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きんぴらごぼうは、皆さん、お好きな様でした。算数の話に比べて、人気のあったきんぴらごぼう。家庭料理としても愛されていますね。おかあしゃんの味です。ゴマ油の香り、唐辛子の辛さ、いいですね。鷹の爪の隠し味や、春菊も。ハンバーガを連想したかたも。薬剤としての効能もあります。ポリフェノール入りとの情報も。強くなるから、きんぴらごぼう。インフルエンザ対策にもなるでしょうか。繊維質で、便秘にもよい?コメントにもありましたが、ごぼうを捕虜に出して戦犯に問われた事件が伝わっています。「木の根を無理やり食べさせた」という話。しかしこれは、戦犯の理不尽さ誇張した作り話という説もあります。きんぴら、一見人の何は思えません。四国の金比羅さんを連想したかたもいらっしゃいました。文字は、“きんぴら”と平仮名書きが人気ありました。でも金太郎さんの息子というところに、重みがあります。【日記】 かろやかに ちからづよく -きんぴらごぼう-
2009.01.31
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なにかしら、軽快な響きのある“きんぴら”。ごぼう料理といえば、きんぴらごぼう。きんぴらは、金平。坂田金時の子、金平のことです。武勇伝が語り継がれ、浄瑠璃でも演じられた金平。まさに金平は、強さの象徴。人々は、金平にあこがれました。ごぼうは、強精作用がある薬草。食べると強くなるから、「金平ごぼう」と名づけられました。“きんぴら”と書くと、とても軽やか。“金平”と書くと、重みがある。軽やかに、食べやすく、食べれば、どっしりと力がみなぎる。きんぴらごぼう。その名は、まさにふさわしい。
2009.01.29
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コメント、ありがとうございました。いつもながら評判のよくない、数学の日記。文系の小野小町さんに登場願いましたが、やはりだめでした。小町算も、ややマイナーでした。理系離れ?小町の気持ちには、賛同されるかたが多くいました。去ってから想うのに・・・。男性の気持ちが理解し難いとも。通い婚は、今では理解し難いシステムです。100日で、小町は想いのたしかさを確認したかったのでしょうね。美女は、少し不幸であれば、さらに美化されるのでしょう。小野小町の話言葉。時代も違い、現代の方言とも、かなり言葉が違ったことでしょう。保育園の娘さんの話、そのころから女性は強い?咳など、風邪で苦しんでいるかたも増えています。手洗い、うがい、マスクなど、皆さん対策してお気をつけて下さい。今日も素敵な日になりますように。【日記】 解けない 不思議 -小野小町-
2009.01.28
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月日の経つのは、早いもの。1年、 365日。365という数は不思議な数。365 =10×10+11×11+12×12 =13×13+14×1411から14が綺麗に並びます。月日と言えば、伝説の美女、小野小町。美しい彼女は、多くの求婚を受けました。特に深草少将は、がんばります。根負けし、100日間通えば結婚してもよいと、小野小町は答えます。懸命に通い続ける、深草少将。しかし残念なことに、99日目に病で亡くなります。小野小町は生涯独身で暮らし、少将を思い出し100になる計算に親しみます。それが「小町算」と呼ばれるもの。それは、1~9の順番を変えないで、計算結果が100になるようにするもの。例を挙げましょう。123-4-5-6-7+8-9=10012-3-4+5-6+7+89=100あれほど拒んだ、少将を懐かしむ小町の気持ちは不思議です。それは、小町算の不思議さ以上に。月日をめぐる、数の不思議。さらに不思議な、女性のこころ。数の謎は解けたとしても、こころの謎は永遠になるのでしょう。
2009.01.27
