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昨日も青森出張で嵐に立ち向かってきたのに、今日も札幌市の大学にいってる次男坊が帰省してきて、七戸十和田駅まで迎えに行くことになった。 昨日より風雪が強い。 「🎶破れ一重に三味線抱けば(中省略)津軽、八戸、大湊」 北島三郎「風雪流れ旅」であった。 こりゃいつもより時間がかかるかな午後三時に出発した。 いつもなら一時間半のものを二時間半の準備をした。 それなのに…新幹線到着三分前に駐車場へ。 新しく開通した下北縦貫道横浜インターからはホワイトアウト…どこが山やら道路やら。 周りは全く見えず、前後のクルマもノロノロ運転でイライラが頂点に達する。 これは復路も同じで、往復五時間掛かった。 その後焼き肉屋で次男坊と二人で夕食。 「冬休みっていつからだったんだ?もっと早く帰って来れなかったのか?」 聞いた私がバカだった。 「昨日までクリスマスパーティーが続いてさ。」 友達と数日間お酒を呑み続けたらしい。 焼き肉屋でもビールを勝手に注文してのみやがった。 いつの間にお酒を呑めるようになったんだろう? そういえば1月7日は次男坊も「成人式」だ。 大人になっていくんだなあ
2017.12.27
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スタジオジブリって、実は「ジブリ」じゃないって知ってました? 宮崎駿監督が、大の飛行機好きなのは有名ですが、実は飛行機の名前でしてね。 イタリアの軍用偵察機「ghibli」に由来しているそうです。 意味は「サハラ砂漠の熱い風」ということで、「アニメ界に熱い風を巻き起こそう」という思いで名付けられたらしいんです! スタジオジブリのアニメには、そういえばよく飛行機のお話が出てきますね。 「紅のぶた」でしたっけ?あの赤い飛行機のエンジンに「ghibli」と書いてありましたっけ‼ ところで私は最初に「ジブリじゃない」って言いましたけど、「ghibli」は「ジブリ」と読まずに「ギブリ」と読むようですよ。 どっちでもいいことですけどね。
2017.12.26
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パソコンがおかしくなりました。もしかしたら、このブログ…届いてない方もあるかと思います。どうすればいいのか・・・
2017.12.25
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うちの子会社のうち…昨日は「生コン会社」の忘年会でした。私は普段、建設会社にいるし…たまに生コン会社に行っても、コンクリートミキサー車の運転手は出荷で出ているし・・あまり会えないんです。だけどね…私が中学生のころからいる社員もいて…かなり盛り上がっちゃいました。一次会は「かさい」さんていう居酒屋さん。宴会部長が選んだお店ですけど…私もしょっちゅう行くお店で、味もいいんですよ。ところが…ちょっと行かなければならないところがあって…この時はお酒は飲めなかったんです。途中退席すると…「社長、二次会は〝ブランド”ていうスナックだから来てよ!」と声が…「わかったわかった!」私は用事を足しに出かけました。用事が終わったころ電話が…「社長、二次会に移動するよ!」そこで…また社員たちと楽しむために二次会場に行きましたよ。すると…かなり混んでましたね。昨日は学校の終業式…だから先生たちの忘年会が多かったようですけど、そのお店の混雑は、ある医療機関の忘年会。 しかもその医療機関の理事長先生は、建設会社の「産業医」をお願いしてまして…私はご挨拶に伺いました。するとそこには…ほかの老健施設の先生も…「あれ?T先生は何でここに?」実はこちらの先生の老健施設の新年会に…来年早々招待されてるんですよ。別の医療機関の先生がお二人…何で一緒なのかわかりませんでした。あとで聞いたら、この「T先生」…心臓に関しては「青森県随一」という評判が…だから、曜日を決めてその理事長先生の「M医院」に診療に行ってるらしいのです。ごあいさつを終え、また自分の席に戻ると…その医療機関の看護師さんが座ってました。そして…「あなたが社長さん?…うちの兄がお世話になってます。」聞くと生コン会社のある社員の妹さん。「前にお願いしたことがあるんですけど…いえね…兄の会社は産業医がほかの先生なんですけど、うちの病院にお願いできないかって…」あ、考えてみると建設会社は私がお願いしたんですけど、生コン会社は専務が決めたんですよね。あ、専務っていうのは昔からいる人で…親族ではないんですけど、生コンの知識に関してはものすごいんです。ま、こんな人がいるから任せられるんですけどね。でも私は…うちの関連企業は皆同じ産業医だと思ってたんですけど…「あのう…生コンは違いますけど、建設会社はお宅の先生にお願いしてるんです。」すると…「建設会社?」え?私が社長って知っているのに…「あのう…建設会社って…どちらの?」すると彼女の兄のほうが…「うちの社長はS建設の社長と同じ人!」「え?知らなかった…」どうも私のことを知ってる人ってあまり多くないようですね。
2017.12.23
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こんな題名の小説…ありましたよね?誰とは言いませんが…今まで仲間だと思ってた人に、また騙されそうなんです。商売の基本は「信用」だと思ってたんですけどね…あの人の基本は「騙す」ことのようです。どんな騙し方?…それは言えませんが…その人…私のそばを離れる言い訳が…「入院しなくちゃならない。」だったんですよ。それこそ・・・「悪い奴ほどよく眠る」を地でいくような…自分が離れるにあたって…「あの会社は俺が面倒見なくなったらすぐ倒産するよ」そんなことを平気で言いふらしているらしい。でもね…うちの本体の会計業務を見ていただいている「公認会計士事務所」に全部書類を見ていただいたら…「倒産するような会社じゃない」と太鼓判を押されました。まずは一安心だけど…その人がどれくらいうちの悪口を言いまわっているか…気になるところではあります。昔からその人のことをよく知ってる人に言わせると…「なんであいつをお前の下に置いたのかよくわからない…」なんて言われちゃって…それならもっと前に教えてほしかったなあ。
2017.12.22
