みきまるの優待バリュー株日誌

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Feb 21, 2018
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カテゴリ: 優待株について
 さて今日は 2018PF概況シリーズ です。





54位 7605 フジ・コーポレーション (東1、4月優待) ◎~◎◎





 PF時価総額54位の上位銘柄は、宮城県地盤でタイヤ専門店「タイヤ&ホイール館フジ」を東北、関東中心に直営展開しているフジ・コーポレーションです。










 ここは2011年4位、2012年1位、2014年4位、2016年4位と、長年私のポートフォリオを支え続けてくれた偉大な銘柄でしたが、株価上昇により静かに勝負を終え、2017年には「母なる優待株いけす」に一度は戻っていました。





 ただ、その後も月次推移に素晴らしいものがあり、私は「うん、フジ・コーポは今の株価位置で0ベースでフレッシュな目で見ても、やっぱりポートフォリオ上位で余裕で戦えるだけの力がある。」と考え直し、今回久しぶりにPF上位に戻ってきました。

 ちなみにフジ・コーポは近藤真彦さんを広告塔として知名度アップに注力していますが、マッチさんはタレントとしての高い知名度の割には「意外とギャラが安い」との事で、 「バリュータレント」 だと思います。実にスマートな選択肢ですね。(笑)











 現在の株価は2541円、時価総額266億円、PBR2.15、自己資本比率は59.7%、今期予想PER16.45、配当利回り1.2%(30~35円)、総合利回り3.1%(30+50=80円)で、優待は「1年以上の継続保有を条件として」100株保有で5000円相当、1000株で10000円、5000株で20000円相当の三菱UFJニコスギフトカードです。






















 フジ・コーポは専門とするタイヤ・ホイール販売に関しては日本一の総合戦闘力を誇っています。社長さんも、

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 「勿論タイヤ・ホイールに関する品揃えは同業他社の追随を許さないでしょう。」  と絶対の自信を持っています。

 そしてこの戦闘力の源泉は、

1. フジ・コーポレーションは全店舗が直営であり、本部マージンが不要なこと、迅速な経営判断が出来ること、通信販売が可能等の点でフランチャイズの多いオートバックスやイエローハットなどのライバルに対して圧倒的な価格優位に立っていること。

2. タイヤ販売はブリジストンのタイヤ館などのメーカー直営店が圧倒的なシェアを握っている世界だが、それらの直営店はメーカーの都合で存在するお店であり、客の方を向いていないので品揃えが劣る。そのためほぼ全てのメーカーのタイヤを扱っていて「客の欲しい商品が何かを考えて仕入れている」フジ・コーポには敵わないこと。

 などですが、この10年間くらいの実際の業績推移が証明している通り、タイヤ販売業界においてはフジ・コーポに勝てる総合戦闘力を持ったライバルは存在しません。そしてフジ・コーポは利益率の高い美味しいビジネスであるタイヤ販売のみに特化しているという利点があるだけでなく、現在の店舗数は東日本中心に僅かに46に過ぎず、西日本には巨大な空白地帯が広がっており、これからまだいくらでも日本全国に出店余地があります。


 ただ、実際の店舗展開を見ると「西日本を埋める」というよりは、「東日本のまだ出店余地のある隙間を深耕する」感じで出店しているようです。寒い地域の方がタイヤが売れやすくてビジネスに有利なのでしょう。ま、いずれにせよまだまだいくらでも出店はできるだろうと思います。




 そのため、フジ・コーポは今の成長力を今後更に数年間は無理なく維持していける可能性が非常に高いと考えています。

 そしてクレヨンでお子様にも簡単に説明できる分かりやすい業態、タイヤ業界の構造的な歪みに乗じたまだ今後も数年間は続きそうな恒常的な成長力、業績をチェックしやすい親切で詳細な月次発表、「もしも、




ピーター・リンチ




 が今でも現役のファンドマネージャーだったらきっとこういう銘柄を買うんだろうな。」と感じるフジ・コーポのフレンドリーな魅力は未だに色褪せていないと考えています。これから再び、PF上位の一角として楽しくホールドして応援していく予定です。






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Last updated  Feb 21, 2018 06:07:00 PM
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