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夢がかなったオーム。日記へのコメント、ありがとうございました。オームの法則が、懐かしいという声もありました。オメガを単位記号に使い、オームと読みます。それだけ、オームは有名です。何が大切かは、それはその人にしか分かりません。本人次第という声が、多くありました。夢を実現すれば、後悔はずっと少なくなるものなのでしょう。たとえ、人生すべてをかけたとしても。たしかに、オームは幸せだったのだと思います。現代より科学の進歩の遅い時代。生きているうちに認められ、夢を実現できただけでも幸せでしょう。多くの学者は、生前、非常に苦しみ認められることはありませんでした。そして後世まで、名を残しました。それでも、私は悩みます。何を追うべきかと。煩悩が多く、貪欲に多くのことを追い続けています。いつまでも、迷い続ける。それが、私の生き方なのかもしれません。こちらは、暖かい良い天気が続きます。しかし、北では雪の降るところも多くなっています。寒さに負けず、素敵な日々を今週もおすごしください。【日記】 何が 本当の幸せでしょうか? -ゲオルク・ジーモン・オーム-
2009.01.26
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電気抵抗の単位に、その名を残すオーム。電圧は、電流と抵抗の積となる。著書「電気回路の数学的研究」でその法則を、オームが発表したのは1827年。ドイツ連邦のケルン高校教師だった彼は、この著書で認められ、大学教授と迎えられると期待していました。しかし著書は売れず、内容も認められません。それどころか、ドイツでは激しい批判を浴び、高校教師を辞任することになります。今では小学生でも簡単に実験できる法則。しかし当時は、乾電池の様な安定した電源がなく、追試験ができなかったから。就職先すら失ったオーム。彼はドイツを追われるように、1833年、バイエルン王国に移ります。そしてニュルンベルク工業高校教師となります。その後、フランス、イギリスで、ようやくオームの法則は認められます。さらに1841年、ロンドン王認学会からコプリー賞を受賞します。著書出版後、2年以内の受賞が慣例のコプリー賞。14年後の受賞は、極めて異例でした。オームは1852年に、夢かなってバイエルン王国ミュンヘン大学正教授となります。38歳に著書を出版し、大学教授となったのは63歳でした。法則の認定を頼りに、大学教授の夢を追い続けたオーム。25年をかけて、ついにその夢はかないました。しかしその歳月の代償は、あまりに大きなものでした。教授になってわずか2年後の1854年、オームは65歳で永眠します。生涯、結婚することもありませんでした。夢を追うことの代償は、時としてあまりに大きい。だから夢を前に、人は何度となく悩みます。何が本当の幸せか、と。
2009.01.25
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少し遅れましたが、「ウサギ」へのコメント、ありがとうございました。ウサギは私も飼っていましたが、かまれたこともあります。アマカミではないので、意外に怖い。幸い庭を穴だらけにはされませんでしたが。蹴られて怪我というほどの経験まではありません。私の飼いウサギは、猫に襲われ怪我をしました。その時、鳴き声をあげたので気がつきましたが。寂しくて死ぬことは、ウサギではない様です。むしろ孤独を好む傾向が。また当時は、私も水を与えずに育てましたが、水を飲まないというのは誤解ですね。今はかわいそうだったと、反省しています。冷暖房完備で育てるほど、環境もよくありませんでした。臭いも強いですし。因幡のシロウサギのコメントも、多くありました。なぜか昔話のウサギは、よく失敗します。「しろいうさぎとくろいうさぎ」、面白そうです。ミッフィーちゃんは、すっかり定着しました。パチンコなどでの逆転勝利。運命の逆転?(笑)目立つと攻撃にあいやすいのは、何事も同じ。アルビノも攻撃されすくなりますが、希少性が認められることもあります。また雪の中では、シロは目立ちません。たしかに環境によっては、シロも問題ありませんね。日本では、シロは適応しやすいともいえます。アルビノというと突然変異のイメージですが、種として確立する場合もあります。たしかに繁殖力も強い動物ですので。アルビノのシマリス、見たいですね。久しぶりに、奈良公園を歩いていました。多くの鹿に会いましたが、アルビノはいませんでした。雪も舞う日でしたが、アルビノの動物には保護色になるかもしれません。皆さんも寒さ対策はしっかりとお気をつけください。今日もよい日でありますように。【日記】 運命を 切り開く -ウサギ-