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今日は「義勇組のお年取り」「むつ市・小川町集会所」で開催されるんですが、「義勇組」の若者たち・・・そしてOB…小川町町内会の人たち・・・それから小川町町内会長から推薦された「田名部神社総代」が集まります。町内会の人たちと、他の人たちとに別けたのにはちょっとわけがありまして・・・実は私もそうなんですけど、「神社総代」でありながら、「小川町町内」には住んでいないんですよね。そりゃ私だって他の人たちだって、元々は「小川町町内」に住んでいたんですけど、結婚など親から独立するときに家を出て・・・他町内に住んでる人が多いんです。私が現在住んでいるところは「緑町」・・・元々「小川町町内」に生まれ育ち、親もずっとそこに住んでいましたから・・・「総代をやれ」と町内会長に言われやってるわけですけど、もしここに親の家がなければ・・・私としては大変なわけです。だって「田名部まつり」の正装といえば「着物にカミシモそしてハカマ」・・・もちろん履物は「足袋に草履または下駄」となるわけです。山車に着くときには「半纏」になるわけですけど、、そのたびに着替えるとなると「緑町」まで帰っているわけには行きません。そこで・・・実家を売りもせず・・・私は祭りのたびにその家に一週間ほど過ごすことになるわけですけど・・・そのためだけに固定資産税を支払い電気水道代を払い・・・いつでもそこに暮らせるようにしているわけですけど・・・皆さん喜んでください。な、なんと!・・・今度結婚する息子たちがこの家に住んでくれることになったんです。だったらついでに「総代」も息子にやってもらえばいいと思うんですけど、先日町内会長から叱られました。「あなたが決めることじゃない・・・町内会で決めることなんだから世襲でやってるんじゃないんだぞ!」って・・・最後に・・・「ま、いずれはその息子さんにやってもらうことになるかもしれないが・・・とりあえずは町内で決めたアナタにずっとやってもらう。」と言われました。従って・・・私は「田名部祭り」になるとその期間中前後、息子の家に「下宿」させてもらうことになるだろうな・・・その問題は私だけで無く、町内会以外のほとんどの人が抱える問題なようです。「義勇組」の人たちも・・・ここに住んでない人がいかに多いか・・・「組頭」がよその町内から通って来たり・・・就職した先が・・・たしか「副頭」の一人がそうだったはずですけど、地方銀行に勤務して、青森県内あちこちを転勤して歩くとか・・・最近人数をそろえるのも大変なようです。さて、今日はその「義勇組」のお年取り・・・「義勇組」の山車の神様は「猩々様」です。近年、総代になったばかりの私としては、何の神様なのかよくわかりませんが、・・・真っ赤なお顔をされてまして・・・もしかしたらお酒の神様かも・・・昔は町内に「造り酒屋」・・・「中嶋酒造」さんがありましたからその関係かな?よくわかりませんが・・・私も子供のころから拝んでいた神様です。毎年町内の安心安全・・・そして家族や友人の健康をお祈りしています。会場の中にはほかに。仏教を守護する四天王のお一人「摩利支天様」と「権現様」もお祀りされています。「権現様」も元々は・・・仏教を守護する「神様」だっていう話しを聞いたことがあります。「権現様」の「権」は・・・「次の」とか「代理の」という意味だそうで、「お釈迦様の代わりに御姿を現された神≫という意味なんでしょうね。つまり・・・この「小川町集会所」にいらっしゃる神様たちは・・・「神仏混淆」という事になるのでしょうか。だから・・・この集会所でのお祭りのときは、ずいぶん変わったものを見られるんですよ。参拝の時・・・「線香を立てて柏手を打つ」んです。最初は私も「変わった拝み方だなあ」と感心してましたけど、最近は慣れてきましたね。ちなみに・・・私が「総代」を勤める「田名部神社」の御祭神は四柱いらっしゃいまして・・・「下北半島総鎮守・示現太郎大明神」「海辺鎮守・味耝高彦根神」「十五代・應神天皇」「宇曽利山・大山祇神」の四柱なんですけどね・・・この最初の「示現太郎大明神」は「栃木県日光市」の「二荒山神社」からお移りになられたと聞いています。この「二荒山神社(ふたらさんいんじゃ)」ですけど・・・「二荒」と書いて・・・「にっこう」・・・つまり「日光」の語源となられたらしいです。「日光」の神様が、なんで「下北半島」の神様になられたのか・・・不思議ですね?
2017.12.19
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早朝に舞子の父親の車で、私は一人「野辺地駅」に向かいました。雪は降り続いています。自動車学校で習ったように、控えめのスピードでポンピングブレーキを多用して…周りの車の運転手に取ったら、「邪魔な初心者」にしか思えなかったでしょうが、私の緊張はトップギアのままです。ちょうど国道279号線から「石油備蓄基地」にいく道路との三叉路のところのカーブ…そのカーブの先には踏切があるところでした。スピードを出してないにもかかわらず…ちょっとブレーキを踏んでもそのままスリップ…曲がらず直進して、「あ、ぶつかる!」ガードレールが目の前に迫ってきたのです。ギュッと目をつぶると、なぜか目前で車は停まりました。「よかった…」私は口に出して言ったと思います。踏切のちょと先に…少し広いところがありました。そこで20分ほどでしょか?…シートを倒して横になってしまいました。まだ若干二十歳…それなのに腰が痛かったことが思い出されました。そこから…さらに野辺地駅に向かいました。到着したのは出発から二時間弱だったと思います。今思うと、倍の時間もかかったことになりますね…着いたときには予定の列車はすでに到着してたはず…駅の待合室に舞子はいるはずでした。しかし…そこには舞子の影も形もありません。「なんだよ…急行列車は遅れてるのか?」実はそうではありません。舞子の家に電話をしてみると…予定の列車には乗れず…次の急行列車に乗ったという報告…到着時刻はあと二時間もありました。駅の「立ち食いそば屋」で温かいそばを食べました。雪はいったん止んでいました。2時間後…舞子の乗った急行列車は定時に到着。しかし、舞子はかなり機嫌が悪かったんです。「何?この電車…10何時間もかかって…」それは当時としてはしょうがないことでしたが…私だって家を出てから今まで…4時間半もかかったんです。しかもかなりの緊張感のまま…また雪が降り出していました。今だと新幹線も3時間半くらいでしたっけ?だけど実家から最寄りの駅「七戸十和田駅」まで…無事に来て一時間半…東京からの時間はかなり短縮されたのに、実家からの時間はそんなに変わっていないのは…同じ日本人としてなんか憮然とするのです。「♪雪が降る…あなたは来ない…」あ、歌とタイトルの意味…まったく関係ないね?
