海外旅行紀行・戯言日記

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2018.08.01

10年振りの北番岳園地－PM2.5 煤煙に煙る小串番岳

(1)

テーマ：西海国立公園(210)

カテゴリ： Goto Islands

北番岳は小串郷にあることから小串番岳とも呼ばれ、上五島の最高峰443m標高で、山頂から南方には有川湾、矢倉岳、嘗ては上五島空港があった頭ケ島大橋等が見渡せますし、北方には小値賀島が海面に貼り付く様に低く見えています。
此処には15年前と10年前に来たことがありますが、記憶しているより山道が狭くて先の台風で落ちた枝が散乱して車で通り抜けるのに困る位で、迷ってしまいましたが、何とか到着することが出来ました。

東方眼下の400m直下には立串、小串港が見え、空気が澄んでいれば、五島灘を越えて遠く生月島、平戸島を遠望することが出来ます。
2008立串

上記画像は10年前のもので、空気が澄んでいるのが分かります。

しかし、ここ数年は中国発のPM2.5煤煙で視界が利かなくなりましたし、今年はそのPM2.5煤煙が酷くなる傾向が悪化し、焼けた匂いもしているのです。

東方の頭ケ島方面を観ている筈なのですが、残念ながらはっきりとは認識出来ません。
全く他国への迷惑を改善することなく平然と垂れ流すのは、国としての品格を疑ってしまいます。

処で、五島列島は古代から国境に位置していることから、異国船侵犯を見張る遠見番所を設置されて来ました。中通島の新魚目地区に2か所、小値賀島にも1か所「番岳」と命名されている山があり、国境防人警備が厳重だったことが窺われます。

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