2009.01.24
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とても身近な、白いウサギ。日本の古くからの飼いウサギといえば、白いウサギ。しかし、本来の日本のノウサギは茶褐色。あの白いウサギは、生物的には“アルビノ”。アルビノとは、全身の色素が不足した種。色素が不足したウサギは、毛が白く、目が赤い。本来、アルビノは、自然界で生き残ることは難しい。それは、白い体はよく目立ち、敵に捕まりやすいため。さらに多くのアルビノは、体質的にも弱く、目も悪い。しかし日本では、白を神の色として尊びました。そのため、白いウサギは大切に扱われ、生き残りました。アルビノは、生き延びることができない。その自然の法則をくつがえす、シロウサギ。運命は、生まれつき決まるものではありません。おしえてください、シロウサギ。その、運命をくつがえす力強さを。
2009.01.23
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「蝶雨・黄蝶」へのコメント、ありがとうございました。少し変わったお話過ぎた気もします。コメントでは、皆さんお悩みになったのではないでしょうか。異常現象。昆虫の大発生などは、何かの警告に思えます。いくら美しい蝶でも、異常発生は困り者。先日の鳥の事故の様に、飛行機が蝶で落ちることはないでしょうけど。キチョウは、最近見る数が減りました。モンシロチョウなども、外来種に変わってきています。気候の変化と、外来種の進入により、生態系は変化しつつあります。蝶が、ミステリー小説の様な、不気味な事件の暗示となりませんように。もう1月も後半です。月日は早いものですね。特に今年は、激動の年。意外と体力勝負の年かもしれませんね。今日も皆様にとって、素敵な日になりますように。【日記】 美しい 災いのしらせ -蝶雨・黄蝶-
2009.01.22
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美しい蝶が、災いを告げることもあります。日本の歴史に、何度となく現れる「蝶雨(ちょうう)」の記述。文字通り、蝶が雨の様に降る現象。1178年、帝王編年記には、比叡山近辺や京都の高雄寺で、蝶雨が降ったとあります。また藤原定家の「明月記」にも、1233年,1235年に、やはり比叡山近辺で蝶雨を記録しています。羽化したカゲロウとの説もありますが、蝶雨の正体は不明です。さらに、「黄蝶(きちょう)」の記述もあります。これは黄色の蝶、すなわちキチョウが多量発生する現象。平家が滅び、鎌倉幕府が開かれた頃、何度となく黄蝶が起きたといいます。蝶雨も黄蝶も、災いを招く凶事として恐れられました。今では、黄蝶の原因には、有望な説があります。鎌倉幕府は軍馬を飼うため、巨大な牧場を開きました。そこにはマメ科の植物が植えられましたが、その植物はキチョウの幼虫の食料。キチョウは大繁殖し、「黄蝶」を起したと言われます。つまり黄蝶は、鎌倉幕府による自然破壊の結果。増えすぎた蝶は、無謀な自然破壊への警告でした。美しき、蝶の雨。すべてを覆う、黄色い蝶。美しい自然が失われる時、失われたものに、置き換わるのは、蝶の羽。極彩色に輝いて、なにもかも覆い尽くす。ふるえるほどに美しい、その無数の羽。
2009.01.21
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「ウンカ」へのコメント、ありがとうございました。ウンカをご存じないかたも多く、とてもうらやましく思いました。私は田んぼの傍に住んでいたこともあり、ウンカには悩まされました。ウンカは、細いすきまに入る習性があります。そのため、ウンカは網戸の目に入り込みます。そして一晩明けると、突き刺さったウンカで、網戸がびっしり埋まります。それはとてもおぞましい光景で、生き物が好きな私も、かなりうんざりしていました。アブラムシ(アリマキ)、イナゴ、いずれも人は害虫と呼びます。しかしそれは、人の勝手なのでしょう。カメムシ、これも大発生すると困りますね。警告は、後で気がつくものかもしれません。過ちも、結果を見たから、過ちと気がつくのかもしれません。たとえ、いくら後の祭りとはいえ、気がつけただけ、わたしたちは幸せです。【日記】 警告を 無視したばかりに -ウンカ-
