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さて今日は、株式投資本オールタイムベスト34位、新賢明なる投資家(ベンジャミン・グレアム&ジェイソン・ツバイク著、パンローリング社)の第6弾です。
最終章である第20章は我々バリュー投資家にとっては「聖書」とも言える内容です。 安全域(margin of safety)という概念はバリュー投資の正に根幹を成す
ものなんですね。
「長年の経験から分かっていることは、投資家が最大の損失を被るのは、好景気下で優良とはいえない証券を購入したとき」。 グレアムのこの指摘は今の私達にもそのまま完全に当てはまりますね。
「安全域は、計算ミスや運の悪さを十分に吸収する効果がある。」 だからこそ、バリュー投資家は相対的に市場で生き残りやすい
「 安全域が保障するのは、損失よりも利益を上げる可能性のほうが大きいということだけ。。。これは保険引き受け事業の基本原理と同じ である。」 始めてこの部分を読んだとき私は震えました。この本の序文でバフェットは「ウォルター・リップマンはみんなが木陰で休むための木を植えた人たちについて話した。ベン・グレアムはそういう人間なのである。」と述べましたが、
私達バリュー投資家は今でもグレアムが植えた「安全域という大きな木の木陰」で元気に毎日を過ごしている。
んですね。
「真の投資には安全域が不可欠だ。。。そして真の安全域とは、数字や筋道の立った論証、また実際の経験に照らして証明可能なものでなくてはならない。」 その通りですね。私も常に自分がその保有理由を誰にでも分かりやすく明白に説明できる銘柄と共に戦うように心がけています。 (続く)
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