2017.12.19
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「♪雪が降る~あなたは来ない・・・」ご存じ「アダモ」さんの名曲ですけどね…今日のお話はそんな艶っぽいお話じゃないんです。昨晩から降り続いた雪で…お約束していた盛岡のお客様が、時間になっても現れないんですよ。ようは年末のご挨拶にいらっしゃるだけなのにね?昨年南国九州から転勤で来られ、初めての東北の冬なんでね…心配なんです。この話題にちなんで…もう一つ雪が降る架空のお話を…あれは大学3年の冬でした。実家に帰省していた私のもとに、突然電話が入ったのです。もちろん当時のお話ですから、携帯電話なんてありません。家電に電話が入り、妹が電話に出たのです。「はい?嵯針はいますけど?…はあ…私は妹なんですけど…え?これから着たい?…えっと…兄と変わります。」よくわからないうちに、妹は私に受話器を押し付けました。「あ、お電話変わりましたけど…はい…嵯針ですけど?…え?舞子?」それは幼馴染の「舞子」でした。「舞子」も東京の大学に行っていて…時々会う事はありましたが、なんで突然我が家に電話をしてきたのか?「あのね?これからむつに帰るのさ…ンでね?…もしもし?…ああ、おばちゃんの仏壇にお供えものをお土産で買ってきて…直ぐにでもおばちゃんを拝みに行きたくて。」どうやら妹と会話するときには東京弁で…私と電話を替わった時には方言と東京弁がごっちゃになった言葉になったようです。近所の舞子のことを、妹が知らぬはずはないのですが…「そりゃありがとう…」実は昨年…私の母は他界していましたが…舞子は仏壇を拝みたいと…「来ればいいべさ…近所だもの…」「行ければいいんだけど…私はまだ東京…明日の朝〇〇時に野辺地に着くから…迎えに来て?」「野辺地」とは当時「東北本線」で下北半島の玄関口…私たちはそこから「大湊線」に乗り換えて「下北駅」まで来なければならないんです。もちろん私も、今回の帰省にはそうやって帰ってきました。それなのに…車で迎えに来いとは…「免許取りたてのあんたに…命預けて乗ってやるって言ってるんだから…ちゃんと迎えに来てね?」確かに免許を取ったのは今年の夏休み…でも、雪道をまだ走ったことはありませんでした。電話を切って…家族に相談しました。「なんだお前…舞子じゃないか?何緊張してしゃべってるんだよ?」「だって…舞子ちゃんの東京弁がよくわかんなくって…自分のうちに来る前に…何であたしんちに着たいって?」「お母さんの仏壇が拝みたいって…なあオヤジどうする?」「どうするって…自分の父親に迎えに来てもらえばいいのにな?」「そうだよ…俺が迎えに行くなんておかしいよ。」そんな話をしていた時に…舞子の父親が心配そうな顔でやってきました。「あ、嵯針ちゃん…うちの舞子から電話があったべ?…明日の朝帰ってくるって…俺が迎えに行くって言ったら、嵯針ちゃんから迎えに来てもらうから来るな…こういうんだ…」舞子の父親もほとほと困っているようでした。「で…車はうちのを出すから…どうだべ?迎えに行ってくれるか?」こうして私は翌日…早朝から…不本意ながら舞子を迎えに行くことになったのです。外はしんしんと雪が降り積もっていました。つづく
2017.12.18
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「新高山のぼれ」…これは「攻撃開始」という大日本帝国海軍の暗号であった。では、「新高山」とは?実はこの山…当時の日本にとって一番高い山であった。え?日本一の山は富士山だろ?そうおっしゃるだろうがどっこい…3776メートルをはるかに超える3952メートルの山があったのだ。それが「新高山」である。この山は…歴史上、50年間だったかな?…富士山より高い山ということで「明治天皇」が命名された。お察しの通り、現在の日本にはない…日清戦争に勝利した我が国が「清国」から、1895年の「下関条約」で割譲された「台湾」にある「玉山」という山であり、1945年の「ポツダム宣言受諾」により台湾が中華民国に編入されるまでの間…日本一の山ということになっていた。「新高山」とは「富士山を超える新しい日本一高い山」ということで「新高山」と名づけられたのである。皆さんも台湾に行かれたら、ぜひとも「元・日本一高い山」の「玉山」に上ってみていただきたい。ただし…現在の「新高山のぼれ」は「攻撃開始」の暗号ではないので、平和的に上っていただきたい。
2017.12.18
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来年早々の「むつ市成人式」は1月7日に開催されるようだ。我が家の次男坊もその成人式に該当するのだが、免許を札幌で取らせることにしたので、住所は札幌に移している。したがって我が家には案内が来ていない。どうせなら中学・工区の同級生と一緒に成人式を祝いたいのではないかと電話した。聞いたところによると、教育委員会に問い合わせをして、出席したい旨伝えると、なんとか出席させてもらえるらしいのだが・・・「もしもし?あ、お父さん・・・お前・・・成人式はどうするんだ?こっちの成人式に出るのか?」すると・・・「わかんない・・・大学の課題も多くてさ・・・帰れるかどうかも分からないし・・・」私のときは・・・中学が地元だったけど、高校は青森市で・・・大学は東京だった。(東京大学じゃないぞ!・・・東京方面の大学)けっきょく私は東京の・・・大学同級生たちとある民間の成人式に出た。今もそんなシステムがあるのか・・・イベント会社が主催する成人式だった。固い挨拶もなく、出てきたゲストはある有名タレントで・・・私達と同じ年齢のゲストだった。歌も唄っていたそのタレントは・・・ワンマンショーのようにふるまい、実際は私たちの成人式のような気はしなかったが、次男坊もそのつもりなのだろうか?記念品も付き・・・それはアルバムだったが、その他に抽選会もあって、私は「ポマード」が当たったが・・・もとより「ポマード」で油べったりの頭にはなりたくなかったから・・・誰かにやったような気がする。札幌でそんな成人式に出るのかな?あ、という事は・・・正月は家に帰ってこないつもりか?気ままな大学生である。
2017.12.16
