■KILL BILLとの違い2 今回のこの作品は、主役のTOM CRUISE(トム・クルーズ)を含めて英米の役者達がリードする映画ではない。ここがKILL BILLとは決定的な差だ。KILL BILLはアメリカでの抗争が日本に舞台を移しただけで、千葉真一も脇役扱いなのだ。 THE LAST SAMURAIは監督であるエドワード・ズウィックは、ハーバード大学に在籍時にライシャワー元駐日大使の教え子だった。その時に明治維新に興味を抱いて勉強したそうだ。日本の古来の文化が明治維新で西洋化されていく過程に興味を持ったことが、今回の映画化のベースにあったそうだ。タラ監督との大きな違いはここにある。タラ監督は黒澤映画やアニメに興味はあったが、日本の文化や風俗はそれらから学んだ可能性が高い。それが映画のストーリー作りに如実に現れていた。