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雨よ降りしきれ雨にまぎれてわたしはひととき泣きわめく雨音よ響きわたれこの嗚咽をも消し去るように叫びは一瞬の稲妻ザーザーと降る中できっとこの哀しみも消し去ってくれるいつかは雨脚も弱まりわたしを癒してくれる
2006.07.31
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君がいなくなってからの僕と来たら暗い部屋に閉じ篭りがちで温い風が嫌なものだから早々とクーラーをかけている少し肌寒い夜君が編んだセーターを取り出しては頬を寄せてみた芙夕子君の居ない僕の部屋にはもう春も夏も訪れやしないよ君のやさしさを手放した僕の心は四六時中凍えているんだそれでも僕には「戻っておいで」なんて言えやしない仕方なく君の名を人知れず呟く芙夕子
2006.07.30
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いやー やっちゃいましたよ詩人バトン!えー seto “ユッキー”hajime氏から受け取りましてねしかも物好きな事に設問に対してひとつひとつ詩で答えてしまった・・・なんたって詩人バトンですからねー詩にこだわらなきゃそれにしても2週間かかるとは とほほ・・・まー何はともあれ 7月14日付けから設問順に詩をアップしているんでご覧あれw*いつごろ書き始めましたか?*書き始めたきっかけってありますか?*影響を受けた作家さん、詩人さんはいますか?*自分の詩は何系だと思いますか?(たとえば恋愛詩とか...。)*どういう時に思いつきますか?*どのような時に書きますか?*紙にいったん書き起こす派ですか?それともぶっつけPC入力派?*外出時に詩が浮かんだ時、メモ帳等に残しますか?携帯に保存しますか?*書く上で大切にしていること、気をつけていることってありますか?*タイトルをつけてから本文を書き出しますか?それとも本文が先?*タイトルはどうやって付けますか?*ついつい詩の中で使ってしまう言葉はありますか?*自分の詩の特徴(または売り)みたいなものはありますか?*現実と思想、想像または妄想の割合は?*自分の詩を音楽に例えるなら?*特別な思い入れのある詩はありますか?(ご自分の詩でも他の人の詩でも)*詩を書いていて得られるものは?*詩とはあなたにとってどんな存在ですか?*質問の最後にご自分で質問を作って解答してください。Q:あなたは誰のために詩を綴りますか?*このバトンをまわす詩人さん3~5人を挙げてください。ぁゃな♪ちゃん 美咲嬢 榊嬢 どうでしょ?当然 普通に答えてもOK!
2006.07.29
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時には叩きつけるように時には手渡すように誰が為に君は詩を奏でるのか詩は時として読み手の中で生きてしまうから君の詩は思いがけず人を傷つけそして愛されそれでも思うがままに綴ろうとする君は何処へ向かっていくのか己の為に綴るのならば君の世界は堅い殻の中に誰かの為に綴るのなら時として解りあえぬ苦しみへ君よ誰が為に詩を奏でる
2006.07.28
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詩は時として溜め息日常から解放された瞬間にこぼれる言葉たち詩は時として涙こらえきれずに零れる哀しみの雫詩は時として捌け口飼い慣らした己の中の獣が走り出す私道詩は時として血痛みを伴い溢れ出す生のエネルギー詩は時として汗何かをやり遂げた時に輝く充実の証詩は時として鼓動平静を装いながらも脈打つ人知れぬ心君の詩は君の存在の証ためらわなくていいんだよ此処はありきたりの評論など無視してよい世界だあるがままに書こうじゃないか
2006.07.28
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かつて時を共にした仲間たちがいた仲間たちとのセッションで生まれた言葉たちがあったそして仲間たちはそれぞれの居場所で呼吸をしている得るものもあれば失うものもあってそんな中でたとえ失っても自分の中で生き続けるものもある此処で得たものを糧に此処で居続けるんだ
2006.07.27
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忘れられない詩がある絶えず自分を突き動かしているそんな詩があるその詩と出逢った時の自分が眩しくていつかその詩の世界を超えたくて貪るように綴っている自分で書いておきながら追い越せずにいるたいせつな詩
2006.07.26