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おツウは与ひょうに固く約束をさせました。「私が奥の部屋でハタを織っている姿・・・けっして覗かないで下さいまし・・・」そして奥の部屋に籠ると・・・「ギーバタン、ギーバタン・・・」と一晩中ハタを織る音が響き・・・明け方、その奥の部屋から・・・それはそれは美しい真っ白な反物を持って、おツウはやつれて出てきたのでございました。その翌日も・・・そしてその翌日も・・・しかし、おツウは反物が出来あがるたびに、徐々にやせ細っていくのでございます。与ひょうはそんなおツウの姿を見て、心配になってきました。「おツウ・・・そんなに根を詰めてハタ織しなくても・・・」「そんなことよりお前さま・・・この出来た反物を持って街に売りに行ってくださいまし・・・」与ひょうはそう言われて仕方なく・・・反物を持って街に売りに出掛けました。するとどうでしょう・・・「こんなきれいな反物なんて見たこともない」そう言って街の人々は、与ひょうの反物をたちまちの内に買い切ってしまったのでございます。与ひょうは驚きましたが・・・おツウにすぐに知らせなければと、家にとって帰したのでございます。家ではまた奥の部屋から「ギーバッタン、ギーバッタン・・・」ハタを織る音が聞こえました。喜んでいた与ひょうは・・・前におツウに言われていたことを忘れて・・・奥の部屋の障子をガラッと開けてしまったのでございます。すると中では・・・寝ころびながらおせんべいを食べて、おツウが週刊文春を読んでいたのです。その近くには「ギーバタン、ギーバタン・・・」エンドレスでハタを織る音を流し続けるテープレコーダーが・・・「見~た~~な~~~」恐ろしい声を出して、おツウは立ち上がりました。「おまえは何をやってるんだ?」与ひょうが恐々に聞くと・・・「反物をネズミたちに盗ませて・・・お前に持たせて街に売りに行かせる・・・そうしてたのさ。」そういうとたちまち一羽の鳥に姿を変え・・・あっという間に飛び立ってしまったのでございます。「あ、あの鳥は・・・そうか鶴のように見えたが・・・あいつ・・・サギだったのか。・・・」それからこの国では・・・人をだます犯罪を「サギ」と呼ぶようになったのでございます。
2017.12.15
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「南森さん・・・マフラー編んだんだけど、してくれます?」高校の一年後輩の響子に呼び出された私は・・・公園のブランコに揺れられながら、そのマフラーを手渡された。薄いチョコレートパウダー色一色のマフラー・・・鉤針編みだろうか?少し網目の大きながぎこちなさを感じる。「ああ・・・ありがとう。学校にしていくとみんなにからかわれるから・・・普段着の時にするよ。」実は・・・数か月前からお付き合いの始まった佐和子からもマフラーをもらったばかり・・・いくら頭の悪い私でも、どちらのマフラーをしたにせよ、問題になりそうだと感じた。佐和子のマフラーは真っ黒・・・「どうせ汚すんだから黒い方が良いでしょ?」ぶっきらぼうに手渡されたが、・・・佐和子らしさを感じた。佐和子のマフラーも・・・私は学校にして行ってはいない。「あ、良いんです・・・佐和子さんも編んでたから・・・それも南森さんが戴いたんでしょ?」知っていたのか・・・「私ね。・・・南森さんのこと尊敬してる以上に、佐和子さんのことも好きなんです。だから学校には佐和子さんのマフラーをしてってください。」響子は一年後輩・・・佐和子は同級生・・・どちらも私が指揮者を務める合唱部の部員だった。「南森さんの音楽に向き合う姿勢って・・・尊敬できるんです。」響子にそう言われたことはあったが・・・私が真摯に音楽に向き合ったことなどない。偶然誘われて合唱部に入部し、先輩から言われて指揮者になった。ただ・・・楽しく唄える歌を練習曲に選んだし・・・コンサートの曲順も・・・なんとなく考えた曲順・・・流れとしては「こんなものかな?」としか思わないで作った。この年のコンサートは・・・ロシアの民族衣装を着て「ロシア民謡メドレー」・・・次に普段着に着替えさせてハリウッド映画の「ミュージカル曲集」・・・簡単なダンスも・・・ダンス部の女子に頼んでつけさせてもらった。そのあとは自分で好きな歌を・・・簡単な無伴奏混成四部にアレンジして一曲・・・そして最後は、全員真っ白なブレザーの制服で、日本人作曲家が作った合唱組曲・・・それも楽しそうなので「河童昇天」を選んだ。「これならステージ映えするだろう。」その程度だったから、とても尊敬されるようなものではないと自分でも思っている。・・・それなのに・・・「明日から学校へは・・・佐和子さんのマフラーをしてってくださいね。私は普段着のときでいいから・・・じゃあ…」響子はそのままくるりと踵を返した。「ちょっと待って!」私は思わず・・・というよりも計算ずくで響子の身体を、背中から抱きしめた。ずるい男・・・付合っていること知られている佐和子・・・そして「陰でいい」と言ってるような響子・・・私はどちらも手放したくない・・・そう考えたようだ。たしかな記憶はないが・・・そう思ったに違いなく・・・響子を抱きしめていた。「ありがとう・・・」その先は何も言えなかった。いきがって、防寒着も着ずに学生服のまま通学していた私に・・・女性二人が作ってくれたマフラー・・・その時も学生服のままだったが・・・抱きしめた響子の身体が暖かかった。すると・・・「バレンタインのチョコレート・・・佐和子さんより小さいのを作りますから、それも持ってきていいですか?」その一言で響子のしたたかさを感じた南森だった。
2017.12.14
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「カラーン」…ドアに取り付けられた「カウ・ベル」がなった。 「いらっしゃい…」カウ・ベルがあろうがなかろうが、直ぐに気付くほどの小さなスナックだった。 「オハよ!」 少し癖のあるイントネーションで挨拶をした。 「しばらく顔を出さなかったよね?」 「アァ、忙しかったんだ。」 「嘘ばっかり…一昨日、アマディウスに入ったとこ見たよ。」 「そっか…」 「アマディウス」は最近お気に入りの新しいスナックだが、べつに隠す必要はない。 「あそこには可愛い子がいるらしいね?」 「そうだな…」 「あんたのトコの娘と同じくらいでしょ?」 「いや、うちの娘のほうが上だ。」 「そんな若い子のお尻を追い掛けてどうするの?」 「追い掛けているわけじゃねえよ。」 少し声が小さくなった。 「でもな、たまには若い子と話をしないと老けちゃうからな。」 私はグラスを手にとった。この短い会話の間に、いつの間にかママは私の「焼酎・水割り」を作っていた。 「お通しは要らないよね?」 