みきまるの優待バリュー株日誌

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May 14, 2020
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カテゴリ: 株式投資全般
​  さて今日は株式投資本オールタイムベスト102位






とびきり良い会社をほどよい価格で買う方法 (チャーリー・ティエン著、パンローリング社)










の最終回第3弾です。








 今日はティエンのディスり芸極まる、第7章 失敗、判断の誤り、バリュートラップ から。














 ティエンの語る 投資にふさわしくない企業 の一覧は圧巻で説得力があります。具体的に見ていきましょう。







 ​
​人気製品のおかげで前途有望そうな企業​
​​











 こうしたことは新しい分野で数年ごとに起きる。


 今世紀はこれまでのところ、太陽光技術、バイオテクノロジー、ソーシャルメディア、電気自動車などで起きている。


 テスラ自体も問題を抱えている。。。これまで一度も利益を出したことがなく、累積赤字は巨額だ。














 だれもが買っている人気商品を販売する企業



 ほぼすべての子供たちがクロックスをはいていたころを覚えているだろうか。



 だが、それらの靴は今ではダサいと言われ、、、株価は80%以上も下げて、時価総額は10億ドルを下回っている。



 私たちが少なくとも10年間、利益を出し続けている企業だけを優良企業とみなすのはこういう理由からだ。投資アイデアは少なくとも相場サイクルが完全に一周して、それがうまくいくと証明される必要がある。私たちは一時的な流行にはかかわりたくない。













 急成長をしている企業



 成長が速すぎる企業の株式は避けた方が良い。


 成長が速すぎるのは危険だ。。。キャッシュを調べよう。


 → 私も急成長企業は投資家にとって極めて危険が大きいと考えています。私たちのこのトラップだらけの不可思議な世界では、キラキラと光輝いているものには「常に近づかないのが正解」であることが実に多いんですね。







 積極的に次々と買収を進める企業


 → 、、、ここ日本でも、明確に該当する銘柄がありますね。(汗)














 競争が激し過ぎる事業



 小売業は特に厳しい事業だ。


 なかでもデパート事業は競争が激しい。どういうわけか、デパートは常に多すぎる。













 時代に取り残された企業



 時代に取り残されたこれらの企業の困るところは、それらが不動産、特許、ブランド、子会社など、多くの資産を保有しているため、株価が大幅に下落すると、バリュー投資家にとって魅力的に見える点だ。しかし、それらは実際にはバリュートラップ(割安のワナ)であることが多く、ここでバリュー投資家は大半のお金を失うのだ。








 ぐぬぬ、、、このティエンの指摘は痛いです。私も「コテコテのバリュー系投資家」なので、過去18年間で数々のバリュートラップにきっちりと仕留められてきました。ただ、今から振り返ってもそれらの一部は「無傷で切り抜けるのは不可能」だったと思います。株式投資は本当に難しいですね。。。(滝汗)









 バリュートラップ



 割安さは、事業価値が損なわれ続けるバリュートラップの可能性がある。バリュー投資家は株式の高値掴みよりも、バリュートラップに引っ掛かったときのほうがはるかに大損をする。最も有能なバリュー投資家でさえ、このワナに引っ掛かることがある。バークシャー・ハサウェイは、バフェットが買ったときにはバリュートラップだった。








 このバリュートラップに関するティエンの説明は、歯切れが良くて分かりやすいですね。私達バリュー投資家と言うのは、自信がなければ勝ち残れませんし、そして同時に謙虚でなければ生き残れません。因果な商売ですね。(汗)









 さて、これでこの本の紹介は終わりです。キラリと光る、バリュー投資に関する良書ですね。未読の方は是非。(終わり)





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Last updated  May 14, 2020 05:36:30 PM


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