2009.01.20
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稲の害虫といえば、ウンカ。古くから知られる稲の害虫、ウンカ。稲の汁を吸い、稲を枯らすこともあります。江戸の三大飢饉のひとつ、享保の飢饉(1732年)も、ウンカによる被害でした。太平洋戦争の前年、昭和15年。西日本から関東で、ウンカが大発生しました。これによる稲の被害は、日本にとって20世紀最悪の規模。50万トンもの収穫が失われました。開戦前年の被害は深刻で、食料の備蓄が失われることになりました。翌16年には「病害虫発生予察及び早期発見事業」が発足するほど。しかし日本は、飢饉より深刻な、太平洋戦争に参戦してしまいます。古くから農家を苦しめてきたウンカ。それだけに、日本をよく知る虫でもあります。あの開戦前年の凶作は、自然が告げた警告だったのかもしれません。凶作による被害で、もし開戦を断念していたなら。しかしそれには、あの凶作は被害が小さすぎました。人のおろかさの前には、自然の警告は、あまりにやさしすぎる。苦しみは、さらに加速して。あの警告を、無視したばかりに。
2009.01.19
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「ぬえ」へのコメント、ありがとうございました。鵺の鳴く夜は恐ろしい。有名な横溝正史原作の映画「悪霊島」のキャッチコピー。「Let It Be」の曲も印象的でした。私も存じませんでしたが、「悪霊島」はこのビートルズの曲の著作権問題から、長くDVD化できなかったそうです。最近、DVD化されたものの、もうビートルズの曲は使われていません。当時のままの映画は、古いビデオなどでしか楽しめません。トラツグミの声、ウサギに似ているという声も。私もウサギの甲高い鳴き声は聞いたことがあります。トラツグミ、ヌエの名を奪われ寂しいかもしれません。しかし臆病な鳥ですから、静かにしてもらえるのが、幸せかもしれません。能にも「鵺」があるそうで、鵺は日本文化に古くから関わっています。本当は、この「ぬえ」の日記は、「悪霊島」絡みで書くつもりでした。しかし著作権問題でのDVD化の遅れなどから、映画を知る人も減っているのではと思い、トラツグミの話に変えました。もうあの映画も、遠い昔の話になりましたね。鵺の鳴く夜は、恐ろしい。時が経つのも、恐ろしい。【日記】 鵺の鳴く夜は 恐ろしい -ぬえ-
2009.01.18
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ぬえの鳴く夜は恐ろしい。猿の頭、狸の胴、虎の手足に、蛇の尾を持つぬえ(鵺)。人の慟哭にも似たその鳴き声は、凶事を招く不気味な声。怪物として知られる鵺ですが、その正体はトラツグミ。トラツグミは、夏の早朝、夜、曇りの日に、臆病に鳴く鳥。その鳴き声は、「ヒー、ヒー」と、一本調子の金属音。姿を見せぬ不気味な鳴き声。ひとはそれを、怪鳥「鵺」と考えました。古事記や、万葉集にも歌われた鵺。しかし、いつしか、その名は怪物に奪われてしまいます。今では、鵺といえば、猿,狸,虎,蛇の化物。鵺の鳴く夜は、恐ろしい。そして、それ以上に恐ろしいこと。それは、疎まれ、名さえ忘れられてしまうこと。怪鳥と呼ばれ、名前さえ奪われた、哀れなトラツグミ。不気味な鳴き声は、トラツグミの慟哭。鵺の泣く夜は、やるせない。【ウィキペディア】 トラツグミ【SUZUKA HAIKING CLUB】 トラツグミの鳴き声
2009.01.17
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体調不調で、しばらくお休みしました。コメント、ご訪問が不十分となり、すみませんでした。また復帰し始めますので、よろしくお願いします。カルタの文福茶釜の記憶、私も定かでありません。文福茶釜の絵があった気もしますが。かちかち山と違って、こちらはやさしいタヌキ。皆さんの意見にもある様に、タヌキは人に愛されるから、よく話に登場するのでしょう。お茶目な要素は必要です。笑顔は福を招きます。でも真面目に思ってもらえないのは、かわいそう。パチンコにも登場するのは知りませんでした。文福茶釜の絵本を、偶然読んだ方もいらっしゃって驚き。福の分配は、ただかも・・・。ぶんぶくBlog、煮え立っているブログ?(笑)ローゼンタールの破綻は残念です。詳しくコメントはできませんが、詳細なリンクがコメントされていますので、ぜひ日記のコメント欄のリンクからローゼンタールの情報をご覧ください。コメントはすぐに分かると思いますので。皆さまには、お休み中もご訪問頂き、感謝しています。本当にありがたいことだと思います。これからも、よろしくお願いします。また風邪にはお気をつけて。(笑)【日記1】 真面目なたぬきさん すねないで -文福茶釜-【日記2】 消える名窯 -ローゼンタール-
