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効率的市場仮説の主唱者であるファーマは、、、同僚であったケネス・フレンチとともにデータ分析を進め、ついにアノマリー(特定の手法の期待リターンが高くなること)の存在を認めることになる。
1993年、2人は「ファーマ=フレンチ・モデル」なるものを発表した。これはCAPM(Capital Asset Pricing Model 資本資産評価モデル)の拡張版とも言えるもので、株式の期待リターンは、
1. CAPMが予測する市場ポートフォリオのリスクプレミアムから生まれるものに加えて、
2. 小型株効果
3. 割安株効果
からももたらされるとした。期待リターンの水準を決定する要因が3つあるので、これをファーマ=フレンチの3ファクターモデルと言う。このうち2と3がアノマリーである。
これで、グレアム=ドッド村のサルたちが好成績を上げていることも一応は説明できる。
ちなみに、ファーマ=フレンチ・モデルの応用版として、ファクターをもう1つ増やした4ファクター版なども提唱されている。4つ目のファクターとされるのは、モメンタム効果と呼ばれるものである。
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