「アァ、いらねぇ…」 「チョコでもあげようか?」 「あ、おまえ…かみさんに頼まれて、俺を糖尿病にして殺すつもりだな?」 「バカなことばっかし…」このスナック「ボン・ジュール」のママは、私の小学生時代からの同級生…しかも同じ町内だったから、いわゆる「幼なじみ」だった。 田舎ではよくあることで、「幼なじみ」のママは数人いる。しかし、このママは一緒に「お医者さんゴッコ」をした仲である。 「そういえば、おまえ…右のオッパイの下にホクロがあったよな?」 酔っぱらってからかうつもりで、全く知らないお客さんの前で話したことがあった。でもそれは直ぐにバレた。 知らなかったが、その知らない客は当時の旦那だったらしい。 前もって、私の名前が「内藤」で、ママと幼なじみで、…けっこう細かな情報まで持っていたようだ。いつの間にか、その旦那はいなくなってしまった。 「おかわり…」 新しい水割りが出てくる。 「今日は歌わなくていいの?」 「歌うよ…いつもの奴…」いつもの前奏が入る。ママは勝手にキーをひとつ下げる。 歌を歌っていると、ママがおかわりの水割りを作る。 「あ、タクシー呼んで…」 水割り3杯、カラオケ1曲…ないしは2曲…お通しの代わりにチョコ…値段はほぼ決まっているが、とりあえず聞く。そして言われた通りの金額を支払っていると、タクシーの運転手が迎えに来る。 「じゃ、また明日…」 「期待しないで待ってるわ…」いつもの通りだ。
2017.12.13
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毎朝の事ではあるが、会社についてすぐすること・・・それは神棚に手を合わせることである。以前から、毎月「1日」と「15日」には「米・塩・酒」そして「水」を取り替えて参拝をしていたが・・・ここ数年、毎日「水」を取り替えて「二礼二拍手一礼」をして参拝している。もちろん「1日」と「15日」の「米・酒・塩」の取り換えは今も続けている。会社が休日の時、あるいは出張の時は出来ないのだが、そんなときは自宅の神棚や出張先近くの神社で参拝することにしているのだが・・・もちろん、自宅の神棚は毎日参拝し・・・いないときにも家族が手を合わせる。あ、会社の神棚は・・・私がいないときでも、社員の皆さんが拝礼をしていただいている。強制しているわけではない。社長室にある神棚に参拝するとともに、私と朝の挨拶を交わすことにしているのだ。これは社員の体調管理というほどではないが、顔色を見ることが出来るし、ちょっとした打ち合わせをすることも出来る。私が出張のときでも、だから誰かが参拝してくれている。特に私は出社時間が早い方である。遅くても午前7時前には会社に到着して・・・清々しい静寂の中・・・お祈りをする。始業の行事としては気持ちが良い。社員が誰でも社長室に入れるのか・・・とおっしゃる向きもあるでしょうが・・・社長室に貴重なものは置いてない。だからドアはたいてい開いているのだが・・・締めるときは、重要な会議がある時ぐらいかな?朝の神棚参拝・・・皆さんにもお勧めしたいと思う。
2017.12.12
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昨日と今日は10年前に創作した「かさ地蔵」を掲載しています。まだ読んでない方もいらっしゃると思うんですけどね…私としては、けっこう面白い作品になったんじゃないかと思うんです。だから皆さんに読んで貰いたいんですけど・・・という事で・・・当時の前段も含めて載せちゃいます。≪かさ地蔵≫その2お歳暮で「温泉の元」をいただきました。「草津の湯」っていうのを使ってみたら、緑色なんですけどお茶の香りがするんですよね。なんとなく「煎茶」に浸かってる気分でした。(なんでかな?)さて、昨日から書き始めている「かさ地蔵」ですが、自分でもなんで北欧を舞台にしちゃったのかわかんないんですよ?マア、いつも勢いだけで書いてますからね・・・どうなることやら・・・・・・とりあえず・・・「つづき」をどうぞ・・・・・ 「世界神様協議会」については、ひじょうに不公平感のある組織だっていうことは話しましたけど、もう一度言いますね。「キリスト教」は「唯一神」ということで持っている議決権は「1票」、それに対して、「日本神道」は「やおよろずの神」ということで、800万票の議決権をもってるんです。この12月24日の事に関する議案も、「日本神道」の800万柱の神様と仏教の代表である「お釈迦様」の共同提案という形で提出されたんですけど、・・・・その議案のタイトルが、「12月24日を地蔵講の日と定め、各宗教宗派を問わず、貧しきものに新年を迎える喜びを与える決議(案)」(仮称)って言うんです。・・・この協議会の決議は、「多数決をもって為す」という規約になってますんで、議案提出と同時に「決議採択」って事になるんですけど、これにはさすがの「イエス様」も怒ったようです。「我々、他宗教の神は、この地蔵講案(略称)に、絶対反対する!」と叫んではみたものの、昨日も言ったとおり、「イエス様」は「神」ではなく、「神の御子」っていう立場で発言権もないんです。けっきょく押し切られる形となり、この議案は通過しちゃったんですけど、信者の数ではかなりの数を誇るキリスト教ですから、人間世界の「国連」ほどではないですけど、じゃっかんの拒否権みたいなものがありまして、(いちど神様達が決めたことですから拒否はできないんですけど・・)、名称変更の自由を取り戻すことができたんです。「地蔵講決議に対しての各宗教間での名称変更の自由に関する条例(案)」って言うんですけど・・・・で、各宗教に持ち帰って会議を開き、名称変更をしようとしたんですけどね、年末ですから神様達も忙しくて・・・・・キリスト教の場合、「唯一神」である父親と、その息子の「イエス様」が話し合いをしたんですが、神; 「忙しいから地蔵講でもいいじゃないか?」イエス;「絶対反対!」神; 「じゃあお前の誕生日の前の日だからクリスマス」イエス;「誕生日のパーティ、前の日にする奴なんかいませんよ?」神; 「じゃあクリスマス・イブでいいじゃないか」こうして、キリスト教では「地蔵講の日」改め「クリスマス・イブ」になったということです。ここで、「地蔵講決議」の内容を列記しておきましょうか。12月24日を地蔵講の日と定める。この日は、元日の一週間前であることを考慮した。この地蔵講の行事は、貧しきものに新年を迎える喜びを与えるもので、物で与える場合、その配布は深夜に行う。深夜の配布は、泥棒と間違えられる恐れがあるので、出来るだけ派手な服装で配布すること。