2009.01.16
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急な発熱と体調不良で、しばらくお休みしました。ご心配をおかけしましたが、ようやくPCができる状態になりました。発熱は39℃近くもなりましたが、治まりました。インフルエンザではなく、風邪のようです。コメントを頂きました皆さん、ご心配を頂きありがとうございました。今日はまずは、皆様のところにご挨拶程度のアシアト,応援でご訪問致します。コメントはできないかと思いますが、すみません。今までのたまったコメントのお返事は、明日の日記で。それではよろしくお願いします。
2009.01.15
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こんばんは。今日は体調不調です。先ほど測りますと、熱が38.3℃ありました。まずまずかと。急な発熱。今日はダウンですので、ご訪問できません。すみません。
2009.01.12
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ローゼンタールが破綻しました。ドイツの陶磁器メーカ、ローゼンタールは、デザイナーの育成を目指した名窯。次々と、デザインの優れた陶磁器を生み出しました。しかし半面で、ブランドイメージが一定しない気もしていました。この様な、新しいねらいの名窯の破綻は、残念でなりません。救済されることを願います。昨日の日記は掲載が遅れましたので、少し様子をみてお返事させていただきます。独ローゼンタール:経営破綻 グループの高級食器不振で ドイツの大手陶磁器メーカー「ローゼンタール」は9日、南部バイエルン州の裁判所に破産手続きの開始を申請したと発表、事実上経営破綻(はたん)した。金融危機をきっかけとしたグループの世界的な高級食器の販売不振が響いた。 同社によると、親会社の大手陶磁器メーカー「ウォーターフォード・ウェッジウッド」(本社アイルランド)の破綻が直接の原因となった。ローゼンタール経営陣は融資先を探したものの、交渉が不調に終わり、資金繰りに行き詰まった。 ローゼンタールは1879年創業で、個性的なデザインで急成長した。1997年にウォーターフォード傘下に入り、日本も含め約100カ国で高級食器などを販売。しかし、安価な東欧製品などに押され業績が悪化し、人員削減などのリストラを図っていた。従業員は約1600人。 今後は売却先を探すとともに、地元バイエルン州当局にも支援を要請していく。(ベルリン共同)毎日新聞 2009年1月10日 20時15分
2009.01.12
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たぬきが化けた、文福茶釜。江戸時代の赤本や、滝沢馬琴の「燕石雑誌」で広まった文福茶釜。茶釜に化けたタヌキの愉快な芸で、持ち主の屑屋に恩返しする。もともと赤本などで広まる前は、群馬県の昔話。キツネの恩返しに似た、真面目な話。それが、洒落好きの江戸の赤本によって、笑い話化してしまいます。その後は、茶釜に化けたタヌキの、滑稽な姿ばかりが描かれます。恩返ししたい、真面目なタヌキは、不満だったことでしょう。「ぶんぶく」は、茶釜の湯が煮える音。「分福」とも書きます。福を分け与える。笑いも福を分け与える方法の、ひとつに違いありません。すねないで。たとえ、笑われても。笑いも福を与える、大切な恩返しなのだから。【参考】 石井正己,「図説 日本の昔話」,河出書房新社,2003年,111P ローゼンタール破綻のニュースが・・・
2009.01.11
