天候不順で雨が多かった5月。
6月に入ると、一転しては珍しく好天の日々が続いている。
日差しは夏。頬をなでる風はさわやかな初夏。
早朝の散歩道は、もう6月だというのに、
遅れてやってきたサツキの花が今盛りにと、
初夏の日差しを浴びている。
一面が、赤、白、のグランドカバー。
(道端に可憐に咲くドクダミの花)

そして、初夏に可愛らしい花をひっそりと咲かせるドクダミの白い花々。
今年の6月はドクダミの群生が道端に勢いよく茂り、
盛んに花を咲かせている。
さらに、山を削り取り作られた人工のため池の
散歩小道のグランドカバーに植えられている
キンシバイ(金糸梅)に似たヒペリクムが、
その繊細な長いオシベを涼やかな初夏の風にふるわせている。
その花弁のあざやかな黄色が、来るべき夏の暑さを予感させる。
(ヒペリクムの繊細可憐な花糸)
爽やかな朝の風にのって、かぐわしい快い香りが満ちる散歩道。
削り取られた山肌にあっという間に、
はびこり、大きな木になるニセアカシア。
その木々の芳しい香りが満ちる朝。
(かぐわしい香りを放つアカシアの花)
山ツツジやユズリハやソよゴやマツの木々を縫うようにして根を伸ばして、
その旺盛な繁殖力と、早い成長力で
山肌をあっという間に覆いつくすアカシヤ。
花の咲くこの時期は、大きな蜂が群がる山肌となる。
養蜂家にとっては、重要なハチミツ採集の樹木だというこのアカシア。
その木がこれほど厚かましく、従来の雑木林を、瞬く間に駆逐する樹木とは。
生態系をあっという間に破壊する樹木であるとは。
( 山の斜面を覆いつくし繁茂するアカシアの木)
そして、遠くからは、まだ朝だというのに、
山肌を削るブルドーザーの音が聞こえる。
雑木林を根こそぎなぎ倒し、一夜にして一つの山をなくしてしまう
巨大な重機の音が聞こえる。
そして、わずか50坪たらずの建売の、こみあった街があっという間に誕生する。
これを好景気というニッポン。
高度経済成長をめざして遮二無二に日本列島を破壊した
あの時代と変らないニッポン。
どこかアカシアの木と似たニッポン
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USM1さん