見。近くにはジョウビタキ、オオジュリン、モズの姿もありました。あわせて、小さな川の脇の葦原の中からヒクイナも登場。このほか、沼の水面にはヨシガモ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、トモエガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ミコアイサ、オオバンが羽を休めていました。印旛沼の鳥たちを堪能した後、近郊の水田地帯に移動。オオハクチョウ、コハクチョウが羽を休めている姿にくわえてマガン1羽の姿もありました。(写真)2020年1月11日撮影
2020.01.11
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昨日、手賀沼沿岸でコミミズクと出会いました。類似種のトラフズク、フクロウとの違いについて鳥友から質問をもらいました。羽角と虹彩の色で違いがありますので、画像をアップしておきます。一枚目は昨日手賀沼沿岸で出会ったコミミズクです。虹彩は黄色で目のまわりが黒いのが特徴です。これに対して類似種のトラフズクは羽角が長く虹彩は橙色です。また、フクロウでは虹彩は黒いので違いがはっきりしています。同じフィールドで出会うことはまずないと思いますが、ご参考に。
2020.01.05
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新春になってはじめてホームグランドの手賀沼と沿岸の水田地帯に出かけました。手賀沼大橋に近い蓮田エリアでは、ツルシギが浅瀬で活発に餌探しをしていました。このあと、東方向に移動していくと、魚を捕獲して足にぶら下げて飛翔していくミサゴ、多数のオナガガモの群れ、コガモ、マガモ、トモエガモなどの姿がありました。このあと、昼食をとってから立ち寄った水田の一角でコミミズクの姿を発見。複数の農家のみなさんが肥料投入の前のトラクターで耕起をはじめており、その作業を見守るように鳥威しの上にとまっていました。上空にトビやノスリが出現すると何度も空を見上げたり、羽づくろいしたり時間がたつのを忘れてしまうくらいいろいろの仕草を披露してくれました。なお、12月22日まで滞在していたマガン4羽は、すでにその姿がなく、移動したものと思われます。(写真)2020年1月04日撮影
2020.01.04
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新年にはじめて野田市と流山市の堺にある水田エリアでケリの姿を探索しに立ち寄りました。幹線道路からほど近い水田に4羽の姿がありました。虹彩の赤、嘴と足の黄色、長い足の素敵な姿、じっくりと観察できました。また、近くの農耕地にミヤマガラス、コクマルガラスの姿がありました。この後、3年ぶりに埼玉県松伏町の公園に足を伸ばしました。3年前まではヤマシギと出会えるフィールドでしたが、公園造成の影響なのかその姿は確認できませんでした。それでも、小さな池の水面にはマガモ、カルガモ、コガモ、ミコアイサの姿がありました。(写真)2020年1月3日撮影
2020.01.03
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久しぶりに茨城県稲敷市の甘田入と浮島の蓮田エリアを探索しました。浮島の蓮田エリアでは、越冬中のムナグロ、タゲリの姿を見つけました。ムナグロは下面が白っぽい成鳥冬羽、長い換羽を誇らしげに示して私の方向に接近してきてくれました。その後、隣接する甘田入に移動し猛禽類に出会うのにじっと待機してみました。葦原にはオオジュリン、ノスリ、ハイイロチュウヒが相次いで出現。あわせて、距離は遠かったものの目の周囲が黒いコミミズクの一瞬登場してくれました。(写真)2019年1月2日撮影、コミミズクのみ2013年2月千葉県で撮影
2020.01.02
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12月に出会えなかったマヒワを探索しに都内水元公園に出かけました。公園の近くにあるお地蔵様への初詣で多数のお客さんが多数なので電車とバスで現地に移動しました。公園の東端から探索をスタートさせました。すると、チュイーンとマヒワの鳴き声が聞こえてきたので見上げてみると、木の枝にマヒワの姿を発見。でも、その後、みさと公園方向に渡去してしまったので戸ケ崎方向に移動。すると、またチュインと鳴き声。見上げてみると、マヒワが10羽以上でハンノキの種子をついばんでいる姿がありました。額から頭頂と喉が黒い成鳥雄、頭から背の黄色味が淡い若鳥をしっかり観察。このほか、小合溜の水面にカンムリカイツブリ、キンクロハジロ、湿地にアオサギ、コサギの姿がありました。(写真)2020年1月1日撮影
2020.01.01
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大掃除をすませてから気分転換をかねてホームグランド手賀沼に出かけました。昨日のような強風もなく穏やかなお天気となり、探索には最適でした。まず、我孫子市側の遊歩道を鳥の博物館前から五本松公園先まで探索しました。その後、柏市岩井側の遊歩道に移動し冬鳥の様子を見て回りました。22日までは滞在が確認できたマガン4羽の姿はなかったものの、トモエガモ18羽、淡水ガモ、潜水ガモ、サギ、エナガ、アオジ、モズ、オオジュリンといった山野の鳥、上空を飛翔していたオオタカなどと出会いを楽しみました。また、我孫子市側の水田で二番穂をついばむオオバンも観察しました。(写真)2019年12月29日撮影