(できれば赤がよい) まだまだ細かく規則が決められてるんですけど、そこまでは必要ないでしょう。さてそのころ、「決議」を勝ち取った日本では、800万柱の神様とお釈迦様が喜びにわきドンちゃん騒ぎを繰り広げていました。「どうだい、せっかく勝ち取ったんだから、宣伝のために民話でも作らないかい?」こうして出来上がった民話が「かさ地蔵」でした。むかしむかし、あるところに老夫婦が住んでいました。この老夫婦はまもなく迎えるお正月の準備がまったくできませんでした。それだけ貧乏だったんです。おじいさんは、このままではいけないと、せっせと菅笠作りをはじめます。それをもって町まで売りに行こうというのです。しかし、まったく売れず、おじいさんはガッカリして家に戻ってきました。追い討ちをかけるように、帰り道・・・雪が降ってきます。ひょいと見ると道端に立っていた「六地蔵」のおつむりにも雪が積もっています。おじいさんは売れ残った菅笠を六地蔵様にかぶせてやり、家に帰りました。その深夜のこと、誰かが戸を叩くのです。「今時分、だれだろう?」おじいさんが戸を開けてみると、なんとそこには「おもち」や「米」、「野菜」・・・たくさんの「金銀財宝」がおかれてあったのです。「誰が持ってきたんだ?」お爺さんが、道の向こうを眺めて見ると、六体のお地蔵様が、「赤い涎掛け」をして、ご自分たちのもといた場所に戻るところでした。こんな民話です。さて、話はまた「イエス様」と「サンタさん」の電話に戻りますけど・・・・「それでも私は、私の目の前でこんな決議が通ったこと、いまだにガマンできないんだよ!」イエス様が言いました。「そこでクリスマスのちょっと前に、ハロウィンなんていう祭りを作り、日本の800万柱の神に負けないようにしたんだ。」「そうすると私の服装がこんなにも真っ赤なのは?・・・・もしかして・・・」サンタさんが最後の質問をすると、「そうそう、地蔵どもの真っ赤な涎掛けなんぞに負けてたまるか!」しばらくして、丁寧な挨拶を繰り返し、電話を切りましたが、「フウーッ・・・・・・」サンタさんは、大きなため息をひとつしてから、また仕事にはげみ始めました。 ということで、12月24日は「地蔵講」です。皆さんもキリスト教徒のクリスマスをお祝いしてかまいませんが、ついでに、仏教寺院の「お地蔵様」に手を合わせに行って見ませんか?おしまいどうでしょう皆さん・・・12月24日は・・・むつ市の「吉祥山圓通寺」では「地蔵講」が確か11時から行われます。これは「圓通寺」で管理されている「恐山菩提寺」のご本尊様が「延命地蔵様」でありまして、恐山ではたくさんの「お地蔵さま」がお祀りされてされているんですよ。ぜひ皆さんもどうぞおいでください。「なんで圓通寺でやるんだ?」ってそれはこの時期・・・恐山は「通行禁止」で・・・5月までは「食糧運搬」のクルマしか行けないからですよ。皆さんは「圓通寺」の方にお参りください。
2017.12.10
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毎年、12月になるとこの「かさ地蔵」を載せてます。私が創作した「小説もどき」の中でも「ナイト童話集」に載せているものです。今回は10年前のものを、そのまま掲載します。うちの次男坊も当時は10歳・・・登場します。私も若かったなあ・・・(遠い目・・・)先日、あるスナックにお勤めの美香ちゃんから「社長さん、もうすぐクリスマスなんだけど~、美香、指輪が欲しいな~」なんて言われましたが、「おじさんは、サンタでもなければクリスチャンでもない」ってお断りしました。ほんと最近あちこちでクリスマスソングが聞こえてきますよね・・・・・次男なんか、「サンタさんからなに貰いたいんだ?」ってカマをかけ質問したのに、突然神棚の前に駆けていきまして・・・・「二礼二拍手」・・・・「サンタさん、ボクに銀魂の新しいDSソフトください!お願いします」そして最後に「一礼」古式ゆかしく「日本神道」の形式にのっとってお願いしてましたけど・・・・神棚にサンタさんいるかなあ~?「宗教が違う」って言おうと思ったんですけど、考えてみれば、私の同級生のお寺の住職さんが、幼稚園の園長さんもしていてこの時期・・・クリスマスツリーを飾ってるんです。「仏教の僧侶がクリスマスっていいのか?」そう聞いたことがあるんですけどね・・・・・そうしたらその答えが!「あれはクリスマスツリーじゃない。お釈迦様が涅槃に入った菩提樹だ。」でも・・・どう見ても「モミの木」でも「菩提樹」でもなく・・・その辺にある「雑木」なんですよね。では・・・毎年恒例の「かさ地蔵」をどうぞ! むかしむかし、オーロラが光り輝く北欧のあるところで、サンタクロースというおじいさんが一生懸命仕事をしていました。このサンタさんの仕事というと・・・・そう、クリスマスに世界中のよい子たちにプレゼントを贈る仕事なんです。今はまだ、その準備中ってことで、子供たちからの「お願いの手紙」を読んだり、おもちゃを作ったり・・・とっても忙しいんですけど・・・・実はサンタさん・・・・不満に思っていたことがありました。「なんで、クリスマスなのに、プレゼントをあげなくちゃいけないんだ?」皆さんは、クリスマスだから当たり前・・・って思うかもしれないけれど・・・・「クリスマスって、イエス様のお誕生日なんだよなあ・・・・・お誕生日なら、イエス様の方がプレゼントを貰わなくちゃいけないのに・・・・・」世の中の子供たちは、自分の誕生日にもプレゼントを貰い、そしてイエス様の誕生日なのに、またプレゼントを貰おうとしているのです。「他人の誕生日にプレゼントを貰うっていうのもなあ・・・」サンタさんは、毎年毎年不思議に思っていましたし、そのおかげでいつも忙しいから不満に思っていたようです。「そうだ!イエス様に直接聞いてみればいいんだ!」サンタさんは、イエス様の家に直接電話をかけました。「トゥルルルルルルル・・・トゥルルルルルルル・・・・」呼び出し音が鳴り、しばらくすると「はい、イエスです。」(ここは笑うとこですよ・・・このあとは笑いたくても笑うとこないんですから!)(・・まだわかんない?・・・・はい=イエス・・・説明の要る駄洒落って寒いなあ)「あ、もしもし、サンタです・・・・いつもお世話になってます!」一通りの挨拶が終わってサンタさん・・・・さっそく質問したんです。「あのう・・・クリスマスってイエス様のお誕生日なのに、なんでプレゼントあげなくちゃいけないんですか?・・・・誕生日ならプレゼント貰うのが常識だと思うんですけど?