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さて今日は2024~25主力株概況シリーズです。
9位 3181 買取王国 (東S、2月優待) ◎◎◎
PF時価総額9位の準主力株は、ホビー主体の路面店『買取王国』を東海地盤に展開しているリユース店の買取王国です。
どうです。この外観の「迷いのないボロさ」。「日本国民総貧困化」の時流にぴったりと合っていて、清々しくて実にいいですね。(笑)
駐車場もボッコボコです。(汗)
現在の株価は852円、時価総額31億円、PBR1.10、自己資本比率は61.9%、今期予想PER7.99、配当利回り1.2%(10円)、総合利回り2.3%(10+10=20円、優待は下記の2つを合わせて額面の100%で評価)で、優待は100株保有で1000P及び自社買取30%アップ券などです。
買取王国はローカルチェーンなので、ややマイナーなブランドに関して値付けが甘いというか適当な所があり、バリュー投資家としてはそこが非常に魅力的です。例えば下の「レッド・ヴァレンチノ」のカーディガンは税込み3630円だったのですが、これは破格に安かったと思います。
さて買取王国はこの数年で成長力を取り戻しており、指標的に安いことも合わせ、力のある 優待クオリティ株
と言って良いと思います。
(上記データはかぶたんプレミアムより引用)
そして今期も既に数店を新規出店しています。また上半期の既存店売上高が103.5%、全店売上高が108.1%と好調を維持してもいます。
更に、 7月16日には株式会社ベストバイが運営する総合リユースショップの良品買館の一部(9店舗及び商品センター)などを譲り受けることが発表
されました。以前から買取王国は地盤の東海地方から第2ドミナントエリアとして関西地方への進出を目指しており、これは非常に良い買収であると個人的には思います。
次に買取王国の実店舗の評価ですが、店内に手作り感が溢れていて非常に魅力的です。
いやむしろ本当の所を言うと、業界トップで各店舗がフォーマット化されて同質になってしまっている 2681ゲオHD
のセカンドストリートよりも圧倒的に磁力のある空間になっています。
商品の見せ方に熱気と拘りが溢れており、店内の独特な埃っぽさとも相まって、「良かった頃のヴィレッジヴァンガード」みたいなワクワク感と粗削りなストリート感に満ちています。
ちなみに「WHY NOT」という高級業態店も数店舗あるのですが、こちらは逆に「セカストをより上質にした感じ」でこれまた素敵なお店です。
なにしろ、お店に入った瞬間にまるでインターコンチネンタル大阪のロビーみたいな「イイ匂い」がしますからね。なにかフレグランスでも焚いているのでしょうか? 常に埃っぽくて深呼吸が出来ない、エラ呼吸を余儀なくされる通常業態の買取王国とはエライ違いです。でも、そういう「徹底的な割り切り感」がこの会社の美点なんですね。
さて2023年2月にここ買取王国の通常フォーマットの記事を一度書いていたのですが、それから1年ちょっとの月日が流れ、軟調な株価推移と共に私は大きく買い増しをしてここを新しくPF上位の準主力で行くという決断をしました。「リユース株バルクプロジェクト」の新参有力大名に据えて集中して戦に挑んでいきます。
2024~25主力株概況シリーズ 免責事項
2024~25主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに絶対に必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこい独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きますよう、伏してお願い申しげます。
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