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俺の頭の中のジュークボックスは呆れるくらいランダムでクラシックが流れたと思えばハードロックがわめき愛唱歌を口ずさんでいたのにいつの間にかブルースに変わっている壊れたジュークボックス何が流れるかはお楽しみだからコインはいらないよボタンを押せばほら意表を突く音楽が流れてる
2006.07.26
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どこからが現実でどこからが想像か背景にあるのが思想かあるいは妄想か俺の中にすでに蒼き詩人と言う厄介な人格が棲みついていてそれが常に俺の詩心をくすぐる蒼き詩人の世界の中では現実か想像かなんて問題にしない一昔前「リアル?ヴァーチャル?だから中途半端」なんてシビレル台詞言った人がいるけどそんな事に捉われる事自体馬鹿臭いと思うから読む人が現実か想像かを探って愉しむ分にはいいんじゃない?思想と呼ぶか妄想と呼ぶか?ご自由にそんなもん評論家気取りの奴らに任せればいい俺の世界にボーダーは要らない
2006.07.25
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正統な現代詩を好みながらも俺は常に新しいスタイルを模索してきたポップスのアレンジ詩合作詩トラバ詩読書感想詩ネットを題材にした詩金貰ってやってるわけじゃないから伸び伸びと好き勝手に書いているそんな中で通りすがりの誰かが共感したり参加したりしてくれるのが嬉しくて相変わらず好き勝手に書いているオリジナリティそれが俺の生命線みたいなもんだからこれからも模索していく自分にしか書けない詩を求めて
2006.07.24
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気のせいかな「青空」を描いていた僕がいつの間にか「黄昏」を浮かべている気にかかる「希望」を謳っていた自分が「諦め」を口にする様になってきた「やさしさ」を表現してきたのに「沈黙」に近付いてきた可愛い「悪戯」は虚しい「戯れ」に変わり「寛容」の姿勢は無意識に「拒絶」のポーズだそれでも救いがあるとすれば「感性」「感覚」「想いをこめる」が変わらずに僕の世界にある事青い心で書けなくなった時は「蒼き詩人」の名を捨てる時「蒼」だけは意識の奥底に置いておこう
2006.07.23
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捻ってつける時もあれば無造作につける時もあるそんなもんでしょそりゃ タイトルも詩の一部だろうけど書くだけ書いて後で変えればいいからタイトルはあくまでもタイトルです
2006.07.22
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タイトルが先か?本文が先か?考えるだけ無駄そりゃその時によるよタイトルが思いついて書き出す時もあればフレーズが先で後からとってつける時もあるまー どっちでもいいよねそんなもん
2006.07.22
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今は自分の好き勝手で書いてる詩だけれど誰かの為に書く時は大切にしている想いがあるそれは詩と言う名のボールを叩きつけるように投げるんじゃなく相手の胸の真ん中めがけてストレートに放る事それがきついと思われたら仕方がない僕の詩は決して毒なんかじゃないから吐き出したりはしないラッピングや飾りはないけれどきちんと手渡す事を心掛けている指先で思うがままに書いたとしてもそれは間違いなく想いが綴られているそれをポリシーとして存在している蒼き詩人の名にかけて誓う想いは吐くものではなく想いを込めて綴るものだと
2006.07.22
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わたしの頭ん中のディスクトップにはメモ帳のアイコンが幾つかあって勝手にドラックされてはごみ箱に移される脳細胞を制御するシステムは頭がパンクになると判断しているらしく知らないうちに「ごみ箱を空にする」ボタンが押されている消えないうちにマイドキュメントに保存してしまえばいいのにね大切に思うなら残す努力すればいいそんな事を思いながらも成り行きに任せてしまうわたしは愚かだなそうやってわたしの頭ん中のごみ箱は気付けば空っぽになってしまうんだ
2006.07.21
