PR
Free Space
Calendar
Keyword Search
さて最新のランキングの発表前に前回2014年7月のトップ15銘柄を復習しておきましょう。
前回1位だった2796ファーマライズHDですが、2014年度中に全株を損切りしたため静かに、そして全くいい所なくその姿を消しました。そして2位だった7419ノジマは損切りしようと思っていた矢先にITXの買収が評価されて狂い上げを演じ、PF準主力に出世して姿を消しました。分からないものですね。
さてそれでは、最新の「含み損ランキングTOP15」を早速見て行きましょう。なおポートフォリオは2015年1月4日現在のものとなっています。
ランキング1位に輝いたのはブランド品を並行輸入で安く仕入れてイオンを軸とするショッピングセンターで小売している3174ハピネス&Dです。ここは店舗数だけはしっかりと伸びており、また指標的にもまずまず安くて優待内容も良いことから、
以前から何度も「仕掛けては撤退」を繰り返しているのですが、今までのところ業績がダメダメで私も全く結果が出せていない状況です。
実際の店舗を見てもライバルとなるエクセル(8273イズミの1事業部)と較べて全体にかなりダサく、更に悪いことに利益率の改善を狙ってハッピーキャンドルというこれまた全く洗練されていないPB(プライベートブランド)に無理矢理に大きな売り場を与えているせいで、よりだらしない締まりのない売り場になっているという悪循環もあります。私はいつも「もう少し何とかならないのかな。ポテンシャルはあると思うんだけどな。」とため息を吐きながら、お店を徘徊しています。
2位にはカタログ通販大手の8248ニッセンHDが入りました。2期連続の大幅最終赤字で業績はクソクソに最悪です。本来であれば一旦切って損出しをした上で買い戻すべきなのですが、ここは優待獲得に「6ヶ月以上継続して保有」という条件が課せられているために売るに売れず、このような無様な有様となっています。
3位の百貨店大手(大丸+松坂屋)の3086J・フロントリテイリングは優待族的にはマストアイテムです。老舗百貨店の有料展覧会というのは非常に面白いものが多く、それに無料で忍び込めるのは嬉しすぎるからです。
5位で宮城県地盤にイエローハットなどのFCを手掛けている3190ホットマン。2014年の上場1年目から華麗に業績大幅下方修正の美技を決めてくれました。どこがホットなのか全く分かりませんが、節税クロスをかけてもまだこのマイナス。本当に有難う御座いました。
7位でモバゲーが主力の2432DeNA。ここは無意識の内にナンピン買いをしてしまって傷を広げています。私は、 「原則としてナンピン買いはしない」 ことを自己ルールとしています。それは難平買いというのは「ハイリスク・ローリターン」で非常に拙い投資戦略だと考えている(ナンピンをかけると、勝った場合でも薄利のことが多いし、逆にもしも負けた場合には致命傷を負う場合がある。)からですが、その一方でナンピンで平均単価を下げると勝率が格段に高まるのも事実で、油断をしてると今回のように夢遊病のように買ってしまうことがあります。本当に気をつけないといけないですね。。。。。。
ま、PFから含み損銘柄が全て消える日というのはドラえもんの「独裁者スイッチ」でも手元にない限り永遠に来ないでしょうし、今年もきっと色々なことがあるでしょう。
さて、明日からまた新しい1年がいよいよスタートします。皆様、お互いに気合を入れて頑張りましょうね。
2024年6月の抱負。 Jun 1, 2024
2024年5月のまとめ。 May 31, 2024
ついに。 May 19, 2024