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この鯉をねらっているのかい、ねこさん。ほら、見ててよ。滝を鯉がずっと登っていく。上りきった瞬間に、ほらっ、龍が出てきたよ。びっくりしたね。これはからくり玩具、鯉の滝登り。からくり玩具は、木、竹、糸、布、紙などで作られた単純な玩具。しかし単純な物だからこそ、工夫がある。私は九州宮崎、延岡のからくり玩具「のぼり猿」が好きです。旗に猿がぶら下がり、猿は両手で旗の竿を抱えています。風が吹くと旗があおられて、猿が引っ張られます。すると猿はカタコトと、竿を上っていくのです。風が吹けば竿を上り、風が止めば竿を下りる猿。自然に逆らわず、あるがままに生きているかのようです。のぼり猿は決して、旗の頂上より上には上がれません。いつも狭い範囲を上り下りしています。じたばたしても、所詮は人それぞれに応じた枠の中。無理せず、逆らわず、順風に乗り、逆風に退く。のぼり猿は、そんな人生のあり方を、私たちに教えてくれるのです。
2007.01.31
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奈良といえば神社仏閣は有名ですが、古墳の多さも目立ちます。少し車で移動すると、古墳の多さに驚きます。かつての私は、実は古代史好き。仁徳天皇陵、応神天皇陵、履中天皇陵の3大古墳も、私はこだわりがあります。仁徳天皇陵は、仁徳天皇の陵墓の可能性は低いので、大山古墳と呼びます。応神天皇は実在が怪しく、仁徳天皇と同一人物とみられます。また時代も陵墓と一致しないので、ほぼ間違いなく応神天皇陵ではない。履中天皇陵も時代がおかしく、ミサンザイ古墳と呼ぶのが通例。大きい古墳は、何でも天皇陵にしたのは宮内庁。さすがに全国4位の造山古墳は岡山にあるので、天皇陵には指定できなかった。でも未だに陵墓の発掘許可は出さないので、学術的には闇の中。宮内庁様、私も日本文化としての天皇家は認めています。でも過度の天皇家保護は、時代遅れではありませんか。ふぅ、こんなマニアな話題では、皆さんお困りのことでしょう。ともかく私は今日も、古墳周囲の細い道を車で走ります。
2007.01.30
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ねこさんが最近いないと思ったら、こんなところにいました。名画の中に隠れているようです。ねこさん、そんなところにいると怒られるよ。ゴッホのひまわりの中に隠れたり、ムンクのモデルを驚かして叫ばしたり。キースヘリングの絵では違和感ないね、きみたち。でもそんなことしてるから、ほら、ピカソに首絞められてるよ。読んだ方も多いと思うこの本、まだの方は本屋さんでどうぞ。
2007.01.29
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2007.01.28
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前田美千雄さんは東京美術学校卒業後、軍隊に召集。昭和17年に日中戦線から戻り絹子さんと結婚しますが、わずか1年後に再召集されます。配属は凄惨な戦いの続くフィリピン。「たぶん戦死されていると思うから、そちらが希望するなら戦死の公報を出します。」陸軍からのこの回答を残して、美千雄さんは戻ってきませんでした。絹代さんの手元には、美千雄さんが戦場で絹代さん宛に描き続けた728枚の絵手紙が残されます。絹代さんは本土の空襲警報時でも、この絵手紙だけは守り続けました。前にも私は書きました。戦争は戦いの残虐さだけでなく、戦争に合意していない国民までも巻き込んでしまうから、悪なのだと。絹代さんと一緒にいたかった、絵を描きたかった美千雄さんの無念が偲ばれます。最期の1年は、1枚も日本に届かなかった絵手紙。美千雄さんの戦死は、推定で昭和20年8月5日。終戦には、まだ10日もの長い時間が残されていました。絹代は語ります。「もし戦争がなかったら、一緒に美しいものを眺めて、 同じ思いを分かち合えたのに。 毎日の些細な出来事も伝えたいから、 私は返事を書くために、一心にペンを走らせました。」
2007.01.28
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ねずみのポピーは詩人です。彼女の心の中には、とても美しい言葉が流れています。 そんな彼女には、悲しい秘密がありました。彼女の体は生まれつき少し壊れていました。そのため夜になると、彼女は恐ろしい痛みに襲われます。痛みのために彼女の美しい言葉は涙に姿を変え、キラキラ輝く大きな涙の湖ができます。しかし朝になると涙はまた美しい言葉に姿を変え、生き生きと流れ出します。森の仲間は彼女の苦しみを知りません。それどころか森の仲間といる時、ポピーは特別な輝きを持っていました。ポピーのお母さんは、彼女の病気を治す奇跡の森を探します。でもポピーは言います。「探し物はもう見つかっているよ」彼女は苦しみとの対比の中で、何が幸せかを知っていました。皆さんは彼女が見つけた奇跡に気がつかれましたか。彼女が見つけた奇跡を、私もブログを通じて見つけたいと思います。奇跡は当たり前と思っていることかもしれませんから。