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「仁王様」の日記へのコメント、ありがとうございます。各地にある仁王様。近くで見ると、にらまれているようで怖くもあります。厳粛な気持ちになるとのコメントも頂きました。一体の執金剛神に、気がついていたかたもあるようです。増上寺の仁王様。不思議と気がついていませんでした。また仁王様の目の形は、またよく見ることにします。霧島が、和製ヘラクレスとのお話。仁王様は、ある国の王子が釈迦に仕えるために力士となった守護神。つまり、「仁王様」イコール「力士」です。金剛杵を持っているのは、相撲のルール違反ですが。「あ」から「ん」へ。たしかに、「あうん」ではなく、「あん」になりそうです。サンスクリット語等、クイズ番組からの情報も増えました。むしろ最近は、情報が多すぎるかもしれません。少し寒くなり始めました。健康には、注意が必要な頃でしょう。今日は雪混じりの天候もあり、ようやく開通した光ネットを調整していました。ブログには不要でしょうが、かしりと小気味よくページが切り替わります。いっぽうで、ADSLのゆるりとしたやさしさは失われたようです。風邪には十分お気をつけて、皆様の明日も素敵な日でありますように。【日記】 うごかない ゆるぎない ちから -仁王様-
2009.01.10
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門の両脇にどしりと立つ、仁王様。仁王様、つまり金剛力士像は二体で一対。口を開いた阿形(あぎょう)と、口を閉じた吽形(うんぎょう)。日本語の源とも言われるサンスクリット語。サンスクリット語は「ア」で始まり、「ン」で終わる。阿吽は、「ア」から「ン」の全ての言葉、森羅万象を包み込みます。しかし、金剛力士像は、もともと一体。執金剛神が分身を作り、二体に分かれたのが金剛力士。そして執金剛神は、ギリシアのヘラクレスが起源という。日本に来た、最強のヘラクレス。彼は二体に分かれ、森羅万象を包み込みます。門に立ち、両脇の仁王様を見上げる時。阿で始まり、吽で終わる、森羅万象を見つめる時。そこに最強の力を、感じることができるのです。たとえ、もう動くことはかなわなくても。
2009.01.09
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「ウェッジウッド」,「キュウリ」の日記へのコメント、ありがとうございます。ウェッジウッドの愛好者の多さに、あらためて驚きました。そして、その知名度にも。コメントで、ロイヤルウースター,スポードの破綻も知りました。2008年11月に破綻。名窯が次々と消えていきます。日本にも押し寄せる波、心配ではあります。カッパの日記には、皆さん、楽しいコメントを頂きました。伝説、西遊記、水泳、お皿、そして髪型まで。同じくらい、キュウリのコメントも多くあり、人気を二分しました。(笑)「キュウリ」の日記の暗いエンディング。皆さんは、ウェッジウッドの破綻のためと思われたようですね。そうではありません。単純に、冬にキュウリがないのを嘆いただけです。最後になりましたが、20万ヒットのお祝い。ありがとうございました。これからも休み休み続けますので、よろしくお願いします。【日記1】 届かない その願い -キュウリ-【日記2】 私のブログを 支えてくれた -ウェッジウッド-*****英磁器メーカー、ロイヤル・ウースターが破たん 2008.11.7 09:47 日本でも人気が高い英陶磁器の老舗メーカー、ロイヤル・ウースター・スポードが6日、資金調達が不調に終わったことなどを受け管財人を任命した。英主要メディアが一斉に伝えた。事実上の経営破綻(はたん)とみられる。管財人は今後新たな出資者を探し、企業存続を図る方針。 同社は1751年創業。1789年に国王ジョージ3世から英国の窯で初めて「ロイヤル」の称号を受け、現在まで王室御用達となっている。精緻で色鮮やかな絵付けがされた「ペインテッド・フルーツ」などで知られる。 BBC放送などによると、同社は新デザインの売り上げ不振に加え、安価な輸入品にシェアを奪われるなどして経営が悪化。一部の工場売却を図ったが、うまくいかなかった。従業員数は約390人。(共同)*
2009.01.08
