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さて今日は一部のマニアック系の投資家の方々から熱烈大好評を戴いております、 株式投資本オールタイムベストシリーズ です。第29位は、
ケン・フィッシャーのPSR株分析
(ケン・フィッシャー著、 パンローリング社)
です。
成長株投資のパイオニアであるフィリップ・フィッシャーの息子として知られていますが、彼はただの「著名投資家のボンボンの2世」でありません。それどころかこの本はとんでもない名著です。ちなみに彼には数冊の邦訳本がありますが、その中でもこの本の魅力は突出しています。
私は昨年ちょっとしたきっかけで、これまでの 「投資家としての集大成」 の意味も込めて、この「株式投資本オールタイムベスト」シリーズを始めたのですが、その時に自分の投資家としての明白なエッジ(優位性)を形作ってくれているいくつかの神本については、ブロックし秘密にして予めランキングから除外することを決めていました。
株式投資の世界というのは本当に厳しいところですし、率直に言って私は自らの首をあまり絞めたくなかったのです。もっと言うと、そもそもこのシリーズの構想自体は何年も前からずっとあったものの、「自分の投資家としての人に知られたくない秘奥義を開示することになるので、やっぱり止めておこう。」と思ってこれまで書いて来なかったということもありました。
そしてこのケン・フィッシャーのPSR株分析は、
「隠していた、ブロックしていた最高傑作」の中の1冊
です。では何故このタイミングで紹介することにしたかというと、あまりにも良い本で自分が頻繁に参照しているせいで他の本を紹介するときに期せずして既に何度も言及してしまっており、隠している意味が既に全く無いと言う事に気付いたことと、本のエッセンスをウェブ上にアップしておいた方が自分が後で何度も読み返すのに便利だな、と考えを改めたからです。
なのでこの本は今回29位として登場していますが、本当はトップ20入りしていますし、今この日記を書いているパソコンから0.2秒以内で手に取れるところにいつもあります。定価が2300円とパンローリングの本としては非常に安いのですが、これは多分価格設定を間違えたのだと思います。パンローリングの本を大量に読んできた私の考えでは、「素晴らしい内容だし、定価5800~7800円くらいが妥当だな。」と感じています。(続く)
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