2019.12.29
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昼前まで北の風が強かったので風をさけられる成田市大竹にある坂田ケ池を訪ねました。予想したとおり、池の水面にはマガモ、カルガモ、コガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、ミコアイサが羽を休めていました。また、沿岸の林ではキクイタダキとエナガが混群をつくり移動していきました。その後、近郊の水田エリアを訪ねタゲリ、ケリ、エリマキシギの姿と出会い、水田の稲穂の中に身を潜めて時折、獲物をゲットしようと飛翔するハヤブサの姿を発見しました。(写真)2019年12月28日撮影
2019.12.28
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天気予報で午後の早い時間から雨が降り出すとの予報でしたので、冬の小鳥を探しに手賀沼沿岸にある公園内を探索しました。園内の複数箇所からルリビタキのヒッと鳴き声がしていたのでじっと待機。最初のポイントに出現したのは上面が褐色で白いアイリングのある雌と思われる個体、次のポイントで出現してくれたのは成鳥雄でした。このほか、コゲラ、シジュウカラ、ヤマガラ、エナガも目撃しました。その後、沼の遊歩道を探索し、水面の杭に飛来したミサゴ、水面を移動していたコガモ、遊歩道脇の低木の枝で羽を休めていたツグミ、11月から滞在しているマガン4羽もじっくりと観察できました。(写真)2019年12月22日撮影
2019.12.22
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今冬はじめて茨城県坂東市と常総市にまたがる菅生沼に出かけました。坂東市神田山の観察ポイントにまず立ち寄り、その後常総市大崎側の観察ポイントに立ち寄りました。神田山のポイントで羽を休めていたカモの仲間は、オオハクチョウ、コハクチョウ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、ミコアイサ。これにくわえて、今日は猛禽が次から次に登場してくれたラッキーデーでした。カモが羽をやすめていたポイントの北北西方向からキィユと鳴き声がしたと思ったらチュウヒが登場。葦原の上を飛翔し三巡目ーとなったときに東方向から茶色の猛禽が登場したと思ったらオオタカでした。なんとチュウヒとバトルし追い払い、誇らしい顔をして低木の枝に止まりました。この光景だけでも豪華なのにその対岸からピーエーとノスリの鳴き声。飛翔し枝にとまりました。その上空にもトビが鳴きながら旋回する光景となりました。アップした画像のうち、チュウヒは頭部から頸がクリーム色で褐色の部分がありました。虹彩は暗色に見えたので若鳥と思われました。(写真)2019年12月21日撮影
2019.12.21
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先週、都内水元公園にマヒワが飛来したとお便りをいただき、現地に出かけました。アキニレの実がなっているエリアを丹念に探しましたが、鳴きながら通過していった個体のみでマヒワの姿を観察するのは叶いませんでした。しかし、水元大橋より東よりの水面にカモたちの群れ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリの姿を観察できました。キンクロハジロの幼羽の黒みが強い個体と生殖羽の違いをじっくり観察できたのも収穫でした。このほか、水際でふっくらと体を膨らませたセグロセキレイ、葦原でアオジ、アカハラ、木の実をついばむオオカワラヒワの姿も発見。(写真)2019年12月16日撮影
2019.12.16
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二週間ぶりにホームグランド手賀沼の様子を見に出かけました。多くの方が沼に滞在中のマガンに会いに足を運ばれていることをいろいろなブログで拝見しました。ちょっとした変化も起こっています。それは、のマガンの羽を休めているポイント付近の沼の遊歩道を競輪場と思われるような猛スピードで走り抜けていく自転車がかなり減少していることです。マガンは4羽滞在中で、まわりには800羽をこえるオナガガモの群れ。その中にコブハクチョウ、マガモ、コガモ、ホシハジロ、ミコアイサの姿も目撃できました。散歩中の多くの市民の方が足をとめて観察していました。その後、沼の東端の水田地帯で猛禽類を探索した結果、ノスリ、チョウゲンボウの姿を見つけました。(写真)2019年12月15日撮影(備考)オナガガモの画像を3枚アップしたのち、1枚は雌個体が性転換して雄化した個体をアップしました。手賀沼でははじめて目撃しました。
2019.12.15