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1月5日、衝撃の破綻を迎えたウェッジウッド。まさに250年の記念の年、ひとつの時代が終わりました。ジョサイアが夢を託したウェッジウッド。その英国を象徴する古窯の破綻は、英国経済そのものの破綻にも思えます。吸収合併が多い、陶磁器の世界。ウェッジウッドのブランドが消えることは考えにくく、他の陶磁器メーカに吸収合併されることでしょう。しかし現在、ウェッジウッドに吸収されているコールポートなどは、存続が難しいかもしれません。昔の日記を懐かしんでいました。ウェッジウッドでも「クィーンズウェア」、そして蛙の図柄の「フロッグサービス」は、エカテリーナ大帝が発注した伝統の図柄。【日記1】 クィーンズウェア ―エカテリーナとウェッジウッド―最もハンドペイントの手間がかかると言われるフロレンティーンターコイズは、1880年から続くグロテスク模様。【日記2】 未来は あやかしを呼び寄せる ―グロテスク模様―創業者ジョサイアは、月を愛するルナティック・ソサイエティの会員でした。【日記3】 月に 知識に 酔うほどに -ルナティック・ソサイエティ-進化論のダーウィンも、ウェッジウッド家。【日記4】 進化論とともに -ダーウィン展-ジョサイアの息子も、非凡な才能の持ち主。【日記5】 ジョサイア・ウェッジウッドの息子 -チャールズ・ダーウィンの伯父-コールポートの日記は、私のブログのコメントが0~1名の頃に書かれたもの。【日記6】 コールポート まだ兵庫県で開催中の、ウェッジウッド展はどうなるのでしょう。あの初日の壷なども、差し押さえでしょうか。【日記7】 日本初公開 初日の壷 ―ウェッジウッド展―今はただ、ウェッジウッドの復活を願います。****御返事の日記の予定を急遽変更しました。コメントの御返事日記は、後日掲載いたします。急な事件ゆえ、ご容赦ください。
2009.01.07
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なぜカッパは、キュウリが好きなのでしょう。川や湖に住むカッパ(河童)。河童は、水と不快関わりがある水神。水神は夏の野菜が好きですが、特に好きなのはキュウリ。キュウリは、瓜の一種です。瓜の中にある空洞。この空洞には、神が宿るという。さらには、悪霊を封じ込める力もあるという。そして瓜は、川に流されることもありました。神が宿る瓜、そしてキュウリを河童は好みます。神秘の力を補うため。瓜に悪霊を封じ込める力があるならば、今すぐにでも、その力を使いたい。瓜が全ての悪を消してくれるなら、いくつでも、手に入れたいと思うのに。今は、冬。悪を封じる瓜もなく、ただなす術もなく、逃げ去ることすらできなくて。わたしたちは、ただ自らの力を信じ、ひたすらに向かうしかありません。闇の広がる明日へ。
2009.01.06
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昨日、20ヒットを迎えることができました。ニアピンは、rei 1025さん、続いてオソマツ殿さんでした。応援をくださった皆さん、ありがとうございました。日記を書き始めた2006年7月21日から、2年5ヶ月半となります。1万ヒットまでが長かったブログですので、よく今まで続きました。本当に、皆様のおかげと感謝しています。ランキングも昨年末、2008年11月2日に開始しました。2009年1月4日現在、下記のとおりです。キッチン雑貨ランキング: 全251ブログ中 1位雑貨ブログランキング : 全3,729ブログ中 1位 総合ランキング : 全250,606ブログ中 224位ランキングは、まさに皆様の応援の賜。ランキングを始めて、楽天以外からのお客様が増えました。これはとてもありがたいことです。しかしブログの負荷が上がるなどの背反もあり、ランキングの功罪については思案しています。ランキングの順位も、この辺りが限界でしょう。ランキングの今後については、もう少し考えさせていただきます。これからも、ゆっくりと長くブログを続けてゆきたいと思います。ただ、ブログの内容が以前と変わりつつあり、私としては少々不満。お話などもご紹介していた、以前の内容に戻したいとも思っています。長くブログを続けること。そうありたいと思います。皆様の応援あってのブログですので、これからもよろしくお願いします。