・・・・」なんだかラジオ番組の「子供電話相談室」みたいなんですけど、サンタさんは真剣に質問しました。その質問にイエス様も「電話相談室」の先生のように優しく答えました。「それはね・・・世界神様協議会で決められたことだからなんだよ!」世界神様協議会・・・・・サンタさんには初めて聞く名前の会です。「サンタ君は12月24日って何の日か知ってるかな?」それは、イエス様の誕生日・・・・そう言おうと思ってハッとしました。イエス様の誕生日、つまりクリスマスは12月25日なんです。12月24日はクリスマス・イブ・・・・前夜祭なんですよねえ・・・・・・「お誕生日のパーティはふつう、その子が本当に生まれた日をお祝いするんだよね?・・・でもクリスマスのパーティって前の日にしちゃう・・・これってちょっと変でしょ?・・・・」イエス様は優しく説明してくださいます。「これはね・・・だから本当はわたしの誕生日をお祝いする日じゃないんだよ」サンタさんは驚いて声を出すこともできませんでした。「さっき話した世界神様協議会ってね、世界中の神様が集まっていろんな事を多数決で決める会なんだけど・・・・・」ここからはかいつまんで説明しよう・・・・・神様が集まるといっても、その宗教によっては神様の数が違うんです。キリスト教やイスラム教では、神様は一柱しか存在しませんが、ヒンドゥ教や日本の「神道」なんかは、神様の数が異常に多いという事で、特に日本神道」においてはやおよろずの神って言いまして800万柱の神様が存在してるんだそうです。ちなみにイエス・キリスト様はこの「世界神様協議会」においてはオブザーバーという形で参加しているのだそうですが、正式メンバーではないので議決権は持たないということで・・・・・・なぜって、イエス様は神様じゃないから・・・・・・「ええ!」って方にそっと教えておきますけどね・・・・イエス様は「神様」じゃなくて「神の御子」ですよ・・・・・・そんなわけで、不公平感いっぱいの「世界神様協議会」なんで、イスラム教の「アッラーの神」はとっくに脱会して、独自の「イスラム社会」っていうのを形成しているそうですが・・・・・あらら、眠くなってきた・・・・このつづきは明日にしましょう
2017.12.10
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「終活を始めてますか?」人生も終盤に入り、最近つくづく思うのは・・・体力が落ちたことはもちろんだが、それ以上にやりたいことが失せてきていることだ。以前はかなりいろんなことに手を染めた。それをいちいち列挙するつもりはないが、昨年まではあれほどブログに書いていた「小説もどき」も、アイディアが生まれてこないという理由で書いていない。楽器をうまく弾きこなしてみたいと思って、久々にギターを引っ張り出してみたり、ヴァイオリンを買ってみたりした。プラスチック製のトロンボーンまでネットで買おうとしたことがあった。しかしそれらの楽器も・・・今や押し入れの隅や心の片隅で眠っている。ヴァイオリンは・・・「練習するのにご近所迷惑になりそうだから、電子ヴァイオリン・・・音が大きく出ないものを用意して・・・楽器屋さんに行き・・・〝初心者でもよくわかるヴァイオリンの教則本(文字の大きくて読みやすい)”まで買ってきたのにである。何かやりたい・・・っていう気持ちが、年齢のせいなのか・・・ここのところ急速に現れてきたのである。「死にたい」わけではないが・・・「そろそろ終活かな」という事も考え始めている。ところがつい最近・・・あることがあって・・・「今死んじゃいられない」という気持ちがムクムクっと湧き上がってきたのである。「こんなことはしていられない」そう思った私は「やる気を増幅させる」ために「感性磨きの訓練」を始めたのである。しかも安価で・・・最初は子供が使っていたエレクトーンで・・・「バイエル」の練習を始めた。これは比較的短期間で終えることが出来た。次は同じくエレクトーンを使って「ツェルニー」の練習を始めている。「ツェルニー」は「ヴェートーヴェン」の弟子であるが・・・ピアノの指使いの練習としては比較的有名な楽曲である。「バイエル」よりは難しいが・・・それでも今のところ順調だ。次に・・・楽譜を初見で唄う練習も同時に始めた。学生時代、コーラスをしていたことから・・・私は楽譜を見てすぐに歌えるように訓練はしていた。最近、それもしなくなってはいたが・・・本屋に行けば1000円くらいで電話帳ほどの「歌本」が販売されている。知ってる曲を唄うんならそんな「歌本」はいらない。最近の若者が唄う「新曲」(歌本はおそらく昨年ヒットした楽曲集)を読むようにしている。見たことも聞いたこともない歌ではあるが・・・そんなことは知ったこっちゃない。私にとっては知らない曲・・・それが即新曲なのである。これが私の「感性磨きの訓練」なのである。「なんだ・・・あいつは歌を唄うことを辞めたって言ってたじゃないか」たしかにそう言ったが・・・感性磨きのためである。「人前で歌を唄うことを辞めた」という風に変えさせてもらおう。「感性磨き訓練」は音楽だけにとどまらない。私は時々「本屋」に行く。本は好きだが・・・この頃は老眼のせいで細かい文字は読めない。そこで「本屋の棚」に居並ぶ新作小説の「背表紙のタイトル」を読むのである。「背表紙のタイトル」だけを読んで、「その中身を想像する」のである。これはやってみると実に面白い。いわば・・・既成の小説のタイトルだけ借りるのである。中身は全く関係の無い私独自の「小説もどき」になるのである。本屋で背表紙だけを見るだけだから、、金もかからない・・・皆さんも一度お試しあれ。本物良い面白い名作が出来るかもしれませんよ。こうして…私は「訓練」をしています・・・自分では「感性磨き」の訓練だと思っていますが・・・これで少しでも長生き出来たらいいかな?だって「終活」って「死んじゃう前提」でしょ?やっぱり「死ぬ」のは怖いもん・・・
2017.12.07
