マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2011.03.03
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カテゴリ: ランニング障害


 あれから鳴りを潜めていた右足の種子骨。一方左足が急に痛み出したのは3年前。種子骨の突起による腱鞘炎が強烈な痛みの原因だと分かったのはレースの3週間後。最初に診察した老整形外科医はレントゲン写真を見ても、種子骨の発生にすら気づいてなかった。これでは治らないと見切りをつけ、スポーツ整形外科の専門医がいる今の病院を訪れたのだ。

 注射1本で激痛が奇跡的に解消し、事後は医療用インソールを装着することを勧められた。バランスを保つため両足分のインソールを作ったが、痛みがない右足には装着せずにいたのだ。期せずして今回はそれが役立つことになった。

 さて、超長距離を走るウルトラマラソンには必ず限界が訪れる。制限時間内で完走するためには、両脚(足)にかなりの負担をかけるからだ。また老化に伴って筋肉や関節や靭帯の機能が衰え、次第に「激務」に耐えられなくなる。だから老後の生活を楽しむためにも、無謀なランニングで足を破壊するわけには行かないのだ。

 3年前から「沖縄本島一周単独走」を始めたのも、そして昨年から「峠越え」を始めたのも、ウルトラランナーとしての「賞味期限」がそろそろ限界に近づいていることを認識してるため。70歳を迎える3年後まで何とかウルトラに挑戦し続けたいし、出来ればその後もランニングを楽しみたいと願う次第。

 走らない日が今日で8日間続いた。医師との約束で明日までは歩くだけで済ませ、いよいよ明後日は両方のシューズにインソールを入れて走る実験開始。その結果違和感があれば、厚みを調整してもらう積り。このインソールが今後最後まで私と付き合うことになるはず。シューズもこれからは底が厚く、クッションが効いたものを使用したいと思う。

 今日は3月3日で桃の節句。妻は1週間ほど前にひな人形を出して、和室に飾っている。私達夫婦の最初の子供である長女が生まれた39年前に、今は亡き妻の母がわざわざ送ってくれたものだ。フリージアの香りが漂う和室。桃の花はないが妻と桜餅を食べ、お茶を飲みながら、2人の孫娘達の成長を祈った。





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Last updated  2011.03.03 16:17:08
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