2007.01.27
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鬼だからといって、怖くないのに・・・。ねこさん、鬼に驚いて逃げてしまいました。今日は好きな人が多いと思う大津絵をご紹介。ねこさんを驚かしたのは、左の「鬼の寒念仏」です。鬼が僧侶の姿をして念仏を唱えます。まさに装っても姿は鬼。偽善者そのものです。大津絵は風刺絵でもあります。中央には「雷の太鼓つり」や「藤娘」が見えます。雷の太鼓つりは、怖いはずの鬼が太鼓を落として困る様子を描きます。大津絵は権力のない庶民の絵です。権力者や偽善者を皮肉る町の人々。でもその風刺には優しさもあります。鬼の寒念仏は角が一本折れています。角を折ることで完全な鬼ではなく、人として生きる路を残しました。いつでも仲間として歓迎するよ。そんな人の声が、大津絵から聞こえてきます。
2007.01.26
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愛知県で私のお気に入りの洋食器メーカーが、ノリタケ、ナルミ以外にもあります。それはサンゴー(Sango)で知られる三郷陶器です。その名の通り、愛知県尾張旭市三郷町にあります。陶質、図柄も良く、金彩もしっかりしていますが、意外と知名度が低いようです。かつて時計のSEIKOの子会社だったので、陶磁器への取り組みが弱かったのでしょうか。そのため探せば、かなり安価で良質の洋食器が入手できます。サンゴーの直販店に行くと、ディズニーキャラクターの食器で一杯です。どうもキャラクター物が売れ筋の様子。私は写真の図柄が好きですが。とりあえず、今日までは洋食器のお話をしました。明日からは、また話がずれそうですね。
2007.01.25
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ねこさん、今日は苦手なタイルの話をしようか。でもデルフト以外で。なんか陶器関係のブログみたいだね。「タイルの技法」クバチ手: 17~18世紀。イラン産。 多色顔料を用い、透明釉をかけて焼成。クエルダ・セカ: 15世紀以降。同上の産地。油性顔料で輪郭を描き、彩色。輪郭は燃えてなくなり、輪郭が凹んだ状態で残る。クエンカ: 型で彩色部を凹ませて色釉を詰めて焼成。マジョリカ: 粗めの陶胎に錫釉で化粧がけし、色絵を描く。チューブライニング; 稜線を立てて色絵を分断する。クエンカに類似。他にミントンのマヨルカ釉などもある。タイルは個々の図柄も面白い。しかしタイルは並べられ、個々が組み合わさることで、そのつながりに新たな図柄が現れる。ねこさん、まるできみと私が一緒にいることで、支えあえる様に。ブログも個々がつながりあい、そのつながりから新たな世界が広がる。その新しい世界が見たいから、今日も私はブログを続けよう。
2007.01.24
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脱線しすぎて、話がすっかり重くなっています。これはねこさん、一大事。皆さんが疲れてしまうね。では今日は一服しましょう。先週末、また名古屋にいました。名古屋の洋食器メーカーと言えばノリタケですが、私はナルミも好きです。ナルミ、つまり鳴海製陶株式会社は、文字通り名古屋市緑区鳴海町にあります。以前はそこの直販店に、よく出向いていました。包装箱の角が潰れただけで7割引など、とてもお徳だったから。ナルミでは長島伸夫さんのねこのランプが好きです。長島伸夫さんは、ねこ作家として有名です。ランプは白磁のボーンチャイナで、透過光でゆるやかに光ります。なぜか楽天では見当たりません。下中央は似てはいますが、ボーンチャイナの味わいがありません。ランプに興味がある方、ねこさんに興味がある方は、「ねこさんランプ」のリンクをご覧ください。ねこさんランプ
2007.01.23
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人が君達に愛を注ぐなら、君達はそれ以上の愛を返すだろう
2007.01.22
