伊賀へいらっしゃい
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松尾芭蕉が伊賀上野の天満宮に処女作「貝おほひ」を奉納し江戸に 旅立った。 芭蕉の生前中自署して自著として刊行した唯一の出版物で現在一冊だ けが現存するといわれる「貝おほひ」の刊本は、延宝初年に江戸の 中野半兵衛から出版されたもので、天理大学附属天理図書館が所蔵 しているといわれています。 その天理大学から複製本を昭和二十一年に奉納されたそうです。 版木が発見されたので五十冊複製された中の一冊のようです。 「小六ついたる竹の杖、ふしぶし多き小歌にすがり、あるははやり言葉 の一くせあるを種として、捨られし句どもをあつめ、右と左にわかち てつれぶしにうたはしめ、」 というのが書き出しです。 この 「貝おほひ」を 上野天神宮(上野天神)に奉納し、またこれを パスポートとして持参することで江戸俳壇に乗り込んだのである。 なお、刊本は、江戸の書肆「中野半兵衛」から出版され、江戸におけ る芭蕉の存在を印象付ける大きな機序となった。 というのが定説ですのでこの複製本の版木も江戸の 「中野半兵衛」 のものなのでしょうか。 三重大学文学部教授 山田雄司さんに古文書講座の折にこの写真を お見せして版元の印を読んで頂いたところ「わたやのほん」とうこ とでした。 天理大学綿屋文庫という古典専門の俳諧に特化した部門があります。 ということはやはり昭和になって復刻された一冊のようです。 江戸で出版した初版本は「芝三田二丁目 中野半兵衛開板」と伝わっています。 版本 貝おほひ と書かれているのでしょうがおの字が読めません 多分おのひらがなの元になった於だと思われますが達筆過ぎて分かり ませんでした。
2017年02月08日
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