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青森市へ・・・昨日は11時から安全運転管理者協会理事会・・・12時半に終わって・・・さて・・・そのあと18時から忘年会があって、青森市に泊まることにしてたから、時間をつぶさなきゃならない。こんな時は床屋さんに行くことにしているんです。前にも話したけど、地元にいるとなかなか床屋さんに行く時間が作れない。ところが会議とか会合の場合、スタートの時間がはっきりしているから、床屋さんも行きやすい。その後、ホテルにチェックイン・・・若干の休憩をして「忘年会」の会場へ・・・「創作ダイニング」と銘打った居酒屋さんへ・・・なかなかの味のお店だったが、正直なところあの高級食材でまずかろうはずがない・・・っていう感じでした。しかし問題は・・・この忘年会開催の主旨・・・「日ごろお世話になっているお客様と一年間の御苦労を慰労する・・・」という主催者のご挨拶から始まったが、中身は売り上げが足りないというようなお話し・・・でも、公共工事を中心とした商品で、その公共工事の数量が少ない。「景気は上昇中」という・・・それは国の言い分であって、オリンピックがある都会ではそうであろうけれども、青森県の予算で公共工事が増える要素もない。最盛期の35パーセント・・・これで利益を上げろというのは・・・そんな思いをしながら二次会へ・・・でもご機嫌なのは主催者だけで・・・この雰囲気の中で盛り上がるわけがない。二次会はさっさと終わった。お店を出ると・・・「あ、ここだったのか?」いや、最近は青森市のスナックもあまり行ってなかったんだけど・・・私が以前から行っていたお店の前でした。といっても・・・1年前に行ったきりだったかな?久しぶりだったが・・・「社長、痩せたね・・・え?歌をやめたの? 」そうなんですよ。カラオケを辞めた私ですから・・・スナックで飲んでいても手持無沙汰で・・・すぐに出ました。そしてもう一軒のお店に。私が若いころから行っていたスナック・・・親子三代のママさんのお店。「あら、社長・・・久しぶりだね?」そう言ったのは現在38歳の三代目・・・「大ママ・・・どうしてる?」初代のママは現在81歳・・・「血圧が高くてね・・220くらいで・・・薬を飲んでも180から下がらないのよ。」そりゃ大変だ。「偶然なんだけど・・・今日大ママから、最近来てない社長の話しが出てね・・・電話しろって聞かないのよ。・・・今日来てくれたから明日報告するけど・・・」そこで最近の我が家にあった出来事を話し・・・そこもすぐに出てホテルに帰った。どうも「カラオケ」が無いと時間が潰せないな。帰ってからメールの確認をして・・・出来るだけ明るくしようと返信をしたのだが・・・どうやら空回りの返信になったようだ。カラオケがないと・・・私はダメなのかな?
2017.12.06
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今日の会合・・・実はダブルブッキングで、あちこちにご迷惑をかけてしまいました。この時期はよく有りがちなことなんですよね。ひとつは「青森高校vs青森東高校スポーツ交流会」・・・毎年開催してるんですけど、最近は出席できてませんね。だって「本日・土曜日」とはいえ・・・私は出勤日。たしかに同窓会支部長の私ですけど・・・まあ、選手はたくさんいますから・・・それに今日の競技は「ボーリング」私ね・・・ちょっと苦手なんですよ。「ボーリングって100点満点なんだろ?」その程度の成績しか出したことはないんですよ。たまに「108点」なんて出した日にゃ・・・「お!、今日は消費税か利息まで付いてきた」って大喜びの私なんです。選手にはがんばってもらって、若さで勝ってもらいたいと思います。それじゃゲーム終了後の「反省会」に出れば?ところが今日は、「地域限定のコミュニティFM局・FMアジュール」という放送局の「防衛省大臣表彰祝賀会」があるんですけど・・・私、この局の役員なんでこっちに出なくっちゃ。「同窓会支部長としての責任はないのか!」と言われそうですが・・・そこは時間的なこと場所的なことがあるんで・・・勘弁してもらいます。責任をとって、支部長は来年辞任しますから・・・あなんで「防衛大臣表彰」をいただけるかというと・・・「海上自衛隊の番組」があるからなんですよ。「大湊地方総監部」という海上自衛隊の施設が「むつ市」にはあるんですけど・・・この町にとってはとても大切な施設ですからね。・・・日ごろどんな業務をされてるのか、市民の皆さんにお伝えしたいですからね。放送局開局のころから、ずっと続けてきた番組なんで、戴けるようになったようです。しかし、毎日会合続きで・・・私の身体はもつのかな?
2017.12.02
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皆さんの興味を引きそうな話題・・・実は「告白しよう」という事ではなく・・・何時ものようにあるスナックでの出来事です。私、最近歌を唄うことを辞めたので、ママさんが相手のしようがなくて、こんな質問をしたのです。「ねえ・・・社長はfacebookなんかで、女性と付き合ったことがないなんて言ってるけど、そんなことないでしょ?」〝しょうもない”話題ですよね。ま、他にお客さんもいなかったから話題もなかったんでしょうけど・・・「ないよ・・・」「だってfacebookなんかに〝小説もどき”って書いてるけど、恋愛ものが多いでしょ?・・・あれって事実でしょ?」「ないから妄想してるんだよ。」「いや・・・妄想なんかじゃないね?あれって事実でしょ?」「妄想だから何でも書けるんじゃないか。だからこそ・・・官能小説を書こうと思っても経験がないから書けないって言ってるだろ?」「付き合ったことがないっていうのはウソでしょ?・・・」「ないよ。・・・結婚したのだってお見合いだし。」「ね、ね・・・付合ったことはないにしても、好きな女の子とか・・・心ときめいた人っていうのはいたんでしょ?」「そりゃないっていう事はないけど・・・」「それ教えてよ。」「なにを教えるんだよ?」「好きなタイプとか・・・心ときめいた話しとかさ?」「・・・・・・・・・」「あるんでしょ?・・・コクったことはないの?」「なんでそんなフラれた話しをしなくちゃならないんだ?」「社長がフラれるってことがあるのかな?」「一度フラれたらトラウマになって・・・あとが続かないんじゃないか?」「ほらそうやって誤魔化そうとする。・・・正直に話しなさいよ!」そこで、他のお客さんも入ってきたから・・・次に来た時に教えてやると言って帰ってきてしまいましたが・・・実際「恋愛経験のない」私としては・・・どうすればいいんでしょうかね?モテないから「慰めてくれる」というのならわかるんだけど、モテないからそれを「攻める」というのは・・・女の人って残酷ですね。今度来るときまで・・・「恋愛経験」をまた創作しなきゃ。私の「小説もどき」はこうして作られるのです。
2017.12.01
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