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そりゃあパソコンなんて無い頃はノートにインクを滲ませてそれこそ「綴った」もんさだけど今は哀しいくらいに時間がないもんだから楽天さんのブログにぶっつけで打ち込んでいる精度なんてありゃしないだろう多く書いているうちにきっと珠玉の作品も生まれてくれるだろうそう願いながら週末の朝にブログで詩をアップしている気がすむまでアップしたら後は二度寝だそれが俺の愉しみだ
2006.07.20
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あっと言う間に終わる平日週末を楽しみに待ち侘びる週末になれば二度寝してゆったりした時間に詩を書く事ができるそれが金と縁のない男のささやかな道楽ボーっとした頭で言葉の断片を繋ぎ合わせれば三流の詩の出来上がりだそうやって自己満足の世界に生きているんだ気だるい時に詩を浮かべてさ
2006.07.19
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詩の精霊さんは気まぐれでところかまわず痺れるフレーズを投げかける車を運転していたり仕事の真っ最中だったりその時は「帰ったらさっそく詩にしよう」と思うのだけど落ち着いたら頭の中は真っ白記憶の断片を辿って詩にすればそれはもう風化された陳腐なフレーズ歯痒く思いながら今日も待ち続ける詩の精霊が僕に囁きかけるのを一日千秋の想いで待っている
2006.07.18
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俺の詩は蒼藍よりも青よりも青い蒼俺の詩は蒼アクエリアス透明な水が空を映した蒼俺の詩は蒼君の痛みは僕の痛み時に哀しみは共鳴し増幅する哀しみのBlue俺の詩は蒼だだっ広い空に白い雲を浮かべて気ままに生きる俺の詩は蒼世間の垢にまみれてもいつまでも蒼でいたいと願うそんな蒼
2006.07.17
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中原中也、西條八十・・・シェリー、ヴェルレーヌ、ポー・・・心を捉える詩人は何人かいてそれでも常に俺を虜にしていたのはランボー その人だ同じ世代の他の奴らにとってはランボーはシルベスター・スターロンだろうけど俺にとってはランボーはアルチュール・ランボーただ一人だった『天性の反逆児』の響きが気に入り『放浪詩人』に生き方に憧れ『見者』の言葉を反芻した生き方そのものが天才と呼べる詩人はもう彼以外には存在しないだろう過去にも未来にもランボーは10代のほんのわずかな時間に詩を書き上げたと言うのに俺はどうやら一生かけて彼の言葉を追い続ける事になりそうだ
2006.07.16
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授業で機会を与えられたわけでもなく誰が書けと言ったわけではないマッサラな大学ノートに思うがままに自由な心で書いた好きなあの娘に逢ってからは淡い想いをフレーズに託したあの時のような青い心で詩を書いていきたい
2006.07.15
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小学1年の時校庭に犬の群が迷い込んだその時に先生がこの出来事を題材に詩を書くように授業で言った子供らしい感性で飾ることなく感じるままに書いたその詩は「犬さん また遊びに来てね」と言うフレーズで締め括られた蒼き詩人が卵の中で鼓動し始めた瞬間だった
2006.07.14
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大人になる為に幾度となく自分を捨ててきた絡みつく人間関係の糸の中でうまくすり抜けるには大人を演じるしかなかったから捨てる事で得て来たものもあるけれど捨ててしまったものより大事なものはないような気もするけれどそれでも誰かの役に立つ事の嬉しさを噛み締めながら僕は生きている心の中の少年をなだめながら
2006.07.13
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誕生日はきっと時計の針が12時を指した瞬間に訪れるのではなく朝になって君が目覚めた時にやってくるんだろういつもは仮面を被っている君も今日は心なしかウキウキといい事ないかなと期待してしまうごらん朝露が光り君を新しい世界に導くよおめでとうきっと君は生まれ変われる
2006.07.12
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僕はどんなに足が重くても目線をあげて歩こう見上げれば空俯けば地の底たとえ曇り空でも僕は昇っていく
2006.07.11
