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2019.06.13

乳幼児は社会全体で守ることが求められる

テーマ：徒然日記(22843)

カテゴリ： Opinion

何か、日本の社会がおかしくなって来ていると思わざるを得ません。
親が、実の子である乳幼児を虐待して死に至らしめる犯罪が多発しているのです。
生活が苦しくて育てられない場合は、赤ちゃんポストや養子縁組等で、その子の生きる権利を確保する手立てもあると思うのですが・・

近くの保育園から、保母さん達に引率され、帽子を被った幼児達がよそ見をしながら、散歩する様子は微笑ましいもですし、近くの幼稚園内でも黄色い歓声を上げながら遊んでいる姿も、楽しく生きることを享受していて、人生を充実して過ごしていると頼もしく感じるのです。

生を受けた子供は、普通は親の庇護で育てられますが、同時に次世代を担う社会の財産でもありますので、親が責任を果たさない場合は、社会がその責任を肩代わりしなければならないと思うのです。
況して、言語を発することの出来ない幼児が、虐待されて死亡させられてしまう事故は児童相談所の強制立会権を発揮して防ぐ必要がありますが、児童相談所はその義務を果たしていないと思われてなりません！

札幌市の池田詩梨（ことり）ちゃん（2）が衰弱死し、母と交際相手が傷害容疑で逮捕された事件で、札幌市児童相談所は母親が、児童福祉法で特に支援が必要な「特定妊婦」に認定されていたことに加え、連絡が長期間取れないとの情報を入手していた。
該当する児童相談所が虐待通告から48時間以内に子どもの安否確認を行うルールを守っていなかったことが指摘されている。

政府は東京都目黒区の女児虐待死事件を受け、昨年7月に「48時間以内に安全確認できない場合、立ち入り調査する」と全国に通知したが、児相は今年4月に東区から情報を伝えられた後も、約2ヶ月にわたって詩梨ちゃんに面会しなかった。
NPO法人「児童虐待防止協会」は「特定妊婦は支援が必要とされ、他にも複数の情報があり、どれも虐待リスクが高い。人員不足もあるが、今回は児相の判断の問題。子どもを守る最後のとりでとの意識が足りない」と話している。

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