お散歩うさぎさんのブログ 《京都・いろ色》

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2017.10.22
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カテゴリ: ひとり言・生活

三浦しをんさんの本のことです。

京都の三大祭り「時代祭」が
台風接近ため29年ぶりに
中止のようです

ブログも祭が続きましたので
ここでちょっと一息・・・

その1
「舟を編む」



出版社が辞書を出版する話です。
その辞書の名前は「大渡海」

「海を渡るにふさわしい舟を編む」
大海原に船を出すそのような思いから
名付けられた辞書

主人公は馬締(まじめ)光也

伯父から送られた一冊の辞書で
辞書の面白さにはまり
いつしか辞書を作りたい!
と思うようになり出版社に就職

うだつが上がらない営業部から
辞書編集部へ引き抜かれることになり
13年も前から取り組まれていた
「大渡海」の編集に携わることなる

ぼさぼさ頭で風采は良くないが
真面目が服を着たような男性
一つのことに執着することが
辞書作りに適任だったようです。

そんな彼も胸をときめかす恋をし
結婚へ

校正刷りも五版繰り返す辞書編纂
(じしょへんさん)
最終段階に入る校正で
抜け落ちていた言葉が見つかり
総出で最初から見直しをするなど
船出に困難をきたした「大渡海」・・・

15年後にやっと「大渡海」の出版に
こぎつけるまでの話です。

辞書を編纂(へんさん)する仕事が
よくわかる内容にでした。


その2
同じ三浦しをんさんの本ですが
「大渡海」とは全く中身が違う
「政と源」



話の舞台は
荒川と隅田川に挟まれた
三角州のような墨田区Y町です。

子供の頃からの付き合いがある
どこにでも住んでいそうな二人の男性

「政」こと有田国政
大学を出て銀行に勤め
親にすすめられて見合い結婚
二人に娘がいる。
歳のせいでもないが頑固。

一方、「源」こと堀源二郎
小学校もろくに卒業せず
子ども時分につまみ簪職人に弟子入り
己の腕一本でやってゆけるようになり
気乗りした時に気ままに仕事をしている

大騒ぎして口説き落として結婚したが
妻に先立たれしょぼくれていたが
今は「徹平」という
通いの若い弟子ができて
技術を教えるのが楽しそうです。

互いの家庭の様子を織り込んで
うらやんだりすねたり心配したり

何処にでもあるような話ですが
ほんわかとした温かい人情を感じ
話に引き込まれました。

・・・・・
「舟を編む」の本の中に
言葉の意味や漢字が表す意味などや
助詞の使い方など
話し合う場面もでてきます。

ブログを書く際、入力ミスはともかく
全く意味が違う言葉を
知らずに使っていないか・・・
考えさせられました。
ふっと浮かんだことばでも
正しいかどうか調べないと
恥ずかしいなぁと思いました。
うさぎさんは
いつも”ドキッ・冷や汗”の連続です。
(苦笑)





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最終更新日  2018.01.17 02:55:46
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