みきまるの優待バリュー株日誌

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May 28, 2021
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カテゴリ: 株式投資全般
​​​  さて今日は株式投資本オールタイムベスト117位





 ヘッジファンドのアクティブ投資戦略(ラッセ・ヘジェ・ペデルセン著、金融財政事情研究会、2019年)








 の第5弾です。






 今日は、第4章 ポートフォリオ構築とリスク管理 から。






 ​
​アクティブ投資家はとりわけリスク管理を重視する必要がある。​









 はい、ペデルセン先生の言う通りですね。シンプルですが、身の引き締まる言葉です。







 ​
成功したヘッジファンドのほとんが支持するいくつかの一般的な原則がある。



 ポートフォリオ構築の第一の原則は分散化である。実際、ファイナンスにおける唯一のフリーランチは分散化であるという格言がある。





 これは実体験からも納得がいきます。我々優待族と言うのは、「市場で最も長命な一族のひとつ」として知られていますが、それは優待が欲しいが故に必然的にたくさんの銘柄でポートフォリオを構成せざるを得ず、それで自然に分散化が出来ているからです。





 更に私の様に650銘柄を超える優待株を保有していると、そこから更に一歩進んで「どんな市場環境下でもゾンビの様に生き残る。仮に首を切り落とされても死なない」ヒュドラー(ギリシャ神話を代表する蛇の様な怪物。首が何本も生えていて、更に首を1本切り落とすたびに2本の首が生えてくる。)の様な不死身の優待モンスターになることすら出来ます。(笑)








 ​
第二の原則は、ポジションの限度額を設定することである。。。たとえばジェームズ・チェイノスは、すべてのポジションが純資産価額(NAV)の5%未満となるようにし、この限度額に近づくとポジションを削減すると述べている。





 私はチェイノス程には厳密にはしていませんが、それでもポートフォリオの分散化は常に強く意識しています。また同時にポートフォリオ上位銘柄の業種を分散させることも心掛けています。








 ​
​ 第三の原則として、より強い確信をもてる取引により大きなベットをすべきである。本当に確度が高いのはどの取引かを考え、最も大きなリスクは確実にその取引でとらなければならない。​





 、、、うーん、これが「言うは易く行うは難し」でとても難しい。自分がこれが着実に出来ていれば今頃は間違いなく億万長者だったんですけどね。。。






 ちなみに私は、超名著  価値の探求者たち  の中で ​ ウィリアム・ブラウン  が述べている以下の言葉を座右の銘にしています。ちょっと引用してみましょう。






どうして25番目の銘柄にまで分散投資する必要があるのか。ベスト10の銘柄に投資することで十分じゃないかと投資家から聞かれることもある。 でも、私たちは正直なところ、どれが本当のベスト10かを確実にいえるわけではない。 やはり、分散しておいたほうがいい  んだよ。分散投資をしておくことによって、保有銘柄に過度に固執しなくなるという副次効果もある。適度に分散をしておくと、不安を減らすことが出来る。







確かにポートフォリオにしっかりとした分散をかけておくと、不安は減ります。凄く安定した精神状態で、ご機嫌で相場に取り組むことが出来ます。でも、同時に爆発的なパフォーマンスを上げる可能性からも遠ざかります。 はー、こうして見ると、やっぱり私は残念ながらコテコテのバリュー投資家なんですね。。。(しょんぼり)









 ​
​ 第四の法則として、リスクの観点からベットする金額を考えるべきである。​





 はい、自分も当然にポートフォリオ上位銘柄にはその確信度に応じて資金を傾斜配分しています。ただこの数年は投資成績がイマイチなこともあり、「傾斜度」はかなり控えめにしています。数年前に6425ユニバーサルエンターテインメントに入れ上げてイケイケで戦っていた時とは真逆の、「平べったい族」の「どんぐりポートフォリオ」を作って、ちまちまと戦っています。(滝汗)















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最後の原則として、リスクと確信度に応じてポジションの大きさを変更し続けるべきである。。。成功するヘッジファンドは自分のポジションと運命をともにすることはないし、ベットを不用意に大きくすることもない。






 私が年がら年中飽きもせずに「主力株概況シリーズ」を書き倒し続けているのも、常にポートフォリオを最適化し続けて、極上&戦闘力抜群の銘柄群を持って市場で戦い続けるためです。モーターレースの最高峰F1の世界と一緒で、「マーケットでの停滞は後退、更には死までもを意味する。」んですね。(続く)






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Last updated  May 28, 2021 08:04:39 PM


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