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ホイアンのホテルに着いて、少し休んだところでランチの時間になった。
事前に調べておいた Dao Tien というレストランに行きたいと思い、ホテルのフロント(コンシェルジュ)に、今日これから行きたいが予約できるかどうかを聞いてもらう。
電話で予約を取ってくれ、タクシーの手配も頼む。ホテルはホイアンの旧市街の西にあり、Dao Tienは旧市街の東側にある。旧市街にはタクシーの乗り入れが禁止されているのだが、Dao Tienは少しはずれているので、タクシーで至近距離まで行くことができた(真ん前まで車を乗りつけることも可能なのだが、そこまでする必要もなかった)。
ホテルから Dao Tienまでタクシーの料金は40,000ドン(220円)。 実際には35,000ドンちょっとぐらいだったのだが、切り上げて払う。
タクシーが停まったところにはレストランの看板があり、そこにスタッフが待っていてくれて、「今予約された方ですか?」と言って店まで案内してくれた。見事な連携サービスにびっくり。
川沿いのテラス席から入るDao Tienの入り口。欧米人中心ににぎわっていた。
キャンバス地のルーフとホイアンらしいランタンの演出が素晴らしい。テーブル席には清潔な白いクロス。
南国らしい豊かな植栽越しに川が見える。天気もよく、明るく、最高の気分。はるばる来てよかった!
まずは、ホイアンといったらコレでしょのホワイトローズ。
米粉でつくった皮に海老のすり身などのフィリングをのせた、見た目は開いた餃子みたいなホイアン名物。「ナンプラー」といって持ってきた甘酸っぱいタレをかけていただく。タレも美味しかったが、ナンプラーという感じはしなかったなあ。
Dao Tienのホワイトローズは、ホイアンに古くからある井戸水を使って作っているそうな。
オススメと言われて頼んだ、卵と野菜のライスペーパー巻き、ピーナッツソース添え。ソースはややインパクトがなくて、タイで食べたピーナッツソースのが好きだな、と一瞬思ったのだが、これはこれで楽しく堪能した。
「ホワイトローズとどっちが好き?」と人懐っこいウエトレスの女性に聞かれたので、「どっちも美味しいけど、ホワイトローズのほうが好き」と答えたら、「私も」と言っていた。
こちらは野菜のポタージュ。ちゃんとつくってある。別に絶品スープではなかったが、こういうベーシックな料理の味がしっかりしている店は信頼できる。
妙に気にいってしまったミント・レモネード。ミントの青臭さも含めた新鮮さがいい。実は今回のベトナムではフルーツ系のジュースがはずれまくり。唯一気にいったソフトドリンクが最初に飲んだコレだった。
ランチはこれだけでお腹がいっぱいになってしまった。もう1つの名物「揚げワンタン」が食べられず残念。お値段は全部で、390,000ドン(2147円。レート0.0055)。VISAカードだけ受け付けていて、現金が不足していたので、カードで払った。
後日、夜に「揚げワンタン」を食べに再訪したのだが、チリソースがもうひとつだった。やはりここのイチオシはホワイトローズ。次が卵と野菜のライスペーパー巻き、ピーナツソース添え。
夜来たときは、悪天候で雨も風も強かった。だが、ここのテラス席、ルーフ部をかなり頑丈にしつらえてあるらしく、ほとんど雨が落ちてこなかったのには、ちょっと感心したのだった。
天気がよければ雰囲気は最高。味もサービスもいい。タクシーも頼めば呼んでくれる。夜タクシーを呼んでもらったら、店の目の前まで来てくれた。ホイアンに行ったら是非行こう、Dao Tien。
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