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2022.02.08

キムチは中国漬物のパクリで唐辛子は日本由来

テーマ：徒然日記(22843)

カテゴリ： Opinion

キムチはスーパーの漬物コーナーでも多数並べられていて人気があるのですが、あまり辛いものは苦手ですので、近頃敬遠しています。
40年も昔、ヒューストン駐在時、ランチをMandarin Palaceと言う中華レストランに中華風汁ソバを食べに行った際、付け合わせにニンニク風味のキャベツの塩漬けを出してくれたことを思い出して、時々刻んだキャベツをストックバッグに入れ、細かく刻んだニンニクと食塩を塗して、浄水器で濾過した水を注ぎ、漬物石を乗せて２時間程置いておきますと似た漬物が出来るのです。

韓国人にとって食文化の誇りは、焼き肉とキムチですが、中国はキムチ中国起源と主張していて、新華社通信は「キムチの甕は四川省のキムチの甕の盗作、1500年前に中国の漬物が韓国に渡ってキムチになったもの」とし、キムチを中国伝統食に編入させようとする動きを見せている。
中国の国営メディア「環球時報」は、野菜の漬物である「泡菜」が国際標準化機構（ISO）の標準認証を受けたと主張した。

紀元前2世紀の中国の文献「詩経」に漬物の記録が残されていて、「祖」と呼ばれる胡瓜の塩漬けのことが書かれておりそれがキムチの先祖であるされ、紀元前3～2世紀の頃、戦乱時代であり人々が朝鮮半島に逃げた中国人がキムチの先祖である「祖」を伝えたと考えられます。

その後、様々な漬物が作られましたが、1600AD年迄は塩や醤油の漬物が主流だった様です。キムチと言う漬物となるには、豊臣秀吉の存在が大きく関わっているのです。
1592AD年に朝鮮半島に出征した豊臣秀吉軍は、武士の足が冷えないように唐辛子を靴の中に入れて持ち込んだ様で、唐辛子を使用するキムチは中国と日本の影響がなければ誕生しなかった食べ物なのです。

高麗時代の書物「高麗史」には祭祀のお供え物として「キムチ」が登場しますが、唐辛子が伝わってから100年以上たった18世紀の農書「増補山林経済」に唐辛子入りのキムチやコチュジャンに記述が登場するのです。

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