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2019.10.18

学校でのいじめ件数過去最多－その解決事案も最多？

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テーマ：徒然日記(22876)

カテゴリ： Opinion

学びの屋でいじめがあるのは昔からのことでしょうが、それ程陰湿ではなかったと思われますし、学校でも家庭でも連携があって、暴力教師等も容認されていて、あまり大事になる前に、火消しが出来ていたのではと思っていました。
しかし、近頃は自殺に至るまでの陰湿な事案が多くなり、それに対して家庭の協力も無しに、学校のみに責任が問われる様になっている事態は、目に余るものがあります。

全国の学校、小中学校と高校、そして特別支援学校で認知されたいじめの件数は、昨年度54万件を超えて過去最多となったこと、及びいじめ解消が84％を超える45万件であったことが、文部科学省の調査で分かったとのことです。

生徒の倫理観の醸成は社会全体の責任ですから、家庭と学校が連携して、いじめを防ぐこと、いじめが起きたら対策を講じることが、不可欠と思われます。
それには、教師に任せるのではなく、学校に選任のソーシャルワーカーを置いて、家庭と連携する体制を構築することが望まれる様に思われてなりません。

いじめの認知件数は、国が早期発見を呼びかけてから増加傾向が続いていますが、専門家は「いじめが認知されるようになったことは評価できるが、いじめの解決を急ぐあまり、形ばかりの対応になっていないか注意が必要だ」と指摘しています。
文部科学省は全国の小中学校と高校、そして特別支援学校で確認されたいじめについて毎年調査していて、17日、昨年度の件数を公表、いじめの認知件数は54万3933件で、前の年度より12万9555件増えて過去最多となりました。
内訳は小学校が42万5844件、中学校が９万7704件、高校が１万7709件、特別支援学校が2676件となっています。

さらに加害者の児童生徒に学校がどう対応したかを複数回答で聞くと、最も多かったのが保護者への報告で45.6％、次いで被害者の児童生徒やその保護者への謝罪の指導で43.4％、別室指導が11.3％などとなっています。
こうした対応によりいじめが３か月以上やむなど「解消した」とされたのは、全体の84.3％に上る45万8462件でした。

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