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先日、超常現象は信じないという話をしました。でもね、ねこさん。超常現象か科学かは、どこで判断するんだろう。例えば、テレポーテーション、つまり瞬間移動は、ある意味で現実になりつつある。それはアインシュタインが「不可解な遠隔作用」として量子力学を否定した「量子の絡み合い」。そのアインシュタインの主張は、EPRパラドックスとしてしられる。色々読んだので、本はどれか分からなくなりました。下の3冊のどれかでしょう。ある場所で発生させた2個の素粒子のペアがある。電子なら、一方がプラス、他方がマイナスのスピンを持っている。この2個の電子は、遠く別々に離してもお互いに“絡み合う”。例えば日本で一方の電子のスピンをちょっと変化させると、瞬時にニューヨークにある他方の電子のスピンも同じだけ変化する。別々にあるのに、なぜか瞬間にシンクロする。まさにテレポーテーション。その結果、光速を超える超高速通信が可能となる。これは2000年に10km離れた光子テレポーテーションとして実証済み。さらに多量の情報通信も可能となりつつあり、将来の超高速通信、暗号通信、高速の量子コンピュータの基礎として期待されている。アインシュタインが否定した理論さえも今は真実だとしたら、今の世の中に絶対はあるのだろうか。先日の夢の中でのチビの声は、私とチビの“絡み合い”によるものだとしたら、彼の声が瞬時に伝わったとしても、おかしくはないかもしれない。
2007.01.22
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今年は暖かい穏やかな冬です。年末の引越しの混乱もありましたが、皆様のご支援のお陰様で、無事に15,000ヒットを迎えることができました。大変に混乱した年末年始でしたが、皆様との会話が大変に励みなりました。お蔭様で今年は体調を崩すことなく、多忙な日々を乗り越えております。では、15,000ヒット前後のご訪問者をご紹介致します。「アクセス記録」15010 2007-01-20 10:34:17 吹雪深雪さん 15009 2007-01-20 10:27:36 *.dti.ne.jp 15008 2007-01-20 10:22:37 明日香ママ3180さん 15007 2007-01-20 10:19:24 Musasabi助さん 15006 2007-01-20 10:02:06 208.66.*.* 15005 2007-01-20 09:32:49 AKF11さん 15004 2007-01-20 09:06:50 東京都港区虎ノ門一丁目17番さん 15003 2007-01-20 09:06:17 さつき7808さん 15002 2007-01-20 09:00:36 うんちく3772さん 15001 2007-01-20 08:39:03 ***.blogmura.com 15000 2007-01-20 08:38:44 SIR JAPANさん 14999 2007-01-20 08:36:51 124.39.*.* 14998 2007-01-20 08:20:41 ★野いちご★さん 14997 2007-01-20 08:13:50 125.100.*.* 14996 2007-01-20 08:01:55 ディブ・タカギさん 14995 2007-01-20 07:27:06 133.20.*.* 14994 2007-01-20 07:23:35 おチヨ姫さん 14993 2007-01-20 07:21:59 60.28.*.* 14992 2007-01-20 07:09:37 かみそりエイコリンさん 14991 2007-01-20 07:06:55 朱音丸さん 15,000ヒット目はSIR JAPANさんでした。ありがとうございます。やはり常連の方を多くお見受けしますね。★ 野いちご★さん、うんちく3772さんが、ニアピンでした。まだまだ駆け出しのヒット数ですが、ひとつの区切りではあります。今後も皆様と共に、ブログを継続していきたいと思います。よろしくお願いします。
2007.01.21
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ずっとプログに書かずにいた思い出があります。それはわたしが飼っていた犬とのお別れの思い出。書かなかった理由はふたつあります。ペットのプログがあまりに多く、こんな悲しい話は皆さんに嫌な思いをさせるだけだから。ですから、ペット好きの人は、この日記を読まない方が良いかもしれません。そして、もうひとつは、あまりに愚かな話だから。私は5年ほど前、16年飼った雑種の犬とお別れしました。名前はチビです。仔犬の時の仮名が、そのままになってしまいました。いつも私を、ライバル視していたチビでした。屋内で飼いましたので長生きしましたが、彼にも老化が襲い掛かります。耳が遠くなり、苦手な雷を恐れなくなりました。目が悪くなり、暗いと散歩を躊躇する様になりました。歯が悪くなり、大好きな骨が噛めなくなりました。足が悪くなり、片足で自分の体を掻けなくなりました。胃が悪くなり、食欲が低下し痩せていきました。そしてまっすぐ歩けなくなり、大好きな散歩にも行けなくなりました。それでもライバルの私が近づくと、無理に大丈夫な姿を見せるチビでした。そんな彼の晩年に、私は彼を実家に置いて名古屋にいました。春のある夜、私は夢を見ました。突然の夢で、私は彼の声を聞きました。「苦しい。もうだめ、助けて…」夜が明けて、私は慌てて実家に電話をしました。でもチビは生きているとのこと。安心しましたが、彼とお別れはその2日後でした。科学と理論を尊重する私は、超常現象を信じません。予知夢は、予め彼の不調を知っていた私の記憶が作り出す、想像でしかないことは知っています。それでも私は、彼の声を忘れられません。あの彼の声は、不条理で明瞭な記憶として、私と共にあります。とても愚かで、理解し難い話です。人には理解できない愚かさがあります。春の夜、彼の声を聞いた夢の中で、彼はなぜか人の姿をしていました。