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夜は黄泉への旅路君は身体を横たえて瞳を閉じる明け方に生まれ変わるために朝の目覚めは誕生新しい君のはじまり昨日と言う前世の記憶を引き摺らないで新しい朝に新しい自分を見つけようほら君の瞳がキラッと輝けば君が生まれ変わる時
2006.07.10
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時にあらずと嘴を閉じた鶯はまるで永遠の眠りに就くかの様に眼を閉じた夢の中で啼けど声は響かず哀しみを啄むように俯き加減に呟くわたしの唄は夢の彼方で響く幸福の日々は遠く今は哀しみを胸で奏でる鶯よ君が心を閉ざすこの時間こそ冬その叫びを声にして君が啼くその時こそが春君が声にしようと思い立った今こそが君の季節今 鶯の啼く時節
2006.07.09
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君よ苦い過去に君のすべてを預けるなかれゴールのテープを切る前に人生の終焉を覚える事なかれ何を持って負けとするか生きている事自体を勝ちと思えぬのか勝者と奢るのもどうかと思うが他人がどう思おうが胸を張っていたいものだ黒星をステッカーのようにベタベタ貼ったりしないで君が君でいる事自体がすばらしい事だから君よ自ら負けを語る勿れ
2006.07.08
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僕らはめぐりあったあの空の下でそして恋をした織姫と彦星が踊り続けるように「逢いに行くよ」意識だけは夜空を駆け巡る想い馳せてもこの身は此処に留まる曇り空の切れ間に輝く星々あの中に天の川があるかどうかさえ今の僕にはわからない
2006.07.07
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娘たちが化粧をしている他人の顔と見間違えるほどにまるで原住民のように娘たちは踊っている一心腐乱に踊っているうねるような音楽の中リズムに合わせて手を交差させそれは娘たちの信仰「むら」を成す集団が同じ動きをしながらトランスをするシャーマニズム
2006.07.06
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僕の詩には挿し絵は要らない気の利いた音楽が流れればいいイメージを固定して欲しくないそれは映画を観た後の原作を読むに等しい僕の詩を曲げてもらいたくない聴こえないか? この音楽がそれは詩と一体なんだ無理に理解は求めないけど君には聴こえないだろう僕の精神が奏でる音楽が僕の書く詩はおおかた音のしない歌事象に投げかけたメッセージノートの上の音楽に耳をすませて 199Xの作品
2006.07.05
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愛が苦しみだと言うなら苦しんでいればよかった恋が痛手と言うならだまって傷を負えばよかったんだそれを避けようとして痛手を負ってしまった俺だけどそれもみんな 終わった話
2006.07.04
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暗い工場ブラインドさえ閉められている誰も居ない廊下冷たい壁に寄りかかれば君の部屋を想い出すよ古ぼけていてやけに懐かしくてカビと木の臭いがして今は何処で暮らしているか知る由もないけれどできる事ならもう一度 あの場所に存在してみたいこんな果敢ない戯言を呟いているだけであの頃と同じ光が僕の元へと満ちてくる
2006.07.03
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僕は君がスキ君は僕の事 どう思っている?僕は宙に浮いている真夜中に冷蔵庫から缶コーヒーを取り出してそっとすすれば家の外で誰かが自動販売機で買う音がするだけど僕はマイルドは嫌い
2006.07.02
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うんざりする朝のラッシュアワーに苛立ちながら頭を抱えるだけど俺もまた混雑の要因のひとつ嘆いても クサッてもこれが現状孤独になりたいと思うくせに人込みに紛れたいのはやっぱり淋しがり屋だからかな群集の中噛み合わない歯車を廻そうと必死になっている夜になり静まった街で街灯の下臭いを掻き集めている俺はハイエナやっぱりお前の笑顔を探している
2006.07.01
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