みきまるの優待バリュー株日誌

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免責事項 : 当ブログは私が少しでも成長し、「より良い投資家」 になるための私的な勉強の場として運営しています。記事内容は一般的に入手可能な公開情報に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当ブログの記事に基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100%ご自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。

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Oct 23, 2022
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カテゴリ: 優待株について

 さて今日は 2022~23主力株概況シリーズ です。

17位 7552 ハピネット (東P、3月優待) ◎◎

 PF時価総額17位の上位銘柄は、玩具卸で圧倒的首位のハピネットです。昨2021シーズンは23位でしたが、株価上昇により少し順位を上げてきました。










 最近はコロナ禍のダメージでイオンを筆頭とする巨大ショッピングセンターに空き店舗が目立ちますが、そこにカプセルトイ(ガチャガチャ)の専門店が静かに増殖しており、その恩恵を受けてハピネットの業績は非常に好調です。今期も既に第2四半期の連結業績を上方修正(通期は据え置き)しています。











  現在の株価は2019円、時価総額486億円、PBR1.04、自己資本比率は49.1%で有利子負債は0、今期予想PER13.60、配当利回り2.5%(50~60円)で、優待は自社オリジナル玩具・ゲーム・DVD・ブルーレイなどから100株で1つ、500株で2つ+2000円相当のこども商品券、1000株で3つ選択+5000円相当のこども商品券です。 優待品のメルカリ価格はブツと時期によって違いますが大体1つ2000~3000円で平均すると2500円なので、総合利回りは3.7 %(50+25=75円)となります。


​​​​













今日は私が過去に戴いた優待品の中から1つだけ見ておきましょう。





 メルセデスベンツGクラスのラジコンカー














 「Gクラス=通称ゲレンデ」が嫌いな男性って聞いたことがないですし、何を隠そうこのワイも大好きです。滅茶滅茶カッコいいので、お家の棚に飾りました。













 さて私はハピネットを2020年の5~6月に平均1100円くらいで買い増しし、合計10000株の保有としてPF上位銘柄として戦うことにしました。




(上記データはSBI証券より引用)







 その時に自分が考えたこと・思考の流れは以下の通りでした。






 1.  ​ハピネットはヒット商品が出るか出ないかで毎年の業績が大きくぶれる​  傾向がある。そして積極的な企業買収を通じての売上高の着実な伸長と業績推移を見ると、ハピネットには中ヒットが出れば1株益100円強、大ヒットが出れば1株益200円を稼ぐ力がある。





 具体的に過去の事例を見てみると、 ​ 2015年3月期  には玩具事業でバンダイの「妖怪ウォッチ」のキャラクター商材の大ヒットがあり、1株益178.9円を稼ぎ出した。









 また ​ 2018年3月期  には映像音楽事業で映画「君の名は。」の大ヒット、またビデオゲーム事業で任天堂スイッチのハードと、そのソフトである「スプラトゥーン2」、「スーパーマリオオデッセイ」などのメガヒットがあり、1株益185.3円を稼ぎ出した。





 なので3~5年の中長期の視点で考えれば、1株益100円の「普通の出来の年」が出る確率は非常に高いし、うまくいけば1株益200円の「当たり年」を掴める可能性もある。そして1株益200円なら、欲をかかずに低めに見積もってPER10倍としても楽に株価2000円が目指せる。







 2. また仮に利益低迷が続いた場合でも、下記の通りハピネットは「安定的な配当額として1株当たり年間50円を維持する」と公表しており、また「ほとんど無借金」で財務状態が良いことからも、その継続性には問題はないものと考えられる。








(上記データはかぶたんプレミアムより引用)
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 3. 更に最初に見たように、ハピネットには極めて強力かつ独自性が光る優待制度がある。配当50円+優待25円で合計75円になるので、  業績がどれだけ悪くても「総合利回り7.5%となる株価1000円ライン」はリアルガチで強固な防衛線として機能する







  以上を簡単にまとめると、この投資アイデアは配当と優待を貰いながら、ハピネットに次の特大ヒット作が出て株価が大きく上昇する日を地中に隠れて惰眠を貪りながら気長にゆっくりと待とうという、





​ハピネット お昼寝待ち伏せ投資法​








 でした。








 私は当時株価が1100円前後だったハピネットに、名著 ​ ダンドー  で著者のモニッシュ・パブライが言う











​​ コインの表なら勝ち、裏でも負けは小さい ​​






 非常に有利な状況を見出した、ということです。「株価は今1100円。勝負に負けても1000円で、もしも勝ったら2000円なので、これはめちゃんこ有利な賭けだ。チャンスだな。」と考えたのです。









、、、、、、という思考の流れで、私は現在ハピネットを準主力クラスに据えて戦っています。また「4代目絶対基準優待バリュー株」として長年ポートフォリオの司令塔を担ってきた ​ 8591オリックス ​ が2024年3月期での優待廃止を発表した今、次の ​ 「5代目」の筆頭候補 ​ ともなっています。
そのくらい地力のある銘柄です。









、、、、、、、、ここを買い増しした2020年当時は「株価2000円に行けば御の字だな。」と思っていましたが、その後の力強い売上高の伸長と好調な業績推移を考えると、「次に特大ヒット作が出れば、地力の増したハピネットは1株益300円くらいは出るかもしれない。そうするとPER10倍として株価3000円は現実的な目標だな。」と現時点では考え直しています。







 ま、いずれにせよ、高いガチンコ戦闘力を持つ正統派優待バリュー株のハピネットを、これからも楽しくホールドしながら応援していく予定です。






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2022~23主力株概況シリーズ 免責事項



2022~23主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに絶対に必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこい独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きますよう、伏してお願い申しげます。 ​​






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Last updated  Oct 23, 2022 11:38:00 AM
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