2007.01.20
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人と上手く接するには、犬を見よ。ある高名な方は、そう言った。いぬさん、きみたちは私たちと長く共存してきた。しかしきみたちは何をしただろう。たしかに狩猟の助けになった。でも今では、それも必要ない。それなのに、日本では子供の数を上回るほど、きみたちはいる。きみたちは、ただ私たちの近くにいただけ。私たちに人懐っこく、近寄ってきただけ。私たちの帰りを、ただ待ってくれるだけ。でもそれは、私たちにとても多くの喜びを与えた。きみたちの私たちへの思いは、強い一体感を私たちに抱かせる。だから私たちは、きみたちを愛し、無償で食事を与え、健康を気遣う。そうして、きみたちはごく自然に繁栄を続けた。私たちも人と接する時は、きみたちを見習って、まず人を愛そう。人を愛し、人との接触に喜びを感じれば、人も私たちを大切にしたくなる。いぬさん、私たちは人との接し方さえも、きみたちから学ぶことが可能かもしれない。
2007.01.19
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ねこさん、忙しいと時間を止めたくなるね。高速で移動すると、時間の進み方が遅くなるって知ってるよね。相対性理論なんて、簡単に証明できないと思っているでしょう?でもね、数年前に高専の先生が、遠心分離機で簡単に証明したよ。遠心分離機は、高速でぐるぐる物を回転させる洗濯機みたいな動きの装置。デジタル時計をこの装置に入れて、1週間振り回し続けた。ぐるぐる、ぐるぐるとね。そうすると、なんと時計が計算どおり1秒遅れたんだ!だから私も走り続けるよ。そうすれば、1年で1秒くらいは長生きできるかもね。一緒にどう? ねぇ、きみたちはやる気ないでしょ。それじゃ、長生きできないよ。まっ、私だけ長生きするから、いいけどね。
2007.01.18
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引越しで荷物を梱包しながら考えました。この箱にはどれだけの物が入るだろう?例えばボールを詰め込む時、1個のボールの周りには、何個のボールを置けるだろうか。ねこさん、この答えは昔読んだ本のケプラー予想にあるね。1個のボールに接するように、同じ大きさのボールを最大12個まで置くことができる。天文学で有名なケプラーは、このとおりに予想した。ただしこれは無限配置の場合、箱内など有限領域ではちょっと違うけど。経験上、予想できるケプラー予想。だけどその証明には、400年かかった。最終的にはコンピュータの力まで借りて。でもね、ねこさん。12個だとまだ物が動くよ。隙間があるんだね。それなら13個目も入るはず。ちょっと押し込めば。えぃっ、やぁ、 ばきっ!! あっ! ・・・・・・・・・・・只今、ケプラー予想が証明されました・・・・
2007.01.17
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出会いが救う命もある
2007.01.16
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夜、早朝はさすがに寒いね。こんな時はねこさんと一緒。きみと一緒なら暖かいね。紅茶を飲んで温まるのもよい。特にこのカップなら。そして、いぬさん。きみを見ると、何故か心が温まるから、今日は一緒にいよう。
2007.01.16
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昨日は春を思わせる快晴でした。暖かな日差しと、すっきりとした心地良い風。本当に今年は暖かい。門出は春のものですが、私にとっての門出は今。今日の日は、私にとっては春です。大掃除は今週完了に失敗。しかし来週には完了予定。これで名古屋に来ることも減るでしょう。私にとっては残り少ない名古屋の日々ですが、街の皆さんはいつもどおりの日々を過ごしています。当然のことですが、何か不思議に思えます。もちろん、ねこさんも変わりはありません。ところで、先日のねこさんのリンク切れは、ねこさん自体を見失いました。また出会えるまで、おまちください。
2007.01.15
