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2011.02.15

モンスター住民いろいろ

テーマ：町内会（自治会）の役員レポート(333)

カテゴリ： Opinion

僅か180戸の団地なのですが、義務を蔑ろにしたり、宥和を図ろうとしない住民、やはりモンスター住民は存在するのです。
「地域社会で暮す限り例外は無い」と言うことは免れ得ない様です。

事例その1：管理費・修繕積立金を払わない
管理組合は住民の収める管理費で、組合運営をする「みなし社団法人」なので、口座引き落としを原則としますが、その口座に入金せずに引き落としが出来ない事例があります。
其処でその住民と話し合い、現金で払い込むとの約束をしたのですが、数ヶ月経過するとその約束も果たさない。

対策：払い込み用紙と共に警告状を添付し、期間を置いて払い込み実績が無い場合には、少額訴訟の手続きに入りたい。

事例その2：子供の喘息で駐車方向変更
団地の駐車場は周回通路に沿って設置してあるので、標準は発進する時の通行安全を確保する為後ろ向き駐車が望ましい。
しかし、「子供の喘息なので、排気が来ない様に前向き駐車」との要望が出され、その要望に応じて変更してから数年を経過するが、組合への配慮・住民の好意への感謝は無く、当然の権利と誤解している。

対策：医師の診断書・所見書に基づき、毎年更新とする。
結果は権利だと誤解しているので、好意への感謝は期待出来ず、その提出が無ければ、通行の安全を考えて標準状態に復帰させる。

事例その3：任意団体の名目で、管理組合を誹謗
任意団体は住民善意の発露であるが、組合もその善意行動を当然のものと受け止める長年の悪弊がある。
鬱憤からか、協力依頼文書無しには行動出来ないと文句を言い、且つ管理組合理事を誹謗し、果ては協力費を要求してくる圧力団体と化しつつある。一部メンバーの暴走か？

対策：みなし法人として税務申告をしない団体への支払は会計処理上から実施しにくい。
しかし任意団体のベクトル方向は善意の発露であることは間違い無いので、一部メンバーの暴走には眼を瞑り、その善意に応じるには感謝状と謝礼金で答えるのが良い。
管理組合も任意団体も可愛げのある反省が必要だ！

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