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昨日、野田市清水公園周辺を探索した結果をリポートしました。そのうち、ヨシガモをよく観察してみると、胸から腹にかけて小さな斑が密集して並ぶ幼羽個体を見つけました。先週8日にも印旛沼で雨覆に褐色味があり淡色の羽縁があった幼羽個体を目撃しました。また、雄個体に着目してみると、雄で赤紫と緑色の頭部で鎌状の三列風切が目立つ生殖羽と雄のエクリプスから生殖羽個体に換羽しつつあるものと実にいろいろです。なんだヨシガモかと見過ごしているといろいろな羽色がいるのを見過ごします。丁寧に観察していかなくちゃと思いを新たにしています。(写真)掲載順で、2019年12月11日清水公園、同年12月8日印旛沼、2018年1月28日印旛沼、2019年11月2日印旛沼にて撮影
2019.12.12
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久しぶりに野田市清水公園周辺を探索して歩きました。かつて座王沼があったエリアは、冬期にベニマシコなどの小鳥やカモの仲間が羽を休めます。しかし、台風19号の影響で湿地内の大木が倒れ、まだ水浸しの箇所もあり鳥は少なめでした。それでも、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、コガモといったカモたちが水面で休んでいました。また、帰りがけに立ち寄った野田市と流山市の堺にある水田エリアでケリの姿を目撃しました。到着当初は姿が確認できずどこかに移動してのかと思いましたが、日没直前に南方向から飛翔し水田に降りたってくれました。(写真)2019年12月11日撮影
2019.12.11
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久しぶりに印旛沼とその沿岸を探索して歩きました。吉高機場からスタートし甚平大橋までの遊歩道、そして帰りがけには印旛沼西側の水田地帯を見て回りました。印旛沼の水面では、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、トモエガモ、コガモ、ホシハジロ、ミコアイサ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、ユリカモメの姿を見つけました。カモたちの個体数をざっと数えてみると、約20000万羽で、最も多かったのはオナガガモの12000羽でした。このうち、ヨシガモは、圧倒的に雄が多く、数少ない雌を取り囲んで雄が身を伸ばしたり、尾をあげたり猛アピールしている光景があちらこちらで見られました。また、遊歩道下の葦原には、モズ、セッカ、ツグミ、カワラヒワ、ベニマシコの姿を見つけました。このほか、沼西側の水田地帯では、複数のチュウヒ、ノスリ、チョウゲンボウ、タゲリの姿がありました。(写真)2019年12月8日撮影(なお、ベニマシコは葦原の中に隠れてしまったので2015年2月撮影のものをアップしました。
2019.12.08
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JR常磐線南柏駅前ロータリーにある椋の木は、長年ムクドリの若鳥たちが夜になると一旦集結するスポットでした。ところが、昨晩鳥友の家の立ち寄ろうと下車したら、椋の木の枝が切り落とされていました。今シーズンは、約1000羽近くのムクドリが見られていましたが、駅周辺の住民の方から苦情が入ったのでしょうか?かつてJR常磐線新松戸駅近くの街路樹にもムクドリがねぐらをとっていましたが、やはり鳴き声と糞についての苦情が寄せられ枝が切られてねぐらが消失しました。ムクドリからすれば、ようやく見つけた塒がいきなり消失するのですから、迷惑千万。一方、ロータリーのお客さんを待っているタクシードライバーの皆さんや周辺にお住まいの方からすれば鳴き声と落とされる糞の問題があるのですぐにでも解決したいと思うのも当然。でも、2008年から2017年までは椋の木には、ハクセキレイが塒としていました。糞は落ちていたけれどムクドリほどではなかったし、塒に入ったからは鳴き声はほとんどなかったので問題視されていなかったものと思います。いっそ駅前に木を植えなければいいじゃないか、なんのため植えているの?と複雑な思いがあります。
2019.12.07
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昨日、千葉県手賀沼でマガン4羽と出会えたことを報告しました。一枚目、二枚目の写真は昨日観察した個体です。一枚目の個体の嘴基部は嘴本体と同じピンク色をしていました。二枚目の嘴基部が面積は狭いのですが、白いのと対照的です。二枚目の個体と先週宮城県伊豆沼で出会った若鳥を比べてみると、これも違いがあります。伊豆沼での個体は、嘴基部に白色部がなく嘴も山吹色でした。四枚目の写真(2018年12月伊豆沼で撮影)のように、嘴基部に白色部がないものが、白色部が少し現れ成鳥になるに従いその面積が広くなっていくものと思っていました。でも実際はそうではなかったということが昨日の手賀沼でのマガンとの出会いでわかりました。(写真)一枚目・二枚目2019年12月1日、三枚目2019年11月25日、四枚目2018年12月15日撮影
2019.12.02