2009.01.05
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「ガルーダ」の日記へのコメント、ありがとうございます。姿形の怖いガルーダですが、インドネシアでは人気者です。私もインドネシア土産に、ガルーダの置物を買ったことがあります。航空会社の名前も事故などもあり、有名になりました。紋章などのデザインにも使われています。ガルーダとカラス天狗の関係、私も見落としていました。東南アジアでカラス天狗を見かけたという、日記のコメントで気がつきました。そういえば、除夜の鐘は私も最後まで聞いていません。煩悩が取れていないのは、そのためかも。団欒の日々から、そろそろリズムを変えなくてはなりませんね。もうお仕事が始まっているかたも多いご様子。それでは、また通常ペースでのゆったり日記更新に戻ります。これからもよろしくお願いします。【日記】 同じく 託す願い -ガルーダ-
2009.01.04
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ガルーダ、天狗の起源となった聖鳥。インドネシアに旅すると、ガルーダの木彫りのお土産をよく見かけます。あるいは、ガルーダ・インドネシア航空でご存知かもしれません。ガルーダは、インド神話でナーガ(蛇,竜)を倒す聖なる鳥。鷲の頭と翼、人の体を持ちます。ビシュヌ神が乗る巨鳥でもあります。ガルーダは、仏教では迦楼羅(カルラ),金翅鳥(こんじちょう)に。そして日本の能でも、迦楼羅面が登場します。やがて迦楼羅は、流星起源のカラス天狗と重なります。空を飛ぶ巨鳥、ガルーダ。ガルーダ、迦楼羅、そして天狗となり、アジアの文化を結ぶ聖なる鳥。かつては蛇と争ったガルーダも、今は融和の神。ガルーダを見ると感じます。世界の人のこころには、共通したものがあるだろうと。【日記】 流星に 託す願い -天狗-
2009.01.03
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「かずのこ」の日記へのコメント、ありがとうございます。昨日お会いできなかった皆さんは、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。姿形が似たものに、「~の子」と名をつけることが多くあります。ニシンをカドと呼ぶのは、聞きなれませんが。ご紹介の花に「イヌ」が多いというお話も、似たたとえですね。来年のお正月も、皆さんにブログでお会いできればと思います。来年のお正月の話、鬼が笑うに違いありません。ただし今年は、本当に鬼が出そうですが。昨年の2月に、私は2008年にくだん(件)が生まれると書きました。今年は牛年ですので、予想以上に大きな件が生まれそうです。【過去の日記】 あらゆる不幸を 予見して ―件(くだん)―とはいえ、嘆いてばかりもいられません。皆さんもおっしゃるとおり、前向きに挑戦するしかありません。波乗りでは、波は大きいほど、上手く乗れば楽しめるものです。これからも皆様とともに、ブログを楽しみたいと思います。ぜひ、よろしくお願いいたします。【日記】 姿ばかり そのものに似て -数の子-
2009.01.02
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お正月、おせち料理のひとつ、カズノコ。カズノコは、ニシンの子。ニシンを示すカドイワシの子、カドの子と呼ばれていました。それが変わってカズノコに。縁起物のタツノオトシゴ。これもそのまま、竜の落とし子。竜に姿が似ているから。姿が似ると、「子」になります。わらを叩く横槌。この横槌に似た形のヘビがいます。人はそのヘビを、槌の子、ツチノコと呼びます。姿は似ているが、実は違う生き物を「子」と呼びます。そういえば、最近、ヒトノコが増えたかもしれません。【過去の日記】 とても とても 気の毒な -タツノオトシゴ-*****あけまして、おめでとうございます。皆様の応援のおかげで、なんとかブログ3回目の正月を迎えることができました。これからも休み休み続けますので、よろしくお願いします。来年の正月も、皆様にお会いできますように。
2009.01.01
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