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大掃除だよ、ねこさん。そう、昨日から名古屋の家を大掃除中。処理場にごみを運搬していたら、1日で終わりませんでした。予想はされていましたが。そこで名古屋のホテルで宿泊中。昨日はコメント返信中に、疲れて眠ってしまいました。すみません。今晩、コメントし、皆さんの所にもご訪問します。まずは名古屋の家の大掃除を終わらせてしまいたいので。まずはねこさん、いぬさんでご挨拶。でも、右端のいぬさんを電子レンジでチンするのは、気がとがめるなぁ。
2007.01.14
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インディゴに置き換わり、18世紀の画家に愛された色、プルシアン・ブルー。それはディッペルが不純な炭酸カリをお客さんに売りつけたことから、偶然に発見された色。 ディッペルはこの色で財を成すが、その欲深さから国外追放、投獄される。私たちは古い絵画を見るときに、注意しなくてはならない。かつて、青は暖色だったから。そう、ルネサンス期の青は暖色。青が「冷えた」のは、水が青くかかれるようになってから。昔、水は緑であり、青ではなかった。画家が愛したプルシアン・ブルー。しかしその色は、光に弱く、アルカリでも変質する。その儚さを画家は愛したのかもしれない。
2007.01.13
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陶器にとっても重要な青。かつて、青は黒と同様に嫌われた色でした。ローマを攻撃したケルト人やゲルマン人が青く体を染めていたから。つまり青は不吉な色。当時の人気色は赤。それが不吉な色、黒の人気向上と共に、青も大流行し始める。そして染料もタイセイからインディゴに改良される。デニムに使われるインディゴだが、ジーンズとの正確な歴史はリーバイスの火事により失われている。プロテスタントは今でも色を嫌う。ヘンリー・フォードが当初は黒以外の車を売らなかったのもそのため。後に革命でも象徴的に使われた青。歴史の中で色は様々な意味合いを持ってきたことが分かるね、ねこさん。
2007.01.12
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命は 悲しみのために 生まれてきたりはしない
2007.01.11
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今日は東京だよ、ねこさん。引っ越してすぐに東京は、さすがに疲れるね。今は少し時間がないので、後ほどゆっくりとお話しようか。東京といえば何かな?
2007.01.11
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はい、ねこさんはオーディオケーブルをまとめて。引越しでで忙しいんだから、しっかりとね。じゃ、いぬさんは、見張り番してて。私は近所のたこ焼き屋さんに行ってくるよ。なんか、たこせんというのがあるんだよ。たこ焼きを薄く延ばし、えび煎餅2枚で挟み込んでいるんだ。もちろん、更にたこ焼きも2個挟まっている。これで120円は安いよね。食べてみたけど、えび入りのたこ焼きという感じ。なに、そのまんまじゃないかって。でも、そうなんだよ。一度食べてみてよ。最後に言っておくけど、引越しの理由は仕事の関係だからね。ねこさん。
2007.01.10
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2007.01.09
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いぬさん、どうしたの? えっ、散歩道がいつもと違うって?ねこさん、何をきょろきょろしているの? なんか寂しいって?そうだね、ねこさん。ここの人達は、名古屋みたいに、みゃぁ、みゃぁ言って、きみたちを応援しない。そう、ここは奈良だよ。今日から、私達は奈良の人さ。何で奈良に引越したかが怪しいって? もちろんお仕事さ。それ以外にないよ。きみたちも早くこの土地に馴染むんだよ。さぁ、新しい一歩だよ。では、その前に大阪に遊びに行こうか? まずは、たこ焼きでも・・・・
2007.01.09
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初めて名古屋に来た時は違和感があったけど、名古屋は良い街。いつも住んでいると忘れがちだけど、良い点を考えてみよう。まず、味噌料理が美味しい。味噌カツ、ドテ丼、味噌煮込みうどん。更には味噌とマヨネーズのコンビネーション、味噌マヨとんかつ。街もライトアップが綺麗。道路も広い。100m道路はまさに道幅100m。1回の信号で歩行者が渡りきれず、中央分離帯で信号待ちするほど。それに活気がある。現在の景気全国一では?万博で一段と伸びた景気、このままで。ノリタケも入手し易かった。これは一番大切。名陶も入手できたし、瀬戸、美濃、常滑も近かった。最近の名古屋の夜は一段と綺麗。そんな風に感じる時もあるね。皆さんの街は、好きなところありますか?
