お散歩うさぎさんのブログ 《京都・いろ色》

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2018.08.22
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カテゴリ: 八坂神社・祇園祭

今年の後祭は
今までの桜の木は見納めの黒主山
来年は新しい桜の木に替わります
また
今年の大船鉾には竜頭が付くなど
今年の後祭を見たいと思いました。

ブログの記事が途中で
後回しになっていましたが
きりが悪いので最後まで

五番目の
「鈴鹿山」(すずかやま)



伊勢国鈴鹿山で道行く人々を
苦しめていた邪気を退治した
鈴鹿権現(すずかごんげん)を
金の烏帽子(えぼし)かぶり
手に大太刀を持った女人の姿で
表現されています。
鈴鹿山のご利益が雷除けと安産
雷除けは珍しいです。



鈴鹿山にも可愛いお供が・・・




「南観音山」
(みなみかんのんやま)
くじ取らずで六番目です。



楊柳観音座像を祀り
北観音山と同じように柳の枝を
後ろに差しています。
巡行が終わった後、
柳の枝をもらって家に差しておくと
厄除けになると言われています。
横で写真を撮っておられたご婦人も
南観音山の会所へ向かわれました。



山ですが
囃子方も乗っておられます



新町通りを北へ上がりますので
右へ90度山を回す辻回しが
おこなわれます。






辻回しには水が欠かせません。
青竹を敷き水を撒きます。






南観音山は無事に新町通りを
会所へ向けて進んで行きました。


七番目は「役行者山」
(えんのぎょうじゃやま)
役行者が一言主神
(ひとことぬしかみ)を使って
葛城と大峰の間に橋をかけたという
伝承によります。

奈良県の葛城一言主神社が
全国の総本社ですね。



お焚き上げなどの時に
修験道の方と一緒に
来られている方のようです。



役行者、一言主神、葛城神を
御神体として祀っています




八番目は「浄妙山」
(じょうみょうやま)
宇治川の合戦で浄妙が一番乗りを
しようとした時
一来法師が
その頭上を飛び越えたという
平家物語の一説です。
ということでご利益は「勝運」



しっかり頭を押さえています。




九番目は
「八幡山」(やわたやま)
町内に祀られている
八幡宮を山にしています。
会所の庭にお宮があります。







巡行の最後を飾る
十番目の「大船鉾」です
2012年に150年ぶりに
復活された山鉾です
今年は龍頭が舳先を飾ります
来年は大金弊になり
龍頭と一年交替です。












大船鉾の会所が四条通りの南側
左へ90度辻回しを行います。












青竹を敷きなおすこと三回
徐々に向きを変え90度南に



拍手の中、会所へ



会所の前に帰ってきた大船鉾



船の舳先を飾るのは
大金幣(だいきんぺい)と
龍頭(りゅうず)ですが
毎年、交替に使用されます
新調された龍頭は
漆や金箔が施されていません
来年にかけて漆塗りなども
行われるようですが
龍頭以外にも
白木のままのものがあり
漆をかけ金箔など装飾するのに
膨大な経費がかかるようです。

以上で後祭の巡行は終わります。
お付き合い有難うございました。





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最終更新日  2019.04.25 09:55:47
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