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師走に入り、ホームグランド手賀沼の様子を見に出かけました。柏市に近い最西部からスタートし、柏市大井新田、箕輪新田、岩井新田、染井入落、片山新田と探索してみました。先月10日に沼上空に姿を現したマガンは、その後個体数を増やし合計4羽になっていました。成鳥2羽、若鳥2羽が蓮田群生地の水面で休んでいました。このほか、沼最東部の水面でウミアイサが水面を移動する姿も目撃しました。このほか、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、ミコアイサ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、ゴイサギ、ヒクイナ、クイナ、ユリカモメ、ミサゴ、チュウヒ、カワセミといった鳥たちと出会いました。(写真)2019年12月1日撮影
2019.12.01
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三週間ぶりに茨城県内の干拓地に滞在しているオオヒシクイの様子を見に出かけました。現地に到着した昼過ぎにはいつも羽を休めている田んぼにその姿はなく、群れが太平洋に移動しているのかと思いました。しかし、東北東方向からガハーンとヒシクイの鳴き声がしたと思ったら2羽が田んぼの方向に向かっている姿を確認しました。13時すぎには、84羽の群れ、それとは別に5羽の群れ、そして最初の2羽が上空を飛翔しはじめました。でも、水田の一角で排水路の整備工事が行われており、その影響でなかなか群れが田んぼに降り立ってくれません。群れが上空を旋回すること小一時間、ようやく水田に降り立ってくれました。オオヒシクイの群れがすべて降りたったのは二時間後の3時すぎとなりました。オオヒシクイが不在の時間帯と旋回中には、隣接する田んぼにタゲリ、チョウゲンボウ、土手をはさんで隣り合う川の水面にハジロカイツブリとカンムリカイツブリの姿をみつけました。このあと、千葉県印西市のハクチョウの里の様子を見に移動しました。しかし、いつも降り立つ水田での給餌が行われておらず、ハクチョウたちの姿はそこから離れた田んぼにありました。(写真)2019年11月30日撮影なお、最初の写真は、本日は飛翔の写真がほとんどでしたので、昨年11月撮影のものをアップしました。
2019.11.30
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昨日までマガン、ヒシクイたちと出会ってきましたが、同行した面々からマガンの個体による嘴基部から額の白色と腹の黒班に関して質問が寄せられましたので整理してみました。(嘴基部から額について)今回は、カリガネを探しましたが発見できずでしたが、マガンを丁寧に見ていくと嘴基部から額までの白い部分の広さには個体によって差があります。カリガネほどではありませんが頭頂近くまで白い成鳥と嘴基部から額にかけて白色部がなく腹の黒班もなく嘴基部に白色羽がない幼鳥を見かけました。(なお、カリガネは嘴は短くピンク色、頭頂から額、嘴基部まで白く、黄色のアイリングがあります)(腹の黒班の個体差について)マガンの腹の黒班に注目してみると、幼鳥の腹には黒班がありません。これに対して成鳥の場合は、黒班の具合に差異があります。今回撮影はかないませんでしたが、腹部が真っ黒な個体、黒班が出始まった個体、複数本の斑がある個体と実に様々です。なお、すでにリポート済みですが、標識を装着していた15歳になるマガンでは黒班は2本で尾羽に近づいた部分が黒色、黒班は太かったです。年齢を重ねると斑の数が増えるとも言えないようです。(写真)すべて2019年11月24日から25日撮影
2019.11.26
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昨日、25日宮城県伊豆沼沿岸で首輪標識「F2Y」をつけたマガンを発見しました。早速、研究機関に報告しましたが、確か今年はじめ頃に新聞に報道された個体ではと当時の新聞記事を見返してみました。すると、2019年1月31日の朝日新聞に掲載されていました。記事には、2018年12月9日に栗原市内で観察されたマガンについてでした。この個体は2004年7月にロシアのシベリア北東部・チュコト半島で首輪をつけられ、放鳥してから14年が経過していると掲載されていました。つまり、25日見かけた個体は、少なくても15歳以上となっているものとわかります。かつて、美唄市の宮島沼で2007年にマガンの黄色のカラーリング5V3という個体が観察され、ロシアのアナディルで1992年標識されたものでしたので、少なくても16歳以上と宮島沼の観察グループの方から報告され、すごいなあと感心した記憶があります。
2019.11.26
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週末から昨日まで台風被災地の支援もあり宮城県大崎市・栗原市・登米市周辺から一関市と巡回してきました。今回は、日曜日からずっと雨が続き、日曜日の朝方だけお日様がさしただけで、あとは雨がふったりやんだりの生憎のお天気となりました。それでも、オフの時間で一関市、中田町、蕪栗沼、伊豆沼周辺を探鳥して歩きました。出会えたのは、オオヒシクイ、マガン、シジュウカラガン、コハクチョウ、オオハクチョウ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、コガモ、カワアイサ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、ダイサギ、コサギ、ヘラサギ、ツルシギ、トビ、ノスリといった鳥たちでした。蕪栗沼では、オオヒシクイ、マガンにくわえて、ツルシギ、ヘラサギの姿、帰り際に落雁の光景をみるにの立ち寄った伊豆沼最西部の土手から標識を装着したマガン、水面にはカワアイサ姿も発見しました。(写真)2019年11月24日、25日撮影
