ことちゃん
満9歳のお誕生日おめでとう!
2013年4月19日、
9歳になりました。
生まれて満9年がたつと
こんなに大きくなるのですね。
ことちゃんの誕生日にプレゼントするために
冨士子婆が描いた水彩画。
賢く繊細な少女を描きたかったが
なかなか難しい。
このブログに「小さい命・ことね」というカテゴリーがあり、
ことちゃんが満1歳のときからその小さな命に感動し
延々とお婆は記録し続けてきました。
その小さな命は
赤ちゃんから幼児期を経て
少女へと変貌を遂げています。
一人の人として
次第に対等に付き合えるようになってきました。
ことちゃんのママは
ことちゃんの1歳3か月より仕事に復帰しており、
増々仕事に没入していますが、
ことちゃんは頼もしいママの助っ人にもなりつつあります。
爺さん婆さんの育児支援の機会は更に増え、
かなり負担になっていますが
幼い子らの成長に元気を貰っています。
爺さんがパパやママよりも力をいれ、
熱心にかかわっているのが
スイミング。
スポーツを通して子供は育つが
モットーの爺さん。
この1年間は、
タイムトライアルに挑戦してきたことちゃん。
苦しい単調な練習、
成果が出ないままただひたすら泳ぐ時も
あれこれとお爺ちゃんが指南して、
何とか続けてきたこの1年。
最近になって、やっと
目覚ましいタイムの向上もできたね。
ピアノもこの1年間には
少女らしい新たな発展を獲得できたね。
年1回の発表会では
「人形の家とめざめ」を弾きました。
ことちゃんのピアノは、
幼いながらも聴衆を惹きつけるものがあり、
とても感動する。
小2の昨年はピティナピアノコンクールにも出場、
中京地区本選にまで行くことが出来た。
幼い時からこのような体験ができることも貴重なこと。
(ママが忙しいため、家で練習をみるものがいないので、
練習時間が少なすぎる。成長して、自分の意志で進んで練習できる
ようになると、もっと良いものになるのではと期待しているが)
(秋のグレード試験で優秀賞になり、表彰を受けていることちゃん)
「ひまわりと小人」というお話を絵にして
秋の作品展に優秀賞になった作品
「はじめてのれた!ひまわりの上!」
この絵の題名の付け方にお婆は感心。
小2ながら倒置文にしている。
絵ものびのびとしていてとてもいい。
ことちゃんの性格をよく表している。
スポーツや芸術面に多彩な活動をしていることちゃん、
元気いっぱいで
どちらかと言うと落ち着きがない。
じっとしておれない。
でも、少しづつ賢くなっています。
幼い時、色々な体験を思いっきりして、
心と体をしっかり育ててね。
スケール大きく、豊かな大人に育つといいな。
(富士子婆の時代は貧しすぎて出来なかったこと)
その土台を今作っていること
ママやパパは肝に銘じて大切に育てて欲しい。
芸は身を助ける
ことちゃんの育っている環境は、共働きの核家族で、
上に述べたような格好良い部分も多少はあるが、
その舞台裏はてんやわんやのシッチャカメッチャカで
日々混乱を極めています。
現在の日本の社会の家族問題点が
すべて凝集されているといってもよい、
どこにでもある共働きの家庭です。
女性が仕事を持ち、子供を育て、生きることを
ごく普通のこととして育ってきたことちゃんのママ。
頑張っていますが、とても大変です。
ことちゃんもこのお婆やママの姿をみて育っています。
お婆やママを乗り越えて、
高い専門性をもって働く女性に
成長してくれること期待しています。
ことちゃん9歳の2013年、
世界はグローバル化の名のもとに、
低賃金で良い製品が大量に製造でき、
大量消費する地域をもとめて、
世界中の企業は大移動している。
国内は、空洞化し、
職のない若者や不安で孤独な高齢者たちあふれています。
富はごく一部に巨大に集中し偏在しています。
富裕層と貧困の二極化がますます進行。
国家はもっぱら一部の富裕層のために
施策を次々に実施中。
そんな末期的な混乱状態の日本、
この国を「強い国」にする。
「世界で一番商売のしやすい国にする」
などと叫んで、今、日本はアベノミクス効果とかで
から騒ぎの最中。
国民は見果てぬ夢をみています。
その中で、
安上がりな労働力として女を駆り出すために
「母親が3年の育休を取れるようにする」
(何で母親?父親が取るべきでは。)
はたまた
「内閣府」の「少子危機突破タスクフォース」とかいう
わけのわからぬ名称の作業部会なるものが、
「生命と女性の手帳」なるものを作り、
若い女性に配布するという。
晩婚、晩産化に歯止めをかけるためという。
これはひどい。
見当違いもはなはだしい。
産めよ増やせよと
国民にはっぱをかけた太平洋戦時下の
大政翼賛会下の婦人会のおばさんそっくりになってきた。
女性が人としての尊厳を貫いて生きることのできる社会とは何か?
この根底での社会のあり方を正すことなしに、
「産めよ、増やせよ」と国民に命令している。
その尊大さ、支配層は自分を何様と思っているのか。
こっちゃんが9歳になった春、
日本の社会にはこんなことが起きていた。
こっちゃんが社会人になったとき、
社会は今より大きく変化しているはず。
女性が社会の中で働き子を育てていくことが
ごく当たり前の時代にきっとなっている。
今は、その過渡期である。
その未来に力発揮できる女性になるためにも
しっかりとした実のある能力を
身に着けるように、
今は学びの時である。
ちーちゃん満6歳になりました 2013.06.09
ゴールデンウイークの東京 2013.05.02 コメント(5)
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