2007.01.08
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ねこさん、今日も雪がすごかったね。雪だるまも作れそうだね。この雪と風の中、奈良まで来たよ。今日はホテルから書き込み。さぁ、これから忙しくなるよ。
2007.01.07
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すみませんでした。LAN切り替えの関係と、私が転々と移動していたために、日記の更新ができませんでした。ご訪問頂いた方には順次、コメント、ご挨拶いたします。失礼致しました。
2007.01.06
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ねこさん、きみたちの命はまだ若くして失われる。医療の保護が、きみたちには十分でないから。人もかつては、結核、ペストや天然痘などで、多くの命が失われた。英国の作家ディケンズにより、19世紀の様子が語られる。教会堂の鐘の音がひとつ、… またひとつ、またひとつ。それは葬式のための鐘の音。一群の身分の低い会葬者が、真っ白な喪章をつけて門を入ってきた。死んだ人が若かったから…。… …泣いている人々の中には、母親-昨日までの母親がいた。しかも、陽は輝かしく照りわたり、小鳥は歌い続けていた。医療の発展は「昨日までの母親」の存在を、その悲劇を減少させた。それでも悲劇がなくなることはない。人は万能でないし、医療技術にも限界があるから。いずれは私も自分の力の限界を、最も悲しい形で知ることになるだろう。せめてその時までは、今という時に、全力を尽くしたいと思うよ、ねこさん。
2007.01.05
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テーマを持って絵画を観ることも面白いよ、ねこさん。この本は、生と死に関した美術集です。医学史家が書いた本なので、医学史としても読むことができます。医学が如何にして疾病と戦ってきたかがよく分かります。生命は大切。先日の猫さんSOSは、璃花ちゃんさんのプログにあったものです。内容に不安があったので、皆さんにもご相談しました。たくさんのアドバイスを頂き、ありがとうございました。生命は大切です。ねこさんも生きています。
2007.01.04
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20世紀の初頭にアメリカの医師ダンカン・マクドゥーガルは、人が亡くなると体重が3/4オンス軽くなることを測定したんだよ。測定には天秤ばかりを利用している。「魂は3/4オンスの重さがある」というけど、これは本当だと思う? ねこさん。後日、ランフォードが同じ測定をすると、今度は魂が負の重さを持つことに気がついた。つまり人が亡くなると、体重が増えるんだ。これはなんだろう。今日では、人が亡くなる時の急激な体温低下が原因と判明している。体温低下で、周囲の空気に対流が起きる。対流の空気の流れは、精密天秤を動かしてしまう。つまり、彼らは魂の重さは測っていなかったんだ。常に再試験では、前の試験結果が正しいのか、疑う必要があるんだね。ところでねこさんは、魂の重さってあると思う?私はあると思うよ。仕事中、気が重くて仕方がないから。あっ、魂より責任とか義務とか、そういうのがもっと重いかな。えっ、お前の存在は軽いって。なに毒舌になってるの、ねこさん。いいんだよ、私はあるがままに生きるんだから。
2007.01.03
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ちょっと確認したいことがありまして。下記のサイトのお話は信じて良いのでしょうか。ねこさんのSOSの話ですが、悪質な方もいらっしゃいますので。もしご存知の方は教えてくださると助かります。猫SOS
2007.01.02
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初詣に参るとお正月という気がするね、ねこさん。お正月には疑問を持ちたくないので相談するけど、このお菓子食べても良いかい?ねこさんにたまごは関係ないと思うけど、気がとがめるので。まぁ、その様子じゃ、こちらの相談なんか聞いてないと思うけど。ともかく、今年もよろしくね、ねこさん。
2007.01.02
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2006年も去り、新たな年が始まりました。昨年、何気なく始めたプログも、今日を迎えることができました。ひとえに皆様のおかげです。本当にありがとうございます。新年は、昨年のプログを案内してくれた3人で迎えることにします。気ままな案内人のねこさん、忠実でおとなしいいぬさん、そしてうさぎさんです。それぞれに思い出があります。私にとっては、10年に一度の大きな変革の1年。皆さんとの会話を通じて、乗り切って行きたいと思います。そして来年の今日も、皆さんとお会いできることを、楽しみにしています。短い様で長い1年。皆さんにとって、良いお年であります様に。本年もよろしくお願いします。
2007.01.01
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