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いやあ、8月も終わりました。
さて早速今月の成績ですが、対前年末比で+17.5%となりました。まずまずの1か月になりましたが、それには3097物語コーポレーションや3277サンセイランディックなどの超主力株の株価好調が大きかったです。
次にPF上位銘柄の売買に関してですが、いつも通り最新の総合戦闘力に応じて細かくポジションを増減させました。具体的な銘柄名とその簡単な理由は以下の通りです。
まずは買い増しの方ですが、
2128ノバレーゼ(優待改善を高く評価。魅力的な銘柄揃いのブライダル関連だが、その中でも相対上位にいるとの判断。)
3172ティーライフ(7月優待銘柄。先月売った分をちびちびのんびりと買戻し。これは優待族の年中行事ではあるが、「めんどくさいし、辛気臭いし、出来ればやりたくない。持ちっぱでいいならそうしたい。」というのが本音。ただ特に7月のようなレア月優待銘柄では、やらないよりはやった方が年間でのパフォーマンスが明らかに良い。私も投資家として数字、結果が当然必要だし、ま、「必要悪」という認識。)
6059ウチヤマHD(ご存じバリュー系の個人投資家に大人気の銘柄だが、1Qがイマイチだったせいで投げた方もチラホラ。私としては今期もセール&リースバックによる特別利益の上乗せの可能性が高いことと、近い将来の東証1部昇格期待があること、また中期的に見た場合の成長力には変わりはないとの判断から、今の位置は安いと考えて更に大きく買い増し。)
7558トーメンエレクトロニクス(株主構成から考えてTOB成立ラインの66.7%まで株が集まらず、TOB価格の引き上げが濃厚なのではないかと考えて更に買い増しした。ちなみにかぶ1000さんやたーちゃんさん、御発注さん、ロックオンさんなどの「歴戦の凄腕個人投資家」の方々が結果発表直前のトーメンエレには多数集結していたのだが、その様を誰かが「インテリ乞食の集会場。」みたいに表現していてすごく面白かった。
結果としては会社側は63.0%と思ったよりも多くの株を集める結果となり、また期待されたTOB価格の引き上げもなく、「てっとり早く利益になるかも?」という期待は残念ながら崩れ去った。今後については臨時株主総会→TOB成立という流れかと思うが、今回は親の豊田通商分を除くと3分の1程度の応募しかなく、いわゆるマジョリティ・オブ・マイノリティ(少数派の中の多数派)を達成できなかったことから、価格決定の申し立てをすれば1650円よりも有利な数字が出る可能性も十分にあると考えられる。
ただ、私としては今回のトーメンエレに関してはTOB価格の引き上げ狙いで短期のつもりで買っていたこともあり、今後どうするかは現段階では全く未定。それにしても今回の件で痛感したのは、「私には時間というスパイス、調味料を使わない短期の投資はやっぱり全く向いていないんだなあ。」ということだった。「時の流れと優待」いう魔法を使ってじりじりと利益を上げるのが私のスタンスであり、短期で大きく利益を獲りにいく、というのは自分には元々才能が全く足りないし、実に難しいと思った。)
その一方で、株価上昇のカタリストが相対的に乏しく、総合戦闘力が劣ると判断した銘柄に関してはポジションを落としました。具体的には、
2737トーメンデバイス(指標的には安いがカタリストに乏しい。後、どうせだったら兄弟会社のトーメンエレクトロニクスの方がお祭りみたいで楽しいので、そちらに資金を移したという面もあった。)
3174ハピネス・アンド・ディ(8月銘柄なので「優待取らないの法則」を発動して、一旦ポジションを落とした。それにしてもここは以前から期待してずっとフォローしているのだが、実際には芽が全く出ず「泣かず飛ばず」という感じ。うーん。)
3376オンリー(取らないの法則を発動して、一旦優待MAXの12枚を残して売り切り。)
5185フコク(そう悪くは無いが、PF最上位の一角としてはカタリストが足りない。)
7264ムロコーポレーション(指標的には実に安いのだか、あまりにもカタリストに乏しい。)
7552ハピネット(妖怪ウォッチパワーで実に良く上がった。私は「もうこれで充分。」と考え、1枚を残して売り切り、勝負を終えた。)
あたりです。
今月もPF上位銘柄に関してはたっぷりと時間をかけて精査を続けながら、各々の銘柄の最新の総合戦闘力とPF内のポジションの大きさが綺麗に正比例して並ぶように微調整を行いました。今年も残り3分の1、今まで以上の緊張感と集中力を持って戦っていきます。それでは皆様、来月もよろしくお願い致します。
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