2019.11.26
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知人宅の台風影響からの復旧のお手伝いをかねて明朝から月曜日まで宮城県大崎市・栗原市・登米市周辺まで出かけます。昨年12月にでかけた折は蕪栗沼でヘラサギ、オジロワシ、ハイイロチュウヒ、チュウヒ、オオタカ、チョウゲンボウ、マガン、オオヒシクイといった鳥たちとの出会いを堪能できましたが今シーズンはさて。火曜日にでかけた様子をリポートします。(写真)2018年12月14日から15日撮影のもの
2019.11.23
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千葉県市川市中国分にあるじゅんさい池公園は、中心部に池があり、いろいろなカモや水鳥が羽を休める大好きなフィールドです。仕事の途中に短時間立ち寄る時間があったので探索しました。ヒドリガモ、アメリカヒドリ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、キンクロハジロ、カンムリカイツブリ、カイツブリの姿がありました。アメリカヒドリ、ハシビロガモ、ヒドリガモ、キンクロハジロ、コガモ、カンムリカイツブリの画像をアップしました。(写真)2019年11月20日撮影
2019.11.20
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野田市と流山市にまたがる水田エリア、東武線運河駅から江戸川までつながる運河沿いの遊歩道を探索しました。水田エリアでは、ケリ5羽が北よりの風が吹く中、田んぼの中で羽を休めていました。虹彩の赤、黄色く先端が黒い嘴、とても素敵でした。その後、探索した運河沿いでは、ダイサギ、コサギ、バン、オオバン、コガモ、ヒドリガモといった仲間と出会えました。ただし、台風19号で運河沿いは水位がました影響で、葦原がまだ泥まみれでいつもの年でしたらそろそろホオジロ、ベニマシコの姿を見かけますが、まだ確認できず次回に乞うご期待となりました。(写真)2019年11月17日撮影
2019.11.17
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久しぶりに茨城県神栖市にある神之池を訪ねました。狩猟解禁日の翌日の関係もあり、多数の鴨たちが水面で羽をやすめていました。ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、トモエガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ミコアイサ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウといった水鳥の姿を観察できました。アップした画像は、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、トモエガモ、ミコアイサ、カンムリカイツブリ、そして、トモエガモとコガモの交雑と思われる個体です。(写真)2018年11月16日撮影
2019.11.16
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先週に引き続き、手賀沼東部の水田地帯からスタートし、田ぼの区画と沼の水面を丁寧に探索しました。午後2時すぎ、東方向からグワワワと鳴き声がしたと思ったら目の前をマガン2羽が通過し、三度上空を旋回しいったんは沼の水面に降り立つ様子をみせていました。しかし、競輪場と見間違うほどのスピードで通過していくスポーツ自転車と歩行者の行き来がとぎれない様子に嫌気を指したのか着水を断念し、柏市方向に渡去。この際、撮影した証拠写真2枚をアップしました。このほか、沼の水面にはコブハクチョウ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、クイナ、オオバン、クロハラアジサシ、ユリカモメ、トビ、ノスリ、ミサゴ、コチョウゲンボウといった鳥たちと出会うことができました。(写真)2019年11月10日撮影
2019.11.10
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茨城県内の干拓地に11月3日オオヒシクイが5羽渡来したと便りをもらい現地に出かけました。暖かな日中の時間帯、オオヒシクイたちは田んぼの中でリラックスしてうとうとしていました。今シーズンもどうか、無事に越冬してもらえるように祈っています。干拓地を後にして浮島に移動し、シギ・チドリたちの様子を探索してみました。タゲリ7羽、タシギ4羽、コアオアシシギ7羽、タカブシギ2羽、オジロトウネン2羽、ウズラシギ1羽の姿を見つけました。このほか、アオサギの上面の色が暗色で鮮やかさがない冬羽個体、電柱にとまり周囲を凝視していたノスリの姿もありました。(写真)2019年11月9日撮影
2019.11.09
