2005年04月07日
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テーマ: 海外生活(7776)
カテゴリ: カテゴリ未分類
日本で大学を卒業した後、就職し、その後アラスカへ留学しました。アラスカではとても寒くて、自然の偉大さにおののきました。

アラスカでの生活は自然との共存または闘いでもありました。電気がショートして、お昼間に2時間くらい使えなくて、お昼ごはんが作れない。仕方ないのでお店に行ったら、レジが打てないから、スーパーなどは急遽ものを売れない。現金で売ってくれるお店で、電気を使わなくてよいコールドサンドウィッチやクッキーくらいでした。それで、家の人はBBQのセットをだして、ステーキやハンバーガーを寒空の中焼いていました。原始的なものしか使えない状態ですからね。

留学生で素敵な人がいました。今日ご紹介するのは、紀夫君です。彼は、心が優しくて温かい人でした。最初にキャンパスで見かけたとき、お互いなかなか見ないオリエンタルな顔に驚き、お互いがクラスメートと一緒に歩いていたため「日本人?」という簡単な質問で、頷き
「オレ、のりお。宜しく。お名前は?」
と聞かれ、
「カントリーです。」
というと
「カントリーちゃん。よろしく。」
というものでした。

「オレ、のりお」
という台詞があまりにも日本人離れしていて印象に残っています。

紀夫君は、アラスカ暦も長くて、色々助けてくれました。
泣きそうなくらい大変なクラスでも焦らなくていいよ~といって、一度履修した事あるクラスだから、と図書館のグループスタディの部屋で勉強の仕方を教えてくれました。毎週試験があるクラスで泣きそうでしたが、最初に手を差し伸べてもらってよいスタートを切ることが出来ました。

そういえば、夏休み日本に帰省して稼いでくるということで、私はオンボロ車だったのでスピードもあまり出ない車に乗っていたのですが、数ヶ月もの間、車を貸してくれました。

彼は、その当時から写真家を目指し
休みの日は写真旅行へ出かけていきました。


氷の上にテントをはって2週間。

森の中で熊の撮影をするために
熊の人口密度が一番高くてたたみ一枚に
何匹もいるようなワイルドな島へ旅行をし、

木の上にテントをつるして、熊が襲って来れないところで寝食。

食べ物を木の上に吊り上げての生活。


オーロラの写真や雪山の写真を撮る旅行で、
他のバイオロジストたちと共にヘリコプターをチャーターして山の天辺に行き、
迎えが来るまで、雪山の上でイグルー(氷の家)を作って撮影三昧の日々。



その当時から、素敵な写真をたくさん撮っていて、写真も沢山頂きました。これは、私の留学でのよい思い出です。これが、松本紀夫さんのページです。今は、表記がNorio Matsumotoになっているようです。Matsumoto Norioさんのこれからの益々のご成功をお祈りしております。




私の氷河の写真は、住んでいた家から数分のところにありました。
これは、私が撮影しました。

アラスカ氷山1





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最終更新日  2005年04月08日 22時18分56秒
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