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早くも11月に入りました。東部の水田地帯からスタートし、田ぼの区画と沼の水面を丁寧に探索しました。東部の水田地帯では、コチョウゲンボウ、チョウゲンボウ、ノスリが電柱や電線にとまり獲物を探す姿を見つけました。これから来年春先まで滞在するものと思われ、今後も楽しみです。その後は、印西市と柏市の堺にある水面に移動し、ハジロカイツブリやコブハクチョウの大群などを観察、さらに手賀沼本体の水面を探索し、オカヨシガモ、マガモ、カルガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、ユリカモメ、オオバンといった仲間と出会えました。アップした写真は、東部の水田地帯で出会ったコチョウゲンボウ、チョウゲンボウ、ノスリ、ハジロカイツブリ、カンムリカイツブリ、オカヨシガモ、マガモ、コガモ、カワセミです。コガモはアップしたうち、、エクリプス羽が新羽に換羽中の個体です。なお、コチョウゲンボウは、光線の関係でうまく記録できなかったので今年1月に同地で撮影したものを使用しています。あしからず。(写真)2019年11月3日撮影
2019.11.03
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台風15号、19号、25日の大雨で千葉県内各地で被害が出て気がかりだった佐倉市坂戸の川村美術館を訪ねました。予想していたように、美術館のエントランスの道の脇あるスギは何本も折れ、いつもの美術館内のオシドリと紅葉を楽しめるポイントに至る道が倒木で通行止めとなっていました。それでも、オシドリは47羽、シナガチョウ、コブハクチョウ、カワウ、アオサギが園内で羽を休めていました。なお、園内は復旧の関係で年内いっぱいは一部が通行止めとなっていて、美術館前の広場から観察するしかありません。このほかアップした画像は、帰り道立ち寄っ印旛沼北部調整池の水鳥と猛禽。ガマの穂をついばんでいたヨシガモ、水面を移動していたカンムリカイツブリ、沼の水面の杭で休んでいたトビ、日暮れ前に電柱のてっぺんで田んぼで活動する小動物を狙っていたハヤブサです。(写真)2019年11月2日撮影
2019.11.02
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野田市と流山市にまたがる水田エリアを訪ねました。先週の猛烈な豪雨の影響でケリをはじめとする鳥たちの様子が気になり、ポイントを見て回りました。台風15号や19号が去った後と比べると、水田の冠水の具合は少ないようです。しかし、ケリが羽をやすめている田んぼの水がいっぱいで、群れはいくつか分散しているようでした。でも、無事が確認できてホッとしました。なお、ケリの飛来ポイントを訪ねた後、少し範囲を広げて探索してみると、チョウゲンボウ、ノスリ、ダイサギ、アオサギ、電線で高鳴きしているモズの姿がありました。秋が深まるにつれ、観察できる鳥たちの種類が変化するのを実感しました。(写真)2019年10月27日撮影
2019.10.27
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朝一番、昨日立ち寄った千葉県北西部の町にある大学構内に立ち寄りました。というのも、昨日はキビタキの雄がうまく撮影できなかったからです。今朝は、喉の色が鮮やかな橙色、黄色の眉斑、翼の白斑のある雄をしっかり観察できました。(写真)2019年10月27日撮影
2019.10.27
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日の大雨の影響で関東地方のあちこちで冠水したり、土砂崩れが発生し、道路事情が悪いので鳥友、nankashibirdさんに連絡し、一緒に千葉県北西部の町にある大学構内に足を運びました。青空が広がる構内では、コゲラ、モズ、カケス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、メジロ、ムクドリ、ジョウビタキ、エゾビタキ、キビタキ、カワラヒワの姿を見つけました。アップした画像は、ジョウビタキ、エゾビタキ、キビタキです。エゾビタキは、背、雨覆、上尾筒の羽先が白い若鳥、頭から上面が黒っぽい成鳥、キビタキは胸に褐色の帯はないもののお腹が白っぽいので成鳥雌と思われます。(写真)2019年10月26日撮影
2019.10.26
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10月20日千葉県北西部でマヒワが早くも飛来したことをリポートしました。この時期からいろいろなフィールドで気をつけるようにしているのが実のなる木の存在です。マヒワを例にとると、20日に実をついばんでいたのがヒノキでした。ヒノキ科の種子は10月に熟しますのでそれをめがけて飛来したものと思われます。このほか、マヒワが大好きなのがカバノキ科のハンノキです。こちらは11月に入って熟すので種をねらってマヒワのほか、アトリ、ベニヒワなどが飛来します。このほか、サルスベリの実をマヒワがついばんでいた年もありました。アップした画像は2011年2月に柏市の一角で出会った光景です。まちなかに見かける実のなる木に気を止めていると思わぬ発見があります。(画像)一枚目・二枚目2019年10月20日柏市、三枚目2017年1月都内、四枚目2011年2月柏市で撮影
2019.10.23
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20日ぶりに茨城県稲敷市を訪ねました。台風19号の影響でどのように変化しているか気になっていましたので、蓮田エリアを東西にくまなく探索して歩きました。今日出会えた鳥は、ゴイサギ、アマサギ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、コチドリ、ツルシギ、アオアシシギ、クサシギ、タカブシギ、オジロトウネン、ウズラシギといった仲間でした。このうち、画像をアップしたのは、ツルシギ、アオアシシギ、クサシギ、タカブシギ、オジロトウネン、ウズラシギです。アオアシシギは、下面の白さが目立つ冬羽と上面に褐色がかり、各羽縁が白く角張る若鳥(背中は冬羽のかわりつつある個体でした)、タカブシギは下面の斑がほとんどない冬羽をはじめいろいろな羽色の個体が羽を休めていました。(写真)2019年10月21日撮影
2019.10.21
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鳥友、nankashibirdさんからご近所の学校法人の敷地内にマヒワが30羽前後の群れで飛来しているとお知らせをいただき、現地に出かけました。朝一番、待ち合わせをして構内をくまなく探索しましたが、その時点では発見できずでしたが、昼過ぎにもう一度立ち寄りましたら30羽前後の群れが構内を鳴きながら飛翔しているのを発見しました。そして、餌を求めて一斉に降り立ったのがアップした画像のものです。全身が黄色で頭がキャップ状に黒い成鳥雄、背や脇に縦斑がある成鳥雌、写真での記録はできなかったものの頭から背の黄色が薄い若鳥から構成されていました。(写真)2019年10月20日撮影
2019.10.20
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台風19号の影響でホームグランド手賀沼沿岸でも林の木が折れ曲がったり被害が複数箇所見受けられます。飛来していたクロハラアジサシ、ノビタキなどがどうしているかと気になり、現地に出かけてみました。ノビタキは、先月28日に見つけたエリアのひとつ隣の田んぼの草地に姿がありました。3羽がフライキャッチしている光景を何度も観察できました。また、クロハラアジサシは、先月姿を目撃した水面よりも柏市側によった水域に3羽の姿を見つけました。うち1羽は頭に黒みがかなり残っている成鳥、別の1羽は頭頂がごま塩模様になっている冬羽、もう1羽は上面に褐色斑がある若鳥でした。ノビタキもクロハラアジサシも台風による雨と風が吹き抜ける中、どこに退避していたのかわかりませんが、無事でほっとしました。上記の他にアップした画像は、ダイサギ、チュウサギ、ヒバリ、コガモです。(写真)2019年10月18日撮影
2019.10.18
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観察会の参加メンバーからスズガモとキンクロハジロの雌を識別する自信がなくてと相談を受けます。私の復習も兼ねて、画像とその違いを記します。一枚目と二枚目は、2017年に浦安市で撮影したスズガモです。スズガモの雌は、頭部に丸みがあり頭頂のピークが目よりも前にあります。くわえて、上面には虫食い状の斑があります。また、三枚目は、2016年10月に撮影したスズガモです。全体が淡い褐色で耳羽の部分が淡色のパッチがあることから雌の冬羽と思われます。これに対してキンクロハジロ(2017年2月都内浮間公園で撮影)は、冠羽が短いながらもあること、体下面は色が淡いのが特徴です。なお、最後の写真は、2017年12月に都内水元公園で撮影したものです。一見すると、下面の色が淡くキンクロハジロのようにも見えますが、嘴が黒いのでキンクロハジロの色と違いがあります。これらのことからキンクロハジロと他の潜水ガモの交雑個体と思われます。
2019.10.15
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野田市と流山市にまたがる水田エリアでケリと再会したことをリポートしました。その折、鳥友からケリの羽色や外観で気がついたことがあると質問をもらいました。私の復習も兼ねて画像を見返し、羽色や外観について整理してみました。成鳥と比較的若い個体では頭の色に違いがあるように思うと質問がありました。一枚目は、昨日観察した個体です。この個体では頭部から胸は青灰色で、目先に黄色の塊があり、胸の帯は黒く太いのがわかります。これに対して二枚目の個体(2017年11月同地)では頭部の色が褐色がかかっており、胸の帯はうっすら、目先の黄色の塊も小さいです。前者は成鳥、後者は第一回冬羽個体と思われます。三枚目、四枚目はいずれも2017年11月同地で撮影した個体です。三枚目の右側は成鳥ですが、左側は頭部に褐色味があり、目先の黄色の塊はありません。四枚目の個体は頭部に褐色味があり、目先の黄色の塊は小さいものが認められます。いずれも第一回冬羽と思われます。なお、成鳥冬羽に換羽した個体の写真は手元にありませんが、頭部の青灰色が薄く、褐色味が出てきます。また、幼鳥は全体に褐色で顔に灰色味があり胸の帯は褐色のものが多い感じがします。
2019.10.14
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昨日、野田市と流山市にまたがる水田エリアを訪ね、ケリ4羽が冠水した水田の間の畦や畑地で羽を休めているのをリポートしました。その折、冠水した田んぼの上をハシブトガラスの小さな群れが移動。うち、二羽が電線に降り立ち、すぐ体の大きな方が近くの民家に降り立ち、敷地内の柿の実をついばみ、体の小さなほうに与えていました。無事と再会の喜びを全身で表現している光景でした。また、冠水した道路わきの水たまりでハクセキレイが水浴びをしてそのあとガードレールにとまり気持ちよさそうに鳴き声を出していました。こちらまで無事でよかったねと声をかけてしまいました。(写真)2019年10月13日撮影
2019.10.14
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台風19号で各地に甚大な被害が出ています。我が家周辺でも屋根が吹き飛んだお宅があったりしたので昼前まで後片付けにおわれました。一息ついた昼過ぎ、先週出会ったケリが無事だろうかと気になり、野田市と流山市にまたがる水田エリアを訪ねました。現地の水田地帯は、ほぼ水でいっぱいで江戸川の水面もかなり上昇し、消防車や建設事務所の方々が水位の監視を続けていました。さて、肝心のケリですが、4羽が冠水した水田の間の畦や畑地で羽を休めているのを確認し、ほっとしました。思い思い、水浴びをしたり羽づくろいをしたり、終始リラックスしていました。アップした写真のうち、江戸川の写真は流山市方面から関宿方向を記録したもの、川の真ん中の小島で日光浴をしていたアオサギです。(写真)2019年10月13日撮影
2019.10.13
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今週月曜日、水元公園でシマアジとヨシガモを観察できる機会に恵まれました。両種とコガモの写真をアップし、その違いを復習していました。一枚目、二枚目はシマアジです。過眼線をはさむ2本の白線がありますが、嘴基部には白斑は認められないこと、小雨覆と中雨覆に灰色味がない点、翼鏡を挟む2本の白色帯は幅広く見えないことから雌個体ではないと思われます。雄のエクリプスでは、中・小雨覆が淡褐色には見えるのに観察した個体ではそう見えないので雄エクリプスではないと思います。残るは、幼羽が第一回生殖羽に換羽中ものか、幼羽かですが、幼羽であれば、脇の羽最上列が尖っているはずですが、そうは見えませんでした。これらのことから幼羽が第一回生殖羽の換羽中の個体ではと思いましたが、決め手が見いだせません。三枚目、四枚目は、ヨシガモです。三列風切が基部まで一様に黒褐色ではないので幼羽個体ではと思います。五枚目は、コガモです。嘴は一様に黒く見え、最外の三列風切の黒条が見えること、肩羽と肩、脇の羽に丸みがないように見えることなどから雄のエクリプスではと思います。以上、観察した個体の特徴から感じることを記しましたが、どなたかお詳しい方がおいでになればご教示お願いします。
2019.10.10
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昨日、都内水元公園でマミチャジナイに出会いました。秋には、ツグミやアカハラと一緒に行動することも多いような気がします。私の識別力向上のため、マミチャジナイとアカハラを比較し復習してみました。一枚目から三枚目昨日出会ったマミチャジナイです。大雨覆先端にバフ色の白色の斑があり、頭部に褐色味があったことから雄の第一回夏羽が冬羽に換羽している個体ではと思いました。四枚目、五枚目はアカハラです。頭に丸みがあり黒色味も強いことから雄個体と思います。ミマチャジナイでは、嘴基部から目の下にかけて白斑がありますが、アカハラにはないこと、アカハラには眉斑がないなどが違いになると思います。
2019.10.08
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3週間ぶりに都内水元公園に出かけました。朝は曇り空でしたが、昼過ぎには晴れ間もあり秋の一日を堪能。公園東側にある池で、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、シマアジ、コガモ、バンが羽を休めていました。アップした画像は、ヨシガモ、ヒドリガモ、ハシビロガモ、シマアジ、コガモ、バンです。また、北側の林エリアでマミチャジナイの姿を見つけました。(写真)2019年10月7日撮影
2019.10.07
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3週間ぶりに茨城県稲敷市を訪ねました。浮島周辺の蓮田エリアには、タシギ、コアオアシシギ、クサシギ、タカブシギ、トウネン、オジロトウネン、エリマキシギが羽を休めたり餌を探したりしている光景を目にしました。また、ショウドウツバメが20羽以上飛び回っていました。画像は、エリマキシギ、オジロトウネン、クサシギ、タシギと葦の上に飛来したカワラヒワです。エリマキシギの雌雄の大きさがこんなにも違うものだと改めて感心してしまいました。雄の嘴基部はオレンジ色がかかっていたこと、上面と翼の黒みが弱かったので夏羽が冬羽に換羽しているのではと思いました。(写真)2019年10月2日撮影
2019.10.02
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